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広告振り返り:ミドル級~2024年8月~


・myカードローン

 いつものカードローンの広告、漫画パターン。
 もう美術館でも作った方が良いんじゃないか? 画像のパターンだけ作ってたくさん広告だけ出してよ。

 Xの広告がつまらなくなった要因は間違いなくMyカードローンとメンズクリアが馬鹿湧きして他の広告を駆逐してしまった事だと思います。冗談抜きで全部カードローンとメンズクリアとAGAの広告しか出てこない。
 ゲーム広告は拡散可能にしないで動画広告にしているのに対して、カードローンと脱毛、発毛の連中は無駄に拡散できるようにしてずらずらと数を並べていやがるし、全く変わり映えがしないメッセージをぐだぐだと流し続ける。ABテストと言うにもあまりにも数が多すぎるし、ここまで来るとどれが有効でどれが無効かというよりもアカウントごとブロックされて終わりなんじゃねえか。

 いつもの劇画。

 なんか生成AIを使ってそうな雰囲気の美人画広告。

 その他昔にも見たやつ。

・即日融資安心カードローン

 これまたいつものカードローン広告なのだが、珍しい事に新札を使用している。自分が知ってる範囲では最初に新札を使用した広告じゃないかなあ。
 それ以外は別に……

・マネットカードローン

 新札が出てきたと言うことは、こういう旧札の広告も珍しくなってしまうのかもしれません。
 ところで「これでダメなら金欠の人はあきらめろ」は開運のゴールドタイガーのミームを使っているのだろうか。考えすぎ?

 タトゥーの数やば!
 逆にこれだけビジュアルが派手な人を起用しても良いって言うんだから広告ってのは自由なもんです。

 なーちゃんとかっくんという人々が紹介するマネット。
 言ってることはいつも一緒。滞納解消のために借金させようとするのもまたひどい。

 その他よくある広告。

・Topchoicespost

 これまたローン系の広告なのだが、これはバナー系なのでGoogle Ads経由のようである。
 キャッシング広告ってマジで多いよね。そんなに貸す金があるのも、借りる人がいるのも歪んだもんです。普通に家を買いたいとか高額の買い物をしたいとかならまだしも、こういうタイプの広告で見る分にはもっと目先の金欲しさの借金事例ばっかだもんな……

・auPAYスマートローン

 auもローンの広告やるんだ。映像の内容も他のローン系広告と同じようなもんだね。
 変わり映えが無さすぎるよ~~~

・借金減額診断

 ひろゆき風の借金減額診断広告。
 やってる事はいつもの通りなんだけど、「魚の生臭い臭いのする僕の親友」というヒゲオヤジみたいな人もいるのはちょっとだけ面白かった。

 人工音声を活用した広告。
 言ってる事は一緒なんだけど、借金減額診断も少しずつ新しい事を試そうとしている感がある。

 妙にバブリーな音源がイケてる広告。
 やってる事はいつもの借金減額診断だが、変な人がペラペラしゃべったりしてないのが逆に新鮮。

・My`クリニックAGA

 薄毛対策の広告も増えたもんだ。
 やってる事は最初の6秒を変えているだけ。メンズクリア方式に則っており、毛を生やすも抜くも自由自在である。生成AIも動画も何でも使って、最初の6秒で人を摑もうとしている。

・イースト駅前クリニック

 イースト駅前クリニックはダイアンとコラボ。シンプルながらダイアンらしい映像で良いですね。
 しょうもない使い回しでいっぱい出すよりはこれを延々擦ってくれた方が僕は好きです。

・アトムクリニック

 違法視聴スタイルに実況者を混ぜた広告。結局手術してチンコを5センチ長くしよう! みたいな事を言っているのは変わらない。
 ちなみに本編は削除済みです。そりゃそうだ。

・アソコのドーピング

 デカい犬の画像を背景に、チンコをデカくする薬を紹介するやつ。またそういうのかよ!
 背景に犬とか草原とか関係ない映像を流すの本当に規制した方が良いんじゃねえかな。これが未だに規制されないの割と不思議でしょうがないよ。AIの網から外れれば人間の目はどうでも良いってか。

・バルクオム

 レジェンド級になりつつあるシャンプー、バルクオムの紹介広告。フェロモンが強いという所を推しているようです。
 それは良いんだけど、なんかライトアップの都合か目元が怖い気がするのは自分だけなのでしょうか。美白すぎるよ。

・Enjoy Life TV

 また副業系広告かあ……
 映像の内容も以前見たのと一緒な気がします。

・iN2X

 バーチャルキャラクターとチャットしようぜ、みたいな内容。
 別にAIイラスト自体はよくある感じな気がするが、設定は「精神操作のJK魔法少女」「心を洞察できるストレス解消師」「最強の戦闘力を持つサディストロリ」と中々尖っている。
 まあイラストは大量に出せるし設定を凝るのが人間の仕事かなあ……と思ったけど、別に設定もAIに聞けば尖った設定が一つくらい出てきそうだもんな。そう考えるとキャラも設定もストーリーも音楽も全部個別ではAIが作れるのに、何故その集合体を選択して出力出来ないのかという話になってくるよね。
 そこの取捨選択が出来るようになったら、いよいよマッチングアプリで出会った人が実はAI製の詐欺師でした、みたいな話も出てきそうな気がする。恐ろしい未来がやってくるぞお!

・スピークバディ/Speak

 AIと喋って英会話を上達しよう! というアプリ。
 まあこれで英会話が出来るようになったら結構な事だとは思うのだが、どうせAIを使うならわざわざ自分が英会話を覚えるというワンクッションを挟まなくても勝手に海外の人と取引をつけてくれる、全部和訳してこっちに伝えてくれた上でこちらが日本語で喋ったら英語で伝え直してくれるくらいのバリアフリーにしてくれない物なのだろうか。
 AIが出たおかげで英語学習が便利になりました! って人間が喜んでるのはなんかアホくさいなって思わない? 多分それで喜べる程度に知的好奇心がある人はとっくに英語出来るだろ。

 こちらのAI英会話スピークも同じような広告、同じようなサービスなのでまとめて紹介。
 まあこんなビジネスもAI様が全部人間の仕事を肩代わりしてくださるまでの過渡期のようなサービスでしょうから、よくよく目に焼き付けておくと良いでしょう。

・ポラリスアカデミア

 塾の広告。広告を見るやきそばには珍しいタイプだと思うかもしれませんが、ここでも無料相談は下のボタンから! とかやっていてびっくりしちゃった。やってる事が借金減額診断と一緒。
 しかし塾の無料相談、無料講義みたいなのは昔からあったわけだし、借金相談も無料で出来た物だから、決して無料で相談できる事=胡散臭いという訳では無いのだ。それでもほのかな胡散臭さを感じてしまうようになったのは、借金減額診断側がやたら広告をやりまくり、やたら胡散臭い広告をやりまくった結果に他ならない。
 ポラリスアカデミアは普通の塾である事を祈ります。

・Oops

 薬だけ紹介するパターン。
 これだけだと大して効果あるか分かりづらいよな……

・パナハマ

 オンラインスロットの広告。
 LINEからすぐにゲームを始められる辺りと、色々なパターンがある事がウリっぽいです。しかし、スロット知識が無いと何が面白いのかは分かりづらいね。

 動画バージョンだとこんな感じ。
 なんか不安になってくる音楽になってるのはどういう事なんだろう。カジノの音楽ってこんなもんでしたっけ。

・ゆうぎ堂

 入金不要、無料登録だけで1000円分の博奕が出来るようだ。コイン数を紹介するよりも誠実に見えるっちゃ見えるが、結局1000円でどれだけ遊べるのかは分からない。
 ところでこのイラストはどこに依頼した、あるいはAIでも通したものなのだろうか。一応見た感じはオリジナルのイラストを延々使い回しているようには見えるが……

・通販のPAO

 デュエマのデッキを組める店らしい。別に他のショップでも組めるのでは? と思ってしまうが、集めづらいコモンとか新弾シングル、珍しいカードもありますよ~という所をアピールしたいのだと思います。
 デュエマのデッキ売りなんかも少し前から多いらしいし、こういう広告はどういう基準で「組める」を標榜するのかって気になりもします。まあ、最近デュエマはめっきりやってないので昔より組みやすくなってるのかもしれませんけど……

・執事眼鏡eyemirror

 たま~に見かけるコラボメガネの広告。今回は原作でもメガネをかけているシーンからのメガネコラボという事で、比較的原作に近い内容と言えるのでは。
 フレームには小さくロゴが入っているらしいが、あんまり一見して分からないとなると普通の黒いメガネフレームで良いんじゃねえかって自分は思っちゃうよ。まあメガネフレームを痛々しくするってのも中々想像しづらいのだが……

・俺の甲子園

 割とXではよく見かけた記憶のある俺の甲子園だが、バナー広告に進出。しかし奇妙な事に、俺の甲子園運営としては別にXに広告を出すよう申請していないらしいのである。
 だからなぜか広告が爆沸きしているという話なのだが、この理由は続報も無く分からずじまいというのが結論らしい。普通に9月になったら存在が消えたけど、広告珍事件として記録しておくべきでしょう。

 それにしてはやたらパターンがあるのはどういう事? って話なんだけど、タネとしてはGoogle adsから勝手に広告が発出されていたとAutomatonが取り上げていた。そしてRPも何も出来ないタイプの広告はGoogle Ads経由でリポストやブロックができず、フィルタリングできないのも特徴らしい。まさかAutomatonの記事でXのバナー広告がGoogle Adsだったと分かるなんて……

・ランダムダイス

 なんかよく見るmemeをそのまま広告にした感じ。
 伝説確率が他よりも高いらしいが、その伝説確率が何かはよく分かりません。

・キング・オブ・ビースト

 子供のライオンがヌーの群れに攻撃され、瀕死の状態に追い込まれた後ハゲタカに襲われ、しかもハイエナだか狼の群れに襲撃されて命を落としてしまうという広告。自然界が厳しすぎる。
 さすがに誇張されてるだろ~と思いつつも、自然界の場合これくらいは実際に起こっていても不思議ではない、謎のリアリティを感じる広告。いや、決して真実ではないと思いますけどね。
 もちろんゲーム内容に対して真かは知りません。

 箱庭を発展させていくような広告。
 これだけ見ると結構面白そうではあるんだけど、突然パンダが建物から生えてくるのはちょっと面白い。

・マジックカード:ナイフマスター

 武器を回して戦おう! みたいなゲーム。他でもこういう広告見た気がするんですけども。
 マジックカードはジャンルが頻繁に変わり過ぎなんだよね。

 星座をクイズにした広告。何で星座をクイズにする必要があるんですか?
 そもそもこんな線だけ見せられてパッと分かる人の方が珍しいと思いますよ。

 まだ武将クイズも行っていた。マジックカード、1ヶ月の間に3種のミニゲームをやってるのはさすがに面白いな。
 9月に改めて話題になったのはスターフェイトの方だけど、マジックカードも大概なんすよね。

・スターフェイト:カモシューティング

 つまりはこういう事です。
 2024年8月といえばパリ五輪が開催されていたのだが、スターフェイトは早速このブームに便乗した広告を出してきた。JARO曰く、オリンピックへの便乗広告は一度IOCに相談しよう、という事が書いてある。

 オリンピックに関する活動の管理・運営は、国際オリンピック委員会(IOC)と関連組織によって、IOCが定める「オリンピック憲章」に基づいて行われています。IOCは、オリンピック競技大会とオリンピック資産に関する全ての権利を所有し、日本国内では、日本オリンピック委員会(JOC)がオリンピックに関する知的財産を管理しています。
(中略)
 オリンピックに関する知的財産やJOC管轄選手の肖像を使用した広告活動を行うことができるのは、IOC、JOCなどの関連組織と、オリンピックに関する契約を締結したスポンサー企業のみです。
(中略)
 知的財産に関連する日本の法律としては、不正競争防止法、商標法、著作権法があり、オリンピックに関する知的財産を無断で使用した場合、内容によっては、これらの法律に抵触する恐れがあります。

出典:JARO公式サイト「広告トピック:広告にオリンピック関連の表現を入れることは可能?」より

 もしかしたらスターフェイトがIOCと契約を締結している可能性もあるかも……と思って一応一覧を確認しましたが、そんなわけもなく。久々に終わってる広告が出てきやがったが、結局バレてないようです。「PARIS 2024」のマークに銃撃するのは喧嘩売ってますよ!

・The Tower

 コスプレした女性が出演する広告。
 英語メインの広告が多かった印象のあるThe towerが日本語の広告をやっているんだから面白いもんです。一応Tiktokでもやってましたけどね。

 英語のインタビュー映像もある。
 ディスコードコミュニティが充実してるよ! みたいな事をしきりに広告しているゲームが増えたような気がしますよね。やっぱりゲームを遊びたいのではなく駄弁りたいだけかよ……と思いつつ、そっちの方が普通である可能性も否めません。

・Idle Planet Minor

 ちょいちょい広告を見ていると知っているアイドルプラネットマイナーもなんだか久々に見たと言うか、見ていた割に見ていなかったようなと不思議な感想を抱いてしまう。
 多分The towerと絵面が似ているせいだと思うんですけど……

・フォートレスサガ

 フォートレスサガはゲームネコがゲームを紹介している……ゲームネコって誰?
 ゲームネコと調べてみても全然出てこないし、クソゲーパトロール猫を使いたかったけど案件投げるのも金かかるし……と思って自分で作ったんでしょう。ケチケチ行こうぜ。

 ダンジョン飯っぽい演出が楽しい広告。
 イメージ映像としても見やすい作りになっている印象はあります。

・アウタープレーン

 キャラ紹介。割と投稿は昔だったんすね。
 内容も無難に仕上がっている印象。

・陰陽百鬼物語GO

 ポケモンGOの別バージョンらしいが、この広告だけ見る分にはそんな感じはしない。
 無難すぎるんだよね。

・Ash Tale

 アッシュテイルもかなり過去からやっている広告。
 ちゅうにーという配信者を起用して広告をやる感じは定番だし、ちゅうにーもこういう広告ではかなり見かけるので定番どころを抑えた感じ。良いですね。

・War robots

 FPS視点で遊べるゲームらしいように見えて、実際はそうでもないらしい。本編はTPSですよ。
 とはいえやれることとはイメージはほぼ同じだし、まあこんなもんなのかもしれない。

 突然超デカい鮫が出てくるし、海中の油を取ったらロボットが超強化される。そんな事する意味ある?
 まあデカい鮫が海に出てくる辺りは良心を感じますね。

・World of Warships

 ワールドオブウォーシップはブルアカとコラボ。元々アズールレーンとコラボしていたからYosterとのコネはあったのだと思いますが、それにしてもあんまり関係無いな?
 アズレンコラボは一応戦艦の擬人化だから理屈が分かったが、ブルアカはどういう繋がりなんだ。

・サマナーズウォー:Sky Arena

 サマナーズウォーは呪術廻戦とコラボ。大人気作品とコラボ出来て良かったですね。
 まあ内容はそんなに目立ったところはない。そんな「両面宿儺を手に入れよう!」って言って手に入れるもんかは知りませんよ。

・アナザーエデン

 アナザーエデンはKOF15とコラボ。
 内容は割と普通の6秒だが、最後にプレゼントしているのはクロノスの石3000個。3000連ガチャではないが、文字の目立ち方的にそれっぽく見えちゃうよ。

 PVはこちら。
 封筒が落ちる要素はもっと昔のKOFじゃなかったか? でもアニメはしっかり原作の良さを感じる内容になっているのは良いと思います。ルガールが出てくるのも良いっすね。

・鳴潮

 PV形式でキャラとモーションを紹介するような広告。映像のカッコよさは相変わらずです。
 ストーリー紹介とキャラ紹介を兼ねるような形にもなっており、その辺の完成度もとても高いです。動画の最後には新キャラと武器、イベントの紹介を改めて行っており、隙のない出来。ここは原神を参考にしつつ、パニグレで培った表現の良さも上手く出しているように見えます。

・Whiteout Survival

 いつものストーブの領域を広げて陣地を広げていくやつ。凍った人が熱ごときで復活出来るのかというのもいつものやつ。
 新規映像は増え続けているようだが、中々見る機会が無いのはXだと大してやっていないのか、ターゲティングから漏れているのか。広告ウォッチにおいてターゲティングから漏れているかどうかわからんのは中々苦しいんだよなあ。


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