広告振り返り:ルーキー級~2023年10月~
・Knightcore Kingdom
台湾からやってきたスマートフォン向けゲームがナイトコアキングダム。タワーオフェンス型RPGという題材はちょっと捻っているように思えるし、この公式MVも中々カッコいい。
というか音楽の間奏(1分10秒くらいから)にキャラの喋りを入れる演出が「おっ!」って思うポイントなんですよね。昔のアニメとかだと割と見かけた印象があるんだけど、最近は見なかった良い演出です。
犬夜叉のオープニングとかであった、アクションシーンに合わせて効果音が鳴るやつとかも結構好きだったんだよなあ。なんであの演出無くなっちゃったんだろうね。
・ロードオブヒーローズ
王道ロールプレイングゲームこと、ロードオブヒーローズは10月に見かけた広告。9月リリースなので、場合によっては9月に見かけていたかも?
それはさておき、広告の映像の質は中々に高い。グラフィック的にちゃんとゲーム内でも同じ物が出てきそうだし、今後にも期待がかかります。
料理が好きな騎士、ヨハンを紹介する広告。
出だしの画像は中々面白いし映像も凝っているのだが、イマイチ目立っていない感じ。やっぱり現代の広告はiphoneをプレゼントしないといけないのか?
・陰陽百鬼物語GO
全世界で2.5億DLを達成した陰陽師シリーズの最新作がウォークゲームで登場……と言うが、このゲーム初めて聞いたよ。
調べてみるとNeteaseが2017年に出した『陰陽師』というゲームが元ネタで、それが歩くゲームになったんですって。それは分かったんだけど、歩くゲームだから〇〇GOにしよう! というのはあまりにもポケモンを意識し過ぎなんじゃないか。
見ている感じ、マップを歩いて敵と戦うらしい。
ベータテストは先着2000名らしいが、とりあえず動作するかを見る感じなんだろうか。
こちらはバトル演出を紹介。
見ている感じ、こういうゲームの中では凝ったバトルアニメーションが見られそうではあるんだよなあ。
・MONOPOLY GO!
名作ボードゲーム、モノポリーを遊べる携帯ゲームの広告。
とはいえモノポリー以外に変わった事をしていないので、基本的にはいつものボードゲームって感じです。むしろこのゲームの場合、突然変にオリジナリティを出して100連ガチャ無料! とか言われた方が不安になりそうだし、こういう広告の方がありがたい。
タイトルにGOの文字が入っているが、ウォークゲームでは無い感じ。実際に街を歩いて現実をモノポリーにしよう、みたいなゲームでもちょっと面白そうではあるが、いくら何でも疲れるか。
・Moomin:Puzzle &Design
ムーミンのキャラゲーかあ……と思っていたら、突然謎の女性が登場して広告を始めるからビックリしてしまう。悪い人ではないと思うんですけども。
内容自体はかなり真面目だと思うんだけど、片言の日本語を喋ってくれているせいかそっちの方が気になってしまうのは自分だけじゃないと思います。
・Hunt Royale:Action RPG Battle
外国人男性が紹介する広告。日本語でお願いできますでしょうか……
一応聞き取ってみたとしても、そんなに大した事は言っていない。タダのバトロワゲームで大人気だからやろうぜってくらいの話です。
・Coin Master
他の村からコインを盗もう、という広告。初見だとよく分からないかもしれないが、8月の広告を見ていると他のプレイヤーとの戦いが熱いゲームだと分かりやすいかもしれません。
とはいえ過去の広告を見ていないと分かりづらい時点で広告としてはどうなのか、という問題はあるが……
・ハーレムオブトーキョー
雰囲気がおねがい社長リスペクトだが、夜の街で稼ごう! とより露骨に下品な方向に話を進めているのが特徴。タピオカ屋やラーメン屋で稼ごうとしていた社長はだいぶセーブしていたんだなあ。
一文無しになったのにキャバクラを経営するために借金させてもらえたんだ、って感じなんだけど、まあそれだけ信頼されていたんでしょう。そう思わないと見るのがつらいよ。
・イメ少女
可愛らしい角娘が主人公らしいゲームの紹介映像。
このイラストの可愛いのは結構なんだけども、内容はいつものヴァンサバパロディ。というか、2023年の広告環境は異様にヴァンサバが多くないか?単純に内容がそういうゲームである事もあれば、偽ゲームの題材としてもよく見かける印象がある。
ゲーム内容をもっとしっかりと伝えようとしている広告。
ところで何でイメ少女はイメ少女というタイトルにしたのか。タイトルを見ると「Imae Guardian Girl」とあり、韓国語タイトル「이매소녀」からWeblio翻訳すると「イメ少女」というまんまの言葉が出てくるんですよ。まさかWeblio翻訳に通したのをそのまま日本版タイトルにしましたか?
DeepLやGoogle翻訳を通すと「姉妹少女」「二人姉妹の少女」「二枚少女」と出てくるので、多分姉妹とかそういうニュアンスを伝えたかったんじゃないでしょうか。それをWeblioに通しちゃったせいでイメ少女になって……
・傘少女
放置ゲームで、ヴァンサバみたいな無双表現がある、〇〇少女。何故このタイミングにイメ少女と傘少女という2つのタイトルが広告され始めたのか。
絵が違うだけで似たようなゲームに見えるが別物。タイミングが悪いのか、それとも流行りに乗るのが遅すぎたのか。こんなにダブる例は久々に見たよ。
・Outlaw cowboy
賞金首の女性を捕まえる広告。一応賞金首らしい事は触れられているが、ぼんやり見ていると雑に誘拐しているカウボーイにしか見えんのよ。
女性の顔を殴りつけるのも今日の広告では中々勇気のある表現だと思います。
・ハローヒーロー
10月からやってきた新顔としてはハローヒーローもいる。広告が異様に地味なのであんまり話題にはなっていないが、ファイルーズあいを起用している辺りそれなりに金はかかっていそうな気がする。
こういう広告では珍しくアクション要素の紹介は少なく、着せ替え要素の紹介の方が多い。やっぱりアバター推しが正解なのか?
・ユグドラリバース
10月に登場した新作ゲーム。リバースと言うだけあって、2022年にリリースされたユグドラレゾナンスという作品が一回サービス終了した後に始まったのがユグドラリバースらしいです。
そんなの昨年リリースされたっけ……? と思ってnoteで検索したら、自分の広告まとめnoteしか出てこないじゃないの。確かに広告をたくさん出していたので印象的ではあったけども、2022年4月はザ・グランドマフィアの広告始動、スーパーウィザードの倫理ぶっ壊し、王道を往くパニグレのアクションに上品なエロ広告ことレジェンドオブハーンなど、あまりにも猛者が揃い過ぎていた期間。印象が薄くなってしまうのも致し方ない。しかもこの頃はおねがい社長やエバーテイルもバリバリに広告を出していたんだから、並大抵の広告では印象に残りませんよ。
そんな激動の時代にリリースされて知らぬ間にリバースしてきたようだが、広告自体はユグドラレゾナンス時代よりも大人しい出来になった印象。前作は放置少女フォロワー的な広告が多かったが、時代の流れを見て普通の広告に切り替えたのだと思う。CV紹介、キャラ紹介、40連ガチャ無料と、よくある広告に仕上がっていました。
「気になるキャラクターがいればコメントで教えて!」という本文に対して何もコメントが来ていない広告ほどむなしい物は無い。インプレッション稼ぎ用のアカウントすら来ていないのは相当ですよ。
アニメ自体はそこそこ凝っていると思うが……
・星彩のメトリア
今後登場するらしい新作スマホRPGの事前登録特典紹介。
星石というアイテムは多分ガチャ用のアイテムだろう。ガチャ用のアイテムにしては捻りの少ない良い名前だと思った。
・ドラゴンズエア:サイレントゴッズ
「※実際のゲーム映像です」という注釈文が中央に出てくるせいで否応なく目立ってしまう広告。実際のゲーム映像が実際であるかどうかは分からないのが現代の広告だからなあ。
どうしても実際のゲーム映像だという事を紹介したい場合はこういうやり口もアリだと思うんだけど、正直「偽物のゲーム映像」は明らかに分かる場合が多いからなあ。わざわざ実際だと主張する時間があれば他に広告すべきことをやった方が良い気がする。
・ときめきパティスリー
10月から登場した新顔がときめきパティスリー。可愛らしい女の子が映える可愛らしいグラフィックで、最高のお店を作ろうというゲームらしい。
カルーセル広告を採用しているが、出てくる動画は3種程度。一瞬同じ動画をループで再生する機能でもついた? と錯覚しそうになるが、ちゃんと別の動画です。
実況風広告だが、口元がマスクで隠れているのでこの人が実況しているかは分からない。別に誰が喋っていても良いんだけど、画期的なのは実況する人にマスクをさせた事。
これによってこの会社はマスクでスマホを操作している実況者の素材が手に入ったわけだから、今後実況風広告を出したいなあと思ったらこのマスクの人を画面の左下においておき、音声は自動音声に任せてしまえば無限に実況風広告を量産出来てしまう。
口元を隠しておくことで使い回すところまで想定していたかは分からないけども、自分の目には良い工夫に映りました。今後このマスクの人が広告で頻出するかもしれないぞ。
さっきの映像と一緒だが実況者が謎のバーチャルライバーになっている。誰?
実況の内容は全く一緒なので、同じ台本で別の役者を起用して広告を量産しようとしているらしい。これはちょっと新しいアプローチに見えるが、そんなに優れてはいなさそう。わざわざ同じ台本で別の役者を使い回すメリットは一体?
ときめきパティスリーはマスクをつけた女性の実況広告が異様に多い。
何なら女の子みたいな男性にマスクをつけさせて、機械音声でナレーションを入れれば女性がいなくても女性実況者らしきものが登場する実況風広告が出来るのでは?
そこまでするかはまた別ですけど。
・Block Blast Adventure Master
いつも通りテトリス風広告を紹介しているブロックブラスト。ブロックが壊れる演出のバリエーションは色々あるが、そのバリエーションだけでどこまで飯を食えるものなのか。
粉々に壊れる演出はちょっと見映えするけど、パズルの内容自体は全く変わらないからなあ。
・カリツの伝説
100を超えるスキンのご紹介。
シシマイみたいな頭ってそんなにかわいいかなあ……
10月のカリツの伝説は妙にスキン推しが激しい。何でだろう。
こういうゲームにおいてスキンの多さは嬉しいもんかもしれないが、だからと言ってゲーム内容の紹介やら何やらをさておいてスキンばかり言っているのもどうかと思ってしまいます。
これも新スキン登場と言ってるけど、画像には「事前登録」だの「予約注文」だのとあるもんね。
事前登録段階で新スキンってなんだかよく分からないんだけども、それだけ新しいスキンは売れると読んでるんでしょう。
3DCGのキャラを紹介。実際のゲーム画面を考えると、こういうスキンを想像した方が良さそう。
ほのぼのな一枚絵の広告。
世界観を紹介したいならこういうので良いんじゃないですかね。新スキンの魅力が分からない人間にはこの広告の方が好みだったよ。
けどいいね数を見る感じ新スキンの方が話題になってる感があるし、やっぱり新スキン推しが正解だったのだろうか……
カリツの伝説で一番話題になったのがこのデブ猫と社員の広告だと思うと、どんなに人が頭を捻ろうが猫の広告には勝てないのではないかという暗澹たる気分になる。大層なマーケティング戦略やアイデアの多くは一匹のネコに劣ってしまうのだ。
これも生成AIだろうと決めてかかる人が多かったが、実際これが生成AIだという証拠はあるのだろうか? 別に生成AIだろうが何だろうが他のカリツの伝説の広告よりもこの広告が注目されていたのは確かだし、作り方は何であれ今後も猫の広告を擦ろうという決定に至る可能性は高い。
もしも生成AIで猫のネタ画像を作ってウケてしまったのであれば、これほど人間の尊厳を奪っている事はありませんよ。AIと猫を組み合わせて人間のいないコスパ最強の広告がそのまま現代の答えなのか。
割と王道な雰囲気のイラスト。
背景の男性が空を飛んでいるのは、そういう魔法だという事にしておきましょう。
カリツでは珍しいドラゴンらしき生き物がいる広告。
竜と暮らす冒険RPGを自称しておいてドラゴンが珍しいというのはマズイような気もするが、画像広告でしかドラゴンが見当たらないんだからしょうがない。
そんなカリツの伝説だが、なんとくまモンとコラボしている。何でくまモンとコラボしたのかも分からないし、くまモン側がカリツの伝説とコラボするまでの経緯も大分気になる。
ちなみにPV自体はくまモンと関係がありません。
くまモンコラボの概要は、事前登録者50万人達成でコラボアイテムを全員に配布するという物。
どうせなら何が配布されるか隣に書いておいてほしいもんです。
事前登録特典を紹介しつつ登録者数50万人突破も告示していく。
レベル30★4装備パックとコラボ限定アイテムの価値は分かりづらい。一応くまモンとコラボしてるらしいことはフワッと分かるが……
ゲームを紹介する映像。だが「竜と暮らすMMORPG」を自称している割には竜の要素が全然出てこない。
そこは少しでも竜を出しておいた方が良かったのでは……
カリツの伝説は総じて「竜と暮らす」という所をアピールしている割にアバターの宣伝が多すぎる気がするんですよね。
MMORPGだからアバターの可愛さは大事な要素だろうけども、アバターの良さだけでは他のMMORPGと差別化しづらいと思うんだよなあ。皆言うじゃんそれ。
なんか実況者が喋っている広告。
こういう広告は文脈が分からないと何が面白いのか分からないので、切り抜く人のセンスが問われます。これはもうちょっと切り抜きどころを選んでほしかった。
・妖遊記
ちょっと可愛い感じの画像広告。
雰囲気を伝える広告としては結構好みな絵面です。
ステージ紹介広告。箱庭みたいなステージの作りが可愛らしい。
まあこんなステージが出てきたと言う事は本編には登場しないのだろうが……
・三魚国志
長年の研究によって人と魚を合体させているのが三魚国志の世界観みたいなノリを見せているが、これってマジなのか。男の武将の場合は顔が魚で体が人間みたいなパターンが多く、女の武将の場合は顔が人間で体が魚パターンが多い。
よく考えたら人魚と言われると足が魚で顔が人間のマーメイドを思いつくもんだけど、人魚って言われてマーフォークを考えてもおかしくはないんすよね。グロテスクに思う人の方が多いから中々一般的な創作には出て来ませんけども。
ガチャで当たりまくってOMGする広告。OMGだけ言ってりゃ良いってもんじゃないだろう。
やっぱり言葉はネイティブの人がネイティブ言語を言うのが一番良いと思うんですよ。アメリカ人の言うOMGとアジアの人が言うOMGは面白さや感情の入り方に差が出てきてしまうように思う。
色々な衣装を出してよりバカゲーらしさを演出している。
ミニゲームが多い事も紹介しているが、このうちどれくらい遊べるのかは普通に気になる。
というかソシャゲが気になっても容量の限界があるし、そもそも時間の限界もあるし、中々新しいのに手を出しづらくなってしまった。それでも三魚国志はやってみて、実際に面白くねえなと思ってやめたんだけど……
ひたすら宝箱を開けまくる関羽の広告。
実際原作も宝箱を開ける回数だけは多いので、割合リアルな広告だとは思います。
三国時代にも戦車があった! というのは三国志真戦でも広告されている通りであるが、そこから呂布が典韋の背中に乗り、呂布の上に黄忠を乗せて、その背後に張飛をつけて、呂布が諸葛亮を連れてくれば最強の戦車だぜ! という発想に至る。どういう事?
あまりにもハチャメチャな広告なんだけど、バカゲーらしくてかなり好きなんですよね。真面目な三国志の広告は山ほどあるんだから、差別化するならこういうのが良い。
もっと注目されて良い広告だと思います。
どんどんレベルが上がっていく広告。
レベルが上がる速度が速いのは間違いないけど、レベル100になってもロボットにはならない。原作やったから分かるんだ。
三国志の歴史を紹介しているらしい広告。
かなりざっくりで良いのであれば正しいとは思います。わざわざ三魚国志の広告でやる必要があるかは知らんけど……
ヴァンパイアサバイバーもどきの偽広告。戦場でたまたま出くわした関羽にボコられてしまう辺りは三国志っぽい厳しさを感じます。
フィッシュダムリスペクトの主人公強化広告。
魚のゲームだけにフィッシュダムをパクるのは中々に広告リスペクトを感じて良いですね。定番の魚ゲーム広告は履修済みって話です。
兵種と陣形を決めて戦う広告。250名の騎兵を倒すには魔法使いを防御的な陣形で置けって話みたいです。
これだけ見ると面白そう。多分他のゲームをやった方が良いんだろうけど……
2023年の女の子のためのお気に入りのゲーム」というキャッチコピーで女性に視線を集めておき、突然変顔をさせる事でウケを取る楽しい広告。
単純な内容なんだけども、その単純さが良い広告なんですよね。小難しくキャンペーンを紹介するよりも変な顔をさせろ。
戦力5億なら負けないぜ! と思っていたら大敗。なぜ負けたかと言えば相手が制御型だったからです、という広告。
ちょっとやった感じそんな戦略的な雰囲気は無かったんだけど、ちゃんとやりこむとこういう要素が出てくるのかな。
魚に与える餌によって関羽か呂布かが変化する。
そんなイーブイみたいなノリで魚って進化するかなあ? と思っていたけども、実際養殖物の鯛は餌によって結構味が変わっているらしいですからね。そりゃエサの良し悪しで呂布や関羽に変わるか。
武器を強化したり、仲間を増やしながら敵を倒していく。角度を変えたバージョンまである辺り、結構なお気に入りなのかも?
レベルキャップがあるのは親切に見えるが、いちいち武器屋に戻らないとキャラの強化や仲間の追加が出来ないのはめんどくさそう。
三魚国志はヴァンサバ風広告をしつつも仲間を増やす描写が多いのは、多分仲間を増やしやすい所を主張したいんじゃないかなあと予想しています。
三国志の人物相関図の広告。
正解の丸がそもそも存在していないのは普通に問題として欠陥じゃないか?
司馬懿をゲットしたらあなたは本当にラッキーらしい。それ以上に広告の出だしで「最高にハイってやつだ!」って、今更DIOをパクる広告あります?
あんまりにもありきたりなネタを出してきたせいか見向きもされてないじゃないの……
でもこの塩田争奪戦はちゃんと本編にある要素です。
とはいえこんな戦略的な内容だったかなあ。ダウンロードしてちょっとやっていたんだけど、ゲーム本編はかなりの虚無なので楽しい広告を見て満足するのが賢い遊び方だと思いますよ。放置ゲームだとしてもここまで出来る事が少ないとさすがにつらい。
しれっと遊戯王のライフポイントが減るSEが使われているのも見どころの一つです。
戦略的な要素を紹介するのかと見せかけて、実はギャグ仕立てになっている広告。
最後の方天画戟に対してロケットランチャーを持ち出すのはちょっと予想外で面白かったです。
これも戦略紹介に見せかけてウソなんだよね……
キャラを進化させれば余裕ですみたいな表現も、こういう戦略紹介を行いたい広告では逆効果な気がしてしまいます。
育成リセット機能は真実。実際共鳴クリスタル機能をやるよりも、毎回育成素材を変更してもらった方がプログラム側としては楽なのかなあ。
まあ育成素材が帰ってくる! という文句だけは結構魅力的に見えなくもないけど。
ロボットの見た目からキャラを予想する広告。魚だし、魚がロボット化しているしでこれでキャラを当てる方が難しいでしょ。
最初の青龍偃月刀を持った魚に関しては関羽だと言っても良いけど、それ以降の特徴は元の三国志にかすっていないから当てられないよ。
魚のゲームだってのにとりあえずの猫で釣るな!
それ以外の広告内容は比較的まともだが、後半5秒に尺あまりか、広告動画の入れ忘れかが発生している。効果音が入っているあたり、多分動画の入れ忘れです。
ヒーラ―希望なのにサイエンかよ! と思ったらちゃんとサポーターとして活躍出来ます、という話。
相手の攻撃を封じてダメージを減らせば実質ヒーラーという理屈はだいぶ乱暴だと思うし、何よりSRとは色が違うんですけども。
色々デカい事を言っているが、案外三魚国志自体は無料30連ガチャしか用意していない事を告知しているのはこの広告。実際、三魚国志というゲームはそんなにガチャをくれるゲームではありません。
その分たくさん宝箱からキャラと育成アイテムがもらえる、という所は真実で、そこをアピールすることで普通のガチャが少ない事を誤魔化そうとしている感はあります。
知性は軍師に及ばず、腕力は関羽に、度胸は趙雲に及ばないけど、弱いから関羽が守ってやってるんだみたいな話をくらって劉備がショックを受ける。
実際劉備は人に恵まれリーダーシップを取る事には長けていたと思うのですが、いかがでしょうか。どうもゲームだと性能が強いか弱いかでしか見られないので、中々活躍出来ない場合もあるでしょうけどね。
カッコいいロボットがたくさん。こんなん本編では出てこないだろうけど、司馬懿のレッドフレーム改みたいなビジュアルが良いですね。
このロボット広告に関してはもはや武将名すら入ってない。
腐っても三国志のゲームじゃなかったのかよ! と思いつつも、普通に三国志のゲームが多すぎるため三国志じゃないモチーフで広告して他の広告と被らないようにしているのかもしれない。じゃあ三国志をモチーフにする必要があるのかよって話になるが……
・乱世の英雄~神速の三国志~
もう今年何作目かも分からない三国志のゲーム。そろそろ三国志原作ゲームは法律で規制しろ!
一般兵士が貂蝉をめとろうとして董卓にボコられるが、呂布になって逆転する広告。呂布の象徴ってあの鳥みたいな兜よりも方天画戟だと思っていたんだけど、まああの兜も呂布のトレードマークではあるか。
趙雲として生まれ、あっという間に中国を平定してしまう。これが神速の三国志って事?
いくら趙雲と言えど大陸を横断しながら呂布と董卓を一瞬で蹴散らしてしまうのはさすがに無理があると思います。そもそも趙雲と呂布ってそんなに絡みが無かったと思うのですが……
圧倒的にリアルな三国志RPG! とのことだが、PVだけならいくらでも言えるし、何なら三国志のゲームも多すぎるから単にリアルなだけだとそんなに素晴らしい事かと首をかしげてしまう。
本当にリアルなら結構なんだけども、真面目なゲームなら前述の茶番広告みたいなのはやらないと思うよ。
キャラ紹介広告。ここでは蔡文姫を紹介。
貂蝉とか大喬じゃなくて蔡文姫を選んでいるのは中々シブい。
趙雲、貂蝉、諸葛亮までは三国志ニワカでも分かるだろうけども、最後の張星彩は知らない人も多いでしょ。というか自分も詳しくは知らないです。
張飛にいたという娘なんだけども、これは三國無双とかで「星彩」と言われているイメージを色濃く引き継いでいそう。コーエーが何とかして三国志にいそうな女性を探しに探して、何とか見つけ出した人物って感じがすごい。
真面目なPVっぽいのはこれ。
こういう映像を出すならわざわざ変な映像を付ける必要は無いでしょ、というのはずっと言ってるんだけど、やっぱりやるだけやっとこうって話なんかね。
・Project Xeno
ヒカルを前面に押し出した稼げるゲーム、Project Xenoはアマギフ総額1000万円を文句に広告してきた。PS5、Switch、Iphone15の三種の神器を広告し続ける海外ゲームに比べたら目新しいプレゼントだと思います。
一応6人に1人が当選した、という過去実績を紹介することでキャンペーンに参加してもらいやすくしようとしている努力はうかがえる。とはいえ「総額」1000万円だから実際に当たるのが1円とかでも文句は言えないのだが……
ゲーム内容を紹介しているのはこれ。1マッチ5分で稼げる、とあるのはまさかこれはウソじゃないでしょう。いくら稼げるとは言ってないけど。
ギャンブルに疲れたあなたがXENOで人生逆転! 300万円ゲットだぜ!! という広告。これはちょっと怪しいラインに一歩踏み込んだんじゃないか?
「儲かる!」まで言うのは良いけども、いくら儲かりますという具体的な数字を出して来たらもう検証の魔の手が迫りますよ。古き良きソシャゲ廃人は1つのゲームに300万円くらい余裕でつぎ込むでしょうが、果たしてProject XENOにそんなプレイヤーはいるのか。
そもそも300万じゃ人生逆転は難しいんじゃ……という話もあるが、まあ0円から300万円が降ってきたら逆転できるんじゃないですか。
と思っていたら、ちゃんと300万円で売れたキャラの実績があるようです。それならそうと早く言ってくださいよ!
ただどのキャラが300万円で売れたかは分かりませんでした。その辺の実績がどこから湧いたかを教えてもらえないと皆不安で始められないよ~
賞金2000万円の大会を紹介する広告。ちゃんと開催された大会らしく、優勝者は1000万円を手にしました。
全体的に金の話が異様に多いが、ちゃんとゲームに時間を使った人が優勝したっぽいのはよかったね。
もうちょっと細かくゲーム内容を紹介しているのはこれ。デッキを組んで戦う戦略ゲームらしい。
リアルタイム対戦で5分で終わります、というのは普通に面白そうなんだよなあ。5分で儲かるみたいな広告が胡散臭さを醸し出しているだけで。
金儲けのしくみとして、他のプレイヤーとのキャラクター売買を紹介している。要らなくなったキャラは売って金にしてしまおうという事か。
こういうゲームの場合そもそもキャラを手に入れるのに金がかかるもんだと自分は思っております。リアルに稼げるゲームはゲーム内でガチャを絞っても良いから現実で儲かる事を押し、別に儲からないゲームの場合は無料ガチャ数を盛れ、というのが今後のトレンドになりそう。
ちなみにアンバサダーはヒカルだけでなく、マニー・パッキャオにも頼んであるらしい。何故パッキャオにアンバサダーを……?
ヒカルはまあ分かるけどパッキャオはどこから出てきたのか。まあどことコラボしていても良いと思いますけど。こういうコラボキャラも資産として見れば後々高額で売買できると思うと、始めるなら今のうちでしょうね。後になって廃盤コラボキャラ目当てに課金するのは寒い気がする。
将来的に価値が暴落する、無くなるリスクももちろんあるけども、NFTゲームの場合投資商品ほど細かく注意書きをしなくても現状OKっぽい事もこの広告からは伺えます。当分NFTゲームで稼げる、儲かるみたいな話は余計に警戒して見る必要がある。
キャラだけでなくアイテムも他のプレイヤーと売買できるらしい。
でもよく考えたらこれってTCGと一緒ではあるんすよね。欲しいカードを他人、あるいはショップから単体で買って、いらないカードはショップに売ったり、譲ったり、交換したりする。やっているのは昔ながらのゲームでも出来ていた事だけど、それをデジタルで一括で行えますよ、というのは時代の進歩を感じる所です。
問題はそのキャラクターに市場価値が生まれないとそこまで稼げないんじゃね? という所はあるけど、万が一Project XENOがパズドラ並の大ヒットになったらProject XENOのプロでしばらく飯を食えるかもしれない、という夢を感じるゲームだなあと思いました。
・トラベルタウン
トラベルタウンはHIKAKINと公式にコラボ。ちょうど9月頃にDoggo goに無断利用された経緯があるが、それと同時期に広告していたのでこっちも無断利用ではないかと疑われてしまったカワイソウな広告です。
さすがに公式コラボなので、HIKAKINの二次創作的な要素は無い。当たり前です。
HIKAKINがよくあるゲーム広告のモノマネをやる。
何だかんだHIKAKINは広告モノマネがお上手なんですよね。彼よりもうまい広告モノマネ芸人はこりゃめでてーな伊藤くらいしか思いつかない。
・Good!Apps編集部
ゲームを紹介するサイトの広告。パズルの方はともかく、右側はだいぶAI感がある。
ちなみにサイトの遷移先ではロイヤルマッチやドラゴンエッグ、エバーテイルなどのいつメンが広告されていました。ここじゃあエバーテイルも真面目にゲーム画面を見せていましたよ。
・Glamme-AI Art
6月~7月はアニメ調のイラストを出していたが、今回発掘されたのはリアルなイラスト。「路上で美しい韓国の女の子」と入力して、路上で立っている女性の画像を出力している。
普通にこの画像を見ていると中々クオリティが高いように見えるが、別にクオリティが高いからと言って何が起こるという訳でも無くなってしまった。生成AIが世に広まった影響ですね。
・PICO XR
バーチャル恋愛体験が出来るらしいXR映像の広告。ちなみにXRとは「クロスリアリティ」の略で、VR、MR、ARなどの先端技術の包括的な名称なんですって。
実際に一人でやる分には楽しいのかもしれないが、いざ広告にしてみるといささか気恥ずかしいというか、これをやってる所を他人に見られたくないなあとは思ってしまいます。
ちなみにタイトルである「盲盒女友」を和訳ソフトに投げてみると、「ブラインドボックス・ガールフレンド」というカタカナの羅列が出てくる。そりゃそうでしょうけど……
・playco
広告を見かけたが、一体何が目的か分からないタイプの広告。リンクをクリックするとlineのログイン画面に繋がる。
何が目当てなのかは分からないが、以下のページを見ているとどうもLINEログイン経由でメルアドを取得しようとか、ユーザーに何かを認可させるとか、そういう危険な香りがする。誰も注目していなかっただけで、実は絶対に触ってはいけないタイプの広告かも。
覗く場合は自己責任でお願いします。
・Tiktok Lite
ハロウィンにあやかってTiktok Liteは総計212億ポイントのボーナスGETのチャンスをご紹介。212億ってとんでもないポイントに見えるが、所詮総計なので実際はそんなにもらえないと思われます。
ポイントくじで35億ポイントの山分けとタスククリアでの130%のポイント付与が212億の内訳らしいが、果たしてどんなもんでしょう。イマイチ信用ならない、と思っているのは偏見ですか。
・神韻芸術団
中国の舞踊団が日本公演をやる、という広告。こういうのは中国雑技団くらい見た事があるが、生で見ると中々壮観なんですよね。実際これだけ練習し続けているんだから立派なもんです。
そのすばらしさを紹介するため、なんと広告ながら4分の長尺でどんな苦労をしているか、またどんな演技をするか、様々な著名人のご感想を紹介しています。これはマジで面白そうではあるんだよなあ。
・ショッピング広告シリーズ
・Belchic
10月からショッピング広告はそれぞれタイトルごとに分けることにしました。
このBelchicは地雷系ファッションを紹介する広告になっているが、地雷系ってこういうのでしたっけ。地雷系のイメージがピンクと黒のひらひらという印象から抜け切れていない。
むしろ地雷系ってのは衣装もあるけど、その在り方に地雷系が宿るもんなんじゃないですか。ニワカが語りますけども。
ところでこの広告のトップに出ているのは左手が指4本しかないように見えるんだけど、ひょっとしてAIで作った画像を存在しているように見せていませんか? そう思ってリンク先に飛んで画像を見たらちゃんと色々なポーズをモデルさんが取っていたので、AIじゃないっぽいなと悟りました。本物の美少年も世の中にはいるもんだ。
いちいちAI生成を疑ってかかる生活、良くないと思います。見た事の無い企業の広告で人が写っていて、なんか違和感があるからひょっとしてAI生成かも、と思うようになってしまったオタ恋の罪は重い。
・PGWOW_fashion
カッコいい衣装を紹介する。ぼちぼち冬服の情報が増えてきた頃合いのショッピング広告です。
それにしても夏はあんなに扇風機の広告が出ていたのに、何で冬はヒーターの広告が出てこないんでしょう。ここまでの流行を見るにハロゲンヒーターの広告とかやってもおかしくないと思うんですけども、ちゃんと干されたのでしょうか。
・via sangacio
ニューバランスやナイキのロゴみたいなノリで「にゅ」と書いてあるスニーカーの紹介。これが本当にカワイイ、あるいはカッコいいのか?
日本語を知らない場合これでもイケてるのかもしれない。意味の分からない英語のTシャツを着てたらド下ネタだったとか、そういう雰囲気を感じます。
・Shareladys
体型隠して可愛げ隠さず、というキャッチコピーは中々魅力的だと思った。
まあその後の「レイヤードコーデが叶う女っぽアイテム」という脱字のせいでキャッチコピーが台無しなんですけども……
・YAMAN
インフルエンサーからの告知。そういえばこういう告知は化粧品の広告である例が異様に多くないですか? TiktokでもXでも女性向け製品ばっかりインフルエンサーが告知している気がする。
じゃあ男向けに何を紹介するんだよ! と言われたら髭剃りとかが思いつき、髭剃りと言えば脱毛広告になり、メンズクリアの広告が大量に出ている理由に繋がってくるんじゃないでしょうか。女性向け広告の化粧品、男性向け広告の脱毛の構図、あると思います。
・oneysy.shop
一時爆増したnonnotoo族の生き残り。春や夏の時期はあんなに大量にいたのに、冬が近くなったら絶滅するって虫か何か?
髪を染める白髪染めの紹介なんだけど、その白髪染めをどこで使っているのかは広告では分かりづらい。ちょいちょい関係の無い感じの映像が混じってくるのはどうにかならんのか?
・Temu
トレッキングポールのご紹介。無料ギフトという所だけ紹介して、具体的な金額は一つも教えてくれない。
それでもかつてのトレッキングポールの広告よりはずいぶん普通の紹介だと思います。頑丈さを示すためにトレッキングポールに乗ってみたり、伸ばしたり縮めたりしていた実演広告じゃないだけ真面目に見えてしまう。
・麻雀一番街
麻雀一番街というゲームがリコリスリコイルとコラボしていた。が、麻雀ゲームでも普通に知らないタイトルだったから最初首をひねってしまったよ。
麻雀アプリも数が多いので、今から話題を取ろうとしたらこういう大型コラボをやっていく他無いのかなあと思います。
動画でキャラを紹介するバージョンもあった。
画像広告とセットで出そうという意気が良いですね。
ちゃんとゲーム画面を紹介する広告もリリースしていました。
とはいっても、麻雀アプリで特に変わった画面が出てくる訳でもないのだが……
・伝説の剣.io
ドット絵のキャラが大暴れする感じの広告。ドット勇者でもこんなの見たな?
これもダダサバイバー系で、ドット絵のゲームである。現代のゲーム、現代の広告でよくありそうなやつだ。全てにおいてありそうなラインを突いた内容。
なんか負けてからキャラ紹介をする広告。
今後もドット絵が増えていくようならドット絵を描ける人が一周して価値を得たりするのかな。今時はドット絵じゃなくてピクセルアートと言うのかもしれんけど。
海外広告特有のポケモンパロディノルマを達成。
後半10秒の映像は使い回しで、最初の5秒だけ耳目を集めるような広告が伝説の剣の得意技っぽいです。
ちょっとおしゃれな演出が光る。最初の筐体は駄菓子屋とかにあったタイプの縦画面筐体だろうか?
それ以降の演出も中々オシャレ。
伝説の剣の映像って全体的にオシャレだと思うんですよ。広告自体も楽しげだし。
ドット絵だからチップチューンにする、という当たり前のことをちゃんとやっているのが非常にエライ。ここで変に捻らないのが意外と難しいじゃないですか。特に今はいっぱいドット絵のゲームがあるし、無理に差別化したくなりそうな所をうまくセーブしている。
伝説の剣.ioのキャッチコピーは「運命をスラッシュせよ!」らしい。
他の画像広告でも割と見かけたので多分そうです。このキャッチコピーに関しては「まあ良いんじゃないですか」って感じだ。
どことなくガーディアンテイルズ味を感じるが、あそこまで尖った事もやっていない気もする。よって普通の良い広告。
レトロスラッシュって何だよ!
・Age of Apes
変な虫に寄生されたサルが最強になる広告。他にも強そうなサルは背景にいるけども、とりあえず手近にいる弱い奴から倒して成功のまま終わるのは他の広告と差別化したい意思を感じました。
なんだかんだ最終進化形態はカッコいいもんな。最初はグロイけど。
出だしだけオリジナルで、後半はYoutube広告の使い回し。
さりげなく猿の名前がTakeshiなのは日本向けの広告だという事を意識しているのだろうか。
猿がそれぞれ技を使っているパターンはちょっと目新しいかも。
主人公は岩を生やす技をやっているが、三方向に竜巻を発生させる技を使われて撃沈。技の演出が派手になったとして、自分よりもレベルが高い相手に突っ込んで自爆するマヌケは一緒だからなあ。
普通に最適な選択肢を選んで最強になる。
普段レベル830までちゃんと強くなる主人公がいないから結構新鮮です。見どころはないけど……
この広告ではワニやサイが出てくるが、始まるたびによりデカい奴にやられてしまう。
もうちょっと成功体験を見せてくれても良いんじゃないかと思うが、自然界というのはこんなもんかもしれない。それにしたってわざわざ失敗例を3回も見せなくてもって思うけど。
・リバース:1999
リバース:1999は引き続きキャラ紹介を継続。
演出のカッコよさは確か。それ以外はイマイチ分からないですけども……
映像はカッコいいが、どんなゲームかはよく分からない。
ミステリアスな広告というのも考え物である。こういうのが好きな奴だけついてこい! というスタンスなら納得です。
もうちょっとストーリーを分かりやすく紹介していそうなのがこれ。
これくらいの分かりやすさは広告でも必要だと思います。ストーリーが分かりづらいゲームでも、分かりづらい事すら分からない広告では見る方も困ってしまう。
さらに詳しくストーリーを紹介している感じの広告がこれ。
リバース1999の情報のちりばめ方によっては、広告を全部見る事で一つの作品が分かるような広告に昇華された可能性がある。ちょっともったいない気がしてきた。
具体的には2022年5月のクレイジー酋長みたいになってたかもしれないって話。
70連ガチャとミニキャラを紹介。
ふつうの広告です。
10連が無料でもらえて、最初の30回ガチャで星6キャラが確定で手に入り、事前登録特典で星5キャラのマチルダが手に入る。
それは結構なんだけど、もうちょっとキャンペーンの情報はまとめて紹介した方が良いのではないか? さっきの最大70連ガチャ無料の広告に30連ガチャで星6キャラが手に入る情報が欲しいし、こっちの広告では最大70連無料の情報が欲しい。
色んな広告を見ている人間じゃないと広告でキャンペーンが全部分からないってのは問題だと思いますよ!
敗北からのキャラ紹介広告。
バトル演出を見せたいにしてもなんか見ていて印象に残りづらい感がある。わざわざ負ける必要、そしてレベルアップをする必要はありましたか?
レベルアップをすることによって見た目が変わるみたいなことを言いたかったのかもしれないが、機能説明をするには説明が不足していて、キャラクター紹介をするにはキャラクターの紹介が不足しているような印象を覚えてしまった。
属性相性を紹介しつつキャラを紹介する広告。
こういう広告を見るたびに属性相性ってそんな広告するほど面白いシステムなのかなって思うんだよなあ。ゲームにとっては当たり前にあり過ぎる要素と言いますか……
何ならキャラ紹介という面ではこっちの方が良い出来だと思います。
テンポが良く、キャラの動きとCVはちゃんと伝えられている。
自動で動いているバナー広告。回る広告は過去からあったが、確か自動で回転する広告はこれが初だったはず。一定回数回転すると、「360度横に回転するよ」というTIPSが出てくる。
このキャラ紹介はゲーム映像、声優、キャラのキービジュアルと欲しい情報が全て揃っている広告じゃないですか。
でも結局何でもたくさん広告をやればいいのか、と言うとちょっと気になる所があります。見かけた広告量で言えばリバース:1999はかなり多いんだけど、広告のほとんどが毒にも薬にもならない感じであり、そうなると単に鬱陶しく感じてしまうタイミングも正直あった。これはリバース:1999に限った話ではなく他のあらゆる広告に共通する話です。
たくさん広告をやれば見られる機会が増えるというのは当たり前の話なんだけども、逆に特定の1人が同じ広告をたくさん見る事によるデメリットというのも切に感じる今日この頃です。ターゲティング広告が出来るのであれば、個人に見せる広告は1タイトルにつき1日5回まで、とか決めてくれないでしょうか。広告に対する飽きを感じるタイミングは自分にもあって、Hero Warsやおねがい社長みたいな傑作でもなければさすがに面白味に欠けてきます。
多分リバース:1999はリリース直後に逃げ切りを仕掛けるタイプの広告戦略なので、10月を超えたら広告を見かけなくなるだろうなとは思っていますけどね。
その点テレビCM版は分かりやすくまとまっていると思うんですよね。
ゲーム内容を真面目に伝えようとする広告にしても不真面目に注目度を高める広告にしても、いかにweb広告が難しいかという話だ。
・ハリーポッター:魔法の覚醒
男性側のアドバイスをことごとく無視する女性の話。
こういう事やられると普通に腹が立つと思うんですけども、何だかんだ一緒にゲームしているだけエライ。
広告的に考えるとこういうギスギス要素をわざわざ紹介する必要があるのかなあとは思ってしまう。協力要素を言うにしても、ネガティブな要素を含む紹介動画は無くても良かったのでは。
・ドラゴンスケープス
いつものパズルをやる広告。隣にプレイしている人の映像も添えてバランスも良い。
ちゃんと注釈文として「The scene in our Ads will only appear after you reach a certain level or trigger a certain quest」と入っており、クエストや特定レベル到達で遊べることを紹介している。以前コミュニティノートを広告に張り付けられたで、ちゃんと対策をしたのだろうか。
人間の肌にマルを描いていたと思ったら、突然めちゃくちゃ密度のある問題が出題される。そんなに複雑なパズルが突然出てきたらさすがに面白いでしょ。
見栄えのインパクトが強すぎる良い作品。これだけヤケクソに選択肢が多いパズルなら一見して「何でそこでミスるんだよ!」というツッコミを入れるファンも躊躇させることが出来るでしょう。
Tiktokでしょっちゅうみかけるような破砕機の映像から始まるパズル広告。
もうこうなってくると広告の出だしの映像なんて何でも良い気がしてきますね。ASMR広告から発展して、面白映像から関係ないゲームの映像に繋ぐ広告も今後は増えそう。
最初からパズルだがBGMがUnwelcome schoolを使用しているバージョン。
著作権違反で見どころを作るな!
・キングスチョイス
ファミリーファームの冒険リスペクトの吹雪の中耐えざるを得ないママと息子の広告。普通にかわいそうだけどこんな寒い中半袖の服装で外に放り出された経緯が知りたいよ。
後半のパズルパートでは煙突を修理する前に火をくべたせいで家が煙まみれになって死亡してしまう。死因が妙にリアルなのはやめろ。
家庭的だけど爆買いする王女を選んだらあっという間に金が無くなって大変だ、という広告。
でも他の候補にいるやきもちを焼くけど一途なさそり座の女も、優しいけどそそっかしいうお座の女も、きっと別のトラブルが起きると思いますよ。
結局そういうトラブルを上手く許容できるかで女性を選ばねばならないという悩みは王様だってある、という所を描いた広告に仕上がっています。
茂みでヤる広告の短縮版。
これはこれで分かるし、分からなくてもリピートが期待出来るしで良い切り抜きどころを見つけたなあと思いました。内容は知りません。
2人の妃から生まれた子供を軍隊に入れるか、政界に入れるかを決める広告。
どっちに行かせるか決めた結果は見られない。そこは君の目で確かめてくれって話。
新しく来た女が王の寵愛を受け、態度も悪いから木箱で頭をぶっ叩いて昏倒させ、その隙に縛り上げてからどんな方法で処罰してやろうかと悩む広告。女性の戦いの割にはやり口が筋肉過ぎるだろ……
そもそも女性の上半身ほどもある木箱を頭部にぶつけた時点で、充分危険な処罰だと思います。
王女様が普通の女の子らしい生活が出来なくて悲しむ広告。
こういうのを見ていると王宮に一般人の子を入れないってのは大事な気がしますね。知らなくて良い事を知ると皆にとって不幸になる。でもそう言って王家の暮らししか知らない王女を作ると、それはそれで平民との目線のギャップが生まれて没落するんだから王族ってのはツライ生き物だなあと思いました。
王様を助けて女房が王妃に逆転。ここはちょっとマフィアシティらしさもあり、かつてあった広告の良い所をちゃんと踏襲している感じがしますね。
しかしスイカの皮を踏んで滑るとか、王様と王妃で踊るステージはテーブルの上だったりとか、ちょいちょい定番からズレた演出があるのが良い。全体的に過去作から学んで別のオチに変えている感じがありますね。
ライバルに勝つべく娘に詰め込み学習をさせていたら夫に見つかり、しかも夫を殴ってしまったせいで牢屋にぶち込まれてしまう。この世界の夫は王様だから、娘がひどい扱いを受けていればちゃんと助け出す事が出来るんだなあ。
実際の所、昔の王宮で教育合戦とかあったんですかね。娘を次の王にすべく苦心するシーンはありそうですけど。
結婚までを描いた画像広告。
キングスチョイスはちょいちょい画像広告を出している。面白くはないけど……
・時計物語:リセット
ログイン画面風の画像。
わざわざ「混雑」って書いて大人気ゲームっぽく見せるのはやめなさい!
ログイン画面風広告。
公式をフォロー&RTでアマギフゲット可能! とは言うが、この投稿がアマギフプレゼント対象とは書いていない。それでもRTされているのを見るに、プレゼントを装った投稿で釣るのは有効なテクになっていそうです。後述するドット勇者も似たようなことをやっていますぞ。
この広告に至ってはゲームよりiphoneの宣伝みたいになっている。
わざわざ画像広告でiphoneの性能を紹介するより先にやることがあるだろ!!
そのフォントと文字の配置は間違いなくNARUTOのパクリだろ!! と言いたいところだが、こんな所をパクって広告にしてくる例自体初めて見たのでどうなるかが分からない。著作権が怪しいTシャツがNARUTOのロゴをパクるのはよく見た物だが……
DJと魔法使いを組み合わせたようなキャラクターの広告。
中々独自性があって好きな絵ではあるんですよね。多分全然ゲーム本編とは関係が無いんですけども。
8等身のキャラが高台から世界を見下ろす。
実際にこういうシーンがあるのか~と思ってしまったあなたは甘い。他の広告を見ていればSDキャラを主軸にした広告という事はすぐにわかるし、放置系冒険RPGと言いつつこんな8等身のキャラを使っている例も普通に魔剣伝説で登場済みだから、実際にこんなキャラで美麗ステージを走り回れるわけがありませんぞ。
ダウンロード画面風広告。何でダウンロード画面を真似たんだ……? 肝心のPV部分は小さな紹介用画像部分だけ動いているのがまたシュール。
ちなみに音楽はテーマソングではなく、どこかのアニソンからパクってきてそうな感が強い。具体的なタイトルは分からないんですけど。
空を飛び回れる超自由オープンワールドとは言うが、説明文には放置系RPGとある。どっち?
もちろんこんなゲーム映像は実際のゲームには登場しない。映像がキレイすぎるから違うと思ってたんだよな~
単に偽ゲーム広告で出てくる世界観をゲーム化しただけでも自分はやると思うのだが、世の中そうは行かない。金儲けになりませんからね。
ところでキャラ紹介画面で4種の選択肢がある割に、「ガンナー」「ソードマン」「ソードマン」「アーチァー」の四択なのは何なんだ。4択なら最後に出てきた竜騎士みたいなジョブも紹介せんかい!
あなたが異世界転生したら何になる? 何かになれるかは知らんけど、とりあえずアーチァーにはなりたくありません。
時計物語リセットが最初に言い出した「アーチァー」は最初こそ単なる誤字を突っ込んでもらいたいだけだと思っていたんだけど、こうして振り返ってみると皆「アーチァー」なんだから素で間違えている可能性が出てきた。「ャ」分からんか。
コスプレ広告。背景にビニール袋や家の壁みたいなものが写っていたり、口パクも微妙にずれていたりと素人感が強い。
完成度の高いコスプレじゃあ満足出来ねえんだ! という人にはこれが良いのかも。自分は良さがイマイチ分かりませんでした。
さっきの広告では謎の少女って紹介していたのに、こっちではガンナー夕暮って書くんじゃないよ!
幼女チックな夕暮の方もサクッと生成したんじゃないかなあ。
超デカい画面で遊んでいる広告。
スクリーンで遊ぶなら画面隅の仮想パッドはいらないよなあ! 実際ゲームはデカい画面で遊べば何でも面白い説はあるが、それにしても時計物語:リセットをこの大画面で遊ぶ数奇者は中々いないでしょう。
色んな強い武器がログインだけで手に入りそうな告知広告。もちろんそんなプレゼント企画はゲーム本編でやっていなさそう。
だってこの画像を見れば三日目だけ武器の名前と画像を切り替えていると分かりますからね。
せめてそれくらい整合性を取ったウソをつかんかい!
広告界隈三種の神器、いつものSwitch、PS5、Iphone15に加えてMacbookを加えたモデル。
もう2023年はこの懸賞をずっとやっていたけど、結局この広告の懸賞で本当に商品を当てた人はいるのだろうか。実は三国志アナザーのキャンペーンには自分もTGSで応募した記憶があるのだが、結局商品の当選報告は来ていない。
・セブンナイツポケット
取るのが大変なUFOキャッチャーをキツイガチャに例え、「これ以上キツイガチャは引かないで!」とアピール。実際UFOキャッチャーの取りづらさとキツイガチャは酷似していると思います。
そんなUFOキャッチャーも今じゃゲームセンター、アミューズメント施設の主力タイトルなんだからよく分からないもんです。Tiktokでスゴ技紹介とか、面白景品の紹介とかで流行っているみたいだけども、大抵UFOキャッチャーは取れないもんじゃんね。
実際キツイガチャと変わらない気がするんだけど、そこに技術介入要素があるように見えるのが良いのかなあ。ゲームセンターを救うために寄付する気分でやるならまだしも、真面目にやるのはしんどい印象しかありません。
妙にしっとりした印象のキャラ紹介広告。
ガチャガチャした広告に疲れた人向き。かえってこういう広告の方が目立つような気もするが、案外結果は出てない感じがする。
スペランカーの幽霊みたいなbgmを初手で流してない?
それはさておき、1777ガチャが超豪華報酬として紹介されている。超豪華報酬って連呼すれば超豪華報酬になるわけじゃないぞ!
・文明と征服:EOC
キャラ紹介と声優紹介を兼ねる広告。
こういうのはありがちなんだけども、これをSPOTLIGHT ENTERTAINMANTがやっているのが面白い。大丈夫? 魔剣伝説の血がそろそろ騒いでくるんじゃないの?
もうちょっとコンパクトな声優紹介とキャラ紹介を兼ねた広告。
これの方が自分は好き。
ちょっとだけ4399のつま先が出ている広告。
突然スキル属性や★がたくさんつけられているキャラクターを出して来たら危険だぞ!
世界征服を狙う男の話。華夏を選べたら最高! とは言っているけども、そもそも華夏とは中国の事らしいです。それで「アラビア!? ツイてないなぁ~」は失礼にもほどがあるんじゃないか。
そもそも歴史シミュレーションみたいな雰囲気があるのに、何で一つの大陸に日本文明と中国文明とブリタニア文明が一緒にいるのか。地球に断りなくパンゲア大陸にするな!
ゲームをやってて腹が立つのは課金勢にボコボコにされた時。でも兵種相性を活用すれば勝てるぜ! という内容。これって三国志真戦のパクリじゃないですか?
映像の最初の方は三国志真戦風のナレーションなのに、途中から全然違う声なのもかなり怪しいポイント。音声だけ三国志真戦からもらってきているんじゃないかと思うが、あくまで疑いに留まる。
それが自分の思い過ごしだとしても、広告の構成を三国志真戦からパクっているのは明らかです。構成くらいは気付かれない範囲でパクっても良いとは思うけども、パクリじゃねえかと思われるほど類似しているのはちょっと……
兵隊の進化を伝える広告。
こういうのは三国志真戦が兵種相性とかも絡めて延々と広告していた印象があるが、文明と征服に関してはそういう細かい事は言わずにシンプルな紹介にとどまっている。
声優インタビュー詰め合わせ。福山潤、鬼頭明里、佐倉綾音、安元洋貴、浪川大輔、小西克幸、小松未可子、小林ゆうという豪華メンバーがゲームを語る、いつものやつです。
それにしてもインタビューの部分部分を切り抜いて広告にしているせいで、卒業式の送る言葉みたいになってるのが面白いんだよな。40秒で全員に喋らせようと思ったらそうせざるを得ないのは分かるけど、これで良いのか? と思ってしまう所もあります。
ちなみにそれ以外にも日野聡、子安武人、川澄綾子などの有名声優が起用されている。この豪華声優がゲームに容赦なく突っ込まれてる感じは間違いなく4399のやり方。
ちなみにイメージキャラクターはベネディクト・カンバーバッチらしい。
何で……? 多分日本展開より海外進出を狙っての選出な気がするんですけども……
ベネディクト・カンバーバッチの登場する広告はこちら。
全体的に絵面が濃すぎるよ。この広告だけ超大作ゲームみたいな雰囲気が漂ってるじゃん。
ちなみにこの広告でも告知している事としては兵種相性とプレイヤーの指示次第でバトルの結末が変わる所です。これだけカッコいい広告にしておいて告知はそこかあ。
オードリーの紹介広告もあった。
ちゃんとゲーム内容を紹介しているんだけど、何でベネディクト・カンバーバッチがグローバルイメージキャラで日本のイメージキャラはオードリーなんだろうな。
この辺のチョイスの理由を知りたいよ。
シミュレーションゲーム特有の兵種相性を紹介する広告……かと思いきや、特殊兵種である象弓兵を用いて戦っているから1部隊でも敵兵力を全て殲滅出来るほど強いらしい。それは相性の良し悪しをアピールするとしても過剰なのでは?
三国志真戦リスペクトなのは分かるんだけど、この辺の大袈裟さは魔剣伝説のニオイを感じます。
英雄の組み合わせ次第で様々な編成を組める事をアピール。
地味な表現細かいポイントとして、「数千種類以上の組み合わせがあなたを待っている!」というキャッチコピーは良い。変にキャラ数を紹介するより、キャラの組み合わせの数をアピールした方が必然的にパターンが多い事を告知出来ますからね。昔のゲーム広告でも見かけたテクニックを令和によみがえらせた感じだ。
これは他のゲームもパクってきそうな内容。
地理や兵種、武将スキルなどを紹介してSLGの最高傑作である事を紹介している。本当にそうかは知りません。
この広告曰く兵種は100種以上あるらしい。そんなにあったら兵種相性が辞書みたいな分厚さになっちまうよ。
・ネバーアフター
「眩しい夏!」は10月だと無理があるだろ……と例年なら思う所だが、今年の10月は結構暑かったので割と眩しい夏でも間違いない可能性がある。季節感が狂っちまうよ。
10月で水着というのもネタにならないズレ方だと思うが、今年に関しては割と悪くなさそうなのが地球温暖化を憂いてしまうね。
ガチャでアリスを手に入れよう。声優は釘宮理恵という事もアピールして隙が無い。
最初の怒涛のキャプテンというハズレ枠を挟む意味ある? ガチャの現実を変に描写しないで最初からアリスを出しちまえよ!!
火属性の赤ずきんと氷属性の赤ずきんを選ぼう。普通こういうのって光属性と闇属性じゃないの? と思うが、それはもうダークテイルズでやってるよって話なんでしょう。
必殺技を「スゴ技」と形容しているのはちょっと独自性があります。昔のゲーム雑誌みたいだ。
夏祭りスペシャルと題して新衣装をご紹介。この広告が出た時にはもう10月なのですが……
胸の部分を魚で隠すのは中々きわどい所を攻めたなあと思います。
ところでネバ―アフターも生成AIユーザーのようである。似たようなイラストを生成しては、色々な場所で使い回している。
実際こうしてバリエーション豊かに使い回せるのであれば、生成AIで1枚の絵を作るコスパも中々に良いんじゃないでしょうか。
イラスト自体は普通にゲームでもありそうだし、別に生成AIを使ったって良いでしょう。しかし複数の広告を見ていると画風が酷似しているのにちょっとだけ角度や衣装が異なる画像が見受けられるのは気になる。これがゲーム中で手に入るとかならまだしも、別に手に入らないっぽいしな。
やっぱり現実に存在しないものを量産するにはAIって向いてるけども、ゲームに実装するような画像にするには現状時間がかかるのかも。考えれば考えるほど今の生成AIは偽広告を量産しろと言わんばかりの特徴が揃っている。
あと突っ込まれていたのは、あまりにもディズニー系のデザインに似すぎではないかと言う事。
実際ディズニーっぽいな~とは思っていたけども、完璧にディズニーですと言えないラインなのも事実。こういう相手に対してどう権利を主張していくかというのも求められ始めたら、難しいなあと思いますね。
この人間に二つの丸い耳を付けたモチーフはミッキーなのでは……と思ってしまう。
ディズニーが長く培ってきたブランドの賜物であるのだが、逆に言えばこの丸い二つの耳を付けただけで「ディズニーじゃねえ?」と言われてしまうのも困った話かもしれません。このデザインを避けたことによって生まれなかった名作も存在する可能性がある。
このイラストのデキは良いじゃないの。手元を気にすると少し不安になるが、意地悪な姑じゃないんだからいちいちイラストの手元ばかり気にしていたってロクな事になりませんよ。
しかし露骨に生成AIを広告に使っているくさいと分かると、どれもこれもAIだと疑いたくなってしまうのは人間の業だと思います。この画像も中々オシャレなんだけど、ドレスの断面が怪しく見えるんだよなあ。
キャラの集合イラスト。
指定したキャラ3名を同じイラストに登場させるって結構大変だと思うんですけど、よく頑張りましたね。
広告でAIを使用するとしても、このワンダーランド姫がゲーム中にも出てくるのであれば少なくとも「広告でだけAIを使っている!」という誹りは免れると思うんですよ。
別にゲームでAIイラストが出てきても良いだろうけども、問題はそれに金を払う人がどれだけいるかである。世の中何でも人が描いていればOKという訳でも無ければ、AIだとバレても普通に購入したくなった人が多ければそれはそれでハッピー。今でこそ偽広告のダシに使われているAIイラストも、将来的には実装されているAIイラストをあなたの手に! みたいな内容になっていてもおかしくは無い。
結局生成AIの国際的な著作権の問題がうやむやなまま、ここまで話が進んでしまっているのが一番の問題な気がします。
美少年が描かれた生成AI広告。
女性人気も獲得したかったのかもしれないが、拡散具合を見るに上手く行かなかったようである。
MMOにありがちな結婚要素の紹介。また結婚だ!
結婚要素の紹介はもう皆言われずとも分かっているレベルな気がしますけど、それでも結婚を紹介するのは何なんだろうか。もうMMO広告に残る因習と言うか、結婚広告を出さないと怨霊に祟られるリスクがあるからやっているくらいの理由が無いとここまで結婚広告を擦る意味が分からない。
生成AIを広告に使っていながら結婚を紹介するところから抜け出せないのも、人間が人間らしい一つの存在理由なのかも。これからAIが完全に広告を作るようになったら、機械に不要な結婚要素の紹介なんか絶対にやらないよ。
部屋というか街を自由自在にカスタマイズする広告。
この映像だけ見るとウソっぽく見えるが……
この広告を見るに、部屋をデコレーションしたり、家具を手に入れたりする要素はちゃんと存在するようです。つまり比較的真実寄りの広告であると。
これは普通に楽しそうだったけど、広告されると逆に存在しないんだろうなと思ってしまうのは昨今の広告不信が生み出した歪みだよ。日頃から真面目に広告しろ!
かなり露骨なゲーム風広告。こういうゲームをやらせてくれって。
敵の名前が「闇の大魔王」と投げやり過ぎるのも見どころ。もうちょっとちゃんとした名前を付けてやってほしいです。
スマホゲームで遊んでいたらスマホに吸い込まれ、ゲームの世界での戦いに巻き込まれる。前まで転生系作品の良さが分からなかったんだけど、最近になって広告の世界なら転生しても良いかもなと思い始めてしまった。Hero Warsの世界に転生できるようになったら連絡をください。
ゲームの紹介より猫の映像の方が多い。とりあえず猫を出しておけば良いと思うなよ!
下手なゲーム映像や画像広告、生成AIよりも猫の方が注目されているのは本当に人間の悪い所が出ている。
いつもの偽MMO広告。
特殊攻撃の範囲が広すぎる!
・トリリオン・セクレタリー
そんな中、ゲーム本編でも堂々とAIイラストを使っているから広告で生成AIを使っても恥ずかしくないもん! とでも言いたげにしているのがトリリオン・セクレタリー。広告自体はいつもと一緒です。
実際生成AIである代わりに薄利多売の楽しいガチャゲーにしてくれるか、それとも絵が全部人の手作業だから金はかかるけども渋いガチャゲーだったらどっちをやりたいと言うもんなんでしょ。そもそも薄利多売にはならず、生成AIの絵を集める渋いガチャゲーになるのがオチだとは思いますけどね。
でもこういうイラストを主体にしたゲームというのも、いつか誰かが思いついてやるもんでしょう。それが今回トリリオンセクレタリーだったというだけで、先駆者が一番あーだこーだ言われるという例の一つです。
しかしこれでガンガン儲かったとしたら、いよいよ市場はAIだらけになるだろうから生成AIアレルギーの人は大変だろうなあと思う。もちろん著作権的な問題はイマイチ不鮮明なままなんだけども、この不鮮明なタイミングだからこそ何をやっても大丈夫というのはあるんですよね。
広告にしても生成AIを容赦なく使えるんだったら量産も簡単ですしね。予算的に広告の数は少ないのかもしれないけども、実際にかかった金額と広告費で考えたら相当コスパが良さそう。有名声優推しもしていないという事は、高い声優も雇っていないのでもっと安上がり。
・ウルフゲーム:ザ・ワイルド・キングダム
狼がなぜかドラゴンや巨大なライオン、マンモス、大きなサイ、デカいゴリラと戦う広告。
どう考えても最初のドラゴンが一番無茶に見えるが、それを最初に持って来たのはやっぱり目立たせるためだろう。
群れから追い出された弱々しい狼が大逆転。狼のマスゲームの中では小さな狼なんてそりゃあ目立ちますよ。
Age of Apesみたいにより強い狼や、敵に倒されたりはしない。その辺は優しい世界だ。
・ドット勇者
こんな広告は時計物語:リセットでも見たな。でも時計物語の方はiphone15を告知していたし先着10000人プレゼントだったので、未だにiphone14を紹介している上に先着1000人にしかプレゼントしないドット勇者はやや遅れている。
どっちにせよ本当にiphoneが手に入るとは到底思えない、なんてことを言ってはいけません。
もうiphoneの広告みたいになってるじゃないの。2023年9月頃からiphoneの広告じみたゲーム広告は増加していたようです。
ちなみにiphone15の発売日は2023年9月23日で、この広告が出たのは9月7日。おいおいウソ広告かよと思いきや、本広告では「最新型iphone」としか書いていないのでiphone14でも「9月7日当時では最新型iphoneです」と言って送り付ける事が出来る。ドット勇者はプレゼント広告の狡猾さが限界を超えて来たなあ!
ドット勇者のグローバルDL数自慢広告も1000万の大台に乗った。800万から1000万に乗るまでのスピードは結構なもんでしたね。
ただこのダウンロード数自慢の広告もまちまちで、配信後も事前登録者数100万人突破を謳う広告が出ているのは気になる。
この辺はマジで数撃ちゃ当たる理論で出してそうな雰囲気があるなあ。
攻撃力ラングを紹介する広告。そもそも攻撃力ラングとは何かという話なんだけども、それを差し引いてもこのランキングだけ見せられてもどうしようもありませんぞ!
ドット勇者の投稿がいちいち伸びているのは、特にキャンペーン対象でなくても「iphone15をGET可能」と書いているからかも。そういうキャンペーンの対象でなくても、とりあえずプレゼントらしいことを書いておけばよく文章を読んでいない人が拡散してくれる可能性が高まる。
全く小賢しい発想であるが、これでも削除がされていなくて拡散されている限りは有効な一手段。日本企業がやったら真っ先に突っ込まれそうなもんだが、その辺の面の皮の厚さがドット勇者の強みの一つなんじゃないかなあ。
でもこの画像広告はプレゼント要素を概要文に載せているのにイマイチ注目されていない。
まあ当たるときは当たるしダメな時はダメってやつなんでしょう。とりあえずたくさん広告を出してみないと、当たる確率は高まりませんね。
ベッドに潜ってソシャゲのガチャを引くな!!
全体的に男側が露骨にシコってるような表現をする辺り最悪です。突然下品な広告をする辺り、広告の方針を一本に絞らせないね。
謝罪会見広告。なのに出だしは屋上でカッコよく歩く男女なんだから、謝罪しようという意思が感じられないぞ。
謝罪会見広告だからと言って、最初から「申し訳ありません!」から始めなくても良いという事でもありますけどね。固定観念にとらわれるな!
課金誘導のあるゲームは無理で、広告詐欺のあるゲームは駄目で、プレイヤーをバカにするゲームは論外。全くの正論なのだが、その割にドット勇者本人もヴァンパイアサバイバーの偽広告をやっていたような記憶が……
こういう広告をやる場合はいかに自分を棚に上げられるかがコツだぞ。
・三国志アナザー
アナ3会社なる場所で前田敦子がガチャを外すが、ログインだけで1000連引けるからまだ990回引けるぜ! というアピールを行う。
ちょいちょい誤字もあるが、他の広告の露骨な誤字に比べると比較的マシな範囲に見える。マシってだけであって良い物ではない。
巨大な1を背に立つ前田敦子の広告。
ランキング1位を取った訳でも無いのに、なぜ1を背にしているのか。謎は深まる。