広告振り返り:マスター級~2023年11月~
・State of Survival
スマホを持っているか聞いて回って、持っている人にレジェンドヒーローや1000連ガチャを配って回る人かと思いきやステサバを持っている人限定のサービスだった話。もっとガチャの価値が高いゲームで1000連ガチャをやらせてくださいよ~
こういう広告自体は昔からステサバがやっているんだけども、リンクを取れたのはこれが初。広告をダウンロードしやすくなったYoutubeは本当にありがてえなあ……
・Age of Origins
四方八方から大量にやってくるゾンビを倒し続けるヴァンサバ風広告。普段の五割増しくらいでゾンビがやってきてないか?
これだけ大量にゾンビがやってきているんだから、当然生き残る事は出来ない。たとえデモ映像だとしてもこれだけの人物の群れを動かしているのは大変な労力に見えるが、別にそうでも無かったりするのかな……
パターンとしては大体一緒だが、こちらは大巨人のゾンビが出てくる。
普段の巨人ゾンビよりもさらにデカいゾンビなので、絵面の派手さはすごい。でもどんなに絵面が派手でもやってる事は一緒なんだよね……
蘇ったファラオみたいなゾンビが襲い掛かってくるが、見事撃退出来たパターン。
Age of Originsはデカいゾンビを出そう、というのが10月末~11月のメイン方針だったようです。実際デカいゾンビはこれまであんまりいじってなかったもんね。
途中まで好調だったのにゾンビの人ごみに突っ込んで死ぬ。画面外に何か見えてしまったのだろうか……
ところで最初に網を広げる所からスタートする場合が多いのは、一体どういう事なんでしょ。カメラを接近した状態から始めるなら網を広げるところの方が良いと考えたんだろうけども、ここはどこが元ネタなのかは分かりません。
ちょっと普段とは違ったノリのゲートくぐり広告。車で走りながら敵を倒していく前のめりな内容で、特に危なげなくクリアしていくのが印象的。
その割にこの広告が増えていないのは、やっぱり車が走っている広告だとそんなに印象に残らねえなって思われたのでは……
出だしのカッコよさだけはマジでどの広告にも負けないんですよね、Age of Originsって。それ以降は大体一緒なのだが。
この広告も大分抵抗したが負けるのは一緒。
・パズル&サバイバル
パズル&サバイバルはsawとコラボ。でもやる事は美女を助けて失敗するいつもの失敗系広告なんだよね。
演出は普段の広告よりも凝っているんだけども、結局やる事はいつもの失敗広告なのかよって感じは否めません。コラボの時だけ真面目かよってツッコミは毎回していた記憶があるけども、コラボの時すら失敗系広告をやられてもそれはそれでどうなんだって思いますよ。
いつもの物を壊す射的広告の敵を変えて、樽にSAWのビリー人形の顔を入れただけ。
凝ってれば良いってもんじゃないけど、こんなに使い回しを感じるのもそれはそれでどうなんだ。
・マージマンション
3周年を迎えたマージマンションは渋谷凪咲を迎えてテレビCMを展開。ゲームの内容を実際にテレビCMにした例はおねがい社長に続いた形になるか。
instagram勢では特に話題になっているタイプの広告だが、おねがい社長ほどのインパクトが無いなと思うのは自分が社長をひいきしているからだと思います。すみません。
この広告だって最初に話題になったおばあさんの陰謀論的な所を紹介しつつ、ちゃんとゲーム内容を紹介しているんだから良い出来なんだけどな。
2パターン目もある。
これで2回連続同じCMを流したい時も安心だな! 社長は1パターンしか無かったので、パターン数で言うならマージマンションの方が豊富だとも言える。
随分後になってメイキング映像もリリース。
どんな広告だってちゃんとメイキングしてるんだぞ!! どこかの駅でやっているっぽいが、どこの駅で撮影したかは一目見ただけだとよく分かりませんでした。最後のシーンは標識を見るに東京臨海新交通臨海線付近なのかなあ? とは思うが……
ちゃんとXでもコラボ済み。
ちなみにこの当時は新宿アルタビジョンや渋谷スクランブル交差点でも広告が出ていたらしいが、その辺を記録しに行く余裕がありませんでした。スミマセン。
・Rise of Kingdom
一人も殺さず資源も無い、砂漠で死んだせいだ! と思っていた人が、クレオパトラと出会ってエジプト文明で無双する。
上手く行かなかった人が神様に助けてもらえる、ってのは万国共通の話の出だしなんだなあと思いました。人生上手くいかなかったらガンガンボーナスをもらって転生しろ!
組分け帽子によってローマではなくバイキング文明に叩き込まれてしまうが、金鉱を見つけたりしてバイキング軍団を作って世界を攻めまくる。
組分け帽子って勝手に使って良いアイデアなんでしょうか。どこからどう見ても組分け帽子を使っているんだけども、削除されていないって事は案外その辺のアイデアを使うのは別に良いやって事?
戦力3000万でイキっていたら8000万の人に一蹴されてしまう。今回はローマを紹介する内容になっています。
ここで「庶民の皆さま!」と言って駆け込んでくる辺り、普通の人でも楽しめますって所を言いたいんでしょう。
普通の偽ゲーム広告。より数が大きな敵を倒していく。
茶番広告もわざわざやっている意味ってマジで何なんだろうな。普通にゲーム紹介するだけよりもとりあえずやっておくのが吉、みたいな雰囲気なんだろうけど、最近はわざわざ偽ゲームをやらない例も増えてきたじゃないですか。
とはいえHero Warsはウソの広告をやりまくって話題があったりするし、多分物はやりようというか、忘れられた頃に嘘の広告をやっておけば気になってもらえるという話なのかもしれないが。
戦力が低いだけでアホみたいに煽られるし、食器も貰えないアメリカ社会の闇。これでも日本が遅れてるのか?
今回紹介しているのは日本文明が強い、という話。サムライが超強いらしいが、これが本当かは分かりません。
・Hero Wars
水の中に隠れていたら、単眼巨女のよだれによって汚染された水で隠れていられなくなったガラハド君が討って出る。後半一分は以前出ていた広告と一緒。
しかしよだれがちゃんと汚いものとして表現されているのは先月の広告を見ているとちょっと違和感がありますね。先月はよだれを受け止めた方が強化されてたのに、なんでこっちのよだれは駄目なのか。
出だしが蹴飛ばされてスタートするバージョン。
映像自体は他の広告と一緒なんだけども、出だしのパターンや登場する敵を変える事によって色んなパターンをやっている。とはいえ完全に使い回しじゃないので、他の全く同じ映像を使い回している広告よりは見ごたえがあるんですよね。
そのわずかな見ごたえを楽しめるかで、Hero Warsの広告の評価は大きく変わってくるでしょう。
アジアンな演出が楽しい新ステージ。3つ目の動画は過去の広告の使い回し。
Hero Warsは使い回しが多いっちゃ多いんだけど、最低でも最初の動画に関しては使い回しじゃないんだよなあ。
出だしのチョウチンアンコウみたいな敵に騙されるガラハド君が面白い。
それ以降の内容はかつてあった広告と一緒です。
嘘の広告って腹が立つよな! の別バージョン。
この広告は毎回ハイテンションでやってるから妙に面白そうなんだよな。やっぱり実況はハキハキ、大声で、明るくやるべき。やっぱり自動音声だとその辺の抑揚がつきづらいから、その辺の魅力が薄いように見えるのだろうか。
妙にポップな表現で数比べ広告をやっている。
そんな敵を一人倒したくらいで「ドヤアアアア!」とかやられても困るのだが……
総師範KSKがHero Warsの案件を継続的にもらっているのが結構面白いんだよなあ。何でか知らないけども12月分の案件ももらっており、割とHero Warsの案件配信者になっている。
多分効果が出ているからしばらく案件が来ているんでしょうね。今後にも期待。
・ザ・アンツ
アンツはTiktokの広告だと実写の茶番広告がメインなんですよね。犯人と一緒にアンツを楽しんでラッキー、みたいな内容なので、そんなにアリである必要性は無い。
Tiktokでは実写がメインなのはやっぱり細かいアリが動いている映像よりも、人間がメインの広告の方がウケると思ったのかなあ。Xだと延々アリをメインにした茶番をやってるのに……
しかし11月はXでも実況風広告がメインだった。
なんか戦略的な雰囲気を見せているのは良いんだけど、ゲーム内の映像は一つも無いな……
ノリノリで遊んでいるのは良いけども、適当にサソリや蜘蛛に喧嘩を売って負けてるんだからもっと粛々とやらんかい!
その後は広告では定番の売り文句になった「IQ120以上の人しか通過出来ない」が続く。広告界隈のゲームは何でもIQ120以上無いとクリアできないのだろうか。
アンツの世界にゾウが登場。ゾウに踏みつけられた間抜けな蛇を活用して川を渡り、巣をバージョンアップする。
こうして広告だけ見る分には結構面白そうなんだよなあ。広告だけ見る分には。
・あべりょう
一時のYoutube広告界隈ではかなりエンカウント率の高かったあべりょうが令和に復活。以前からやっていたのかもしれないけど、自分が久々に広告を見たんだから久々に見たんです。
かつてあべりょうの楽曲を見た時はそんなに広告を真面目に見ていなかったんだけど、今真面目に広告を見るようになってからあべりょうの曲を聞いてみると結構ちゃんとした音楽だという事が分かります。
じゃあ何で昔のあべりょうが嫌われてたって、「テポドンの核弾頭が発射~」なんて歌い出しが最初の5秒で流れる事だった。これはインパクトがあるけど、不快に思う人はたくさんいたと思います。
それにこういう歌は小学生がマネして親御さんがイヤな顔をするのも目に見えますもんね。この当時から広告をやっていたのはHeroWarsやガーデンスケイプ、放置少女がリリース直後で広告をやっていた時期なので、その辺と一緒に嫌われていた記憶があります。
それが今じゃ比較的まともな歌詞のCMを流しているんだけども、歌詞がまともになったらなったで話題にならないんだから困ったもんです。
・日替わり内室
まさかの日替わり内室の新作広告が登場。一応2023年は他にも広告をやっていたけど、こういう茶番スタイルの広告をまだやってくれるんだ、という感動があります。
内容としては商人放浪記に近く、オチはおねがい社長から持って来ている。ちゃんと成功している辺り、以前よりも丸くなったなあと思います。
・アーチャー伝説
昔の広告をずっと使い回している印象のあるアーチャー伝説だが、久々に新規の広告をリリース。まあ、やっている事はいつもの射的広告の亜種なんですけどね。
たまには新作を出してくれると僕が喜びます。次もよろしく。
・EVONY
かなり趣向を変えた射的広告をリリース。何らかのアクションを起こして男を守ろうってのはいつも通りなんだけども、それが射的でどの場所を撃つかで色々分岐する感じ。
2024年のEVONYはこういうパズルゲーム風広告で攻めるつもりなんだろうか。Youtubeにはコミュニティノートとか無いんですけども。
射的広告なんだけど、いちいち「この銃はカッコいいよ!」「落ち着いて!」「すごい!」とコメントをしてくれる。内容はいつもの広告と一緒なんだけど、色々と同じような広告を見てるとこういう気遣いがありがたいんですよね。
最後のイラストもこのピンク髪の女子高生が出てくる辺り、レギュラーキャラにしたいのかもしれない。
・Royal Match
広告の無いゲームを見つけました! という定番の紹介をやっている後ろで「失敗」って出てくるのはどうなんですか。最初のスマートボールの射出ギミックで上手く行っただけで満足しちゃったのか?
その後の28秒は使い回しです。
水を流し込んで溶岩を固めよう。
クリアに失敗した場合は王様が溶岩で焼け死ぬってのは中々グロい。EVONYでもそこまで悲惨な失敗を描こうとは思わなかったんだけど……
火事で死にそうになっている王様を助けたはずなのに、今度は溺死しそうになっている王様を助けられない。
ここまで来ると完全に王様に何らかの恨みがあるか、王様をいじめたくてしょうがない人間だと思うんですけどどうなんでしょう。溺れている時に天井を叩いているのが痛々しいというか、普通にシャレにならない暴力感があるのですが……
・放置少女
コラボの時だけやたら広告する事で有名な放置少女だが、今回のコラボ先はSKE48。妙にコラボ先は豪華なんだよなあ……
ちなみにこの映像の内容はSKE48が普通にSKE48の曲を歌うだけです。放置少女要素は最後のロゴだけ。「踊ってみた」じゃないよ。
質問をするタイプの映像もあったけど、最初は「犬派? 猫派?」みたいな質問ばっかりなのに途中に「放置少女はアプリ版かブラウザ版どっち?」とか「放置されたい? されたくない?」みたいな質問が混じってくるのが面白い。
明らかに作為的な質問がウケる。
ゲートくぐり広告も放置少女ならではの解釈でチャレンジ。
美少女も気障な男になびかずゴールして美少女同士でくっつくので、うるさいオタクも安心です。
Toon Blastで見かけた広告だあ。
放置少女は毎回男が女性を捕まえられない。つくづくプレイヤー以外の男になびく美少女なんか全員阿婆擦れだよ、という過激派オタクにやさしい仕様だなあ。
・トップウォー
氷の球を壊して武器を集めていく広告。ショート動画バージョンもあるが、ショートの場合最後の画面がちょっとバグっている。
最後の方に逆転要素があるのが印象に残るが、それで装備を最大まで強くしても結局負けておしまいです。もしも3人残していたら勝てたかも、みたいな話なんですか?
・ザ・グランドマフィア
グランドマフィアのゲートくぐり広告。他のゲートくぐり広告に比べてかなり人間が増えるのが特徴で、自分が確認した範囲では15人で銃を乱射出来ているのはゲートくぐり広告のベストスコアだと思います。
それでも最後まで進んだら結局袋叩きにされて失敗してしまう。そもそも至近距離で銃を撃ちまくっているのにまともに敵を倒せない辺り、実銃じゃなくてエアガンか何かで戦っている説もあります。子供がマネしたら教育に悪いからね。
・荒野行動
荒野行動はHIKAKINとコラボ。もうどことでもコラボするやん……
荒野行動にしてもHIKAKINにしてもコラボのフットワークが軽いのよ。この軽さこそが人気、あるいは話題になる証拠か。
偽ゲーム広告から無限ガチャの広告の出だしに繋げる。別に無限ガチャはやってないからか映像面だけ使いたかったのだろうが、それにしても金のリンゴとニュートンのくだりは繋がりが感じられない。
偽ゲームからスマホのプレイ映像に繋げるのは普通にこのゲームが本編中でも遊べそうな気がしちゃうな。あんまり良くない映像の繋げ方だと思いますよ。
荒野行動にとって無限ガチャの映像は色々と使い回しが効く便利な代物なのか、11月の広告ではしばしば登場する。
内容はそんなに変わっていないのだが……
馬男がえんえんノーコンな手榴弾投げを披露する。
ループを前提とした広告ってのも久々に見たね。
・おねがい社長
おねがい社長は最終未来少女という音楽ユニットとコラボ。wikipediaを見るとタップルやセガのサンバでアミーゴの広告に出演していたらしいが、おねがい社長の履歴は書かれていませんでした。セガは良くて社長はダメだってのかよ!
この令和の時代にブルマの体操着コスプレを放映するのは間違いなくおじさん向けなのだが、地味に生成AIのイラストを挟んだりする辺りにテクさを感じます。
その上でいつもの全サーバー1位もやる。最近のおねがい社長の欲張りセットじゃんね。
最終未来少女のコラボ広告なんだけど、実在の人物を出しながら二人で密着ヨガだの、プールパーティだの、そういう生々しい話をやるのは良いもんなのか。良い物だからこういう広告をやっているんでしょうけど。
おねがい社長には珍しくゲーム内のプレゼントとして、1800ダイヤの配布を告知しているのも特徴。実際に1800ダイヤの価値がどんなもんかも分からないしよぉ。
最初はモデルさんから始まり、そこからはいつもの生成AIを活用した広告がスタート。
しかし「顔フェチならこのゲームは見逃せないぜ!」って、顔フェチって概念はあるのでしょうか。何でもフェチとつければ良い話ではないと思いますぞ。
AI美人の体型調整ばっかりやっている広告。
これがやりたいなら社長じゃなくて生成AIとかphotoshopの方が適任では?
3Dパズルを行って美女の裸体を見に行くスケベ広告。
これは裸をストレートに見せないことでかえってエロいし、BANもされないという昔ながらのおいろけ広告です。IQ120すらクリアできない、というのは変な広告しぐさです。
「独身貴族もいいがたまに恋愛がしたいならこの彼女育成ゲームをやってみないか?」とは言うが、別におねがい社長って彼女育成ゲームじゃないよなあ。
ちなみにこのスタイルになっても「想像を超える隠し要素」を紹介しているのはかつての隠し10連ガチャを感じて結構好きです。
体型調整や髪型変更が行える広告。
今は単にAIイラストのつけかえでしか無いんだけども、将来的にはこういうゲームをおねがい社長は作りたいと思っているのかもしれませんね。
最後の最後にポニーテールの上に直接ツインテールをくっつけたせいでトリプルテールになってしまっているのはちょっと面白かったです。途中までツッコミどころの少ない広告だと思ってたのに……
・エバーテイル
まだまだ目撃例があるエバーテイルの新作映像。今回は岩型モンスターを用いてモンスターを殺害しつつ川を渡るシーン、電車の中でゾンビに襲われるシーンなどが登場している。
エバーテイルはinstagramでの目撃例が比較的多い気がするが、それでも過去に比べると新作広告自体を確認出来るタイミングが大幅に減ったように思う。そもそもYoutubeショート、tiktok、instagramなどショート動画に絞った広告をしている事はよく分かるのだが、肝心の新作に出くわせるかは完全に運。自分は定期的に先述した3媒体を周回しているんだけども、未だにエバーテイルには出会えません。
この調子で2024年も細々と発見報告が上がるような幻の広告になっていくのだろうか。実際にエバーテイルの広告が一番映えるのは動画を視聴している間に心の準備無く突然エンカウントするパターンであるから、探して見つけるようなもんでもないのかもしれないが。