22歳女子大学生から見る、好印象なおじさんの特徴4選
こんにちは。高校5年生です。
776回目の記事『大学生が考える、知らないおじさんに話しかけられる理由』をご覧くださった皆さん、ありがとうございます。
今回は、よくおじさんに声をかけられる私から見て「こういうおじさんは好印象だな」と思う方の特徴を4点、お話しします。年上の方に思い上がったことを言うようで恐縮ですが、よろしければお付き合いくださいませ。
①終始、敬語で話す
人として当たり前じゃん……初対面ならなおさら……と思いますが、性別に関わらず中高年の方は一言目からタメ口が多いです。一言目から敬語で、話し続けても変わらないのは学校の先生ぐらいです。きっと親しみを込めてタメ口にしてくださっているのでしょうが、私がそれに気づいたのは20歳を超えてからでした。それまでは「やっぱり子どもだから、なめられているんだな」と思っておりましたので、敬語で話すだけで好印象をゲットできます。私も中学生や高校生、大学の後輩と喋るときは絶対に敬語です。
②一言二言話したら、さっと立ち去る
おじさんに声をかけられるとき、1番困るのが「話の切り上げ時が分からない」です。人によっては言葉を挟む時間もなく、相槌を打ち続けるしかないくらい続けてお話しされる方もいらっしゃいます。続きの気になるような話ならともかく、知らない人から長く話を聞くのは大変なので、「一言喋る→相手が何か返してきたらそれに対して返答→立ち去る」ぐらいがちょうど良いのではないでしょうか。これぐらいだったら、仮によく分からないことを言われても「今の、何だったんだろう?変な人だなぁ」で笑って終われます。
ちなみに、私は知らないおじさんに「そうなんですか」「すごいですね」「へえ、面白いですね」と返事をするとき、本当にすごい・面白いと思って言ったことはほぼありません。そう言う理由は、他に返す言葉が見つからないからです。話を切り上げたいときは「へえー」と「そうなんですか」を繰り返し、「すごいですね」を出さないように気をつけています。それでも話が終わらないおじさんが結構いらっしゃるので、「リアクションを取る=興味津々」と解釈されているのかもしれません。
リアクションから読み取るのは難しいかもしれませんが、反応があるからといって話を長引かせないよう気をつけてくださいませ。
③褒めたり、励ましたりしてくださる
知らない人と話すことに抵抗がある若い世代にとって、唯一嬉しいのは「褒められる」だと思います。知らない人に声をかけられたくない人も、褒め言葉によりますが、一言褒められるだけなら悪くないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
例えば私は就職面接のとき、企業のビルのエレベーターに乗り合わせた社員と思われるおじさんに「面接?頑張ってね」と言われたことがあります。「○○階で良い?」と聞いて、面接が行われる階数のボタンを押していただいたときも、「私が押さなきゃいけないのでは?!」と焦ったものの嬉しかったです。おじさんではなく若いお姉さんでしたが、リクルートスーツ姿で飛行機に乗った際、隣の席の方に「就活ですか?頑張ってください」と言われてものすごく励まされたこともあります。
こういった励ましは単純に嬉しいですし、返答に困る声かけではないので嬉しいですね。
注意したいのは、「○○した方が良いよ!」といったアドバイスにならないようにすることと、一言でパッと褒めること、容姿を褒めないことです。知らない人に上から目線でアドバイスされたら嫌ですし、ダラダラ褒め言葉を並べられても嬉しくないですし、褒めていても容姿に関して指摘するのは失礼だからです。
「すごいね」「頑張ってるね」といった、抽象的な褒め言葉がおすすめです。
④相手を下に見ていない
「敬語で話す」と言いたいことは同じです。対等に接する大人というだけで印象が格段に良くなります。
今でも思い出すのは、高校時代にお世話になったスキー教室のインストラクターの先生です。おじさんというよりおじいさんの年齢の男性で、とても腰が低かったのです。先生は最初に「私のことは爺やと呼んでください、私は皆さんをお嬢様として接します」と宣言しました。言葉通り、爺やはみんなのことを「○○お嬢様」と呼び分け、まるで執事のように丁寧な言葉遣いと態度でスキーを教えてくださいました。スキー教室の参加者は全員女子だったので「お嬢様」だったのですが、もし男子がいたら「○○お坊ちゃま」と呼んでいたことでしょう。
もちろん、爺やは大人気。「一緒に写真撮って欲しい」という女子がやってきたり、みんなで「爺や~!」と叫ぶと遠くから滑ってきてくださったりと楽しいスキー教室でした。
お嬢様と呼ぶ必要はありませんが、お嬢様に対するように丁寧に相手と接することは好印象に繋がります。爺やは良い意味でインストラクターっぽくなかったから、みんなに大人気だったのです。上から目線で教えるのではなく、お嬢様を支える執事のように生徒をサポートしたことが、爺やの人気のポイントです。
今思い出しても、私も年を取ったらあんな風に若い人と接したいなと思います。
4点挙げてみましたが、いかがでしたか?
「好印象なおじさんの特徴」と銘打って書き始めたものの、老いも若きも男性も女性も関係なく、人として話しかける上で大事な点をお話しすることになりました。
私も年々、年下の人が増えていきますので気をつけていきたいです。
以上、「22歳女子大学生から見る、好印象なおじさんの特徴4選」でした。
最後までお付き合いくださってありがとうございました。
また次の投稿でお会いしましょう!