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広告振り返り:ルーキー級~2024年9月~


・Journey of Monarch 君主の道

 割とYoutubeで頻繁に見た印象がある広告。
 壮大な世界観にドラゴン、どこまでも広がる大荒野は確かに楽しそう。楽しそうなのだが、何が出来るかは全然分かりません。オープンワールドか?

・ちび勇者の伝説

 ちび勇者の伝説もグラビアアイドルの清水あいりを起用し、テーマソング戦略に乗り込んできた。
 歌詞に「スーパースペシャルレアのプレゼント特典」って入れるのは中々無いですよ。普通もっと歌詞を捻る所で一切捻っていないのが気に入りました。
 ところでコメント欄に「*原曲「FORM」の使用許可を取得済みです」とあるんだけど、これはどういう原曲なのだろうか。調べても出てこないんだよなあ。

 もちろんメインテーマを切り抜く箇所を変えただけのショート版の広告もございます。
 この辺はキノコ伝説の戦略にそのまま倣っているようである。

 ミニチュアバージョンというミュージックビデオもある。
 同じ音楽でも別のミュージックビデオを作っていくのはちょっと新しいやり口だと思います。

 スロットで7777が出ちゃった! 7777連ガチャを引けるぞ! みたいな内容。撮影したスロット台は3ケタしかないのに無理くり7777を表示しているのはちょっと面白い。何ならスロット台に色々シールを貼って装飾して、権利的にダメそうな所にはモザイクをかけている辺りは色々な努力を感じます。
 使えないキャラクターはいない、誰でも主力になれる、お金をかけなくても強くなれる……それぞれの宣伝文句が怪しげなセミナーと一緒なんじゃねえかという事に最近気付いてしまったんですよね。ひどいもんだと思う。

 リュウグウノツカイ、ホオジロザメ、全部ちび勇者の伝説で釣れるよ! みたいな広告。
 ちょいちょいルビがいい加減なのが気になるし、社畜大解放はキノコ伝説の丸パクリじゃん。そういう事するとキノ伝側から睨まれちまうんじゃねえか??

 綾野は遊ばない! テキも遊ばない! サシミも遊ばない! どうしてぇ……って、この流れキノコ伝説でも見たな。
 もはや有名コスプレイヤーやイメージキャラを使わずとも、遊ばないを軸にした広告がバカウケしたから一応パクっておこうかという魂胆だと思います。

 BGMにLovesong探してを採用するんじゃない!
 今時の広告を見ている人はファミコン版ドラゴンクエストⅡのパスワード入力画面なんか知らねえだろう、という舐めた神経を感じました。やってくれたな。

@ちび勇者の伝説:魔竜との戦い

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 ちなみにこちらでは可愛くてごめんのアレンジ音源のようなものを使っている。
 アレンジならOK、サビに入ってなければOKってもんじゃないでしょう。

 ステージを紹介するような広告……なのだが、なんか節々の動きに違和感がある。特に隆起し続ける火山なんかは明らかにAIっぽいのだが、それ以外の動きや背景もぼちぼちAIを疑えそうな内容。
 明確に違和感なく動いているのは画面にいる二つ首のドラゴンと3DCGのキャラクターたちくらい。これ生成した背景にCGキャラを混ぜたり、逆にフィールドがあればその場で動かしたりとかってシチめんどくさい事をやってる?

 珍しくキャラ紹介をしている広告。
 スクロード、バフォメットなど一部のキャラは異様に音割れしているのが特徴。むしろ最初のラースだけ音量が普通過ぎるんだよね。

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 無料7777連ガチャを紹介する広告。アマテラスももらえる。
 この辺のアピールは改めて見るとキノコ伝説と一緒ですよね。ガチャ数の多さだけ。

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 釣りをして最強装備を手に入れたぜ! みたいな映像。
 この辺のフィクションRPG面白話広告ってのも根強い人気ジャンルですね。

@ちび勇者の伝説:魔竜との戦い

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 ジェムを装備したら色んな武器が手に入る! ダメージも倍増! 最強! みたいな映像。魔剣伝説で見た事ある!
 ちなみに双頭ドラゴンは使い回しです。

・ツリーオブセイヴァー:ネバーランド

 ツリーオブセイヴァーというMMOの新作らしい。
 音楽監督の桜庭統はスマブラの音楽を作った人と言えばピンとくるかもしれないが、美術監督のキム・ハッキュは聞いたことが無かった。グラナド・エスパダは知らないけども、wikiで調べるとラグナロクオンラインの立ち上げにも関わっていると聞いてすげえ人だなあと認識出来ました。美術監督とはまた別って話なんでしょうけどね。

 手描きのアートには癒しがあるのだ、みたいな紹介。
 絵はマジで良いし、紹介内容にも文句は無い。そりゃやってないゲームでも絵は良い、音楽は良い、みたいなツッコミはいくらでも出来るんだけどさ……

・GRAND FANTASIA - 精霊物語 : ORIGIN

 新作MMOの紹介。
 新作MMOにありがちな、寂しいならこのゲームをやろう! 結婚も出来るぞ! みたいなやつ。MMOの結婚要素はもう10年後もずっとやってそうだよね。

 ひたすらフィールドを走るような広告。
 6秒だけだしこの広告だけだしであんまり言及のしようが無いYO。

・天宮の冒険

 2024年9月の問題児を語るとしたら、やはり天宮の冒険だろう。広告ツイートは行っていないが、なんと直接DMを仕掛けてアプリのダウンロードを訴求するというスパム広告を繰り出してきた。
 しかもこれはDMへの返信にAIを使っているらしく、鶏の照り焼きのレシピを聞いたら手順や材料を教えてくれたというマヌケぶり。いい加減にしなさいよ。

 残念ながら広告を見るYAKISOBAにはスパムDMが届かなかったのだが、その代わりに天宮の冒険について触れたら公式らしいアカウントからお詫びのリプライと引換コードの紹介が届いた。
 これは他にも天宮の冒険に言及した投稿には全てにリプライがついてきたらしい。

 天宮の冒険はめちゃくちゃ分かりやすい形で複垢を展開し、これ全部で告知やらリプライ活動を行っていた。確かにこれだけアカウントがあれば多少通報されても告知を続けられるだろうが、そうすれば良いってものではない。
 こんな分かりやすい形でスパムを自称する事あります?

 これに加えて、公式アカウントの投稿にいかにも複垢という名前のアカウントでリプライしてリプ数を稼ぐような力技もやっている。
 

 また、ちょっとバズった投稿にもすぐにリプライを飛ばす。やっぱりスパムじゃん!

・ダンジョンキングダム

 これもまた新作ゲームっぽい。
 300連ガチャと30000個宝石をプレゼントしてくれるが、わざわざガチャと30000個の宝石を別々に紹介している意図は少しでもプレゼント量を多く見せようという話だろうか。
 キャラはまあぼちぼちだと思います。

・GO! GO! マフィン

 GO!GO!マフィンは声優の田中理恵に東京ゲームショウで発見されており、これによって想定外の知名度を獲得出来ているようである。
 東京ゲームショウに出すメリット……と言うにはラッキー過ぎる気はするが、ブースに力を入れていくとこういう副産物もあるかも、という所は覚えておいて良いかもしれません。

 それ以外にもGO!GO!マフィンはTGSにかこつけた形での広告をメインで行っていた。
 東京ゲームショウというイベントに乗じて全部の広告を済ませてしまおう、という勢いの良さは大きな特徴だと思います。

 TGS関係無い物。
 言ってる事が全部昔の魔剣伝説とかで広告していた内容と一緒なんだよなあ……高ドロップ率でオートバトルで放置するとレア装備でいっぱいってそんなんばっかりか!

・バンバンサバイバー

 キャラ紹介を主軸にしたような内容。
 こんなロボットが実際に登場するかは知りません。普段のゲーム画面とは全然ちげえじゃねえか!

・ニャンニャン忍び / フォートレスサガ

 タイムズスクエアで広告を出しました! みたいな映像。
 まあ見た目はそんな感じなんだけど、実際は既存の画面を切り抜いたものだと思われます。

 何故はめ込み合成だと断定できるかと言えば、全く同じ構図、同じ車が走っている別タイトルのゲーム広告を見かけてしまったからです。
 勝手にはめ込み合成を行う広告、流行ってるっぽいですね。まあ日本の広告枠に無理矢理乗っけたようなキノコ伝説の広告もあったし、今さらか。

 ニャンニャン忍びの再掲広告。

・ピギーポケ

 アイテム枠を上手に使って武器を装備していこう、みたいな広告。いつもの奴です。
 写輪眼の広告をやっていたとは思えないな……

・Pencil Sort

 同じ色を揃えるパズル。
 見どころはくまのプーさんを使っている事。パブリックドメインになったからって何しても良いと思ってらっしゃる?

・ドット魔女

 ドット勇者の系譜か亜種かパチモンか……と思っていたら、関係の無いゲームでした! というのがドット魔女。ロゴも雰囲気も似ており、ゲーム内容がハンターのマジックっぽいだけ。
 ドット魔女はリリースキャンペーンの投稿をたびたび見かけたが、普通のプロモーション枠での広告は少なかった印象。

 数少ない広告としては、Tiktok発のブームである幸運のゴールドタイガーミームを活用した画像広告があった。
 画風的に生成AIを使っていそうな雰囲気があるし、目立った違和感も無し。ネットミームを拾う速度もかなりちょうど良いとは思うが、まあダメな時はダメです。

・キャットファンタジー

 キャットファンタジーはネコぱらという美少女アドベンチャーゲームとコラボ。自分はネコぱらは知りませんでしたけど、まあそういうのもありそうだなって雰囲気は感じ取ってました。
 美少女猫擬人化というテーマは一緒だから、シナジーは充分にある。

 ゲーム紹介。報酬や特典なども紹介しているが、何故かニンテンドースイッチ風の画面が出てくる。
 偽スイッチ風紹介ってそんなに良いもんなのだろうか。

 コラボ関係ない3Dアニメの広告。
 キャットファンタジーの3DCGアニメもかなり映像がイケてるんですよね。これはこれで一定の完成度は誇っており、パニグレや鳴潮、ゼンゼロとは別の方向性に完成したアニメだと思います。

 キャラ紹介と見せかけて普通に負けて、エリナが加入したら勝てましたみたいな広告。エリナ推しは昔から強かったですもんね……
 胸元やケツは「!!!」で隠されている。

 やっぱり美少女がガールズバンドらしきことをする広告。
 美少女にガールズバンドをさせるのも日本のノリに近いし、研究してきたんだなあと思います。

 コスプレを主軸にした映像。
 コスプレイヤーってそんなに良い物なのか? と未だに思ってしまうのだが、結局コスプレイヤー自身の人気で客を呼び込めること、アニメ絵は苦手だけど3次元女性なら好きな人を呼べる事から、やり得な雰囲気があるのかもしれない。
 自分は良さが分からんけど。

 キャラのエロさを前面に押し出した映像。
 エロければ何でも良いと思ってる? 実際大体はエロければ何でも良いのだろうが。

 ネコになって自由にステージを移動するようなシーンの広告。割とゲーム本編でありそうというか、直接録画しているように見える。
 なんかこの広告はドラクエ8のトーポ操作シーンみたいなワクワク感があって良いですね。2004年そこらにそれをやっている辺りもドラクエってすげえなみたいな話になるんだけど。

 マンクスを紹介する。初手でパンツをモロ見せして胸まで揺らすハッピーセットだ。
 これは外で見るのが憚られますよ。

 マヌルネコの紹介広告。
 以前紹介した時は「包茎こそが正義!」と聞き間違える人が多かったせいか、ちゃんとルビが入っている。というか、前の広告と異なってちゃんと「こうけい」と力強く言っているような気がする。さすがに包茎と聞き違えられるのはマズいと考えたのだろうか。

 その他キャラ紹介。
 しっかりパンツを見せつつ名前やCVを掲載している。

@キャットファンタジー:猫娘冒険RPG

「キャットファンタジー」絶賛登録受付中!かわいい猫娘が多数登場!新たな冒険が始まる!

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 放置少女みたいなミニゲームとセクハラを兼ねる映像。
 途中で音源がおかしくなるのは手直しして欲しいなと思いました。

・リバースブルー×リバースエンド

 全員、魔王。と言いつつケモミミキャラの紹介。
 現代ソシャゲではケモ耳がどこにつけても合う万能調味料みたいな扱いになってないか? 何にでもケモ耳、ケモ尻尾要素をつけとけば良いってもんじゃないだろう。

 キャラ紹介。
 全員魔王というのを妙に推しているが、魔王である必要性というか魔王っぽさみたいなところは広告だとあんまり感じられない。

・デュエットナイトアビス

 広大な世界で美少女美青年が戦うぜ、みたいなティザートレーラー。TGS2024のトレーラーらしいのでそこで情報を解禁したのかもしれないが、TGSでこのゲームがあったかは記憶に無いんだよなあ……多分出していたんだろうけども……
 しかしアクションゲーム面の映像の凝り方は大したもんである。おそらく、ちゃんとしたゲームだと思われます。

 出展ブースはこんな感じだったらしい。
 そういえばこんな所があったような、無かったような。広告をやっていた事を失念していた例だと思います。
 映像前半はブースの紹介で、映像後半は声優さんによるインタビュー動画になっている。

・エルゴスム

 推しキャラにリアルな価値が付くRPGが登場!? というのがメインの訴求らしい。推しってそういうもんでしたっけ。
 なんか現代のビジネスマンたちは「オタクや若者の推し活需要をビジネスに使おう!」みたいな雰囲気があるが、それをなんか勘違いしてるんじゃないか。推し活ってそんな後々に金銭的なリターンを考えて打算的にやる物じゃないと思うのだが、その娯楽的に消費しているのが分からない人は「推し活でハマってグッズを集めて、飽きたら転売して儲けると賢いよね」くらいに考えてそう。
 まあ推し活で儲けようというのも胴元が明らかにし始めたら消費者側も冷めるのが分からないのかなって思ってしまうし、それだけ大っぴらに推し活で儲けようとしている中でまんまと推し活ビジネスに組み込まれる人間もバカバカしい物である。

 Short動画特有のしょうもない雰囲気の映像。

・株式会社LOR

 なんだか不安になるイラスト広告の続編。
 さすがに話題も去った感があります。

・最強アートトイ団

 これまた新作ゲーム。海外で人気のアートトイというコレクションおもちゃをテーマにしたゲームらしい。
 3650連ガチャとアマギフ、限定フィギュアが当たる! というのがメインの告知のようだが、果たしてどうだか。なんかフィギュアの質感がAIイラストみたいじゃないか?

 パズル要素を紹介している。
 誇張は入っていると思うが、とりあえずパズルRPGでパズルを紹介しているだけマシに見えちゃう辺り最近のダメな広告に毒され過ぎている。

 フィギュアコレクション要素を紹介したいようである。
 そういうオモチャだろうし、そこを広告するのは自然な話に見える。

 単に3650連ガチャだけ紹介する懸賞広告。
 動画なのに大して動かず3650連ガチャだけ紹介している辺り、何か他の訴求動画をつけ忘れちゃったんじゃないかと思わざるを得ません。

 その他画像広告。
 こうして見ると長い白髪でオーラ出してて変なボール持ってるって、ドラゴンボールとワンピースの良い所どりを狙ってたりしますか?

・Elona2

 非公認の続編の広告。
 ゲームを紹介しているのだろうしElonaなら出来そうだが、それにしてもぼんやりし過ぎだろう。

 男同士だと思ったら女でした、みたいな雰囲気はElonaっぽい……のかもしれない。
 まあこれあるか知りませんけど。

 ストーリーを紹介するような広告。
 しっかりとコミュニティノートによる補足ツッコミも入っており、これでダウンロードする人はそうそういなさそうです。広告にコミュニティノートがつくの、割と当たり前のようになってきたけど企業からするとたまったもんじゃねえよな。
 そら事実誤認を起こそうとしている広告に視聴者側が否定を出来るのは大した進歩なのだが。

・戦国ブシドー

 織田と武田の決戦を描いた広告。
 別動隊に気付かない武田を守って歴史を変えよう……的なコンセプトだと思われる。これそんなに有名なエピソードなの? と思ったら、ちゃんとwikipediaには鳶ヶ巣山攻防戦というこの広告に近いエピソードがありました。
 長篠の戦いで広告をするなら銃をテーマにした方が分かりが良いのでは? と思ってしまった自分がニワカです。

・君の三国 頂上決戦

 張飛を紹介する画像広告。
 広告数自体が少なすぎて言う事があまりないんだよなあ……

・恋姫夢想 乙女たちの合戦

 おいおいこいつは人気エロゲ、恋姫無双の新作ゲームか? と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これは恋姫夢想です。恋姫無双ではありません。
 なんかキャラデザも本家恋姫無双とそっくりというか、全く一緒なんじゃないですか。これダメなヤツなんじゃないか。もし公式ならすみませんですけども。

・銀竜の騎士たち

 MMOにありがちなキャラ紹介広告。
 これ同じ背景を使った広告あった気がするんだけどどれだっけなあ……

 キャラが歩くシーンから始まる映像。
 キャラ紹介の文面が全体的に無難すぎる上に誤字もそんな突っ込む気にならないタイプのやつに見えませんか? 魔術師の紹介文を引用すると「高冷で淡々とした性格を持つ魔術師、冷酷な魔法で敵を制圧する。彼の知識と戦略はチームを勝利へ導く。しかし、時にはミスが出ることもある。」とあるけども、結局何が出来るかと言う話で芯を食った内容が無いような……

 職業紹介映像。
 声優がやったら豪華。釘宮理恵に福山潤、日高里菜って……

 声優インタビュー。
 後ろで音楽が流れてないのは親切だと思った。

 銀竜の騎士たちもテーマソングに手を出した。
 ネタではない真っ当なテーマソングも増えてきた印象があるが、別にネタ曲を絶対にやらなきゃならないという法律も無いし、むしろネタ曲も飽和気味でしたからね。アニソン風もどんどんやってくれ。

・鈴蘭の剣

 キャラ紹介を引き続き行っていた。演出はどこかペルソナっぽさがあるが、四角形に文字を収めているだけでペルソナと言っている方がよくないかもしれない。
 グロリアはまさに六角戦士です! と言うが、直感的なようで分かりづらい表現だなあと思った。要はグラフで表現した時に六角形になるようなバランスの良いステータスって意味でしょ。

 グラフィックのご紹介。
 戦術の紹介も行っており、きっちり面白いゲームである事を紹介出来ているように見えます。

 ゲームウィズに広告を依頼した広告。
 内容がぎっしり詰まっているおかげで、ゲームウィズの告知担当の方も紹介しやすそうです。蒼空ファンタジーとかそういう広告出身ゲームの時は紹介に困って頑張ってハイテンションにやってる感じだったのに……

 以前見た記憶のある物。
 ひょっとしたら見た事の無い広告があるかもしれないけど、まあ見たことがあるはずです。いくら広告が好きだからって全部覚えてることは出来ないんだよ!

・レーシングマスター

 AE86……いわゆるハチロク、頭文字Dの主役車を紹介している。
 まあ変なレーシングカーよりも早そうな気がすると言うか、使いたくなっちゃうと思います。需要が分かってらっしゃる。

 アシスト操作の紹介。
 方向ボタンだけで楽しいプレイが出来るぜ! という所を紹介しているのだが、これだけ見てると面白いもんかね……とは思ってしまう。とはいえ、こういう簡単にする選択肢があるってのが重要なんすよね。
 選択肢があるのは良い事です。オタクは初心者向け操作に文句を言い過ぎないようにしたいですね。

・ミラクルハウス

 前半は使い回しだが後半が新映像。というか二つの映像に繋がりが感じられないよ。
 アイテムを使ってステージを進めるのもなんだか普通の映像って感じ。これまでの映像がぶっ飛びすぎという話はあります。

 ドラゴンフルーツかなにかの加工工場の広告。こう言うタイプの広告も散々作られてるもんだ。
 後半の卵工場も似たようなノリの広告は多い。というか、こんな野ざらしの所に卵を産ませる牧場なんか作るか?

・メタルスラッグ:アウェイクニング

 過去作よりもずっと進化したぜ! という所を紹介したいように見える広告。
 でもメタルスラッグって別に3DCGにすりゃあ良いってもんでもなくないすか。あの高精細なドット絵と3DCGはまた別と言うか、現代の2D-3Dのドット絵とはまた別の領域の完成形ですよ。

 アケゲーの面影を残して改めてリリース! みたいな内容。
 Short動画として無難な紹介になっている。

 猫ミームを使っている広告。以前もメタルスラッグは猫ミームを広告に使っていましたね。

 猫元パトの案件プレイをそのまま広告にした。
 広告レビュアーが広告その物になっちまった、という感想しか抱けねえんだよなあ……

 その他以前も見かけていたもの。

・鋼嵐-メタルストーム

 フロントミッションが別タイトルで出ました、みたいなゲームの事前登録予告。
 これ、配信されたので遊んでますけどマジで面白いですよ。余裕が出来たらレビューをやる予定です。

・AFKジャーニー

 AFKジャーニーは小野正利を起用したボーカル広告をリリース。さすがにかっこよすぎる。
 ゲームの映像もちゃんとしているからもう文句のつけようがないんだよなあ……

 キャラクターの紹介広告。
 ボスの倒し方が分からないけど英雄のシナジーで倒せるぜ! というのはよくある言い口というか、分かりやすい広告文句ですね……

 ゲーム紹介用のPV。
 でもよく考えたらこういう紹介PVがあるって言うのは本当に中身があるって証拠にはなりそうだよな。
 もちろん偽物のPVを出している場合もあるから一概にPVを出してりゃあ良いってもんでは無い。まるで広告を見て人狼ゲームをやっているような気分を、もう何年間も続けているようだ。

・釣りの達人

 画像広告。
 サービス開始日じゃなくても開始を名乗っておくのは何らかの罪に問われるのだろうか。サービス開始日に公開してしまって、9月になっても公開され続けたようなパターンだとは思うのだが。

 レジェンド魚、災厄の権化を釣る方法。
 半分になった黄金魚って本当に釣れるのかな。実際のゲーム映像っぽいからありそうな表現なんだけど。

・Hero`s Land

 ゆっくり実況をメインにした広告。ヒーローズランドの世界にゆっくり霊夢らが転生するという内容。
 別にそれは結構なんだけど、ゆっくり霊夢などの東方原産のゆっくりキャラって他社の広告に使っちゃっても良いんすね。8月にもそういうゆっくり実況広告があったし、もうゆっくりを使っても良いってことになってるんでしょうけども。

・ゼロから勇者

@ゼロから勇者:オリエントファンタジー

DLで110連ガチャ&SSR英雄Get!ゼロから勇者に、果てなき異世界を思うがままに

♬ Promoted Music - ゼロから勇者:オリエントファンタジー

 いつもの戦力で仕分けされてたら、ゼロから勇者を始めるだけで戦力が上がりまくって大変! 慈善系ゲームだからいくらでもレアキャラが手に入るぜ!! みたいな内容。
 本当に慈善系ゲームをやりたいってんなら、最初から家庭用ゲームをやった方が無双出来て楽しいと思います。

 根拠不明のTier表。
 これ意味ある?

・シンギュラリティ×ラブストーリー

 中二病でも世界を救いたい! 起業して世界を救うぜ! という紹介。
 この辺はなんかアニメ美少女版おねがい社長って雰囲気があります。これで全サーバー1位とか言い始めなくてよかったよ。

 アニメ要素のある広告。というか広告でキスまでは全然アリなんすね。
 今時の広告にしては露骨にエロ過ぎもせず健全過ぎもせず、中々珍しいラインを攻めている広告だと思います。たまには良いですね。

 アプリ紹介画面とアニメを組み合わせたような映像。
 こういう広告の見映えはマジで良いんですよね。9月からこういう路線に切り替えてきた印象です。


 ちなみにアニメ映像だけのもありました。

 キャラクターの衣装だかゲームのワンシーンかを紹介する映像。
 やっぱり映像のクオリティは高い方じゃねえかなあ。少なくとも低いとは言えないと思います。

 8月の頃の広告を9月に発掘した例がこれ。
 白鷗なるキャラを紹介しているのだが、ナレーションが面白いんだよね。こっちの方がインパクトがあるんだけど、真っ当な広告かどうかと言われるとまた話が変わってくる。自分はどっちも好きなんですけどね。

 これも片言ナレーション。
 君にだけは可愛い一面を見せてくれるクールな美女……なんてのは誰でも好きなやつだからしょうがないね。

 同時に四人の女性と恋したい君にはこれがおすすめです! ってタイトルはゲームらしくて結構好き。中々現実世界だとそうはいかないもんね。
 そもそも美少女ゲーム、美少女ソシャゲってのもそういう理屈でやってるような気がします。

・恋は職場で

 9月の新人枠……なのだが、職場恋愛をテーマにしたゲームというと2024年には職場少女fighting!があったでしょ? と思う方もいるだろう。
 しかし職場少女は残念ながら売り上げが振るわなかったのか、もう店じまいの準備をして次の職場系ゲームをリリースし始めてしまった、というのが現状のようである。当然開発もIYAGAMESがやっているので、もうほとんど職場少女みたいなもんです。上手く行かなきゃすぐ転生、このフットワークの軽さがたまんねえなあ!
 さて、広告を見ていくと動くAI画像にゲーム内のSD画像を組み合わせたような映像になっている。ログインで7777回ガチャというのもガチャインフレに即した形になっており、なかなかセオリー通りの広告だと思います。

 東白川村、背景の田んぼが移動してますよ。
 AIを活用したアニメだという事が一見して分かっちゃうような広告。なんかぐねぐね動かしゃあ良いってもんじゃないだろ! しまなみ海道や志賀島辺りは比較的違和感が無いのだが、そこに違和感が強い映像を混ぜてくるのは話題を取るために意図したものだと思われます。
 ただ気になるのはこの背景の音楽。これってどこで音楽を拾ってきたんでしょ。もしこれがAI作曲だったら正直完成度がかなり高い部類だと思うのだが、適当に揺れてるだけのAI映像のせいで印象が薄くなってるんだよなあ。

 すっごく動くキャラクターが見どころ。こっちはLive2DだのSpineだのを使っているっぽい。
 何でも動けば良いってもんでも無いんじゃないか。

@恋は職場で

サービス開始1週目、多数仲間無料配布!

♬ Promoted Music - 恋は職場で

 女性との会話シーンから美人紹介とアドベンチャーゲーム風映像につながる。
 すごい流行ってるみたいのソースはどこなんだよ!

@恋は職場で

SKBA666:夢星石×200、研修経費×10000、上級募集カード×6

♬ Promoted Music - 恋は職場で

 AIっぽい美人をいっぱい出してプロポーションを調整し世界ランキング1位。何度見たか分からないおねがい社長式だ……

 その他バナー広告はコチラ。

・異世界のんびりライフ

 異世界のんびりライフは月が導く異世界道中とコラボ。
 なんかG123のゲームで見覚えがあるなあ……という印象が強めです。異世界のんびりライフは異世界系の作品全般とコラボ出来そうなのは一種の強みだと思います。
 思えば異世界転生アニメが原作のゲームは多いけど、オリジナルの異世界転生ゲームって案外なかったような。その隙間を見つけられたのはさすがだなあ。

@異世界のんびりライフ

2500連ガチャ無料!異世界モン娘育成RPGヾ(*´∀`*)ノ~好評配信中~

♬ Promoted Music - 異世界のんびりライフ

 釣りをしたり、超能力を披露したり、店を建てて村を発展させよう! みたいな内容。
 割とこの広告通りの事が出来た気がするけど、実際最序盤しかやってないから実は完璧に出来ない事もあるかもしれません。

 自分の好きなキャンピングカーをカスタマイズしよう! みたいなやつ。
 だからこれ先月から見かけてるけど本当に出来るならガチで流行ると思うんですよ。Xで検索した感じだとやっぱり実装されてなさそうなんですけど。
 ちなみになろう系小説にはやっぱりもうあるようです。だろうな。

 ステージ紹介。
 色々画面を変えずに延々と猫小屋だけを紹介しているのはちょっと珍しいかも。こういう時って色々ステージ出したがるじゃんね。

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