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22歳女子大学生、早く結婚するよう説得されています。

こんにちは。高校5年生です。

762回目の投稿『女子大学生、「結婚しろ」プレッシャーと戦う』で、祖母が祖父との馴れ初めを話してくれたことをお伝えしました。私はその記事で「別に1記事書きたいほど良いお話だった」と書きました。そう書いたものの記事にしていなかったので、今回は祖父と祖母の馴れ初めについて、ここに書いていきます。

以前お話しした通り、2人は結婚するまで会ったことがありませんでした。では、どうやって出会ったのか。2人を引き合わせたのは、手紙でした。

祖父の実家は、お寺です。祖父はお寺の子として生まれました。近所の人に連れられ、そのお寺に通っていたのが、祖母のお母さんでした。私のひいおばあちゃんですね。
あるとき、祖母は自身の母親がいつもお寺にお世話になっているからと、お寺宛てにお礼の手紙を書いたそうです。それを読んだのが、祖父のお父さんでした。私のひいおじいちゃんです。
ひいおじいちゃんは手紙を読み、とても綺麗な字でしっかりした人なのだろうと思ったらしく、祖母に返信の手紙を出しました。そこには、「自分には年頃の息子がいるので、お世話してくれないだろうか」というようなことが書かれていたそうです。これを受け、祖母は1度も会うことなく祖父と結婚したというわけです。

この話を聞いて私がまず考えたのは、「え、ドラマみたい」でした。ひいおじいちゃんは祖母の姿を見たことがないのに、手紙から人柄を推察して、自分の息子と結婚して欲しいと祖母をスカウトしたわけです。ひいおじいちゃんの目利き、すごくないですか?

次に、「羨ましい」と思いました。祖母は結婚相手を探して欲しくて手紙を書いたわけではなく、単にお礼を言っただけでした。それがきっかけで縁談がまとまるなんて……そりゃ、皆婚社会にもなりますよね。言い方は悪いですが、祖母は特別に何か努力して結婚に行きついたわけではなく、自然と結婚する運びになったわけです。マッチングアプリを始めたり、結婚相談所に登録したり、デートやプロポーズをいつどこでするか考えたりと主体的に婚活しなければ結婚に至らない人がたくさんいる現代を生きる私からしたら、「羨ましい」しか出てきません。
私も手紙ならよく書いております。「あなたの手紙が素敵だったので、うちの息子とぜひ結婚して欲しい」なんて言われてみたいものです。

祖母は、私に結婚を考えさせようとこの話をしたわけですが、この話を聞いて私は「よし、結婚するために頑張ろう」とはなりませんでした。むしろ、「おばあちゃんの時代と結婚のハードルが全然違うのに、事情も知らずに簡単に結婚を強いらないで欲しい」という考えさえよぎりました。悪い孫ですね。
22歳3ヶ月、今の私には結婚を考える相手すらおりません。さあ、果たして私はいつ結婚するのでしょうか?そもそも結婚できるのでしょうか?お楽しみに。

以上、「22歳女子大学生、早く結婚するよう説得されています。」でした。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
次の投稿でお会いしましょう!