広告振り返り:ミドル級~2024年3月~
・Temu
ショルダーバッグの広告。いつも通りバッグから充電ケーブルを出すことが出来ます。
ただこれ、なんか不思議な構造に見えるんすよね。ケーブルを出すためのチャックがあるとかじゃなくて、充電ケーブルを挿すためのポートがあるように見えるじゃん。
ひょっとして中に専用の充電池を挿入したりする必要があるタイプですか?
2月に引き続きカバンの広告が多めなのは、Temuの中でもカバンの売れ行きが一番良いのではないかと察する事が出来る。
一応売れそうな物は何でも掲載しているのではなく、売れ筋のジャンルの中でも売れ線の物をまとめて広告しているんじゃないかな、と想像出来ます。さすがに広告したいもん片っ端から無作為に広告してるわけないよねえ。
カーバッテリーの充電器。
こんなことを出来るほど車を自分でいじれる人はわざわざこれを買わなそうだし、素人がこれを買ってメンテしようというほどの需要があるのかも謎。そういう商品だから無料になってしまったのか?
・イーデスカードローン
まとまった金を借りたいならカードローン! そしてイーデスカードローンで自分に合った金を借りよう! みたいな広告。
よくもまあ毎月毎月ローンを借りようと訴求するもんだが、この広告は他に比べて幾分紹介が丁寧。金を借りたことがバレない、審査が早い辺りはいつもの広告だが、金利が得だという事に触れているのは割と珍しい印象があります。
結局金なんか借りない方が一番良い、というのはいつもの通りなんですけど……
・JCBカードローン
JCBカードもこういう広告やるんだ。
ショッピングリボ払いの借り換え、おまとめならJCB! みたいな話だけども、もう金貸しはリボ払い最高! という風潮で広告するばかりのようです。どうしようも無いシステムだという事を知らない人間には、こっちの広告の方が信頼できそうだもんね。
・借金減額診断
「ちょっと今緊急で動画回してます」という定番の導入から始まるいつもの広告。リボ払いで狂ったのも一緒だし、こんな話でわざわざ緊急で動画撮る必要無いだろってのも一緒。
これは司法書士法人TOTの借金減額診断の広告。
・全身医療痩身
いつものメンズクリアテンプレを採用した医療痩身広告。交通費分の3000円アマギフ、10か月分0円、脂肪1kgを1万円で買取という珍妙なキャンペーンで勝負しに来た。
ところでタイトルが「食欲」なのは中々ストレートで良いですね。出だしが「食欲旺盛だけど腹筋バキバキにしたい男性を探しています」だから?
・貴秘薬
やせ薬の広告。腹部の頑固な脂肪を落とせるらしいが、果たしてどこまで効果があるのかは分かりません。
この辺は女性にも男性にも需要がありそうな広告なんだけど、結局どういう商品かが分かりづらいよね。あくまでダイエットを支援するだけだとは思うのだが、飲んだら痩せるくらい言ってる方が分かりやすいだろうし。
・包茎治療
出所が分からなくなってしまった包茎治療の広告。包茎を直して亀頭の増大手術までやってくれるらしい。夜の悩みというのはいつだって男のそばにあるからしょうがないね。
男には包茎手術、女性にはピルの広告をやっている人間社会はきっと100年後も継続している事でしょう。
・ニューモ
育毛剤の広告。AGAの次は育毛剤かい?
文面にある「21日間でひよこがブワッと、そのパワーを一般解禁」は一見意味が分からないが、これはおそらくニューモという育毛剤がひよこの卵か何かから有効成分を取っているからなんじゃないかなあ。省略せず書くなら「21日間でひよこがブワッと発毛、そのパワーを一般解禁」とでも書くべきなんじゃないか。
何か理由があるのかもしれないが、省略によって何を言わんとしているのか分かりづらいのは気になる。
こちらは実績を紹介する広告。多分この写真は実際の使用者から送ってもらったんでしょう。
・アイスダンディ
がーどまんのリファクチュアリング商品の紹介も再投稿。
内容は2月と一緒。
ぷろたんというインフルエンサーに依頼したパターン。こちらもリファクチュアリング品の紹介。
背景の白飛びがえぐ過ぎるのもYoutuberを見ている人にはちょうど良い素人っぽさを感じて結果的に信頼出来る、となるのだろうか。箱の中の検査用紙の紹介とか、新品とリファクチュアリング品の比較をやっている辺りはこちらの方が丁寧。
・Tiktok Lite
いつの間にやらTiktok本編よりもTiktokliteの方が大人気になっているような気がする。別に人気ではないかもしれないけど、ポイントがもらえて小遣い稼ぎが出来るかも! という理由か、とにかくTiktokの映像をひたすら使ってみた感じに変わった。
・DOPA!オリパ
2月に日本トレカセンターが使っていた甘デジオリパという単語をさっそくDOPA!オリパも実装。甘デジはオリパ界隈の言葉になりつつあるのかもしれない。
というか最近パチスロもなんだか人気が斜陽だし、このままパチスロ人気が落ちていくようなら甘デジという言葉はオリパ用語に変わってしまうかもしれない。
オリパ界隈の動向としては、ポケカからワンピースカードの方に商材としての価値を見出し始めている感がある。儲かるカードがあれば西へ東へと動き回るのがこういう広告のサガでしょう。一応ゾロとゾロ目でかけているのは認めるけど。
ちなみにこれはオリパなので、パチンコでは無いはずなんですよね。突然「超ゾロ目BATTLEプチュン」「11口毎に必ず金以上の強プチュン」などと言われても正直意味わかんねえだろ。無限に雰囲気だけヤニ臭さを帯びていやがる。
70%の確率でアドが確定するらしい。ちなみにこのオリパの目玉であるCSローというカードは2023年開催「チャンピオンシップ」2次予選エリア大会ベスト8記念品らしいんだけど、その時点でオリパに突っ込んである量ってあって1枚か、そもそもデジタルだから当たりが引けない可能性もあるんじゃないの。
もちろんカード屋としては高額カードなんぞ置いてあっても中々買われなくて不良在庫になるからオリパや福袋にでも突っ込んだ方が在庫処理としてラクチンや~みたいな思想もあるのかもしれないけど、こういう明らかに印刷数を絞ってそうな物が大当たりですって言ってる広告は怪しいなと思ってしまいます。
ナナブいちオリパと称して、7分の1の確率で当たるらしい。なんて語呂の悪いオリパ名……
だいたい14%ちょいで当たりが出るらしいが、分数にしてもパーセントに直しても気持ち悪い割合である。このパッと当たりやすいか当たりづらいか認識しづらい感じが引かせるにはちょうどいいのかもしれません。
サンブイチガチャ。33%なら比較的気持ち悪くはないか……
ところで自分は割と長らくカードゲームを遊んでいるにも関わらず「素体」という言葉を初めて聞いたんだけど、これはPSA鑑定などのケースに入っていないカードの事を指すらしいです。それってカード用語というよりも投資用語じゃねえの?
TCGってのは普通は素体で遊ぶもんだろ! 意味の分からねえ言葉を作りやがってよ。
ホワイトデーを祝したガチャ。2分の1で1080pt以上が出て、総還元率は96%なんだって。確かに他のガチャに比べると大当たりが何かは分からないけど、当たりやすい分元を取りやすいようには見えた。
総還元率96%という確率からもそのお得感が窺える……のかもしれないが、そもそも総還元率が96%であるだけで引く人にその還元が回ってこない可能性もある、という事を忘れがちである。
ちなみに総還元率100%のオリパもある。
それなら買えば買うだけお得になっていくように見えるが、別にそんな事もなかろう。ワンピースカードに関しては歴史も浅いし、来年突然カードとしての価値が暴落してる可能性もある分こわいよ。
ゾロ目の時は豪華なキリ番賞が当たるらしい。地味に最低保証も280ptらしく、その時点で割と得に見えはする。とはいえ、多分引く側が得にならないようにガチャの値段が決められている物と思われます。
ガチャ1回70円で引ける、というガチャの安さを目玉にしている広告。
この場合は当然当たりが何かは分からないし、どれだけの確率で当たるかも開示していない。オリパなら何でも良い人向け。
当たりが公表されている70ptガチャ。ニカルフィ自体は大体40万~50万程度らしい。
とはいえ回せる!? ってだけなので、別にそれが出てくるとは言ってません。
最大5400倍の爆アドが当たる。多分入れた金額の最大5400倍と言いたいんだろうけど、そんな事はそうそう無いだろう。注釈にある「※売り切れの場合もございます」も、そこを注釈されても困る感が強い。
どうもこの辺は3000連ガチャ辺りに対抗してデカい数字を出したくなったんじゃないかなあと思います。
次期オリパ女王はナンジャモらしい。実際リーリエはあまりにも相場が吊り上がってしまったのか、そもそも直近のキャラ人気ではナンジャモの方が上なのか、どちらの理由にしてもちょうど良いラインがナンジャモだったと思われる。
50%の確率で当たりが出るらしいガチャ。というか、「50%の確率でアド確定!」って変な日本語だよね。外したらアド確定じゃないじゃん。
当然天国側しか広告では教えてくれません。地獄側を引いたら何が来るか知ったってどうしようもねえと言えばそうですけど。
似たような訴求の広告。世の中ニブイチが一番分かりやすいからしょうがないね。
当たりはPSA10のカードらしいが、実際に何が当たるかは分からない。というか2分の1で2100pt以上の当たりカードで、大当たりが22000ptだとするとしょうもないカードが来る可能性は50%よりも高いんじゃないの。
ライトニングブレードオリパ。何がライトニングブレードなんだよ!
10分の1の確率、要は10%で10000ポイント以上のカードが出てくるらしい。これならさっきのニブイチガチャの方が当たりそうに見えるが、ニブイチガチャの大当たりを引く確率よりもライトニングブレードオリパの当たりを引く確率の方が高い確率も全然ありますからね。
高額ピカチュウカードが当たりになるガチャ。
どうでもいいけど、任天堂だかゲームフリークだか株式会社ポケモンだかとしてはこういう形の広告にピカチュウが使われるのは黙認しっぱなしで良いのかね。もちろんキノコ伝説とかにポケモンのパチモンがいるのとは優先度の訳が違うとは思うんだけど、こんな商売のシンボルとしてキャラクターが使われているのも大概じゃないの。
プライムアドオリパ。読解が困難な太字フォントを使うのはやめろ!
ワンコインで大当たりがすごい! みたいなオリパだけど、1/199の確率って%に直すと大体0.5%よ。それじゃ見栄えが悪いからって分数にして出すのはどうなんだよ。
絶版ボックスが当たるオリパ。
こういう絶版ボックスってコレクター以外持っててもしょうがなくない? 今は投機商品として成り立ってるから良いし将来的にも成り立つのかもしれないけど、うっかりすると謎の紙箱になりかねないでしょ。
2分の3の確率でBOXかアドらしい。ここまで紹介してきたオリパの広告の中では一番当たりそうな雰囲気がある。
とはいえ何の箱かは分からないので、マジでしょうもない箱を押し付けてくる可能性も無きにしもあらず。
・magi
トレカ専門のフリマアプリを紹介するのだが、マギー審司とコラボしているのは懐かしい上に覚えやすくて良いですね。マギー審司が流行っていたのもちょうど今のカードゲームをやっていた大人世代が子供の頃でしょうから、その辺りでも噛み合いがあります。
マギー審司のマジックの決めのシーンで毎回Magiの広告を入れるのも見どころのシーンでロゴが入るワケだから、中々効果的だと思います。
・トレコロ
実に真っ当なポケカのシングル販売広告。これが普通なんだよね。
普通はポケモンカードを買おうと言うならパックやシングルを集めてお友達と対戦をしようというのが普通なのに、カード市場と対戦している広告が多すぎる!
・GOAL-B
ちょっとだけ話題になった広告としてはGOAL-Bとか。この島田という人が胡散臭い! と話題になっているのを見かけたんだけども、まあ確かに意識高い人っぽい雰囲気はすごいね。
ワークシートをやってやりたい事を探して給料や成果を追う生活をやめよう! みたいな広告をやっているんだけども、そうですかって感じがある。大体の世の中の人のやりたい事って毎日食って寝てSEXしたいくらいじゃないの。
・L-ad
広告管理場面とLINE登録数の乖離がなくなるツールらしい。広告を見るYAKISOBAは広告について詳しいように見せて広告を出稿する側の事情に疎いので、このツールがどれだけ便利なのかよく分かりません。大体広告管理画面とLINE登録数の乖離って無い方が普通なんじゃないの。どうも既存システムではあまりうまくいかないらしいんだけど、それは既存システムがウンチだって話なんですか。
まあそれはさておき、要は広告計測機能の精度を高める事によって案件を獲得したり、売上を上げたりしましょうって話らしい。コンサルの方はこういうツールを活用するんだろうけど、別に自分はコンサルでは無いので活用する機会は無いと思います。
・ショットワークス
童謡『あめふり』の歌に合わせてバイトサービスを紹介する。
元の歌詞に対して若干韻を踏んでいるのがテクニカルで、「ぴちぴちちゃぷちゃぷらんらんらん」を「サーチサーチタップタップルンルンルン」に変えているのは中々音が近くて心地よい広告だなと思いました。
どうせ替え歌にするならこれくらいの歌詞をつけてくれると聴く側としては楽しいですね。
・令和式動画クリエイター
動画編集を仕事にして儲かろう! そのスキルを身に着けるためには俺の学校に通いな! という広告。
「令和式動画クリエイター」なる存在が一体何者なのかが分からないが、動画編集を仕事にしてフリーランスになればストレスが無くなって最高、現代社会の会社員は満員電車で明日は憂鬱で会社の歯車で一生を折れるのはイヤだ~という人は動画編集を仕事にしろよ、とでも言いたげです。
「具体的な方法を残り90秒でお教えします!」という割に具体的な方法が一つも出てこず、情報商材の説明しかしてない辺りが見どころです。具体的な方法を90秒で伝えるって言うなら動画内において90秒で儲け方を共有するのがスジってもんだよなあ!
動画内で具体的な方法を紹介するって言っておいて甘言ばかりを並べている時点でロクなもんじゃないと思うんだけども、広告としては中々興味深い。人間は30秒前の話すら覚えておらず、「金儲けをする具体的な方法=令和式動画クリエイターの0→1ロードマップを見る事なのだ」と誤認してしまう人間の認知の脆さを突いたとしたら賢いもんですよ。
・PROQuantumAI(その他投資詐欺広告)
前々からFacebookでは姿を見ていたという投資詐欺広告がついにXにも登場。今回は宮崎駿バージョンであったが、別にイーロン・マスクバージョンや孫正義バージョンも確認後、削除されています。
偽サイトなどはサーバー落ちしていて見られなくなっていますが、スクショは残しているので気になる方はご覧ください。
既存のサイトを巧妙に真似ており、偽サイト内のリンクをクリックしても結局商材に繋がる仕様となっております。
よい子は変な広告を見るのはやめようね!
・Synclub
AIの恋人を作ろう、というチャットボットサービス。実は昨年7月くらいからあり、ぼちぼち人気があるんでしょう。
しかしこういうチャットAIものめり込むと恐ろしそうだよな。ネット上でもChatGPTに人格を作ってみた~みたいな感じでずっとChatAIとタイピングしている人らがいるけども、うっかりするとそれがAIなのか人間なのか区別がつかなくなりそう。
そんなSFじみたことは起き得ないのか、それとも起きちゃうかは今後数十年に渡ってチャットボットと対話し続ける人類の問題でしょう。
・Weplay
久々にWeplayの広告を見たと思ったら、まだイカゲームの型抜きを広告にしている。かつてはイケてる広告の一例だったかもしれないがさすがにもう古いし、例え投稿が11ヶ月前だとしても今になって流れているのはそれはそれで問題があるだろう。
タイトルは「彼氏に突然、白い粉渡してみたwww」になっており、ちょっとした釣りも兼ねている。実は動画内容も最初に自ら型抜きを作る所からWeplayに繋ぐと言うテクいことをしているのも見どころ。
・KAGOYA
レンタルサーバーの広告。今時のマイクラ、ARKを遊ぶタイプのオタクは、こういうサービスでレンタルサーバーを作って遊んでいるんでしょう。
ちなみに自分はこういうレンタルサーバーとかやったことがありません。家でパソコンを使って遊ぶなんてのがそもそもずっとやってなかったので……
・Project Xeno
Project XenoはGAROとコラボ。パチンコみたいな演出と共に激レアNFTキャラが手に入るかも! みたいな広告をやっており、もうガチャだかパチンコだか分かりません。
そういう儲け話が好きそうな人に向ける広告としてはこの上なく噛み合ったコラボで良いと思います。その辺プロジェクトゼノは賢いよね。最初からヒカルコラボをやっていて金目当てを隠そうともしない。
・MLB RIVALS
日本人選手をメインとした野球ゲームの広告。
日本向け広告なんだから日本人選手をメインに紹介するのは当たり前だよなあ。ちょっとだけコピーや紹介の形式が違ったりするが、大体内容は一緒なのでまとめて紹介しております。多分ABテストも兼ねてるんだろうけど、ここまで来るとABCDEFGテストくらいまであって草。
山本由伸がドジャースに行ったことと結び付けてゲームの広告をしているパターン。
自分は野球に関して詳しくないけど、こういう時事ネタをきっちり拾うのはえらいと思います。
・星になれ ヴェーダの騎士たち
未だにファンタジーが美しいと思っているのか! と老いた王が叫び、化け物になるダークファンタジーな広告。美しいと思っているかはともかくとして、目を引く摑みになっているのは良いですね。
ちなみにこの広告自体は2023年9月時点で登場済みでした。実質新人のような物ではあるけども、グローバルβテストのタイミングから広告を始めてあらかじめ知名度を高めておくのは勝利の女神:NIKKEもやっていた手法なので、中々真面目な手順を踏んだ広告だと思います。
キャラクター紹介広告。
概ね情報を短い間に詰めているが、店員さんや近くの上級者に聞くと全然認識が変わっていくのが分かる程度の英語です。
バトル要素のご紹介。この広告を見る感じ、割とちゃんとしたベルトスクロール風のアクションが楽しめるようです。
こういうので良いんだよね。
・World of Warships
WoWはイラスト1枚だけを広告にして登場……させたが、なんかこのイラストAI産っぽいな? 後ろの船とか、水の描き方とか、靴下の不揃いさとか。
まああくまでそれっぽいってだけなんだけども、このゲームでもわざわざAIイラストを使う必要ってあったんかなあと思います。あなた別にAIしなくても普通にゲーム映像を垂れ流してたじゃない。
・カリツの伝説
カリツの伝説は割と早々にいなくなると思っていたのに、案外長期的に広告が出来ている辺り結構売れているのかもしれん。
内容はいつものポケモンのパクリで、進化パターンを紹介している。こういうモンスターだってAIでナンボでも作れるんだろうなあ、と思うと中々にコスパの良い広告だと思いますね。大体最後に出てくるピピとかピカチュウとハチを組み合わせたキメラっぽさがあるぞ。
2月に続いて出ているこの広告なんか露骨にポケモンじゃん。BGMと登場キャラを変えたバージョンをわざわざ出している辺り、完全に味をしめている。
任天堂法務部の恐怖が無くなった世界は変な広告にとってとてもやりやすいようだ。
ちなみに画面下部に書いてある「GameBeans Entartainment Limited」がカリツの伝説のパブリッシャーなのだが、ここの日本版公式サイトは内容が異様にスカスカで面白いですよ。
以前からやっていた広告の別アカウント再投稿版。
「game」アカウントは現状カリツ専用だが、今後GameBeans産の広告はここから出てくるかも。覚えておきましょう。
・PALWORLD
そんなポケモンもどきのゲーム広告が大量に出る一因になった可能性があるパルワールドもとうとう広告デビュー。今はバナー広告しか見かけないが、将来的には動画広告もやるのかも。
リリース当初こそ大きな話題になったが、登場から3ヶ月も経過した今ではすっかり下火に。ポケモンのパクリ臭く、任天堂もおっかないと見た配信者も蜘蛛の子を散らすようにパルワールドの配信をやめてしまい、今では海外人気がメインのゲームとなっているようです。
今後パルワールドがエバーテイル的な広告をやり始めたらちょっと面白そうだな……と思う反面、わざわざそこをパクるかなあと疑念もあります。普通の広告をやって普通にスキップされそうな印象がある。
・ローグウィズデッド
Vtuberが実況しているタイプの広告。こういうのよく見るようになったよね。
この配信者は民安ともえのVtuberの姿であるらしく、配信をそのまま広告に使ったものと思われます。
・Whiteout Survival
氷河期の世界でのサバイバル・ゲームを描く。この辺の他の陣地を襲撃して有利を得るような描写は、かつてのトップウォーの広告を思い出しますね。多分そこからリスペクトを得ている感じもします。一切同じ内容を重ね打ちしている辺り、この広告にはそれなりに自信がある模様。
今やトップウォーの姿も見なくなってラストウォーの広告が主体になってしまったので、Whiteout Survivalには頑張ってほしいですね。
Xに展開されているバージョン。過去にTiktokなどで見かけたのと一緒だと思います。
・ラストウォー:サバイバル
いつもの射的広告。本当にいつものやつです。
強いて言うならラストウォーはマイナスの部分を射撃すると数が増えていくのはちょっとしたオリジナリティだと思います。ちょっとしすぎであるとも言えますけど。
増えるパターンで4レーンある広告。
3レーンバージョンの方が多いように思うが、4レーンもぼちぼち見かけますよね。4レーンはEVONYの印象が強いんだけど。
別に数字が増えないやつもある。
この辺の使い分けはいい加減と言うか、何というか……
大量にやってくる敵を倒していく。
分岐路から敵がどんどんやってくる演出はちょっとだけオリジナルな気がする。昔Age of Originsでもやってたような気がしなくもないけど。
樽を壊してアイテムを手に入れる広告。
こういう演出は自由自在に使い回しが効く分、一回素材を作ってしまえばあとは量産し放題ではあるんだよなあと思いました。その割にこの射的広告ジャンルは進歩があまり見られないから面白くないのだが……
デカいプレス機から始まる映像。これは割とshorts動画にありがちな導入を上手く広告に取り入れているのでは。
その後の映像は大体いつもと一緒ですけど。
・Coin master
豚がソーのモノマネをしていた武器でもってよその村を攻撃したら大量のコインを獲得出来たぜ、みたいな広告。
この豚を新しい広告のメインキャラに据えたいのかもしれません。今後にも要注目。
・ドゥームズデイ:サバイバル
Doomusday Last SurvivorsはKOF97とコラボ。本当に向こうの人はKOFが好きね……
登場したのは不知火舞なんだけど、いくら大ピンチだからってゾンビ相手に徒手空拳で大立ち回りするのは中々クレイジーじゃないですか。最後のポーズにはどうせなら「よっ!日本一~」まで入れて欲しかったのもあるよねえ。
・ウォーキング・デッド:サバイバー
豪華4本立ての広告。一応2本目からはTシャツ姿の男が主役の広告になっているような雰囲気もあります。
ゾンビを倒し、犬や馬を仲間にして生活環境を良くしていく様は結構面白そう。突然人が生えてくるのはウォーキングデッドらしからぬゲームらしい表現だが、その辺は人が仲間になるのを省略していると捉える事は充分出来るでしょう。
・銃弾射撃
銃弾射撃は引き続き巨人を射撃する広告をやっていた。部位破壊を行うと足がもげて動きが遅くなったり、手がもげて攻撃しづらくなったりするのは初代ハウスオブザデッドを思い出しますね。
それにしても広告でやるには中々グロい内容なのだが、ピクトグラムの巨人だからOK、みたいな理屈なのかな。初代ハウスオブザデッドもそのグロさに物議をかもしたけども、現代になって改めてやってみるとマジでよくこんなグロいのが町のゲーセンに置かれてたなって思う内容だよ。
山を背景に撃つバージョン。
最初の2発を外しているのはちょっとハラハラする要素……と捉えられた方が人生は面白いと思います。
・六本木サディステックナイト
しょうもない選択肢を選んで失敗するやつ。以前も見たことがあるような気がするが、多分背景と2回目の選択肢が新パターンだと思うんですよね。
この辺は完全に個人の記憶力勝負というか、確認しにいく手間とのせめぎ合いです。そう思って過去のnoteを確認しに行ったら、過去に取り上げたのは『【六本木】558_1080x1080』で、今回のタイトルは『【六本木】559_1008x1512』だったので、動画の縦横比を変えただけの別作品でした。
自分の記憶力も大したもんだな! 背景と2回目の選択肢は一緒だったけど。
・オリエント・アルカディア
過去に見つけられていなかった伊達政宗の紹介広告。
相変わらずカッコいい広告なんだよね。オリエントアルカディアのキャラPVは毎回イケてる印象です。
変な広告もたまにはやっていいのよ。
・マジックカード:Catch the thief
マジックカードは犬を助ける広告から幽霊より逃げるゲームに鞍替え。警察から逃げるゲームも昔Xヒーローがやってたし、この辺の流れも全く一緒なんだよなあ……
一応幽霊から逃げるゲームになっている辺りで少し差別化しているつもりかもしれないが、絵面としては全く一緒。どうにかならんのかい。
普通に泥棒を逃がさないようにするパターン。
これって結局解けるもんなんですかね。問題も以前の物と同じようにパクっていやがる。
・ピクセルハンター育成
AIイラストを使っている事で話題になったが、それ以降は案外話題が少ないゲーム、ピクセルハンター育成。というのもこのゲームの広告自体は中々真面目な出来で、露骨なダメな所も無ければ目立ったところも無いみたいな感じなんですよね。
あとピクセルハンターって割にはドット絵要素はそんなに推してないのも気になる人は気になりそう。
色々なスキルを活用して成功するまでトライアンドエラーする。
こういうゲームにおいてはそれが一番面白いし、色々なスキルがある事も伝えられる。良いんじゃないですか。
・アース:リバイバル
2023年5月ぶりに出てきたと思ったら、デジモンとのコラボを発表したのがアース:リバイバル。
最近デジモンは25周年という事でデジヴァイスをリメイクして再販するような広告もやっていた訳だが、他のゲームへの貸し出しも積極的にやってるようだ。モリノファンタジーだの、アースリバイバルだのがそうなんだけど、実際これってファンは喜んでるもんなんでしょうか。
自分はよく分かりません。
・ウルフゲーム ザ・ワイルドキングダム
人間にムチ打たれ、檻の外へ旅立つシーンから始まる広告。やっぱり人間は最低だな!
その後は狼がトカゲやライオンに獲物を乞食して強化するシーンが続く。狼ってそんな情けない生き物なんかって気はするけども、何だかんだライオンだけは獲物を分け与えてくれる辺り人情を感じますね。人情?
狼の出産シーンを広告にしても良いんだ。
アリの出産シーンはまあ良いかなって思うのに、狼の出産シーンってなんか生々しさがあるのはどういう事なんでしょうね。アンツのやっているアリの出産シーンは卵を周囲に射出するフィクションまるだしな内容なのに対して、ウルフゲームの出産シーンは変にリアリティがあるせいで追放描写も余計にかわいそうだったり、グロテスクさを感じてしまう所があります。アリ差別者ですみません。
後半は概ね使い回しだが、王国を作る所までやっているのは差別化点。
ゴリラに食われそうになっている所から逃げ、何故かゴリラのそばにある宝箱から隠れマントを奪って鍵を手に入れ、仲間を揃えて群れを作っていく。
比較的グロ要素の少ない広告で見やすいと思います。見やすければ何でも良い、という話でもないのだが……
・大家さんになろう!
2022年11月ぶりの登場となります。
ウルフゲームはグロイ、かわいそうな広告がメインだったけども、大家さんになろうはシンプルに汚らしいのが特徴。トイレの紙が無くなったからって古い新聞しかもらえないし、ゴミ収集が無いからって見えなければ良いと水の中に不法投棄しやがる。
昔の中国の報道ではそういう話が結構ありましたよね。不法投棄がひどいとか、海に油が捨てられすぎて虹色に輝いてるとか。まさか今もやってるのか?
・いけー!放置戦士
いけー!放置戦士も数こそ少ないけど長期的に見かける印象がある。映像は以前からずっと同じだと思うんだけど、少しずつ演出を変えて広告し続けているんですよね。典型的な継続タイプ。
しかしこのゲームの広告を初めて見かけたのが2022年の1月なんだから、実はもう2周年を迎えているそれなりの長寿タイトルなんですよね。ずっと早くサービスを終了しているゲームが多い中で、細く長く生き延びているってのは中々凄い事だと思います。
・コード:ドラゴンブラッド
先月に引き続き広告していたのがコード:ドラゴンブラッド。
演出のカッコよさ、世界の広さなどを紹介しているのも2月と同じ。このバージョンアップの機会に新規ユーザーを増やしたいぜ! というバチバチの野心を感じます。
・アカシッククロニクル
アカシッククロニクルはYoutubeの画像広告を展開。
内容自体は単にAIイラストを使っただけであるし、訴求内容も無料100連ガチャとやや淡白な印象は受けるが、まあやっておくことに意味があると考えたのでしょう。
・三国ドライブ
三国志系擬人化ゲームの広告。いつもの3594連ガチャ紹介をやりながら学園パロディをやっている。
学パロのノリが好きならウケそう。
ステータスとキャラを紹介する広告。
ちょいちょいイマイチなのが混じっているのも一時停止する楽しみを惹起してくれる。もちろん3594連ガチャも紹介して隙がありません。
・ドラゴンエッグ
Bling Bang Bang Bornのアニメのオープニング映像的な所をふんわりとパクったような映像をリリース。あくまで色合いが似てるだけなんですけどね……
6秒だけなのでタイトルも分からないまま広告が終わっていたような人もいそう。