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広告振り返り:ルーキー級~2023年6月~


・ウルフゲーム ザ・ワイルド・キングダム

 他の狼にやられた弱い狼が死にかけの鹿や熊を撃破し、やられた狼に復讐するか? という広告。やっている事としてはアンツとか、もっとさかのぼるとマフィアシティ的な雰囲気があります。
 基本はスケールのデカいアンツみたいなノリなので、そんなに変わった事はしていないと思います。どこからともなく狼が湧いてくるのは不可解ではあるが、アンツの女王アリもクイーンチャッピーだしそんなに細かい事は言わない方が良さそう。

 狼の耳をつけた女性が実況している実況風広告。「誰か助けて!私一人じゃ勝てないよ~」とは言うが、それでダウンロードするとでも思うのか?
 広告の割にはしっかりグロい要素があるのも見どころ。ハイエナに噛まれて出血する白狼ってその筋の人には好まれそうな描写だよ。

 何らかのゲームをしっかり広告するタイプの広告。基地を作り、獲物を捕まえ、仲間を助ける。けどこの映像自体は偽ゲームっぽさがあるので、本当にこんな演出があるかは分かりません。
 こうして紹介されるとちょっと面白そうなんだけども、それでもアンツの亜種感が否めないのはやっぱりアリの広告がインパクト強すぎるせいだろうなあ。

 行列して肉を待っていたが待ちきれなくなって行動、それで痛い思いをするが、そのおかげで羊の狩場に到着して大逆転。
 迷ったらとりあえず行動してみよう、という人生の教訓を表現しています。

 ウルフゲームの実写広告。女性を腕枕しながらウルフゲームをしていたら「トホホ……もうウルフゲームはこりごりだ~!」みたいなオチで締める。こういうのも良いじゃんね。
 ちゃんと日本限定アイテムの紹介もしている。広告の機能面としても良く出来ています。

・女神楽園 ガーデス・パラダイス

 6月の新顔としては女神楽園 ガーデス・パラダイスが見どころ……なんだけど、この広告ってドルフィンウェーブでも似たような映像を見たな?
 広告の中でもドルフィンウェーブに寄せに行ったのは中々珍しいと思います。普通魔剣伝説とかHero Warsに寄せたくなる所を日本のオタク系ゲームに寄せたのはシャープな目の付け所。

 これは放置少女リスペクトな内容。
 海外美少女ゲームが放置少女をパクるのはもはや義務教育的な所もありますので……

 檻に収監されたキャラを解放していく。
 ここまで見て気が付いたけども、女神楽園ってひょっとして2022年広告界隈で現れた広告を片っ端からパクっているのだろうか?
 この広告は無期冥途を感じさせる内容であり、とりあえず目についた美少女広告をパクっていこう、という雰囲気を感じてしまった。広告コピーのプロ。

 女性に対して採点をしていく広告。これは女神楽園のオリジナル要素じゃないですか?
 どれもこれも40点台なのは、キャラ評価が10点満点だからでしょう。もしもこれで100点満点だったらヤバいっすよ。

 動画が小さい広告も完備。
 ガチャ数は最大320連ガチャと地味な感じ。今時ガチャ数で殴り合おうと思ったら最低でも1000は超えないといけないと思うと、本当に広告のハードルが高まっていらっしゃる。

 ミニスカポリスを紹介する広告。CVを二人採用していて豪華なキャラだなあと思いました。
 現代においてミニスカポリスって久々に聞いたわ。おじちゃん向けか?

 地味にちゃんと事前登録特典を紹介する広告もあった。
 無料128連ガチャとめちゃくちゃ半端な数になっているのは何か意図が……?? 一応ガチャ以外にもSSR10体、UR2体と結構なプレゼントをしてくれるようだが、そんなにキャラをもらってもそれはそれで面白くないような気がしちゃうよ。何ならさっきは「最大320連ガチャ」を謳っていたので、広告内でここまで回数がぶれるのかとビックリしています。
 ここで書く事じゃないけど、下手なソシャゲってキャラの手持ちが増えれば増えるほど面白くなくなる風潮ありません? ぶっちゃけそんなにキャラがいてもインフレに置いてかれてまともに使えなくなる方が多いし、選択肢が少ない、育成出来てるキャラが少なくてリソース不足にひーこら言いながらやってる間が一番面白い気がします。
 その辺面白いソシャゲはガチャの度に新しい遊びが増えていくような面白さがあったり、古いキャラに上方修正を入れて味付けを変えてくれたりするんだけど、そんなの滅多に無いし。困ったもんだぁ。

・ムーンライズ:領主の帰還

 あらゆるパズルを失敗し続ける女性の広告。半端に正解せず、全部失敗した挙句に「楽しんでください」のメッセージが否応なく笑いを誘います。
 なんつうかパズル失敗広告もここまで割り切って失敗してくれると面白いんだよな。半端に失敗するから「コイツさあ~」って思うんであって、延々失敗する様を見せてくれると楽しくなってくる。
 ムーンライズはこの辺のセンスが好きなんですよね。その割に広告が少ないのが残念なんだけど……

 ムーンライズは1周年のタイミングで日本での広告を本格化させたので、海外でやったであろうアンケート調査をそのまま広告に使えます。そもそもでっちあげの可能性もあるけども一つの広告に対してそこまで裏取りする人もいない事でバランスが取れている。自分もそこまで細かく裏取りは出来ませんでした。普通に忙しいし広告も多いのよ……
 人気があるのは分かったんだけど、結局どういう名前で、どういう特徴があるのかはこの映像から分かりません。カッコいい事だけは分かった。

 狼を助けていたら、オオカミ女になってしまう広告。「なんで女の子になっちゃったの?」というのは、これが獣系キャラを変に擬人化したら萎えるみたいな感情なのだろうか……
 でも狼本体に欲情出来る人にとっては、ムーンライズは地雷を踏み抜いてしまったかもしれません。

 パズルを解いてフラれた美女をモンスター娘化していこう。
 こういう広告の場合一切ミスらないのは分かってるなあと思います。これで失敗して変な姿になって「次はどうするの?」なんてやられてもシラケるだけですからね。
 モンスターに変身して惚れさせるバージョンのシャイニングニキとも言えます。かなり好きな広告。

 檻に閉じ込められた狼男ハンターがパズルを解いて脱出を狙う。
 失敗するのかと思ったらちゃんと全部正解してカッコいいまま終わる。まあこんなイケてるハンターが失敗なんかしてたらダサくてしょうがないし、まさか2×3のパズルを間違える奴なんかいないですからね。こういうのが普通ですよ。

 5月にもあった既存の広告に選択肢とパズル要素を追加。以前はホラー広告みたいなノリだったが、パズル失敗要素がついてくると途端にゲームヘタクソ人間感が出てくる。
 この選択肢要素は以前見た広告だと美女と栄光も似たような事をやっていたなあと思い調べてみたんだけど、それとは全然関係ありませんでした。関係無いのかよ。

 上記の広告のラストシーンだけをモノクロにして切り抜いた広告。
 簡単な内容なんだけど中々効果的なカッコよさがあるよねえ。一つの広告素材をしゃぶる姿勢は大好きです。

 ムーンライズは先月からずんだもんボイスをちょいちょい使ってるな。
 この映像に関してもマッチ3パズルを主題にした広告となっており、パズルで強くなる、不正解をしないという見ていて安心出来る仕様になっております。
 最後の「お前らにはこりごりだぜ!」という決め台詞も良いですね。

 マッチ3パズルで女性を助けよう。何で関西弁を使っているのかは分からないが、通常の日本語よりも注目を集めそう、という打算でしょうね。
 途中でちょいちょい落ちてきている石ころは何だろうと思ったら、これニンニクなんですね。そんなところでも吸血鬼要素を出すってのはちょっと凝っていて良いじゃない。十字架と違って全国の広告で使えそうだし。

 大連鎖を組んでイラストを登場させよう。
 そういえばパズル広告はよく見かけたのに、こういうデカい消し方をして爽快感を演出しようって映像は案外無かった。このアイデアは他の広告もパクれそうだけど、話題になってないからあんまりパクられなさそう。

 やたらカッコいい感じの映像広告。
 たまにはこういうのもカッコよくて良い。

 キャラ紹介+パズル要素の紹介。
 ムーンライズの本編はちゃんとパズル要素があるので、これはほぼ事実広告みたいです。3マッチパズル要素があるだけでウソを疑うのはやめよう!

 パズルをクリアして吸血鬼一族の領主になろう。
 海外直訳広告にありがちな「何を待ってんだよ」は早く始めようとか、Download nowを日本語訳した感じなんですかね。

 キャラ紹介+パズル広告。こちらはキャラ紹介の割合の方が大きいです。
 登場するキャラの紹介なんてナンボあっても良いですからね。特に普段変な広告をやっている場合は。

 ムーンライズの新キャラ紹介広告。宮崎美雪さんを紹介しているんだけど、「かごめかごめ……籠の中の鳥は……」って抑揚無く言うせいでかえって雰囲気が出てきてるよねえ。
 1周年で日本キャラを出したタイミングで広告を出しているのかなあ。

 同じく東洋キャラの紹介。
 このゴシックな世界観で何故あえてセーラー服なんだと思うが、多分海外で日本のトラディショナルな服ってのは着物とセーラー服なんでしょうね。ちなみに個人的には着物の人がいる分には良いけど、このセーラー服のキャラはいまいち納得できません。名前が「蔡雅君」っていかにも着物キャラなのに、こんな現代人みたいなビジュアルなのも気に入らない原因かも。

・Magic Hero

 2つの動画が投稿されている広告。1つの広告に2つの動画を投稿する事は出来るみたいけども、2つ動画がある場合は自動再生されないのでちょっとテンポが悪いです。
 個人的には動画1個で勝負してもらった方が分かりやすくていいなあと思いました。ちなみにこの動画の内容自体は昔AFKアリーナとかで見たような広告です。見どころが少ないよ。

・Tap Dragon:Little Knight Luna

 デカいにゃんこスライムなる物を倒そう! という広告。
 そんなに変わった事はしていないし、おかしな要素も無い。猫がいるだけで広告ってのは成立するもんなんじゃ……と最近思い始めていたが、やっぱりそんな事は無いようである。

 タップして仲間を助けよう! 戦おう! みたいな内容なのだろうか。
 何を言いたいのかいまいち分かりづらい広告が多い気がしてしまった。見た目は可愛いので、とりあえずカワイイ~って言っておけば良いのだろうか。

・絶対守護者カレン

 中々にビジュアルが可愛らしい新作ゲーム、絶対守護者カレン。
 情報量はこのカレンちゃんが可愛い事と、放置系RPGって事しか分かりません。キャラのアピールが出来てるだけ良しとするか、普通にもっとゲーム内容を告知しろよって話になるのか。

・Among Gods:英雄アリーナ

 これまた新作ゲームらしいが、偽ゲーム広告しか無いと何も分からんのよね。とりあえず派手なアクションだけは分かる感じ。
 一応サンドバッグ役の兵士でオチをつけているっぽいです。本当に何も分からないんだよなあ……

・ゲーム推奨

 ゲーム推奨さんの存在していないゲーム広告の新作『夢の雲上で輪廻が始まる』。タイトルが長すぎるんだけど、それはさておきちょろっとUNICORNを流して壮大な物語感を出しているんじゃないよ。
 というかUNICORNを流す割に途中で別のBGMにして、壮大な世界観らしきものを見せてからダウンロードさせないって手口をまずはやめなさいよ!!

 2023年ダークファンタジーゲーム新作、『ビースト・カース』の広告。
 獣の呪いという事でおどろおどろしい獣と、森の中の部族のような人々、沼地にたたずむ蛮族など、カッコいい要素がたくさんあります。
 今すぐ予約できるなら予約したいんだけどな~~~!!

 2023年のダークファンタジーゲーム、『デッドオースⅡ デッドソウルボックス』の広告。デッドオースシリーズの新作という事で、新作を待ち望んでいた方もいるんじゃないでしょうか。僕はそもそもこのシリーズの存在を知りませんでした。
 ことわざをいっぱい出せばカッコいいと思っているのか、と思っていたら普通の文章が出てきて拍子抜けしてしまうまでがワンセット。

 様々なステージやキャラ、団体を紹介する2023ダークファンタジー新ゲーム、『異世界冒険、旅の始まり』。なんか「死霊教団」とか言われるとそれっぽさがぐんと増しますね。
 だからここまでのゲームを全部まとめて本当にゲームを作れって言ってんの!

・魔塔勇士

 魔塔転生みたいな名前だけど全然関係が無い新作。見た感じローグライクゲームに見えるが、別にそんな事は無いのかなあ。
 爆速で武器を強化する描写で他に紹介出来た事があると思うんですよ! それ以外の内容はあんまりありません。

・Block Blast Adventure Master

 テトリスのように見えて全然テトリスではないパズルゲーム。
 瞬時の判断で敷き詰めていくようなゲームに見えるが、いまいち直感的に見えない。これが本編だとしても偽ゲームだとしてもちょっと微妙な感じがしてしまうのはアレな気分になってきますよ。

・オーディン:ヴァルハラ・ライジング

 6月の新顔、オーディンはオダギリジョーを起用したテレビCMをリリース。鎧を着た姿が似合い過ぎているというか、魔剣伝説の鎧みたいな安っぽさが無い。これは魔剣伝説が悪いのではなく、単にくすんだ感じの鎧にしているオーディンの方がビジュアル的に強そうってだけの話です。
 ちなみにこの映像、背景はCGっぽい。若干ボヤかしてはいるけども、背景にいる人間がCGっぽいんだよなあ。逆に言えばこの人がいなかった場合、普通に背景は気にならなかったかも。

 ちゃんとゲームシーンを紹介しているのはこっち。
 こういう硬派系MMORPGの広告は最初だけ見るけども、その後の行く末は全然聞かない。そもそもそんなに広告することもねえぜって感じなのかな。

 「全てのMMOは過去になる」って触れ込みも強気で良いですね。
 実際どんなゲームかはいまいち分からないんだけども、広告する時は視聴者に突っ込まれたり検閲されたりしなければどんなキャッチコピーを使うのも自由みたいな風潮が最近ある。今後の評判次第では本当にすべてを過去にするかもよ。

 そしてそんなオーディンの最初のアップデートはギルドダンジョンの実装。割とギルドダンジョンってスタート時から実装されてそうな気はするが……
 でも広告の映像の美麗さはそのまんま。多分6月だけの顔になりそうなので、よく覚えておきましょう。

・ミスティックアビス:遺失海域

 海洋で楽しむオープンワールドゲームがついにリリース。って割には案外広告を見かけなかったんだよなあ。NetEase?
 荒野行動の広告は結構見かけるんだけど、ミスティックアビスに関しては他媒体で広告しようという気になっているのだろうか。あんまり見かけなかったけど。

 「またゾンビ? つまんないの」は昨今の何でもかんでもゾンビ系のゲームにしてしまう風潮を批判していらっしゃる。
 「地上の情景よりも面白そう!」や「ゾンビゲームに飽きた人にぴったりね」など、とにかくゾンビゲームに飽きただろ、という所を強く推している。
 でも確かに2023年に入ってからUndawn、パズサバ、ドゥームズデイ、ステサバ、Age of Zなど、ジャンル問わずゾンビゲームの広告がやたら多いもんね。そう考えるとゾンビってのは使い古された、そろそろ飽きられたテーマと解釈している可能性が高い。

 そんなゾンビゲームへの批判をやっている割に、この映像は同じくゾンビゲームのラストフォート:サバイバルの基地作成広告とやっている事一緒だよなあ?
 あくまでゲームに飽きただろうと言うだけの話で、広告のフォーマットはちゃんとパクっていく。そういう図太さが荒野行動で鍛えたNetEaseの胆力って訳ですね。
 地味に浴槽で生活しているシャチがペットみたいな扱いになっているけど、普通に窮屈でかわいそうだと思いました。

・ハリーポッター 魔法の覚醒

 ホグワーツの面白い所を紹介しようとしている広告。基本的にハリーポッターは皆知ってるんじゃないのという偏見があるけども、知らない人もいると考えたらこれくらいの紹介は必要かもしれません。
 実はもっとしょうもない広告もあったらしいんだけど、自分が観測している範囲では見当たらなかった。クソゲーパトロール猫の方だと色々広告を発見しているんだけど、自分の方だと全然見つからなかった。
 ホグワーツレガシー系の動画を盛んに検索していたらターゲティングされたのか、それともTiktokとかで見かけたのか。人によってエンカウントする広告が違い過ぎて困っちまうよ。

 まるでバラエティ番組みたいな広告だぁ。
 良いように形容するなら、金曜ロードショーの放映前に流れる映画の紹介番組みたいな雰囲気はある気がする。気がするだけかも。

 自分が見つけた変な広告としてはこんなの。ハーマイオニーがレベルを上げて成長していくやつ。こういうの中華ゲーではよくあるよね~って感じだけど、まだまだあり得そうな広告のライン。
 それにしてもハリーポッターの戦力比べ広告があるってマジなのかな。見た事があるという報告があるだけで、実際の映像が一つも残っていない。広告閲覧者は困っちまうよ。

 一番変な感じの広告はこれ。オリバンダー杖店から買った杖で無双するらしい。
 ハリーポッターってそんな話じゃないだろ! と思いつつ、でも原作のハリーポッターもヴォルデモートに特別強い選ばれた人間じゃんね。調べたら母の愛が原因らしいけど、それにしたってハリーのヴォルデモート特攻があるおかげで上手く回っている所を見ると別に杖で無双するくらいええやん、とも思わないでもない。
 その辺はやっぱり表現の下品さが嫌われる理由なんでしょう。

 主人公3人組の紹介広告。
 別にそれは良いんだけど、何故広告はキャラのとなりにステータスらしきものを表示しないと気が済まないのか。
 こんなんあっても別に本編で同じようなステータスってワケでもあるまいし……

 組分け帽子でアズカバン送りにするのはネットミームではないか?
 公式ゲームでこういう事やるんだとは思ったけど、逆に公式がこれで許可したなら自分が知らないだけで組分け帽子がアズカバン送りにするパターンもあり得るし、何なら「組分け防止でアズカバンはあり得ない!」って言っている方が逆賊扱いだよ。

 なんとテレビCMまでやっていたらしい。
 さすがにハリーポッターが原作ならそれくらいできますよ、という所か。内容はそんなに変わった所はありません。

 好きなパートナーを選び、共鳴相手を選び、杖を選んで、魔法の呪文カードを選ぶ……魔法の呪文カード?
 共鳴相手はまだ教員を選ぶ的な意味合いで納得が出来そうだけど、魔法の呪文カードに関しては完全にこのゲーム独自の要素じゃなかろうか。原作らしい所を紹介しながらふわっとオリジナル要素をねじ込むテクニックよ。

 魔法の呪文カードを活用したバトル広告はこれ。ちゃんとアバタケダブラで即死している辺り、最低限の原作再現らしき所はやっています。

 カルーセル広告。最初にマルフォイを出しているのはちょっと日本事情をリサーチした感があります。
 その次に出すのがハッフルパフなのも、まあ何かしらのリサーチが走った結果なんでしょう。てっきりグリフィンドールでハリーポッターを出してくるかと思ってたよ!

 各クラスを擬人化して紹介するような内容。
 これはこれで評価高めなんだから、こういう可愛い路線を突っ走るのも一つの正解だったように思います。ノリとしてはUSJで流れていても違和感が無いような物をメインにやってもらった方が色々と安全だったんじゃないか。

・アルケランド

 名将の復讐でも見かけたサングラスの人がまたガチャ広告をしている。このYoutuber一体誰なんだろうな。すぐにピンとこないので困っています。
 ちょっと探してみても見当たらないので案件向けの役者さんかなあ、とも思うんだけども、そう断定することも出来ない。情報求。

 ぎこちゃんというYoutuberの広告。こっちはちゃんとしたYoutuberとして活動していて、ちゃんとドッキリ動画に合わせる形での案件動画になっている。
 それにしても案件のやり方は本当に自由になってきたなあと思いますね。昔から多少自由にやっている人もいたけども、ドッキリに絡めたり、雑談配信に混ぜたり、とにかく広告を臭さと捉える人にとっては「案件臭」を抜くために苦心している様子が見受けられます。そういう事をすると余計に案件っぽさが増すんだぞ。

 短時間ながらインパクトのある広告。
 キャラ名も何も無いので、とりあえずタイトルを告知したい感じだろうか。

 アルケランドの貴重な不真面目広告。一応ゲーム中にこういうミニゲームはあるらしいけども、最初のパックマン的な演出はウソだよなあ?
 まあ全部が全部健全広告ってのも今時少ないし、1つくらいこういう広告があっても良いでしょう。

 主人公はHPが敵よりも多い場合は相手への追撃が出来る、という所をアピール。
 主人公の良い所を紹介するってありそうで無かったような気がします。事前登録段階だからこそ出来る、ガチャ産キャラではないメインキャラの告知って感じで良いですね。

・かみながしじま~輪廻の巫女~

 和風デッドバイデイライト的な新作ゲーム。神から逃げて脱出しましょう、みたいな内容ですね。
 普通にこういうのが好きな人は多そう。ちゃんと漫画連載もある、ゲームもある、はじめしゃちょーとのコラボもあるで注目を得ようと頑張っている感があります。

 憑依ボタンを押すと狼に憑依出来るらしい。
 いくらなんでも6秒じゃ大した事伝えられないよ~

 15秒バージョンもある。
 そんなに狼に憑依するのが新しい面白い要素なんですか……?

 コスプレ広告。脳てというフォロワー16万人超えのコスプレイヤーが天音みこというキャラクターに扮している。
 そんなに変な所は無いが、元ネタをわざわざ隣に置く必要はあるのか。この辺はコスプレ広告をやる上での好みみたいなところもあると思います。

 映像版コスプレ広告。
 この衣装はかなり好み。ちゃんとかわいいコスプレで感動しました。

・森こもり生活

 癒し系育成シミュレーションゲームこと、森こもり生活がリリース。ジブリ作品っぽいのは意図的に雰囲気を寄せている感じがしますね。
 何を育成するのかは分からないけども、着せ替え要素の豊富さを紹介したいのであれば充分良い感じの広告なんじゃないですか。

 もうちょっと細かくゲーム内容を紹介する広告がこれ。
 ウサギやアカバネという鶏を捕まえたりして実績を解除していく。要は牧場物語的なノリの事をやれるのだろうか?
 もう少し紹介の時間を増やして頂きたいです……

・スノウブレイク:禁域降臨

 7月にリリースされたゲーム広告。事前登録段階なので偽広告の可能性も捨てきれないな、と警戒して見ていたんだけども、このゲームに関しては広告通りの内容だし、遮蔽物に隠れて敵の弾をやり過ごすようなちゃんとしたアクションゲーム要素もあります。
 ここまで来ると、既存の「ソシャゲ」とスノウブレイクを「ソシャゲ」で同一にジャンル分けしてしまうのはいささか乱暴な区分けに感じた。「ガチャ要素がある携帯ゲーム」で全部ソシャゲ! と分類するのは「ゲームは全部ファミコンなんでしょ」くらいの認識に見える。
 最初はNIKKEがリリースされたから出した後追い系ゲームかと思ったんだけど、NIKKEとはまた別のゲーム。これもパニグレに続くちょっとやってみたい系ソシャゲです。

 ファニー・ゴールデンを紹介する広告。
 スノウブレイクではしばしばファニー・ゴールデンが登場するので、最初から大人気キャラにするべく売り込んでいる感がある。

 この広告、昔はショットガンを撃ったら多数の薬莢ごと弾がぶっ飛んでいたみたいです。それよりはちゃんとした表現になっている。
 動画自体を後から差し替えるパターンは色々あるけども、こういう銃を取り扱ったシューティングゲームで薬莢ごと飛ばすみたいな表現のミスは止めた方が良いでしょう。
 もしかしたら話題取りのためにやった可能性もあるけども、TPSにおける銃の描写って寿司におけるネタの新鮮さに通じるレベルの大切さがあると思うので話題取りにしても良くないラインを踏み越えてる印象。でも話題が取れるなら良くないラインを踏み抜く度胸も必要なのかなあ……

 これまた薬莢が飛んでいるというツッコミを受けていた広告。動画差し替え済みです。
 ガンシュー系の広告で薬莢飛ばすってやっぱり雑なミスだし、これは話題狙いのミスじゃないかなあ。オタクがすぐに突っ込めるポイントってやっぱり薬莢飛ばしじゃん。AIイラストほど間違い探しなミスだとそれはそれで訴求力に欠けそうだし、ちょうど良いツッコミ待ちが薬莢だった可能性が高い。

 ストーリー紹介からゲーム紹介に自然な流れで移行する広告。
 この広告だとキャラがキビキビ動いていて中々面白そうなんだよな。正直スナイパーライフルで狙うプレイよりもアサルトライフルで大群に突っ込んでいくようなプレイの方が広告映えはすると思います。

 これはスナイパーライフルのキャラ。
 ちゃんと弾だけ飛ばしているが、キャラの声が途中で切れているのは良いだろうか。キャラゲーにおいては銃弾のディテールと同じくらい大事な要素だと思うんですけども。

 キャラ紹介広告ばっかりたくさん出していたのが特徴。とはいえこの辺のゲーム映像は全部真らしいので、広告としてはベストっちゃベストなんだよね。
 全ての広告を疑ってかかる現代、真実のゲーム広告を真実であると担保するのは何なのか。可能ならクローズドβとかをやって、口コミから真実の広告であると周知するのが一番分かりやすそうではある。

 キャラを選んで編成する広告。
 地味にたくさんパターンがあり、それぞれキャラが異なっている。テンプレだけ決めて広告を量産する手法は他の広告を見習ってきたなって感じです。

 ヒーラというボスの紹介。頭の青い部分を狙うと大ダメージ的な要素があるっぽい。
 ヘッドショットを狙いやすいスナイパーライフルを持つキャラを選んでね、という広告になっているようです。真面目ですね。

 ケルベロスというボスと戦う広告。セリフがぶつ切りになったり、こうして見るとボスの攻撃がレーザー薙ぎ払いである事しか分からなかったりする。
 とはいえ30秒でキャラ紹介、ゲーム紹介、ボス紹介全部やろうと思ったらこんなもんか。

 「バイソン」ロシフというボスを紹介。
 それは良いんだけど、なんで後半の映像から英語音声+英語字幕になったんだろうか。日本語版映像を撮り損ねてしまったのか?

 バトルパス的な要素を紹介している。そんなのあるんですか?
 調べてみると先遣パスという物はあるらしいので、あながちウソではないみたいです。報酬の中身はウソかもだけど。

 キャラ紹介広告なんだけど、男キャラとボスだけを積極的に紹介している。もしかしてこの男共も全部ボスキャラなんですか?
 どんどん敵がでかくなっていくので、どれだけデカい敵が出てくるかが分かりやすい。ありそうで無かった良い感じのキャラ紹介広告。

 キャラ紹介広告なんだけど、こっちはだんだんデカくなっていくのでは無くシンプルに女性キャラを並べただけって感じ。
 それでも最後にクソでかいユミルを出すだけでオチになっちゃうんだからちょっとずるいよ。

 デカいボスがヒーラであるパターン。
 普通にユミルを出した方が良かった気がしないでもない。

・Undawn

 アンドーンはかまいたちとコラボしてテレビCMをスタート。ちょっと楽しそうじゃんね。
 かまいたちのサイン色紙と共にiphoneやipadなんかも告知するのもいつも通り。

 世界観を紹介するいつもな感じの広告。
 モリノファンタジーじゃないからこれは全部事実でしょう。逆に事実じゃない方がおかしいって言うか……

 アンドーンはサバイバル要素が多めだが、結局ゾンビもいっぱい出てくる。これまでのゾンビ広告の中ではウォーキングデッドの広告に近い感じがしますよ。
 視点がTPS調で進むので、他の見下ろし型の広告よりは臨場感があって良いなあと思いました。

 ひたすらゾンビを倒して装備を強化する。
 UnDawnはそんなに負ける広告が無いのもいいですね。

 ドラマみたいな感じで登場キャラらしき人々を紹介する広告。全然本編に出てこない可能性もあります。
 スローでキャラクターを動かしているだけで雰囲気がこんなに出るもんなんだなあ……

 終末世界特有の明るいBGMの中でゾンビが出てくるビデオレター。
 こういうノリはいつ見ても良いもんです。

 ヘリコプターから支給された武器で無双しながら脱出する。
 ヘリみたいな乗り物が機能している辺り、まだゾンビ災害が始まったばかりのタイミングだろうか?

 ゾンビゲー特有の犬が活躍する広告。
 割と街中に鹿がいるんだけど、この鹿に関しては特にゾンビに襲われたりはしなかったのか。しなかったんでしょう。
 画面奥にはゾンビの群れがいる辺りも不思議な広告です。

 キャラクリエイト紹介。
 シンプルに短くまとまっているのは良いんじゃないですか。

 すげえAI顔の美女とそれに襲い来るゾンビの画像広告。AIイラストの上にゾンビを乗っけたんだと思うんだけど、もし違ったらすみません。

・ブラウンダスト2

 ブラウンダスト2がリリースされたせいか、凝ったアニメ広告をリリース。これはオープニングなんですかね。
 映像、音楽のクオリティは高いです。さすがに初代がヒットしていたタイトルだけあって、安定した内容を出してくれますね。

 ふわっとペルソナ5的な色合いの広告。こういう朱色みたいな赤を背景にグレーの絵だけで「ペルソナだ!」って連想出来ちゃう辺り、ペルソナ5の生み出したブランドは強靭だ。
 もしペルソナ5が無ければこの画像広告も成立しそうにないですからね。リスペクト広告だと言えるでしょう。

 露骨にペルソナだと思ってたらちゃんと怪盗テーマでした。まあこれもリスペクトの範囲か……
 よく考えたらちゃんとゲーム映像も入れつつイメージ映像も入れているのは中々ちゃんとした広告じゃないですか。

 世界観を紹介する感じの広告。広告? 単に着せ替えを紹介しているだけかもしれない。
 自転車に乗ってパンを食べているのは、完全に「遅刻遅刻~!」の女子高生テンプレが忘れられつつも引き継がれている証拠じゃないですか。チャリに乗った人間と徒歩の人間が曲がり角で衝突するのはロマンスじゃなくて交通事故の始まりですからね。

・三国志グランバウト

 7月から数を増やす三国志グランバウトが初登場。
 とりあえず全キャラSSRまで育成可能、そしてキャラ紹介を兼ねており、出だしとしてはごく普通のハッピーセット、という印象。まあ本番は7月からなので、とりあえず6月時点から姿はあったという事が分かればよい。

・Takt. Op

 シューベルトの「魔王」の擬人化。
 他の広告ではあんまり見なかったキャラな気がします。

 タクトオーパスはキャラ紹介がめちゃくちゃ多く、そこ以外はあんまり告知していない印象を受ける。
 まあ人気イラストレーターと人気声優の組み合わせなんだからそこをメインに殴るのは間違ってないんだけど、あんまりそればっかりでも「いろんなキャラがいるんすね……」から話が進まない気がするんだよなあ。

・ショッピング広告シリーズ

 Gilk-buyの首掛け扇風機シリーズ。6月以降は首掛け扇風機の出現率が高かったように思います。
 こういう首掛け扇風機の広告は涼しさアピールのためにめちゃくちゃ煙が出ているのが特徴。多分ドライアイスか何かを通していると思うんですけども、いくら何でも過剰表現が過ぎませんか。
 字幕までついているが、字幕とナレーションには全く相関性が無い。何なら動画後半で音量バランスがおかしくなる。色々とガバガバなんだよね……

 バイオ酸素複合体なる物が入っている靴洗剤。その割に名前は「白い靴用洗浄剤」と非常にあっさりしているのが面白い。
 良いにおいをつけつつ洗えるらしいけど、どんなニオイか分からないのは結構困るよな。いざ買ってあんまり好きなニオイじゃなかったら結構ストレスじゃん。

 電動水鉄砲のご紹介。いっぱい連射が出来て、飛距離もあるんですって。いつも以上に日本語が怪しく、「かっこういい電動ウォータ🍀ーガン」という表記が目立つ。何故そこにクローバーの絵文字を?
 水鉄砲自体は楽しそうなんだけど、水鉄砲で一緒に遊びたがるお友達がいません。今度遊ぶときは居酒屋に行くんじゃなくてキャンプ場に行って水鉄砲で遊ばないか?

 女児用オモチャセットみたいな趣の商品。こういう宝箱みたいな箱に入って色んなおもちゃが入っているのはめちゃくちゃワクワクするし、一見めちゃくちゃ良いように見える。
 でも多少歳を食った今にして見ると、子供向けのオモチャにしては各おもちゃが小さすぎて誤飲を招くんじゃないかと不安になってくる。リカちゃん人形だってそのリスクはあるだろうけども、多分苦い味がついてたり、誤飲しないサイズだったりするじゃん。その辺の配慮をこの商品はちゃんとやっているのか。
 こんなしょうもない心配をし始めてしまう時点で大人になっちゃったんでしょう。広告を見て誤飲しないか気をもむ男……

 バッグが違うバージョンもあるけど、これってリラックマじゃね? そう思ってバッグの表面の文字を見たら「Riiakknma」でした。ほなリラックマのパクリちゃうか……
 そういえばさっきのバッグのおもちゃにもキティさんらしき影があったし、違う意味でも危ない商品かもしれない。

 長靴の広告。
 実際梅雨の時期だからある程度需要にはあってそうなんだよね。最初に滑るシーンも面白くて良いですが、ナレーションで「ハッシュタグファッション ハッシュタグ防水」とか言ってるのはちょっと面白い。

 珪藻土バスマットのご紹介。デザインも色々あるっぽい。
 動画の途中で転んでる女性はガチの転倒っぽいけど大丈夫なんですか?

 薄手のジャケットシリーズも見慣れたもんだけど、「視覚的に5kg痩せたように見えます」って文句は盛ってるだろ。
 BGMがやたらオシャレだけど、このBGMも多分許可取ってないんだろうなと思うと複雑な気分になってくるぞ。

 露骨にアウトっぽい音楽を使っている。多分100万回のI love Youかな。
 やめてね。

 めちゃくちゃ伸びて薄手のズボン。怪しいショッピング広告の定番商品です。
 最初の男性の功夫を感じるポーズとズボンの伸縮をアピールする動きはちょっと面白いと思いました。

 これも定番商品なんだけど、バッグを持っているモデルのインパクトが強すぎる。
 正直バッグよりもこの忍者みたいな衣装の方が欲しいよ。冬場にこれ着て歩いていたら周囲の視線を釘付けに出来るだろうね。

 小型犬を持ち運びできるバッグらしきもの。
 普通に犬の健康に悪そうというか、ずっと吊り下げてたらなんか体に悪そうな気がするんですけども……
 その辺は適度な使用を心掛けてねってやつだとは思います。

 超音波でネズミやゴキブリを追い払う機械らしい。最初のネズミがうじゃうじゃ動いているシーンは普通に嫌いな人が多そう。
 こういうのは中国だから~って思われるかもしれないけど、普通に日本でも歌舞伎町などの繁華街のネズミはエグイ数いるので、超音波マシンの出番もそれなりにあるんじゃないですか。
 ところでネズミはともかく、ゴキブリって超音波で追い払えるの?

 中華特有の強引な扇風機持ち運び術かなり好き。
 日本じゃこういう事する人中々いないもんね。いるのかもしれんけど。

 腹筋ローラーの映像。途中で出てくる腹筋がイケてる女性は絶対元から痩せてるだけだぞ。
 他の腹筋ローラーと何が違うのか分かりません。肘をついて使えるのが良い感じなの?

 あなたはまだ伝統的なレンチを使っていますか? って、そもそも伝統的なレンチも日常生活ではあんまり使わないのでは。自動車整備とかをやっているならまだしも……

 同じく工具シリーズ。
 金属を切断する道具ってもっと日常生活では使わないだろ!

 伸縮させてどこでも座れるようになる椅子。これ中国だと皆使ってたりするの? 日本の電車の中でこれ使ってたらさすがに変な目で見られそうなんだけども。
 でも高齢化が進む日本ではこういう商品こそバカ受けしそうな気もします。誰か有名人が使い始めたら一斉に流行りそう。

 ヘアアイロンの紹介広告なんだけど、最初の方に「80%OFF」の文字をぼかしているのが無性に気になる。ぼかすんじゃなくて元々その文字が入っていない動画を使えば良いのでは……?
 剣魂のロゴをぼかしてモリノファンタジーの広告に作り替えた件と言い、ぼかせばOKみたいなノリで映像を雑に使い回すのはちょっと面白い。面白いで済まして良いもんなのかはまた別の話ですけども。

 Tiktokから輸出出来なかったショッピング広告。
 超小型監視カメラって普通に犯罪的な代物だと思うんですけども、こんなもんを堂々と売って良いのだろうか。堂々と売れないからリンクを転載出来ないのか。
 現にYoutubeやTwitterではこの商品を見かけなかったんだよなあ……

あの有名ブランド、「アビアオス」

 adidasのパチモン、abiaosの広告。
 こんな露骨なパチモンの広告が一時期Youtube広告に上がっていたのはさすがに……

・Glamme-AI Art

 AIによってキャラクターの画像を動画やら写真やらに変換できる……らしいが、これはどう見ても恋柱である。著作権!?
 AIのルールが未整備である事を良い事にこんな広告をやっているのは実に面の皮が厚いんだけども、Tiktokの方だとこういう動画がいっぱい流れているんだからよく分からない。AIイラストを嫌う層が特に多いTwitterでは、こういう広告はウケない気がします。

・Endel

 音でリラックスする、みたいなアプリらしい。
 マインドフルネスというから何か瞑想の補助でも出来るのだろうけども、どういう効能があるかはよく分かりません。広告の雰囲気は普段と違う感じで結構目を引くんですけどね。

・Mechat

 実在するリアルな人物と喋っているような気になれるチャットアプリらしい。どんな仕組みなのかはよく分かりません。
 ストーリーが展開するとか言っている辺りでゲームっぽいんだけど、この広告だけではやや分かりづらい。

・アイスダンディ

 きまぐれクックという人物の脱毛器紹介広告。背景に遊戯王のポスターとかフィギュアとかあるのは良いのか……
 紹介内容は先月と一緒。

 ちなみにきまぐれクックはこれ以外にもアイスダンディの紹介映像が入っている。
 まぶしという飼っているウナギの話から突然脱毛器の話になる所は見どころ。マジで突然じゃん。

 ジュキぱっぱという登録者160万人超えのYoutuberによる27分に渡る超長編広告動画。
 こっちも寿司を食いながらフリートークした後にアイスダンディの紹介が入るので、飯を食った後に商品を紹介しろというテンプレを作っていそう。

・アイスレディ

 これってアイスダンディの亜種ですか?
 子供でも脱毛出来るという事を辻希美が告知しているのだが、今時の子供ってそんな子供の頃から脱毛に興味を持つ物なのか。
 女装しようって時にすね毛が気になるみたいな理由が無い限りそんな子供の時から脱毛しようって思わないと思ってたんだけど、オシャレな子供なら脱毛するモチベーションが湧くんだろうな。

・TWODOTS

 非常にシンプルなパズルゲームの広告。
 くるくると円を回して正しい色合いの物にしよう、という超シンプルなパズルなのでさすがに嘘じゃないだろ……と思ったら、こういうパズルの姿は存在していないようです。なんじゃそりゃ。
 でもこういうパズルなら今後実装する事も出来そうではあるし、あまりウソだウソだと大騒ぎするのも痛い目を見そう。比較的あり得る寄り広告として、静かに見ておくのが吉。

・ダークテイルズ

@ダークテイルズ~鏡と狂い姫

豪華な声優陣と共に戦略ゲームが楽しくなる!

♬ Promoted Music - ダークテイルズ~鏡と狂い姫

 戦闘力を比べるMMO的な広告。何でこんなテンプレに沿う必要があるんだ……
 初回チャージ特典にギフトコードはよく見る商材だけども、最後のドラゴンは完全にMMO広告側から適当にパクってきただろ。これまでのダークテイルズじゃ一個もドラゴンなんか出てこなかったしよぉ。

 木蘭というキャラの紹介広告。ダークテイルズの割には真面目な内容に見える。

 それより聴きたいのはこのテーマソングの方だと思います。
 一番盛り上がっている所だけ広告で切り抜かれているんだけど、その前から普通にカッコいいんだよね。ダークテイルズはどのキャラソンもちゃんと凝っているというか、普段やっている変な広告がウソなんじゃないかと思うくらいには真面目にカッコいい出来になっている。
 こういう所を真面目に広告すりゃいいんじゃ……と思うのは素人考えなのかね。真面目な広告と不真面目な広告を両方やるのが少し前からのトレンドだとしても、このテーマソングを使いながら不真面目な広告をやるのはちょっとなあと思ってしまう所があります。


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