「都会のトム&ソーヤ⑯」を読んで
こんにちは。高校5年生です。
前回、「図書館」をテーマに書かせていただいたので、本繋がりで、今回は読書感想文です。
と言っても、堅苦しい感想文は苦手なので、読後に思ったことを気ままに書いていきたいと思います。
よろしければお付き合いくださいませ。
さて、今回取り上げるのは「都会のトム&ソーヤ⑯ スパイシティ」。
この作品を選んだ理由は、たまたま直近で読み終えた本だから。
「都会のトム&ソーヤ」シリーズは人気がありますよね。ご存知の方も多いかと思います。
私も学校の図書館で借りて、読んでいました。
ただ、図書館だと、次に読みたい本が棚にあるとは限らないので、番号順に読むことはできず、順番はバラバラで読みました。
「都会のトム&ソーヤ⑯ スパイシティ」はまだ読んだことがありませんでした。
確か「都会のトム&ソーヤ⑮ エアポケット」までは読んだ気がするのですが、内容は……忘れましたね。
たくさん本を読んできたのに、タイトルや著者名はおろか、内容まですぐに忘れてしまう私。
その分、読んだことがある本を何度も新鮮な気持ちで楽しめるから良いのですが、人におすすめを聞かれたときなんかは困ります。「この間読んだ本で面白かったのが……えっと……小説で……何だっけ」と、答えられないので。
「本当に読んでるの?」と言われても、「読んでます」としか言えません。
読んでます。思い出せないだけです。
少々脱線しましたが、話を「都会のトム&ソーヤ⑯ スパイシティ」に戻しましょう。
感想を一言で言うと、「面白かったです」。二言で言うと、「面白かったし、懐かしかったです」。
「それ感想か?」というツッコミはさておき。
「都会のトム&ソーヤ」と言えば、頭脳派の竜王創也と、おばあちゃんの教えを忠実に守る内藤内人。つまり、頭で勝負する創也と、体で勝負する内人がタッグを組んでいるんです(「体で勝負」って、自分でも何言ってるか分からないのですが、言い換えれば「自分の身1つで勝負する」ってことです)。
この設定がまず、面白いですよね。「よく考えつくなぁ」と感心してしまいます。プロの作家さんが書かれた作品に対して「感心する」なんて言葉を使うのは失礼なのですが。
あと、すごいのは登場するゲーム。実際にやってみたくなります。
私はゲームに全然詳しくなくて、RPG?も何のことか分からないで読んでいるのですが、
ストーリーについていけているので、説明がしっかりされているのが分かります。
「懐かしかった」と感じたのは、二階堂卓也さん。保育士になるのを夢見る、創也のボディーガードです。彼が出てきたとき、以前この二階堂卓也さんの設定を面白いなと思って読んでいた以前の自分を思い出しました。
……何だか、「どこが読書感想文だよ?!」みたいな仕上がりになってしまいましたが、とにかく「都会のトム&ソーヤ」シリーズは間違いなく読み応えがあるので、まだ読んでいない方はぜひ。
以上、読書感想文でした。
最後までお付き合いくださって、ありがとうございました。
次の投稿でまたお会いしましょう!