大学生、繫華街で声をかけられたときの対応を考える。
こんにちは。高校5年生です。
これを投稿している頃には3月も後半になっていることでしょう。そろそろ花粉症の対策が必要な頃ですかね。皆さん、お変わりありませんか。
2月上旬、早くも私の地元では本格的な冬の寒さが和らいできました。朝晩は冷え込みますが、日中はコートを1枚羽織れば出かけられます。今後厳しい冬の寒さに戻るかもしれませんが、立春を過ぎて、春の足音が聞こえてくるような気がします。
さて、今回は1つ反省したことをお話しします。
私の地元では、比較的都会である地域を歩くと、色んな人が声をかけてきます。目的は様々で、767回目の記事『大学4年生、知らないおじさんによく話しかけられます』でお伝えした方のように人と話したいだけの方もいれば、お店のキャッチやナンパと思われる方もいます。
声をかけてくる人は老いも若きも、男性も女性も関係ありません。慣れていない頃は話しかけられたら全部立ち止まって対応していたのですが、今は少し大人になり、キャッチやナンパだなと思ったら会釈して通り過ぎる技を覚えました。
繫華街を歩くと、逆にキャッチやナンパ以外で声をかけてくる人はいないので、自然と「声をかけてくる人=会釈して通り過ぎるべき相手」になっておりました。アルバイトの帰りに繫華街を歩くときは怖いので、誰に何と声をかけられても会釈して立ち止まらないようにしておりました。
しかし本日、この考え方は変なトラブルに巻き込まれないためには大切であるものの、時と場合を考えなければならないと反省する出来事がありました。
午前中、私は地元で1番大きな駅の前に位置する、大通りを歩いておりました。時刻は間もなく午前11時になろうとしていたときです。突然、歩道の隅で立ち止まっていた老婦人が「あの……」と私に近づいてきました。
私はいつものくせで、咄嗟に防御の態勢に入りました。「あの……」と声をかけられたとき、一瞬「宗教の勧誘かな?」と思ったのです。少しだけそのまま通り過ぎようとする時間がありました。しかし、上品な服装の老婦人の手に、白い紙が握られているのを見て立ち止まりました。
立ち止まった私は、無言で差し出された紙を覗きました。紙には駅周辺の地図がモノクロで印刷されていて、赤のマーカーペンで後方に建つホテルの名前に丸がつけられておりました。
その瞬間、道を尋ねられたのだと気づいた私は、老婦人の後ろに建っているホテルを指差して案内しました。老婦人は「ああ、この茶色い建物ね!」と言って、すぐに去って行かれました。
後ろ姿を見ながら、一瞬でも身構えた自分を恥じました。スマホが道案内をしてくれる時代ですが、今もこうして印刷した地図を手に迷っている人はいるのです。注意深くいるのは良いことですが、本当に助けを必要としている人を無視しないようにしなければと考えさせられました。
以上、「大学生、繫華街で声をかけられたときの対応を考える。」でした。
最後までお付き合いくださってありがとうございました。
また、次の投稿でお会いしましょう!