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広告振り返り~2021年9月編~

 投稿する頃には11月になってしまいましたが、一応10月の間に九割九分書き終わっていました。けどもさすがにこんなに文量があったらそりゃチェック作業や、最後の修正作業にも時間がかかるよなあと認識しておくべきですよ。反省。
 何はともあれ、9月編は1ヶ月まとめての更新となります。シンプルな広告量では少なめとはいえ、週間更新バージョンと比べると3倍の密度の広告振り返りとなっているので適度に目を休めつつご覧ください。
 ゲームは1日1時間とは言うけど、広告もちょっと時間を制限すべきだよ。1日に3時間も4時間も広告を見続け、その上文章でまとめ続けるのは結構ヘビーでした。10月分も並行して広告を見てまとめてたせいでTwitterでのツイートも少なくなってしまったし、やっぱり人間長時間広告を見続けるもんじゃないかもしれない。広告は最高でも1日7時間くらいに収めるのがオススメです。

・State of Survival

 ソシャゲ広告にありがちな失敗する広告ではあるが、成功例を出していくという最近のトレンドに則っているのは印象的。
 アドリブ要素は少なめだが、よく耳を澄ませるとちゃんと建造時に「よいしょ、よいしょ」という声が聞こえます。イヤホンで聴くとより楽しめるのがステサバの良い所。

 やってる事のおねがい社長感が強い。いよいよ社長も他の広告にパクられるだけの格が出てきた。
 自身を評価しなかった人間には報復してやるって話の流れ自体はよく見る物だけども、こういう時に人助けが出来ないキャラって大概後で死ぬよね。

 水の勢いが凄すぎてセットが崩れ、それに逆ギレしてゾンビを抹殺するすごい広告。ストーリーセンスがすごいね。
 実は途中まで髪型乱れっぱなしで攻撃していて、途中で髪型を整えてから元の3DCGモデルに戻る描写が細かい。変な所でしっかりした広告だ。

 ゾンビパニックにありがちな裏切り行為が良いですね。そこから因果応報とならず成功しているのはゾンビソシャゲらしい。
 俺は美女と一緒に国を作るんだみたいな話はよくあるが、ゾンビパニックってそんなに長期間に渡る物なのかな。所詮ゾンビは腐乱した死体なんだから案外二ヶ月後くらいには終わってる可能性もありそうなもんだが。

 子供の怪我にしてはえぐすぎる。とはいえ食料補給とケガの治療をしてから移動をするのは中々真っ当な大人だと思いますね。
 おじさんwith少女という組み合わせはThe Last of usリスペクトかな? ゾンビソシャゲ広告は色々見て来たけども、意外とこういう組み合わせは広告だと珍しいかもしれない。

 マフィアシティパロがお上手。
 ステサバはゾンビゲーパロと広告定番ネタのバランスの良さが秀逸なんだよな。オリジナリティは薄めだが良い感じの広告。

 ガチャをして、トマトを育てたりする広告。
 ゾンビパニック時に電波塔を建てるってどれくらい有効な手段なんだろうな。スマホがメインの現代人にとって即席の電波塔でどこまで有効かは、来たるゾンビパニックの日までに専門家委員会で有効性を検証すべきだと思っています。

 パチンコ広告なんだけど、このパチンコのバーチャファイターの意匠はアウトなのでは……
 龍が如くに登場するパチンコらしいが、この広告にセガがどこまで動くかは分からない。もう1ヶ月も経ってるので対応されないかもなあ。

 女性を助けず、ケツを眺めていた男三人で逃げ出す。とにもかくにも美女を助けがちな現代広告において男の友情を大事にする珍しい広告だぁ。
 バスをバリケードにして耐える感じはリアルな基地増設って感じで結構好みです。

 一見テレ東の意匠を使っているように見えるが、このマークはTV JAPANなので問題無い……無いか?
 水を引いて野菜を作るのは良いけど、この広告の水場はなんかゴミが浮いてて汚らしいんだよなあ。ゾンビが浸かってないという確証も無いし、続き物のゾンビドラマなら最初に汚い水場を使っていたことが後々の禍根になりそう。

 ゾンビゲーの広告なのに貞子が出てくるの、何??
 そういえばパズル&サバイバルもゾンビゲー広告で貞子を登場させていたので、海外ゾンビゲームは怖ければゾンビじゃなくても何でも良いと思っている可能性が高い。
 逃げ出した先に戦艦が停泊しているのは要塞芸の中でも初期位置が恵まれているパターンだと言えよう。

 妙にカッコいいPVもある。声優もやたら豪華だし、先月からこれ見たかったなあという感が強い。
 真面目にカッコいい杉田智和の演技も最近では珍しい印象があるんだけど、それは普段映像作品を見ていないせいなのかな。

 ステサバは実写広告にも手を出している。
 ここでは200連ガチャを推し始めたので、こういう所ではきちんと魔剣伝説を真似しているんだなあと思います。

 マッド連撃って何だよ、と思ったら「狂気の連撃」的な所を言いたい様だと気づいたのは5回ほど見返した時である。
 戦車を手に持っていたのに、着地した時には自動砲台になっているのはツッコミどころ。全然違う兵器になってしまうのはちょっと……

 ゲーム広告の世界なので、ゲームが上手い奴がシリコンバレーのベンチャーキャピタル上がりよりもえらい。
 ゲームが上手い奴=偉いという世界観を生み出した魔剣伝説ってやっぱすげえよ。全く違和感なく社会での成功者よりもゲームでの強者の方が社会的地位が高いように見せている。

 対象年齢が行方不明だあ。女子高生がダンスする広告で若年層に訴求出来る物なのだろうか。
 ステサバは色々な広告に手を出しながらも、どれもまあまあクオリティ高めなのが見どころ。ステサバダンスはツイッターよりtiktok狙いなのかなあ。

・三国志真戦

 初の平原推し広告。やっぱり平原にもメリットはあるらしいが、これ以外に平地を推した広告が見当たらないんだよな。
 序盤では平原が良いという事は、序盤平原を取って最終的には山みたいな攻められづらい立地を取ってくれという話なのかな。

 赤壁の戦いを例に出してくるのは良いけど、せっかく赤壁の戦いを出すなら周瑜の活躍をアピールしつつ水戦をアピールすべきだったんじゃないですか?
 埠頭を占領する辺りは水戦なのかもしれないけど、やっぱり鎖で船を繋いでる所に火をつけて欲しかった。あれをやろうとすると軍師を埋伏しなくちゃならなかったり、相手に船を大量に出させなければならなかったりでハードルがバカほど高いんだろうけども。

 公孫瓚の白馬義従ってなかなか良い所を取り上げますね。
 三国志ニワカでも知ってるラインで良いエピソードを取り上げていけるのはコーエーの采配でしょう。かなり好きな広告です。

 9月の三国志真戦は地形推しをするだけでなく、過去に存在した人物をちゃんと取り上げているのは良いですよね。張飛のエピソードを取り上げながらゲームの広告をしている。
 三国志という原作ありきのゲームらしく、原作のエピソードを取り上げて面白いゲームらしさを出しているのは学を感じて良い。

 祝融とかけっこうマニアックなところじゃないですか。
 南蛮軍の存在が示唆されているけども、南蛮ってやっぱり蜀陣営なのか、他のゲームのように他陣営として表現されているのかどっちなんでしょう。
 美人キャラがいるという点を推す他のソシャゲだけでなく、ちゃんと歴史的エピソードも添えてるのが本当に好き。三国志真戦、良いね。

 巴蜀推しの広告。間者でそこまで出世出来るもんなんですか。
 この広告では巴蜀は山が多く、資源が多くて、数ヶ所占領すれば西涼の一ヶ月での資源を一週間で得られるとアピールしている。
 最初の西涼平原を推している広告とセットで見ると中々興味深い。序盤では平原が侵攻速度も速くて周りの地形も制圧すれば資源も手に入るけども、もし西涼平原を選んでもたつくようなら巴蜀を選んだ方が最終的には効率的になるという対比になっているのだ。
 シリーズをたくさん見ていくと完成する広告と聞くとエバーテイルを思い浮かべるが、こっちはちゃんとゲーム内容の紹介でそれをやっているのが印象的。
 紹介を散らせるメリットはあまり無いかもしれないが、たくさん広告を見る人間からするとすごく面白い広告に感じるのでナイス配慮です。

 これも巴蜀推し。
 巴蜀は攻めづらいし、稲作もしやすい。一見メリットが多めに見えるが、自分から領地を広げるべく攻めようとすると山道が多いから攻めるのも大変という面でバランスが取れている事が多数広告を見ていると分かりますね。
 実際そんな話は無いのかもしれないけど。

 ちなみに、めちゃくちゃ普通にログイン後のプレゼントを紹介する広告もある。
 200連ガチャとは言わないが、武将を多数プレゼントするという形で質をアピールしている。
 魔剣伝説なんかは「200連ガチャで神装もいっぱい!」みたいな感じで質と量の両立をアピールしているけど、実際そんな訳ねえだろと誰もが思う点でしょうしね。そうなると具体的にプレゼント内容を伝える広告を出しているのは非常に手堅い広告。まるで巴蜀みたいだあ。

・三国志覇道

 DA PUMPを呼んでる辺りしっかりしてるラップ広告なんだけど、なんかシュールな広告なんだよな。
 これがテレビで流れてた時期もあったけど、画面内で動いてる武将が見ていて面白かったです。結構好きだけどゲーム内容はよく分からない。まあ分からないのが好きという所もあるので、一概に分からない=悪ってもんでも無いですね。

・三国志外伝:戦姫覚醒

 三国志ゲームが多すぎる。これは美少女化した三国志の武将を仲間にしてシミュレーションするタイプのゲームです。
 こういうのを見てると別に三国志の偉人を使わずにオリジナルキャラクターでやっても変わらねえんじゃねえか? と思ってしまう事があるが、やっぱり地名や元ネタの武将名などをそのまま流用出来るのが創作としてはやりやすいんだろうな。

 三国志ゲームってマジで山ほどあるね。
 コーエー産三国志とは違い、ガンガンガチャで強い武将を呼ぼうという所をアピールするのが本場中国の三国志ゲームという事か。
 この広告では張遼が出てくるが、一見して張遼要素がどこか分からない。でも三国無双とか日本の創作で出てくる張遼もどこが張遼が分からなかったりするので、あんまり細かいことを気にしない方が良さそう。

 後述する少女廻戦も実は三国志キャラの美少女化ゲームなんだけど、美少女推しをするという面なら少女廻戦の方が吹っ切れてて好きなんだよな。
 少女廻戦もどこに原作の三国志武将要素を見いだせという所があるが、どの道原作要素がよく分からないのだから変にカッコよさを出さずに可愛さを徹底的に推している辺りが良いと思ったのだろう。

 ちび3Dキャラ広告もあります。
 呂布は羽根みたいな兜をかぶっていて、方天戟を持っていればそれっぽいから美少女化をしやすい武将かもしれない。

 見た目調整広告。ようやく美少女ゲームの広告らしくなってきたね。
 このゲームはやたら広告で張遼を推してくる辺りシブい。三国志ゲームだと普通曹操とか呂布、関羽とかをガン推しするもんじゃないの?

 曹操を奥さんにしてるなら曹操をちゃんと取り上げてあげなよ。
 こういう三国志広告で貂蝉をやたら推してくるの何なんだろうな。そりゃ絶世の美女ポジションで貂蝉なんだろうけども、美女化された曹操か貂蝉なら美女化された曹操を選びたくないですか? 俺の好みがそういう方向なだけ?

 実況動画風広告なんだけど、英語でナレーションして日本語字幕が入っている中華ゲームだからどこにも刺さらなさそう。
 広告を打つ側的には「日本語字幕で英語なら一挙両得や!」という考えなんだろうけども、この広告では虻蜂取らずに終わってしまうのではないかな。

・アナザーエデン

 spoonやGravityの広告辺りからこういうイラストのCM増えたなあ。なんかフワッとエモい感じが出るから良いな、と思うんでしょう。
 画面をよく見ると同じところをグルグル回っているだけに見えるのだが、繰り返しループする動画である事を考えると致し方無いか。

・Top Eleven

 海外監督特有の大喜び&ガチギレ。こういうパフォーマンスも監督業の内なのか、あるいは本気で熱くなるとやっぱり大騒ぎしちゃう物なのか。
 セリフの無い広告ではあるが、選手の退場でランキングが落ちたり、新選手の加入でランキングが上がったりという所を見せて監督業の面白さらしき所はアピール出来ているように見える。

 Top Elevenって実は去年も広告打ってたんだよなあ。
 上記の広告はテロップを日本語に若干調整した版らしい。こうして見ると最低限の加工で意味が通じるんだから、やっぱり海外広告の言語無しで物事を伝える巧さは際立っているよ。

 佐藤スーパースターって、海外で言うジョンみたいな適当な名前の人を出したかったのだろうか。
 映像としては結構な量を使いまわしている気がするが、広告を数打つ上で上手な使いまわしは身を助ける。最後に「リーグ順位」だけテロップが出てくるのはよく分からないが、まあ良いでしょう。未来への宿題です。

 フリーキック外したらストレス溜まるのは分からんでも無いけど、監督がそんな椅子をキックしたり水筒を投げたりせんでもぅておもっちゃうよな。
 赤も緑も「守備的」だし、赤の「守備的」のイメージ映像がオーバーヘッドだしで日本語がガバつきだしているのが印象的。下手によく分からない言語を使うもんじゃないのかもしれない。

・Space Shooter

 まるでtiktokみたいな広告だあ。
 ゲーム内容としては普通のSTGらしい。あまりにも普通のSTGなので、最初のtiktokが必要なのかよく分からなくなる。

 ダリフラのゼロツーが踊る切り抜きが妙に印象的だが、実はこのゼロツー自体は著作権的にかなりグレーなラインらしい。
 Space Shooterは9月にナムコのギャラクシアンのプレイ動画をモロパクリしている広告を出して広告削除と相成っているが、あれは知っている人が見たら明らかにアウトなラインなので当然。
 しかしこのゼロツ―の動きは、以下の動画のアニメーションが元ネタなのだ。

 この映像、再生数としてはなんと2億回越えの大人気動画、大人気音楽である。しかしこの映像の途中で、何ならサムネにも明らかにゼロツーが含まれているのが今回の焦点。
 あくまでもファンメイドの映像をパクっているからギリギリセーフラインにいるのが今日まで削除されていない理由なのだろうが、これを広告に採用するのも、そしてこれにOKサインを出しちゃうTwitterの広告審査もよく分からない。
 まあ爆発的人気になって胴元丸儲けになっていないだけマシな話なのだろうか。グレーラインって何だろうな。

・レギオン伝説

 レギオン伝説、そもそもよく分からないがこの右下にいる実況者は誰なんだ。

 実況スタイルの広告も増えて来たけど、この実況者は本当に誰なんだ?
 情報求む。広告としては普通の出来です。

・フィギュアストーリー

 フィギュアストーリーは相変わらずシンプルながらしっかりしたキャラ紹介広告を出している。
 ゲーム広告特有の「ゲーム画面を出せよ!」というリクエストに答え、キャラ推し広告に必要なキャラのバストアップイラストも声優表記もある。理想的な広告なんだけどフィギュアストーリーって話題にならないっすよね。

 最近では「俺の嫁!」って表現も聞かなくなりましたね。オタクは独占欲を失い、キャラクターはアイドルの如く推す物に変化している。
 そんな中でもフィギュアストーリーは「嫁」表現を続けつつも、最後には「推し」であることも添えている。その辺のポジショニングの不安定さは気になるが、今時「嫁」表現を出してくるセンスは結構好きです。たまには「俺の嫁!!」というハードスタイルオタクを見たいが、もうそういうのは流行りじゃねえんだろうな。

 先ほどまで嫁だのなんだのという表現を出すヘビーオタクの広告かと思ったら、クッソ浅いオタクあるあるを出してくる。
 中学生の頃を思い出して死にそうになる広告だけど、その辺の中学生気分を思い出させてくれる広告ってのも中々無いよ。フィギュアストーリーは見ていてほのぼのさせてくれるのが好きなんだよね。
 ずっとやっててくれ。

・美女と栄光

 ケツ広告のパイオニア、美女と栄光が2分間の凝ったPVをリリースしてきた。というかこのゲーム、リリースして2年も経ってたんですね。
 相も変わらずケツがよく揺れる広告である。でもちゃんとしたゲーム映像らしき物も出しているので、中々しっかりした映像ではないでしょうか。
 でもとにかくケツが出てくる。ケツ! 硝煙! 巨大兵器! って感じで広告が進むので美女と栄光は本当に分かりやすいね。

・WARPATH-武装都市-

 ミリタリーゲームの新作ゲーム。9月は実写広告が多いのが特徴で、美人がたくさん出てくる。
 オチとして赤ん坊に盗まれているのが面白い。美人が出てきて美人に盗まれるじゃオチにならないにしても、そこで赤ん坊が出てくるのが良い発想です。
 地味に最後にすれ違ったタイミングで赤ん坊がアメを持っていないのもこのオチの伏線だもんね。よく出来たコメディだ。

 ハニートラップする女が出てくる。女性の演技も男性の演技も凝ってて良い広告だ。
 スマホゲームで勝つ為だけにわざわざハニートラップ仕掛けてくる世界ってのも中々恐ろしい。魔剣伝説ほど現実離れした話では無いのもちょっとリアリティがあって好きな広告です。

 これわざわざ撮ったの? と思うようなハードな映像。
 下手な広告よりはリアリティがあるけども、こういうミリタリースマホゲームでちゃんと戦場感ある映像が出てくるって結構珍しくないか。
 少なくとも最近のソシャゲで見かける実写広告のクオリティでは無い。4399の三国志グローバルの例でいくと映画を盗用しているパターンもあるが、この広告では果たして……。

 比較的真面目にゲーム内をアピールしているっぽい広告。多分ゲーム映像そのままでは無いけども、ダイナミックなカメラワークが目を引くいい広告です。
 言葉を使わない広告ではあるけども、ちゃんとミリタリーシミュレーションって事は分かる内容になっているのも特徴的。

 これはちょっとAge of Z感がある。普通に走っている女性一人始末出来ないのは、この兵隊の弾幕が貧弱過ぎるせいだろうか。
 敵兵も機関銃を持っている割に弾の数が少なすぎるのが悪いよ。だからと言って普通に連射されたら走って逃げられる訳が無いし、これくらいのバランスがちょうどよいのだろうか。

 作りは安いんだけどしっかりユーモラスある広告でかなり好き。
 「どんなに生活が苦しくてもWARPATHは楽しい!」って良いですね。こういう日本語を使った広告の割には目立つ誤字脱字簡体字が見当たらないのも良くて、安心して見られる広告です。

 gamewithも一枚噛んでいる。
 西村歩乃果という人物は初めて見たけども、ちゃんとゲーム内容をしっかり紹介しているいい広告じゃないですか。2分であるせいか少し情報が足りない感もあるけども、そこは尺の都合、そして同盟を紹介するというコンセプト上やむを得ないでしょう。
 gamewithは海外ゲームをちゃんと紹介している時は普通に好きです。謎の漫画広告、実写広告に関しては他にライバルもいっぱいいるんだし、真面目にゲーム紹介だけすれば良いんじゃないかと思うんだけどそうはいかないのだろうか。

・少女廻戦

 諸葛亮を「口が悪い科学バカ、偉そう、ズボラ」ってそんな表現していいのかよと思うが、中国が自国の偉人に色々言う分にはまあ良いかとなります。
 偉人に対して色々変なイメージをのっけて美少女化するのは日本のゲームもやってるし、この辺は責められるポイントではないでしょう。

 あえてカルーセル広告では無くひたすら右に絵が流れて行く広告。人によっては酔うかもしれない。
 しっかり読もうとするとかなり慌ただしい広告なので、止めながら見た方が良いだろう。漫画のストーリーを読ませつつもキャラ紹介、CV紹介も兼ねて行く無駄のない広告になっているのも素晴らしい。

 実写広告もやってる。
 やっぱり社長は粘土MANにしか見えないんだよな……

 何故か女子トイレに入っている男が少女廻戦を知る広告。
 ギフトコードを出して、「絶対に忘れないでねこの馬鹿!」って言うのは中々インパクトがある。
 少女廻戦は妙な所で光るセンスを感じるゲームなので、どうも嫌いになれないんだよな。今後も頑張ってほしいね。

・アズールレーン

 意外とアズールレーンのアニメ広告って中々見なかったのでは?
 Yosterのアニメは毎回よく動くなあと感心します。他にもありそうだけどTwitter広告ではこれくらいでした。

・シャイニングニキ

 色々な広告を打ってきたシャイニングニキが、とうとうディズニーコラボにたどり着いたのは本当に感慨深いです。4399じゃディズニーとはコラボ出来ないよ。
 女性向け美少女ゲームなら誰もが一度は夢見る「ディズニーコラボ」の高みにたどり着いた事は本当に賞賛したい。シャイニングニキ、おめでとう!

 地道に真面目な広告をやってきたシャイニングニキがとうとうディズニーとコラボしたことに思わず泣いています。広告で泣いたのは荒野行動が乃木坂とコラボした時以来ですね。
 思えば一部ではクソ広告と呼ばれるシャイニングニキがシンデレラとコラボできたの、これこそ本当のシンデレラストーリーじゃないですか。
 普段にも増してちゃんとした日本語を使っているのも良い広告だし、涙で画面が見えん。

 ちなみにいつもの広告もある。
 入学式なのに寝坊して、いつもの制服を着ちゃうニキが良いですね。

 紹介するコーデ量が多い。
 音楽もオシャレだし、衣装もオシャレ。毎度毎度文句の無い広告をバンバン出してくる。一生キラキラでオシャレだよ。

 コーデバトルの広告。
 文句無い広告だなあと思っていたら、コメント欄に「花火大会に裾を引きずるコーデは良くないのでは?」という真っ当な指摘が来ていて思わず納得してしまった。
 コメントの掃きだめとして有名な広告のコメント欄に納得させられる日が来るとは思いませんでした。まだ勉強が要るね。

 この広告で出てくる服は全部オシャレなんだし、別に断捨離しなくても……とは思うが、クローゼットが空かなかったら断捨離したくなる物なんだろうな。
 どうせなら貸倉庫でも借りたら? とか思っちゃうけど、そういう思想がもうオシャレセンスの無い野郎の発想な気がしてきた。こういう時に要らない物を断捨離出来る人がうらやましいよ。

 男は浮気性なのよ。こんな可愛らしい子がいておいて浮気しちゃうのはどうかと思いますけどね。
 可愛いというよりは美しい感じのコーデだけども、眼鏡をやめてサングラスにして、服も黒系にするだけで随分変わるもんですね。

 「ファッションで人は変われる」というシャイニングニキのコンセプト通りの広告。
 最終的に「どちらが好き?」という形で視聴者に判断を求めるタイプに仕上がっているのも良い。全体的に平和で良い広告だあ。

 新しいチャレンジとして無限に失敗に振った広告も出してきた。
 やっぱりシャイニングニキの良さは安易に失敗をしない方針だと思っているので、あんまり好みでは無いかな。
 とはいえここで失敗広告にチャレンジする事で、もしかしたら不快感の無い失敗広告をシャイニングニキは生み出してくれるかもしれない。今後に期待。

・インフィニット・ラグランジュ

 アメリカン・茶番広告。
 海外で「今囲まれてるの!」って言われると銃を持っている状態で囲まれている可能性があるので、割とシャレにならないのではないか。
 まあ楽しげな茶番で良い。ちゃんとゲームに関係ある茶番だし、面白いのでOK。

・ソネットオブウィザード

 ソネットもウマ娘に喧嘩を売り続けて半年です。どんだけウマ娘への喧嘩売りとストーリー紹介をやってるのよ。
 今回の広告は少しゲーム画面が映っている辺り、ゲーム内容を伝える気も出て来たようである。ソネットプレイヤーがどれくらいいるかは知らないが、この調子で一年間ウマ娘に喧嘩を売り続けたら一周して根性があるよ。
 今後も様子を見ましょう。

・イースⅥオンライン

 久々にイース6を見たと思ったらスロット広告をやっていた。まさかこんな広告に手を出してくるとは誰が予想したか……
 イースまでスロット広告をやっていると、これはもうスロット広告ブームは本物のような気がする。スロット広告が何を訴求したいのかはさっぱり分からないが、低予算でできるから良いって所なのかなあ。全然分からん。

・荒野行動

 ゆうとが元気だと俺も嬉しいよ。
 今時荒野行動の広告のレギュラーであるゆうとを覚えていて、未だにゆうとファンである人間は何人いるのだろうか。実際ゆうとガチャが出来るくらいにはゆうとの画像素材があるんだなあと思うと荒野行動の歴史の深さを感じる。

 皆さん荒野五五GO知ってますか?
 荒野五五GOは荒野行動がリリースしていたミニドラマシリーズなんだけど、現在は荒野五五GOと検索しても、何ならかつてツイートしていたリンクから辿っても問題のミニドラマシリーズが見られなくなってしまいました。出演者の肖像権的な問題が発生したのだろうか。
 でも荒野五五GOはかつての広告ではかなり画期的な広告だったのよ。メジャー所ではsoftbankの白戸家シリーズ、現在で言えば魔剣伝説のきもすけのような、イメージキャラクター的な存在を登場させるネット広告の先駆けだったんです。その上でクオリティの低い広告だろうがとにかく広告を出しまくれば強引に認知度を上げられるという事を実証したのも荒野行動であった記憶がある。
 いわゆる「クソ広告」という論調が出てき始めたのも荒野行動辺りだった記憶がある。youtubeは飛ばせない6秒、15秒の広告を打ち始める、Twitter広告も目に見えて増え始める、と社会の広告システムがクソ化し始めたのも荒野行動の一大ブーム期に重なっていたのだ。
 荒野行動こそがクソ広告という言葉を生み出したイヴだと思うのですがどうでしょうか。広告に詳しい方は本当に指摘いただきたいポイントなんですが、自分は荒野行動こそがクソ広告の元凶だと思っています。

 荒野行動って短時間でオチをつけるのがうまいんだよな。
 10秒の広告なんだけど、100人系FPS特有の潜伏して最後に戦おうと思ったら即死する感じが分かりやすく表現されてるでしょ。
 今時の長くストーリーを見せようという広告の流れとは逆を往くオリジンであるからこそ荒野行動は良いのかもしれない。

 いくら荒野王者でも1人で99キルはさすがに……
 さすがにこれは盛ってるだろと言いたくなるくらいに盛るのが荒野行動らしさ。

 荒野行動はキャリアが長いので、突然アドベンチャーゲームになってしまうこともカンタン。
 絶対こんな要素ねえだろって思うんだけど、それから銃撃戦をやっているから荒野行動ですとでも言いたげなのがまた面白い。

・おねがい社長

 戦車で女性を轢く光景が天安門事件じゃねえか、という突っ込みがされてバズっていたが、自分はそんな発想など微塵も出てきませんでした。マジで「ボンゴレはお茶目だなあ!」くらいのノリで見てたので、天安門を即座に発想できる人はすごいね。
 10月後半になっても削除されてない辺り、こんな表現にまでいちいちケチをつけて削除させるほど中国も暇では無いようである。

 これなんか電車に轢かれているのでもう死んでると思うんだけど、一体どんな軌道できもすけに向かって飛んでいるんだ。
 よく見たらお嬢さんはフロントミラーを突き破ってきもすけの腕の中に飛んできているし、この広告だけ物理法則が異常になっている可能性が高い。

 きもすけ、他人のスーパーカーでカッコつけるな。悪人の辱めもへったくれも、他人に自分の車で自慢されたらそりゃ偉い人だって不快なんだよな。
 9月は特に社長が「すぐ借金センターで10万を借りる!」からの車を買う、ババを助けて10連ガチャをする、バカにした人間に復讐するという流れを使いまわしているのだが、この広告は使いまわしパートでも10連ガチャ以降の音源が二重に鳴ってしまっているので余計に面白い。もう使いまわしを隠そうともしねえや。

 ババを助けたら逆転できる定番パターンだけど、普通にクラスメイトがチンピラすぎる。
 この広告に至ってはクラスメートに侮辱されたのに、クラスメートの取り巻きのお嬢さんに復讐し始めているし、ババも2回登場する辺りがマヌケで面白い。使いまわしするにしても雑なんだよ!

 いつもの借金センター(この広告では借金セーターだけど)で創業するやつ。地味に女性の3Dモデルが巨乳化してきていたり、秘書のパンチラが拝めたりとお色気描写がエスカレートしている。
 秘書も使いまわしだからどこまで素材を使いまわせるか社内の広告部門でチャレンジしている可能性が高い。

 マジで新しく登場するモデルは胸のデカさがインフレしてきてるし、最終的にはボンボンくらいでかくなるかもしれない。女性救助パートも妙にカメラワークが凝ってて良いんだよな。
 近隣の店を全部買収してタピオカ屋にしちゃうのは普通に迷惑だからやめてほしいと思った。

 日本人的な思想で行くとそんなに満員電車でもない気がするが、ここは横浜(YAKOHAMA)という異世界の話なので仕方が無い。
 貧乏だからってサラリーマンにいじめられるほど日本は末法では無いし、ゴミもこんなに落ちてないでしょ。
 最終的に地下鉄を購入して好き勝手乗り回してやるという思想はもう石油王の発想なんだよな。社長らしくて良い。

 ベビーカーも女性も助けるのは素晴らしいんだけど、これちょっと時が巻き戻ってませんか。
 ラーメン屋を起業するくだりは使いまわしだが、正直こんな身体能力があったらわざわざラーメン屋を起業しなくてもやっていく道がありそうな気がしないでもない。

 こんな雨の中スカートとブラだけで歩いてるのは寒そうという以前に怪しすぎるだろ。
 美女を温泉に入れるだけで1000万円くれる世界ってのも社長らしいね。温泉大王になって10連ガチャを回す辺りは結構珍しいエピソードだ。

 おねがい社長では非常に珍しいババを助けないで成功する広告。
 社長もいつだってババを助けるほど慈善家では無いという事か。

 あまりにも3Dモデルを見すぎて後ろ姿だけでもどのモデルか分かっちゃう人が結構いるのでは。
 美女推しの広告なのでババは出てこないし、ひたすら後ろ姿を眺める奇妙な広告。BGMが妙にハードなテクノミュージックなのもシュールだ。

 なんとおねがい社長の実写広告チャレンジか!? ……と思いきや、後半はいつもの社長です。
 後半の使いまわしパターンに入るまではもはや何やっても良いという事らしい。おねがい社長は縦向きで遊ぶゲームなのに、この広告の男は画面を横向きにしてスマホを提示している辺り画面の縦横に対する意識が相当低い。

 実写と見せかけてそんなに実写要素が無いのが社長らしい所だ。社長の広告は毎度毎度たくさん女を出せば良いんだろ!! というヤケクソ混じりの広告になっているのが面白い。
 実際スマホゲームの広告なんて九割美女で売っているので、この偏見は割と正しそうではある。もう三次元でも二次元でも何でも美人を出してやろうというパワープレイだ。

・ミストトレインガールズ

 DMM上がりのソシャゲが広告に参戦。
 この広告だけ見ていると中々エモい感じだが、ちゃんと18禁版もある。

 ミストトレインガールズはにじさんじのVtuberコラボで売っていく辺り、中々合理的な広告戦略だと思います。
 DMMの層とにじさんじはダダ被りだろうという予想はそれなりに当たっているようで、普段バチギレしている人間ばかりのTwitter広告の割には好意的な声の多い印象がある。

 でもこれは絶対に入ってるよね。
 Age of Zも絶対に入っている広告を出していたんだけど、こっちの方がきわどく見えるのは表情のパワーだろうか。こっちは入ってないかもしれないのに、表情のパワーは偉大である。

 Twitter的にはこれくらいのセクシー描写はOKらしい。こうなるといよいよ「ツイッターの広告審査は厳しい」という話の真偽を疑うパートに入らざるを得ないが、消されていないからこれは大丈夫なんでしょう。
 大丈夫なのかなあ。

 電車のゲームの画像広告だから吊り広告風にしているのは普通にアイデア賞だと思いました。
 吊り広告も撤退する企業が多い昨今、吊り広告風の広告が出来るのは今この時だけだったのでは。合格!

・ショップタイタン

 先月同様ちゃんとした広告だけど実写でふざけ始めたのがショップタイタンの特徴。
 おじさんがはしゃいでるだけで楽しそうだから僕はこれで良いと思います。
 変にボイスを入れてないから素朴な感じもあって良い。相変わらずボイス抜きでも言いたい事は伝わっているのもすごいね。

 先月みたいな広告もやってるけどまあ内容は変わらない。
 言わんとしている事は解読出来るので、和訳としてはこんなもんで良いと思います。今後機械翻訳が発展したらもっと分かりやすくなるかもしれない。

・迷惑電話対策アプリ Whoscall Japan

 メリーさんという怪異もすっかりオモシロになってしまった。昔はどこから電話がかかってくるか分からないからこそメリーさんが怖かったのであり、今の電話番号が分かる、非通知なら非通知と分かる現代の電話ではさして怖くないかもしれない。

 迷惑電話をしてしまい、すみません。
 地味に黒電話から電話をかけているのも細かくて良いですね。ええ感じに凝った広告で好きです。

 全体的によくできた広告だよな。
 メリーさんが悪者パターン、善人パターン両方あるのは見飽きなくて良いし、一見同じメリーさんでもいざ電話番号を見るまでは分からないという所を表現できているのが上手い。
 メリーさんという知名度高めの怪異を、怪異美少女化ブームに乗って広告に出来たナイス広告。タイミングも内容も良いパターンって中々無いぞ。

・IKEA

 映像が凝った、いい広告です。
 とりあえず1回は見よう。

・Magic:the gathering

 新弾が出たんだけど、中々可愛らしい広告じゃないの。
 ギャザはカード内容の広告では無くネタ系広告が増えてきたのが印象的。実際、別にカード内容が気になるなら皆カード本体を調べるもんね。可愛い犬を出してる方が客受けしそうなのは分かる。
 検索でちゃんとした情報筋が出ない~みたいな話も見かけるけど、ギャザに関して自分はMTGwikiとWHISPER CARD DATABASE、青黒家の食卓をブックマークしているので安心。MTGwikiは最高。

 オシャレな画像広告。
 でも個人的に両面カードというギミックはあまり好きになれないんだよな。Arenaでやる分にはスリーブ関係ないんだけども、生のカードでやろうとした時にハチャメチャに煩わしい。
 統率者に据えるとか、デュエマ的にデッキ外部にある分には全然困らないんだけど。とはいえ画像広告としてはカッコいいのでOK。

 動画サイズからもう面白い。片言のテフェリーも良い味を出してるし、全くギャザに関係ない蛇の群れは出てくるし、島二枚から打ち消して来るし、チャンドラは鳥を焼こうとする。
 よく見たら隊長が出してるカードが墓後家蜘蛛、イシュカナなのは新しいイニストラードのカードを出せなかったからいい感じのイニストラードのカードを出したかったのだろうか。ちゃんとデッキが緑黒なのが細かい。
 これの次回予告が吸血鬼編なのは、次のエキスパンション「真紅の契り」で吸血鬼がフィーチャーされるからだろうか? 11月のmtgからも目が離せないぞ!

 最近「ギャザはカードの値段の話題ばっかりで~」とか、「広告がおふざけばっかりで~」みたいな話題を見るけども、ちゃんとイカしたトレーラーもあるし、公式チャンネルで世界大会の映像が見られる。公式はちゃんとヘビーユーザーにもアプローチしてると思ってるんだけどどうなんでしょうか。
 mtgを喋るyoutuberが気に食わない、最近のギャザが気に入らないという流れだったとしても、正直初見の人は奥深い戦術より100万円のカードの方に興味を持つと思うんだよな。自分も最初はBlack lotusという高額カードからギャザを知ったし、初心者の頃には戦術動画らしき物を見た記憶もあるけど全然分からないという感想しか無かったぞ。
 何なら最近は全然自分も対戦とかしてないけど、パック買って集めて眺めるだけでもギャザが面白いしな。youtuberが金額ばかり取り上げていても憤らず、ろくすっぽ対戦もせず広告ばかり眺めている時点でもう自分もオタクでは無いのか。ひっそりカード集め人間として人生を終える予定です。
 とはいえフォーゴトンレルム探訪の誤字の多さはちょっと目に余る所があったので、誤字だけは少なくして頂けると助かります。

・コカ・コーラ

 転生系ペットボトルになぞらえてずっとループする広告映像になっているのが印象的。
 オシャレな映像とオシャレな音楽でリサイクルを紹介する広告になっているのは良いんじゃないですか。結構好きな広告です。

・アイフル

 アイフルが屈伸煽りの広告出してるのが面白いんだよな。大体の場合そこに愛は無いんだけど、友人間のプレイの場合カクカクすると面白かったりするんだよな。
 現代はシャゲダンとか懐中電灯カチカチとかの方が通りがよさそうな気がするけども、アイフルで金を借りそうな層は格ゲーの方が良さそうなのでOK。

 アイフル、マジで強すぎ広告で最高。あるあるネタの羅列と言えばそうなんだけど、このカルーセルの最後にある「広告と中身が違い過ぎる」は現代の広告に対して「ピシャリ」行ったなあと感動している。他には「分かりにくすぎる」
 公式サイトだと全部見られるが、「底上げされたお弁当」とか、「粘着質な屈伸煽り」とか全部見ないと分からないオモシロかるたがあるのも面白いですね。「作画崩壊」とかはわざと崩している場合もあるだろうし微妙なラインだが。

 フル版はこちら。7分もあるが、広告Disからゲームあるある、普通のあるあるまで何でもあるので、是非全部見てくれよな。
 全体的に精度高めの悲しいあるあるが出てくるので、見ていて楽しいですよ。

 倍速バージョンまで作られているのが余計に面白いんだよな。
 等速バージョンを見たら倍速バージョンも一緒に見るとまた面白いのよ。普通に時間が足りない場合も倍速バージョンで何とかなります。

 ちなみにアイフルの広告はRTするとリプライをくれた。これ地味に嬉しいよね。
 よく考えたら皆タダで広告を拡散しているんだから礼の1つもあって当たり前だよなあ。そういう所も含めて「愛がいちばん」の良い広告だと思いました。

・プリズナーズ・オブ・ゴーストランド

 ニコラスケイジが登場する映画広告。
 内容としては普通の映画広告なんだけど、カッコいい映像だよな。普段3DCGの広告ばっかり見ている物だから、ちゃんとした映画の映像ってスゴイなと思ってしまう。
 よく分からないけど面白そうな映画だという事は分かる。その辺が映像の暴力で黙らせるいい映画広告だなあ。

・GIジョー:漆黒のスネークアイズ

 9月は映画の広告も増えてきて面白そうだなあと感じる機会が増えたんだけど、やっぱりパンデミックが落ち着いてきてこのタイミングで映画館に来てくれ、という圧でしょうか。
 何だかよく分からないけど面白そうな映画広告は無限にやってほしいなと思います。変な広告よりこういうカッコいい映画の広告の方が皆喜ぶでしょ。

・Gravity

 先月に続いてGravityの広告が登場。前作がエモさ的な所に振って認知を高めて行き、9月からは具体的な機能紹介に踏み込んできた。
 コミュニティで色々な話題で喋れるってのをちゃんと告知している。

 youtuberコラボも始めた。ハクマインというのも自分は知らなかったが、チャンネル登録者数は18万以上と中々にビッグなyoutuberだ。
 よく見ると動画右上にウォーターマークが入っているのも広告閲覧者には親切な所じゃないでしょうか。

 ノリがまるで林間学校みたいだあ。
 実際Gravityは普通の人には良いと思うんだけど、Twitterで満足している人は別にやらないんじゃないかなあと思いました。
 Twitterで広告してシェアを奪おうと目論んでいるんだろうけども、他のSNSで自分のSNSを告知するのが難しいんじゃないかなあと感じてならない。

・Netflix Japan Anime

 すごいアニメ広告。テレビでも見かけたね。
 既存アニメを上手く使ったいい広告だと思います。短時間でしっかりNetflixで見られるアニメを伝えられるし、ビジュアルがカッコいいからアニメがそこまで好きじゃない人にもまあまあ訴求できるのではないか。
 これも一種の言葉を使わない広告になっているし、ハッシュタグでの巻き込みも狙っているのが抜け目ない。良い広告です。

・ももplay

 ももplayは最初ゲームマッチングアプリだったのが出会い系アプリになり、次はGravity系の癒しアプリみたいな広告をし始めた。俺はずっと見てるぞ。
 ももplayはどうにかしてユーザー数を増やしたいんだろうなと思うんだけども、流行りに乗るだけではしょうがないのでは……
 ロゴまで変わってるので、色々試行錯誤していると言えばそうなのかもしれないが。

・Amazon music

 画像をタップしたらデカい絵の裏に別の絵が隠れてる……という少し前にバズったネタを広告向きにリファインしたのだろうが、この広告noteだと表示が歪んで上手いこと表示されていない。残念。
 少し前のTwitterで流行った画像でのアピール方法は広告でも積極的に使っていっていいんじゃないでしょうか。これもまた少し懐かしい手段だけども、スワイプした時に見る初見の訴求力もあるし、画像を拡大すればエグザイルファンにはたまらないであろうジャケットが見られるしで考えたなあと思います。
 それにしてもエグザイルというグループ自体を久々に見た気がする。

・小林製薬

 おなら対無香空間って何だよ。最初のフックが本当に強い広告です。
 映像を見てると「疑似おなら」とかいうよく分からない存在を出して来るし、見た目では本当に臭いのかも分からないし、何だか面白い広告だ。
 これが全部宮川大輔の見事な演技であったとしても良いし、本当に消えていたらもっと良い。結構好き。

・退職代行SARABA

 退職ヨシ!
 現場猫みたいな存在が退職しているので、現場猫が退職するとこの猫に進化するのかもしれない。
 こういう現場猫もどきみたいなキャラをよく見かけるようになったが、その辺は原作者はどう感じているのだろうか。別に良い物なのかな。

・バンドリ!ガールズバンドパーティ!

 なかやまきんに君出すだけで大人気広告になるのすごいね。
 よく分からないけどシュールで面白いし、パワーと言っているだけでパワーになる。これはもうズルです。
 今後もなかやまきんに君はよく広告で見かける芸能人になるでしょう。よくぞここまで復活してきたなあ……

・女神転生Ⅴ

 すっかりメガテンの広告も定番枠と化してまいりました。相変わらずカッコいい広告なんだけど、ゼウスとかが「悪魔」と呼ばれるのは女神転生ではあるあるなんですか?
 不勉強ながら女神転生Ⅴで初メガテンしたいので普通に気になってます。

・パワプロアプリ

 何でも鬼滅とコラボする……と思ったら中々派手な新モードがあってパワポケを感じた。野球で地下牢が出てくるのはおかしいと思うんだけど、パワポケならそういう展開も余裕であり得るもんね。
 鬼滅ブームも留まる所を知らないが、そろそろ広告でも見かけなくなってくる頃合いかもしれない。一時ほどは話題を聞かなくなってきた印象があるが、またどこかでひょっこりと話題が出てくるのかな。

・ピックアップ

・広告モノマネ「粘土MAN」

 広告本編では無いんだけど、粘土MANの広告モノマネは本当にクオリティが高いので紹介したくなった。
  というか元ネタの少女廻戦の広告に出てくる人物が完全に粘土MANなのよ。ここまで似た役者が登場する広告があるのがもう面白い。

 元ネタと比べてもらえるとこの驚異的なクオリティが分かると思います。
 見れば見るほど粘土MANだし、声も粘土MANみたいだ。細かすぎて分からない広告モノマネ大会とかがあったら絶対に優勝です。

・Baby Shark Dance

 突然何貼ってるかと思われるかもしれないが、実はこれ先月の広告のsuper jojoで使ってた音楽。
 なんと94億回再生の超絶ヒット音楽で、オタクの好きな動画が束になっても敵わない有名作品だ。でも知らない物は知らない。「皆知ってるよ! やってるよ!」みたいな売り文句がいかに空虚かという事を思い知らされる。

・EVONY

 溶岩をミノタウルスに落としてください。
 男の目の前の水が溶岩で固まったのに、彼が駆け寄って来るまで待ってくれるミノタウルスくんがかわいいね……

 溶岩を固めたら傾斜で詰まるってそんな描写これまであったっけ……
 とりあえずこれは溶岩を落としてからさらに地面に落とし、落とした溶岩を水で固めてから主人公を落とそう。

 ミノタウルスを針天井で倒す→ハウンドを溶岩で倒す→一番左、下段のピンを抜く。
 溶岩を解放するのは罠かと思いきや、一部は解放しないとクリア出来ない辺り中々の良問のように思う。最初これ真面目に詰み問題かと思ったわ。

 水を解放して男直下の溶岩を固める→財宝右側のピンを抜く→男を落とす。
 左の溶岩いる?

 上の溶岩側のピンを抜いて固めれば、後は財宝と男を解放するだけ。間違えても下段左のピンは抜かないようにしよう。

 エボニー不正解おじさんもすっかり定番キャラになってきた。
 相当初歩的な問題でしくじっているのでもう少し練習して欲しい。

 英語版失敗おじさんすき。
 日本語より英語の方が棒読みでは無い感じがするが、現地の人からするとこれは棒読みなのだろうか。
 意味が多少理解出来ても棒読みかどうかまでは判断できないです……

 今月の問題集です。
 これまでに出た問題ばかりだが、比較的分かりやすい物が多いので入門編にはオススメ。
 EVONY失敗おじさんの二の舞になる前に我々も毎日ピン抜き広告の問題を解こう。

・最強巨塔-Mega Tower

 クソデカと言いたかったけど「クソ」というワードはアウトだったのか、わざわざ○で隠してまで「ク○デカタワーを見ろう!」と言っている。その初志貫徹は褒めようじゃないの。
 内容としてはAge of Zの要塞芸の二番煎じみたいな広告。一体何をアピールしたいのかが分からん。

 タワーディフェンスゲームの広告で本当にタワーをディフェンスするセンスに感動しました。
 広告の内容としては要塞芸のままなので特にコメントする点はありません。

・クッキーランキングダム

 クッキーランキングダムは粗悪な広告を出さず、ちゃんとした広告だけなのが印象的。
 最近の広告では真面目な内容だけでとどめているのはまーじでえらい。芸能人を起用する所までは色々な広告がたどりつくのだが、余計な広告をくっつけてくるから訴求しきれなくなってしまうでしょう。
 逆にその余計な広告を見たい層からしたら残念と言えば残念かもしれない。とはいえ普通に良い広告を出しているだけ、というのもいないと困りますよ。

 キャラ紹介広告も出しているが、キャラ紹介にしても非常にまとも。
 有名声優を多数起用しているのに声優推しをしないのはもったいないようにも見えるが、何の広告にでも声優名がくっつければ良いという物でも無い。
 このゲームの広告目的としてはゲーム画面を見せつつどんなキャラがいるかを紹介したいんだから、別にCVを書かなくても困りやしないんだよな。

 カルーセル広告でのキャラ推しだが、カルーセル広告は閲覧者のリズムで見られる分こちらには声優名を入れているのはちょっとした心遣いを感じますよ。
 ひとつながりの映像だと好きな声優がいてもちゃんと声が聴けなかったり、知らない声優の声まで聞くことになったりする場合がある。そこで、カルーセル広告を使って好きな声優の声だけ聴けるのは良い気づかいでしょう。
 その上余計なBGMも無いので、声優の演技に集中して聴けるのもファンからすると嬉しいのでは。終始気遣いを感じる良い広告です。

 そんな質実剛健な広告を見込まれてか、セガとソニックコラボしているのも印象的。
 コラボPVもはちゃめちゃにしっかりした内容なので、4399のコラボ広告はこれを100回見直してからコラボ広告を作成すべきではないかと感じる。シンプルにまとまったいい紹介PV。
 どれも広告のお手本のような内容でした。これ以降変な広告を打ってブランドを落とすような事もしないし、本当にエライ。

・西京24区-百花争艶の役場

 マフィアシティパロで注目を集めた西京24区が6月ぶりの登場。
 車推しはどっちかというとおねがい社長っぽいが、車のカスタムをアピールしているのは実は新機軸かも。
 実際にこんなカスタムが出来るかは知りません。多分出来なさそう。

 これまでの西京みたいなマップでなく、GTAみたいなマップが出てくるのは広告の統一感が無いね。一応東京をパロディした広告じゃなかったのか。
 ダクトを通って移動する感じもマフィアシティの脱獄っぽいし、絶妙にマフィアシティの後釜を狙っているように見える。

 西京24区はカジュアルに草を生やすね。ボスを助けて出世するのはマフィアシティリスペクトが濃い。
 地味に洋式便器に座っているマフィアのボスの股間には丁寧なモザイクがかけられているのも面白い。ちゃんと主人公の動きに連動してモザイクをかけ続けるの、結構大変なのでは?

 パクリ先がマフィアシティからおねがい社長に変わったのはこの広告。明らかに100万資金な感じがあるし、変な選択をしてフラれる感じも社長。
 でも隠し10連ガチャが無いので完全に社長リスペクトという感じでもない。別に社長をリスペクトすれば良いってもんでも無いけども。

 秘書とメイクラブもします。1200円の下着を買ってなびく女性はそんなにいないと思うんですけど……
 特に起伏も無く普通に好感度が上がって終わり。なんてちょろい女性たちなんだ。

 ドロボウしてレベル99になる世界なのはマフィアシティらしい展開。でも壁を壊してレベル99はおねがい社長でも見かけたね。
 実際壁の中に隠し財産を取っておくってどうなんだろうな。必要な時に取り出しづらいし、家が消失するタイミングで逃がせないし、取り出すときには家が傷つくし、使い勝手が悪いばかりの隠し方に見えるが……
 そんな細かい1億、2億程度の金を気にするような人間はそもそも壁の中に金を隠すなということか。

・マフィアシティ

 最初の1作目初見だけど2作目以降は普通。マフィア女王にセクハラしたチンピラよりもマフィア女王を助けたチンピラが出世する話です。
 レベル30時点ではマフィア女帝だが、レベル50になるとマフィア女王に進化するというマフィアの進化を見られるセットにしている可能性もあるね。

・Dragonicle:ドラゴンガーディアン

 比較的普通のMMO広告。最近流行りの実況者が広告大賞を実況する広告です。
 こういう広告ってやっぱり効果がある物なのかなあ。よく分かりません。

 プロモ映像はしっかりしてる気がするが、そんな物はどのMMORPGでもそうなので判断基準にはなりません。
 変な広告は出していないが、変な広告を出さないと埋没していくのが現代。しかし変な広告を出したら出したで不評を買う。これもう詰んでないか?

・ドラゴンハントレス

 ドラゴン繋がりでこんな広告もある。
 多分放置ゲームなんだろうけど、最近のスマホって遊んでる時に誰かから電話がかかって来ても画面全体が隠れるような事象は起きない気がする。

 比較的まじめに広告しているが、真面目過ぎるが故に話題すら見かけなかったのは本当にどうすればいいんだろうね。
 不真面目な広告は不評を買っても話題にはなるから多少の広告効果を見込めるのだが、真面目に広告をしたって広告嫌いの人はその真面目な広告を1つも評価しないでしょう。確かにこの広告に関しては普通に見ても訴求感は無いけども、少なくともこれから紹介する広告のような詐欺要素、原作を落とすような描写は無いでしょ。
 広告を見る際、「広告のシステムが不快」なのか、「広告の内容に問題がある」なのかはちゃんと閲覧者それぞれが判断する必要があると思うんだよな。youtubeで延々飛ばせない15秒広告が出てくる、テレビで1分近く広告ばかり流れているのは「システムが不快」にあたる例で、著作権違反だの盗用だのという問題は「広告の内容に問題がある」にあたる。それで、もし「システムが不快」なだけでその広告が良くないと思ったのであれば「この広告は普通に良い広告だったね」というのをもう少し共有しても良いと思うんですよ。
 とは言っても世間の広告評を見ていると「好きなアニメ、芸能人と好きな商品がコラボした」とか、「あのクソ広告は面白い」みたいな話、あるいは「あの広告は優れている(海外のリアルキャンペーン等で行った巨大広告プロジェクト)」が大半な印象があって、「地味だけどちゃんと広告しました」という例まで目を向けている例が少ないように思うんだよな。
 広告はどう楽しもうが人の勝手だし、別に見たくなければ見ない事も出来る。クソ広告というジャンルで一括りにされている中華広告だけ見ていても良いでしょう。しかし少なくとも、ドラゴンハントレスみたいなさして拡散されていないけどちゃんとウソをつかないで告知している例も自分は極力共有したいなと思っています。

・剣魂~剣と絆の異世界冒険伝~

 剣魂は七つの大罪と公式コラボをした……のだが、一つでも広告を見てもらえば分かる通りとんでもない低クオリティで広告を出してきた大問題作である。
 オタクは動かないアニメのことをしばしば「紙芝居」などと揶揄するが、紙芝居はまだストーリーがあるしちゃんと絵が描き下ろされているんだよ。これは既存素材のつぎはぎだし、そのクオリティもこんな低くては紙芝居の方がよほど良いという所である。
 個人的には何の工夫も無い白背景にメリオダスの画像がそのまま貼られ、ストーリーも4399的な騎乗獣ガチャの広告になっているのがもう見ていられなかった。
 基本的に自分は広告に対してポジティブに見ていこうと思っているんだけど、さすがにこれは「クソ広告」と評価せざるを得ない。これまでの広告まとめではここまでボロクソに書くのは無かったことだし、極力そういう評価はやらないようにしようと思っていたのだが、これを褒めるのは逆に他の広告に失礼である。

 この広告がクソである点の一つとして、どの広告も軒並み低クオリティで、しかも剣魂のアピールがやたら強い点である。
 次に紹介する「天姫契約」のコラボ広告では天姫契約自体のアピールというよりはコラボ先のアピールが先に来ているんだけども、剣魂はどれも騎乗獣ガチャだの、最強職業は忍者だの、コラボ広告にしては剣魂の色が強すぎるのだ。

 特にクソなのがこの広告。一見して普通の画像広告だが、この背景はどこかで見覚えはないだろうか。

画像1

 そう、FGOの画像のパクリである。一応この画像素材自体は使っておらず、二次創作の画像らしいがそれなら分かってやってるのでなおさらタチが悪い。
 仮にも公式コラボだというのに、その広告で他社の広告の画像素材らしき物を使っていくのはどういう了見なんだ。元々4399自体で蒼空ファンタジーなどで他社の素材を使っていた前科持ちなので驚く話ではないのだが、まさか大衆の目に触れる広告でまでパクリをしてくる事、そして講談社の漫画IPとの公式コラボにも関わらずこんな画像を作って広告するとはとんでもない狼藉である。

 これまでの広告まとめでもパクリを疑うべき広告自体は多数見受けられたが、それらはまだ「アレのパクリか……?」という内容であり、完全に黒と断定出来る物は意図的に取り上げなかったこともある。
 それにパクリをしても、これまでのパクリは概ね会社内だけに留まるパターンが大半。他社コラボの広告に他社の素材を使う様な真似はしてくるとは思っていなかった。


 3DCGの内容に関しては各ゲームによってグラフィックに差があるのは当たり前だからこういう物だとして、突然コラボアバターをキングの武器でぶっ刺しちゃうってどういう判断でこんな広告にしたのか理解しがたい。
 少し調べるとバンという人物自体が不死身の肉体で、どんなに傷を受けても復活する人物だというのは分かったよ。それにしてもこんなヌルっと刀が刺さるのはシュールなだけだろ。これで原作再現アピールのつもりなのだろうか。

 立ち絵茶番パートさえなければ映像自体はいくらか見られる出来であるように思う。
 何故立ち絵茶番を入れてしまったのか……

 総評すると剣魂は本当に悪い広告だったと思います。これはさすがにラインを越えてるし、普通に講談社、DelightWorks等にもご連絡しました。
 2021年で真のクソ広告を挙げろと言われたら自分は剣魂を挙げたいよ。他の広告なんか剣魂と比べたらかわいいもんでしょ。

・ラファームの少女

 9月の闇勢としてはshape shooter、剣魂くらいまでは割と広告を見てれば知ってると思うが、ラファームの少女まで知ってたら広告マニア認定です。
 まあこれもハローキティらしき存在の意匠を使っている悪い広告なんだけど、これまたあまりにも地味すぎるパターンなので誰も認知していない。一応これもサンリオへご相談しました。

・天姫契約~ファイナルプリンセス~

 久々の登場となる天姫契約は「蜘蛛ですが、なにか?」というなろう系小説とコラボした。自分はよく知らなかったが、アニメ化、漫画化している人気作品のようです。
 剣魂と比べると随分良いクオリティだし、魔剣伝説も普通に良い広告を出している。剣魂だけあんなに低クオリティなのは一体どういう了見なんだ……

 それにしても4399はコラボをしても200連ガチャしか告知出来ないのは何なんだろう。
 もっとゲーム内の魅力とか、蜘蛛ですが何かの面白い所とか、そういう面を伝えられないのか。お願いしますよ。

 実写広告もあるが、魔剣伝説でもこういうくだりを見たね。すっかり同じようなテンプレをなぞるだけになって……
 4399はそろそろ別のパターンも用意しろよと思わざるを得ないが、一生こういう広告を擦っているのが味ですと言われたらどうしようも無い。
 その点魔剣伝説はちゃんと茶番を変えることで、毎回広告内容が一緒でも見どころを作ってたんだなあと思います。あれはあれで気遣いだったんだな。

・魔剣伝説

 4399のリリースしたMMORPGがそれぞれコラボしている頃、魔剣伝説はAge of Zのパクリをしていた。
 突然「うわ なんでここにゾンビが」って、ネルソンズのコントみたいなのをやっているのが面白い。やっている事も結局いつものNY4399のアピールだし、わざわざこの映像を作る必要があったのか疑問を覚えてしまう。面白いから良いけど。
 魔剣伝説って画面左下に
 「※画面は開発中のものです」
 「※実際の内容と異なる場合がございますので、ゲーム中の情報が基準となります」
 「※動画中、参加できないイベントが含まれる場合がございます」

 の三行を入れればどんな広告をやっても良いと思ってないか? 注釈文は嘘の免罪符じゃないぞ。

 導入が違うバージョンもある。
 内容としてはゾンビを無料200連ガチャで倒すだけだが、「ゾンビ王」だの「10☆大砲」だのワードセンスがちょこちょこ手抜きっぽいのが好き。
 もうちょっと良いネーミングは無かったのか。

 無料200連ガチャを復讐に使うな。
 ペットが出てくる広告だが、黒焦げになるきもすけは初登場のように見える。
 ドラゴンを育成して戦わせる描写が最近のMMORPG広告では多いのだが、そんなにドラゴン育成って魅力的なのだろうか。ポケモンリスペクトか?

 魔剣伝説式福引すき。
 内容としてはギルドにいる雑魚っぽい人が実は師匠だったというラノベでありがちなパターンだ。

 神龍島プロモもまだあった。
 もうイベントも終わり際だからか、テロップの入れ方が雑なのも見逃せない。そういう所を視聴者は見てると思うんですけど。
 やたらプレイ風動画が長い上に特に音割れがひどい広告なので、魔剣伝説広告初心者にはつらい内容かもしれない。慣れてくるとこれはこれで楽しい広告なんですけども。

 魔剣伝説は社長に接待をした結果として限定ボーナスが与えられていた……?
 どんなに色仕掛けをしても結局無料200連ガチャだし、特典コードもいつも通り。色仕掛けに失敗しているのでは。

 苦情風自慢広告はNG。
 テレフォンセンターの人物がメイド服なのも突っ込みどころだが、延々と苦情を入れている風で自慢をしているのが鼻につく。
 自慢ばかりだと飽きるからという魔剣伝説の配慮なのかもしれないが、個人的にはもう少し自慢してくれて良いんだよなあ。

 ゲームへの課金を警告する彼女が再登場。
 結局魔剣伝説だから戦力3000万、ダイヤ使い放題という所を広告しているが、そんな戦力が上がっただけで木に縛り付けてくる彼女というのも中々クレイジーだよなあ。
 以前出て来たゲームへの課金を警告する彼女はそこまでしなかったでしょ。

 特典コードを入れたら超強くなるアレ。
 何故皆釣竿を持っているかの説明は最後まで無い。釣りをしながら報酬が無い事にキレる光景は魔剣伝説でしか見られない。

 キャンプにまで来て魔剣伝説をするな。
 まだキャンプに来て男女でまぐわいをしていた方がマシでしょ。こんな大声をあげてテントの中で魔剣伝説をするシチュエーションも奇妙過ぎる。

 キャンプに来て魔剣伝説をするよりはカップルでいちゃいちゃしてる方が健全なんだよな。
 いくら男二人でキャンプとは言っても、テントの中で魔剣伝説をして大騒ぎしている連中は迷惑過ぎる。キャンプ場では他にも人がいるので、静かに過ごそうね!

 わざわざ200連ガチャの話を聞くためだけに盗撮しなくていいから……
 魔剣伝説をプレイするコツを知る為だけにキャンプ場で盗撮したり、スパイ行為をしたりする辺り魔剣伝説至上主義の世界は恐ろしい。
 魔剣伝説の世界では戦力が低いと列に横入りされたり、女性にモテなかったりと生活に支障をきたすのである程度はしょうがない気もするのだが。

 魔剣伝説がうるさすぎて釣りが出来ないの、普通にろくでもない仕様だ。
 ダイヤと金貨が大量にもらえるのは分かったので、魔剣伝説のアナウンスだけ魚が逃げない程度の音量に抑えてほしい。

 魔剣伝説の戦力が高いだけで割り込みをするおじさん。
 若い男性が割り込むならまだしも、中年男性が魔剣伝説の画面を見せびらかして列に割り込んでいく様はあまりにもみっともない。魔剣伝説至上主義の世界は恐ろしいぞ。

 今回の広告は同じロケ地でひたすら広告のロケをしたんだろうなってのが伺える。
 場所も役者もアピールポイントも話の筋も同じだが、微妙に演出を変えることで全然違う広告に見せているのはまあまあ力技だ。
 これだけ撮影しておきながら10月以降キャンプ場シリーズは一個も見かけないので、メチャクチャ広告費に金を突っ込んでる事が窺えます。

 魔剣伝説で強ければ彼女を奪い返せるのは、果たして良いのか悪いのか。
 地味にキスっぽい演技をしているが、キスの演技をしてもTwitter広告はOKらしい。Twitter広告はどこまでお色気描写をして良いのか……

 200回もやろうと提案されたらそりゃ「えっ!?」ってなるよ。
 実写魔剣伝説広告は妙にピンクな雰囲気を出して来て、そこから無料200連ガチャに話を繋いでくるのは何なんでしょうか。
 もちろん普通にボケる広告もあるんだけど、こういうノリの広告を研究してみたくなったのかなあ。

 10秒でなれるランキング1位に果たして価値はあるのか。
 この広告が真だとするとベテランの概念もランカーの価値もぶっ壊れているのだが、そんな話は無い。

 それにしてもこのおじさん、誰??
 9月の広告には妙に登場するおじさんだったが、妙にシブい声と突然戦力自慢して列に割り込んでくるのが持ち味の変なおじさんだ。
 案外今後も常連キャラになるかもしれないが、別にこのおじさんが常連になろうが広告するのはいつまでも200連ガチャ。いつまで200連ガチャを擦るんだろうな。

・ARKA-蒼穹の門

 中々カッコいい映像やないの。
 まあ広告の内容としては魔剣伝説2世なんですけどね。「王道こそ最強だ」というキャッチコピーは、やはり現代の広告では王道になった魔剣伝説の広告に倣うべきという意志表明か。

 こういうゲームの例に漏れずCVがやたら豪華。
 狂戦士の声が特に豪華すぎると思いました。ビジュアル的にはかなり若々しいが、声だけ聴いていると歴戦の戦士にしか思えない。

 魔剣伝説チルドレン広告。Unreal Engine4を推してくる辺りまでリスペクトしなくていいから……
 声は機械音声を採用してコストカットを図っている。機械音声をガンガン使うのがARKAの特徴だが、これはこれでヤバいニオイを醸し出すことには成功しているんだよなあ。
 最初のウィンドウには「初回チャージプレゼント」とあるのに、アピールしているのは200連ガチャ無料。チャージプレゼントのウィンドウは必要だったのか?

 女守護者のコスチュームデザインがかなり好き。
 妙に凝ったアクション広告も魔剣伝説リスペクトなのか、本当にこんなのが出来るかは知りません。ダウンロードして確かめる気にもならないぞ。

 中二病なのでこういうPVが大好きです。ナレーションを消すと完璧。
 また、戦いを「おののい」と読んでいるけども、これは「戦く(おののく)」で「戦い」を読んだ結果だと思われる。最近はこういう誤読が流行りなんですか?

 日本語が怪しいのに「全て日本語バージョンに」は説得力が無いんだよなあ。
 結局どの辺が新しい要素なのか、どんな隠れた要素があるのか、どんな複雑な関係があるのかがよく分からない。広告したい要素をいまいち絞り切れていない感じがするが、とりあえず全部言いたかったのだろう。

 何度も負けて理解した真実が「無料ガチャしか勝たん!」って、一体何をプレイしていたんだ。
 そんなことを理解するなら最初から無料ガチャを引いてくれ。魔剣伝説じゃないんだから。

 カッコいい本のエフェクト、カッコいいBGMに対して本の中身が貧弱過ぎる。
 ゲームのイメージ映像としては中々カッコいいように見えるが、それはそれでわざわざ本を開くような演出はいる? と思ってしまう。

 画像広告も出しているが、このインパクトの強さは中々センスがあるやないの。
 どういう意味かは分からないし本当に4K画質化も分からないけど。

 疑似ゲームなのか、本編なのか。
 なんか右側の字が本編っぽくない事、エフェクトと敵の動きがぎこちない感じから疑似ゲーム広告な感じがするなあ。さっきの本の広告で出て来たゲーム画面とも違うし、どこか嘘っぽさを感じる。
 画面全体を見るとフォントに統一感が無いんだよね。だからと言ってフォントを統一してリアルな偽ゲーム広告を作られても困るが……

 敵紹介広告は珍しいけど、雷鳴のオオトカゲは微妙にダサい。魔竜オドインは結構好きなんだけどな。
 「MMORPG(もるぐぐ)の頂点はここにあり」「生死をかけたおののい」など、変な読み違えが目立つ。

 アプリストアで95%の高評価(独自調査)
 全体的に突っ込みどころが多過ぎて逆に冷めるタイプの広告が多い気がするのがARKAの特徴。広告嫌いが考えた中華広告パロをそのまま広告に採用した感じだ。

 顔認証で職業を決めてくれるシステムは初心者にまあまあ受けそう。
 そんな変なシステムを導入するMMORPGは無いと思うが……

 おねがい社長のボンゴレの見た目で、魔剣伝説のBGMを使い、おねがい社長の広告をパクっている。おねがい社長と魔剣伝説の子どものような広告です。
 やっぱり二番煎じと二番煎じを混ぜたらインパクトの薄い広告になってしまうんだなあと思ってしまった。原作はシリアルコードを使って宝箱を開いたきもすけが、召喚したババを使って一般人を襲撃する広告だから面白かったのだ。ドラゴンが人を襲ってもそれはファンタジーのありがちな光景なのよ。

 いつも通りgamewithも一枚噛んでいる。gamewith側の紹介者が非常に小さく表示されているのはARKA側のオーダーだろうか。
 gamewithの紹介も他の広告があまりにも残念な場合は結構面白そうに見えるんだよな。
 最後に謎のブルーバック画面が残っているのも味がある。

 漫画広告もある。
 いつも通りボケ散らかして終わる感じの奴です。

・MU:アークエンジェル

 中々カッコいいけどこれまた魔剣伝説二世で、すみません。
 魔剣伝説チルドレンにカッコいいPVがついてくるのはもはや義務教育なのだろう。PVだけは本当にカッコいいわ。

 表示されているギフトコードと言っているコードが違うという離れ業をやってのけているが、「MU777」「MU888」「MU999」で全部あるので全く問題無い。
 誤字と見せかけて全部対応しているのでOKというパワー系広告だ。

 ゲームスタートでマウントをゲットってどういう意味なのかしばらく考えたが、マウントが何かは分からなかった。
 要はペット、騎乗獣の類なのだろうが、本当にマウントって何だろうな。

 変異ゴールドドラゴンってモンスター配合か何か?
 カエルを嫌っているドラゴンと配合するのはかわいそうに見えるが、変異ゴールドドラゴンのおかげでパクチー小五郎は全サーバー1位になれたんだよなあ。

 美女が協力してくれるおねがい社長はもうただのラノベなんだよな。
 エルフアーチャーにキャリーしてもらうのは結構だけど、やっぱりババにキャリーされて成功する広告を見続けているとちょっと物足りないなあと感じてしまう。
 あとMU:アークエンジェルの広告ならではの演出として、上下の広告枠が最後のキャッチコピーで消えるのが中々オシャレだと思います。

 近接戦闘王とかいう小学生みたいなネーミング。
 妙に凝ったカッコいいアクションが見られるのが売りです。

 レベルの低い人が蹴られる酒場シリーズはこういう広告だとありがちなんだけど、ちゃんとレベル上げして普通に入るパターンは結構珍しい気がする。
 名前が「お母さんお願い」で所属ギルドが「ハハギルト」の人は相当危ない人なのでは……

 実写広告もやってる。
 siriもオススメするゲームなのでMU:アークエンジェルをやってみよう。実際問題、appleに無断でsiriがオススメしてるみたいなアピールをやって良い物なのだろうか。

 「ドラゴンが光ると強くなる」と理解できるのは広告を見込んでいる人間くらいのものでしょう。
 グラフィックはきれいな感じだけどなんだか脈絡が無い広告だなあと思いました。

 エクセレントドラゴンセットは最高。
 個人的にMU:アークエンジェルで一番好きな広告はこれです。この広告だけ無限に面白いから何度でも見返せちゃうんだよなあ。

 総評してMU:アークエンジェルの方が魔剣伝説などの先達の真似は上手いかなという印象。10月も面白い感じなので、11月以降も期待の新人でした。

・エバーテイル

 エバーテイルは副業広告に寄せ始めた。
 最近は副業広告がやたら増えたから、その波に乗ってエバーテイルも金儲けができるぞ! という所をアピールしたくなったらしい。
 実際どこもかしこも広告で金儲けと言うのがブームであれば、それに乗って金儲けを推すのはあながち間違いではないように見える。それが正しいか誤っているかはともかくとして。

 絵柄とかも最近流行りの副業FX系広告に寄せてる感じがするよね。スマッシュの広告っぽいじゃん。
 結局最後にはベッドの上で三人仲良くエバーテイルをしているので、エバーテイルの広告には珍しいほのぼのエンドです。突然この三人が死んだり、「起きて!」というナレーションが入ったりもしない。

 美しさに騙されてはいけない、というテロップを入れればホラーという単純な話では無いのでは。
 9月のエバーテイルは既存のホラゲ風広告を控えめにして、シンプルな美少女推しや副業アピールを強めているのが印象的だ。
 いつまで経ってもホラーゲーム広告じゃあ、もう釣れないと思ったんでしょうね。結局10月になったらホラー路線が復活してきたのだが。

 この美少女は9月から初登場したはず。結構かわいいのですき。
 毎回毎回オチに「総額1億円!」の文字が出てくるのは雰囲気ぶち壊しだが、もうそういう広告スタイルなのだと割り切った方が良さそうです。

 とはいえ、一応9月もエバーテイルらしい不気味な新キャラも出てき始めている。
 エピソードが相変わらずバラバラなので過去作とのつながりは全く分からないが、雰囲気だけ見れば以前に近いよね。このガイコツマンが何者かは今後の広告で明らかになるかもしれない。

 振り返ってみればエバーテイルはホラーゲーム風広告以外の路線も少しやってみたかったのかなあという印象です。結局金を配り続けられる訳も無いので、じきにホラーゲームに戻っているんですけども。

・9月の準MVP

・アイフル

 そこに愛はあるんかるた、久々のローン系広告発のヒットだったね。全体的にチョイスがシブいというか、分かりやすい愛があるんか案件とマニアックな愛案件がどっちも入っているのが良い。
 リツイートしたらリプライが来ると言うbot動作にしても、広告をわざわざ拡散しているんだから礼の1つもあって良いよなという事を思い出させてくれました。これが毎回どこからでも礼が来られても自分の場合困るんだけど、たまに拡散する程度の人には中々の気づかいだったように思います。
 小さな問題としてこれでアイフルを借りる人が増えるのかという話があるが、そんなことを言い始めたら2月のアコムの広告も相当やってたよ。件のアコムの広告は今じゃ非公開になっているので、そこに愛はあるんかるたもいずれ非公開になる可能性があります。見たい方は早めにどうぞ。

・クッキーランキングダム

 クッキーランキングダムの広告は全体的に退くべきところをちゃんと見極めて、きちんとした広告をやろうとしている感じが好印象。
 コラボを出すポイントも地味すぎずゲームファンに訴求できる良い塩梅だし、キャラ紹介広告ではちゃんとキャラを紹介するし、声優を推す広告ではちゃんと声優の声が聞こえるようにBGMを消している。全体的に気配りの達人感がスゴイのよ。
 それでいて10月になったらきっぱりと広告を止めて、悪い広告を必要以上に打たないでイメージダウンを防ぐ。イメージが良い方が儲かるのか、あるいは社長や魔剣伝説のように広告を打ちまくるのが正解かは未だに微妙なラインであるが、少なくとも変な広告を打たないだけで悪いイメージを残さない取り組みには成功しているように思います。

・State of Survival

 変な広告枠としてはステートオブサバイバルが良かったかと感じている。
 全体的にクオリティ高めで、いちいちパロディがハマっていて面白いんだよな。唯一許されない広告としてバーチャファイターの意匠を使ってしまった広告があって、アレさえ無ければMVPにしても良かったかなという印象。どうせオモシロ広告をやるならしょうもない所で著作権違反をしないで、既存広告パロに全振りして欲しかった。TV JAPANもきわどいラインだし、そういう所を普通にやってくれればなと思います。
 全体的に変な所でクオリティが高めなので、広告ビギナーにもオススメです。例の著作権違反を除いて。

・三国志真戦

 三国志真戦も9月はかなり良かったなと思います。
 せっかくの三国志ゲームなんだから、三国志原典のエピソードを活かしつつ広告をするというのは他の三国志広告も見習ってほしい。むやみやたらに美少女美女を推せば良いという物ではない。
 地形推しをするのも良いっちゃ良いんだけども、地形だけなら別にどこを舞台にしてもええやんという所はある。であれば、公孫瓚や張飛が出て来た方が嬉しいよ。その辺の良さを取り上げてくれたのかなと思います。

・9月のMVP

 9月のMVPであるが、今月はMVP無しという形を取ろうと思う。
 理由としては2つあり、第一にどれも良いと言えば良いのだが突き抜けて素晴らしいタイプの広告が無かったというのがある。
 普段は結構どの広告でも褒めるし、月イチであれば絶対に何かしら良い広告がある物なのである。クオリティという面で言えばどれも悪くは無いし、見どころがある広告も多いっちゃ多いのだが特別これが素晴らしいという印象は受けられなかった。
 常連勢ではシャイニングニキがディズニーコラボをするし、魔剣伝説も広告量で言えば19本と怒涛の攻勢を仕掛けていて、社長も天安門で一炎上取りつつも13本もの新作広告をリリースするというパワープレイを見せた。魔剣伝説チルドレンであるARKAやMUも面白いと言えば面白い。
 しかしどれも特別素晴らしいという感動を得られなかった。そこで無理に準MVPくらいかなという物をMVPとして評価しても良くないだろうという判断である。

 第二に言えるのが、剣魂がひどすぎたというのがある。仮にもコラボ広告だというのにこんなひどい物をマシンガンのように放出してくる話があるかと驚愕せざるを得なかったし、仮にも公式コラボをしているのに他社の素材をグレーラインでパクってくる判断には頭を抱える他ない。これが相手ではどんな良作広告も、あるいは変な広告も霞んでしまうよ。
 軽々に「クソ広告」という言葉を言い散らかしている広告嫌いの人間には剣魂の広告を1日中見せてやりたい気分なのだが、これはクソ広告としか形容出来ない代物なのでMVPとか言って茶化したり、正当に評価する気にもなれない広告なのである。
 素晴らしいと評価する方向にも、これはクソであると笑う方向にも持っていけない本物のクソを見せつけられました。たかだか3年しか広告を真面目に見ていない人間の広告評で恐縮だが、これは10年に1度クラスのクソ広告なのでもうどうしようもありません。
 この世の広告のほとんどは剣魂よりもマシな広告が流れているというだけで幸福な話だという事実をよくよく認識して、これから生活していこうと思います。お疲れ様でした。
 


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