身長差22cmカップルの良いところ・苦労するところ
こんにちは。高校5年生です。
766回目の記事『低身長女子大学生、初めてのアパレル通販デビュー体験記』でお話しした通り、私は背が低いです。154cmしかありません。極端に平均を外れているわけではないものの、低身長向けを謳う洋服ブランドは155cm以下をターゲットにしていることが多いですし、人を見上げることは多々あってもその逆はあまりないので、やはり小さいのでしょう。
そんな私は、お付き合いしているパートナーと身長差が22cmあります。彼は176cmです。今回は22cm差カップルのメリットとデメリットについて、実体験を元にお話ししていきます。
22cm差って大きいと思いますか?小さいと思いますか?
私は大きいと思います。私が想像する理想のカップルの身長差は10cmです。10cmなら、身長差を気にせず相手に向き合えそうですよね。
22cmは結構、身長差を感じます。例えば、上りのエスカレーター。彼はいつも私を先に乗せてくれますが、1段下に彼がいるにも関わらず彼を見下ろしたことはありません。むしろ目線は上のままかもしれません。調べたところ、エスカレーターの1段の高さは21cmだそうです。よくある階段よりもエスカレーターの段差は高さがありますが、エスカレーターでさえも私達の身長差を埋めることはできないのです……!「何てチビなんだ私は」と頭を抱えたくなります。
ハグをするときも、立ったままだと苦しくなります。彼の手が伸びる位置に、私の首があるからです。彼が嬉しそうに無我夢中で私を抱き寄せるとき、私は首を絞められます。ハグに慣れていなかった頃は何も言えず、ただ時が過ぎて彼が離してくれるのをひたすら祈って待ち続けるのみでしたが、少しずつ信頼関係を築けるようになって、「ハグするとき息が苦しいから、手の位置変えてもいい?」と言えるようになりました。
その後、「ハグして良い?」と訊かれたとき、彼の手が固定される前に背伸びするようにして、手が首のところに来るのを回避していたのですが、彼に「背伸びしなくて良いよ、俺がしゃがむから」と言われてしまいました。優しさは受け取ったものの、傍目から見たらお父さんと娘みたいに見えている気がします。それからは彼がしゃがむのを忘れていて首を絞められそうになったときだけ、背伸びをします。背伸びすると彼も思い出すのか、私に合わせて腰を曲げてくれているようです。
最近は座ってハグされることが多いです。これなら身長差は気になりません。横に座って正面からハグすると少し遠い感じがするからか、後ろから抱きしめられる機会も増えました。私のお腹に彼の手が来るので体型を知られるようで恥ずかしいですが、正面でハグするときの苦しさがなく、温もりを感じて嬉しいです。
手を繋ぐときの高さも苦労しております。どちらかがちょうど良い高さに設定すると、もう1人が不自然に腕を曲げなければならないからです。お互い気を使い合って、お互い変に腕を曲げていることがよくあります。
苦労している点ばかり挙げましたが、良いところもあります。触れ合い以外に困ることはありません。例えば、私がどれだけ高いヒールを履いても彼を追い越すことがないのはメリットです。「ヒール履きたいのに彼が嫌がるから……」と迷っている高身長女性がいる中、「何cmのヒール履いても良いよ♪」と言ってもらえるのは幸せなことですね。
あとは、ちょうど目線を下げた位置に私の頭があるので、よく撫でてくれます。座っているときも彼は私の頭を撫でるので、位置の問題ではないかもしれませんが嬉しいですね。背が小さいとフォルムが気持ちかわいく見えるみたいなので、スタイルに自信がない私にとってその点は救いです。
身長差は埋められるものでもなければ、作れるものでもありません。違いを受け入れて、乗り越えていける人でありたいです。
以上、「身長差22cmカップルの良いところ・苦労するところ」でした。
最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
次の投稿でお会いしましょう!