広告振り返り~2022年7月編~
8月は夏休みなど無かった。何ならエバーテイルの新しいまとめを作るために人生で一番広告を見た1ヶ月になったと思います。
エバーテイルだけで400広告、プライベートで50広告程度、そしてこのまとめでさらに広告を見たので、一ヶ月で500種以上の広告を集中して見た事になります。一年間毎日三食ラーメンを食べる人とか、毎日映画見てる人とかは「すげえ!」って言われるけど、一ヶ月で自ら500種の広告を見て感想を書いている人はどういう評価をされるのか。ケツメド野郎?
とりあえずまだエバーテイルの広告まとめ見てない人はそっちも是非見てください。400種の広告から使い回しじゃない面白い広告を探したり、広告のキャラまとめを作るの、結構大変だったので……
・戦国覇業
7月に登場した期待の新星としては「戦国覇業」でしょう。7月30日までは「天下布武 戦国志」というタイトルだったのに、何故かそれ以降タイトルが変わったという奇妙な成り行きがあるゲームなんだけども、広告の内容としてはそんなに変わりません。
さて、広告を見て行くと異世界に転生した結果信長になってしまう夢みたいな広告。だが転生した人間は当然信長では無いので、ことごとく選択をミスって死んでいくというイヤなリアリティが再現されている面白い広告です。
「異世界転生した奴がハーレムするだけの話はオタク臭すぎるし、転生者がただただボコボコにされる話が見てぇ~w」と思っているこじれオタクにオススメ。
ゲーム内の要素をとりあえず羅列しました、という内容の広告。
途中まで言っている「同盟結び」「待ち伏せ」「奇襲」「城攻め」くらいまでは納得しながら見られるのに、最後の最後に「万人激戦」というよく分からない四字熟語が出てくるのが好き。
一応調べてみても、万人激戦という四字熟語は出てこない。自分が無知という話じゃなくて良かった。あまりにも堂々と「万人激戦」と言うもんだから、そういう言葉がある物かと首をひねってしまったよ。
「最初は絶対に織田信長を育てよう!」って、先月の新信長の野望の広告よりも信長を推してるのは面白いですね。
案外こういう素直な広告の方が良いのかもしれない。ゲーム内の映像は全然無いので、何をするゲームかは知りませんけど。
「序盤、ランダムに城決定!」はもう祖母の顔よりは見た流れな気がするけども、「安土城! しょぼいな」という話までは中々史実っぽい気がする広告ギャグで好きです。自分は全然歴史ニワカなので、そんなことはないのかもしれないけど。
その後に「織田信長! 運が良いね」だから余計に面白い。運が悪いと安土城に信長がいない可能性があるのか?
清州同盟という実在した同盟をテーマにした広告。自分はよく知りませんでした……
一応広告を見ていれば信長と家康のコンビ技という事が分かるのも親切。バカにも分かる表現ってのは大事です。
戦国時代に生まれた乞食が逆転する話。ナレーションも含めて魔剣伝説を感じる内容だ。
実際戦国時代だと乞食はここまで逆転出来なそう。その辺も含めて良い感じのフィクションですけどね。
・新信長の野望
ゲームでたくさん武将を手に入れていてどういうことだと思ったら、ゲームを進めるだけで武将をたくさん集められるゲームでしたという話。
後述する三国志真戦もそうだけども、割と具体的な遊び方を提示するような広告が増えてきた印象。「第9章の任務達成」とか、少し前の広告ではそこまで詳しく紹介してなかった気がするぞ。
これはちょっと露骨な偽ゲームでは……と思ったら、ちゃんと画面左下に「※この演出はイメージで実際のゲーム内容と異なります」の一文を記載していた。
何でもかんでもイメージですと言えば良いってもんじゃないとは思うけど、イメージですとすら書かないよりは良いんじゃないですか。グランドマフィアなんか欠片もイメージとは書かないし。
5万のニンジャが3万の騎兵に負ける話。ここまで書けば、兵種相性の広告だと三国志真戦の広告を見て来た方なら分かりますね。
・三国・新たなる英雄
もう何タイトル目かも分からない三国志ゲーム。8月にはたくさん広告を打ち始めるが、その前はセオリー通りプレゼント広告でフォロワーを増やしているのが7月でも確認出来た。
本番は8月からなので、少々お待ちください。
・クァンタムマキ
8月にリリースされた新作ゲーム、クァンタムマキは7月から広告を出していたんだけど、このゲーム自体はロボゲーなんだよね。
なのにパイロットの美少女ばっかり推しているのは何だか昔にあったファイナルギアの広告を感じます。そりゃオタクは女ばっかり見るのかもしれないけど、ロボット要素をちゃんと告知して欲しいなと思うのは自分だけなのか? 少なくともファイナルギアはロボットも広告にいたぞ。
ちなみに公式アカウントにはちゃんとロボット要素があるんだけど、やっぱりロボットはパワードスーツ的なデザインで、美少女側はパイロットスーツ的な物を着ないんだよな。一応少しはいるっぽいけど、かなり少ない印象を受けた。
そりゃあこう皆が皆パイロットスーツだと見栄えがしないよね~、それにガチャでの売り物は美少女だから顔の見えるパワードスーツにすべきだよね~、美少女を出すなら露出度を増やした方がエロいよね~、的な観点なんだろうけど、顔が見えるパワードスーツってそれは肉体を銃撃されたら死ぬんじゃないかって思っちゃうんだよな。フリフリのスカートだの衣類を着ている少女だのというモノも、機械の駆動部に繊維が挟まれたら危険そうで見てられないし、ただでさえ危険な戦場に地肌が見えるような、しかもちょっと原宿にお買い物をするような服装で行くのかと。レストランに行くようなオシャレ着でアーク溶接をしている女性のイメージ図に苦い顔をするのと同じ。そもそもパイロットスーツ、耐圧スーツというモノ自体が宇宙空間や高高度での作戦用だろ、と言われたらそうなのかもしれないけど、それでもフリフリの衣装だの素肌モロだしの衣装だので戦闘機械に搭乗しているのを見るとそれで良いのかよって思ってしまう。頼むからヘルメットくらいしてくれと。頼むから余計な場所で事故をしないように体に密着スーツを着てくれと考えてしまう。これはもう親心だよ。美少女をロボに乗せようという発想は良いけど、乗せるなら乗せるでちゃんと安全を確保してほしい。その為なら男主人公とヒロインがタンデムするようなロボットの方がむしろ安心できるよ。エウレカセブンみたいな。でもエウレカセブンは私服みたいな服装でLFOに乗っていたよなあ、と思うとよく分からない。もうフリフリの衣装で乗っても良いか。単に俺がパイロットスーツ着た女の子が好きなだけだよ。せっかくのロボット物なのに、他のゲームでいつでも見られるような衣装を無理に着せる必要があるの? そういうフリフリ衣装だったら別にロボットを出さなくても良かったんじゃないの? でもロボットのデザインはカッコいいし、ロボの動きを見ているとそれでも良いかってなっちゃう。俺は俺がよく分からない。広告一つ見るだけでずっとこんな事をずるずると考えてしまう。
そんな細かい事を思いながら広告を見ているのも自分くらいなんでしょうけど……
・キンジャRUN
有名どころではないけど一時期妙に広告を見かけた印象のあるゲームと言えばこれ。
要はスマホ向けソニックザヘッジホッグもどきというか、テンプルランを演出派手にしましたみたいな感じだろうか。とりあえず面白そうなゲーム映像を見せようという意思が伝わるのは高評価です。
それ以外は「よく見たなあ」くらいの印象しかない。逆に言えばたくさん広告を打つだけでとりあえずそういう印象を付けられるのだから、やっぱり広告は打ち得な気がします。
・T3アリーナ
3on3のシューティングゲーム広告。これはちゃんと実在するゲームっぽいです。
ナレーションが妙にユルユルなのが特徴的。キンキンした感じのナレーションが多い広告界隈では貴重なタイプの声質だ。
映像だけ見ると普通のシューティングゲームの広告なんだけど、音を出すとまたMEGALOVANIAのアレンジが流れて来る。原曲を使っているスーパーウィザードよりはまだ……普通にダメでしょ。
マジでMEGALOVANIAの人気ぶりは何なんだろうね。自分が知らないだけでフリー素材にでもなったのかと思ってしまうよ。
こういう広告で流れているBGMだって本来は相当グレー、アウトな可能性もあると思うと難しいですね。
この広告に登場しているキャラもオーバーウォッチのウィドウメーカーというキャラに似ているらしいが、その辺に関しては自分が明るくないので一旦おいておきます。画像検索した感じは似ているけど、似ているの域を出ないような……
公式が堂々とキャラランクの広告を出すってのはチャレンジャーだなあ、と思ったんだけども、どうも映像を見ていると一般youtuberの映像をそのままパクってきたようである。
大体公式の広告なのに「このランキング自体はあくまでも個人の意見です。公式のものではありません」って注意文が出てくる映像を採用するなよ。
いきなり最弱のDランクから紹介している辺りで、公式案件って感じでも無いようだ。元動画側に「プロモーションを含みます」表記も出てこない上に、もしプロモーションなら「初心者オススメキャラ5選!」みたいな感じで下位キャラをわざわざ紹介しないような形式を取るのがセオリーでしょ。
元動画を見た感じ結構しっかりしたTier表っぽいので、その辺のよく出来た感じを見て勝手に採用しちゃったのかなあ。
この動画をざっと見ている感じ公式の広告に自身の動画が使われている事は知らなそうだが、どうなんでしょう。ちゃんと許諾を得て使ってるのかなあ。
個人のTier表を直接広告にパクる例ってこれまで見た事が無いので、見ていて不安になる広告。一見健全寄りに見えて実は全然健全じゃなかったタイプの広告なので、かなりのダークホースでした。
・ゴーストスクランブル
よく知らないけど真面目な新作広告シリーズ。
新作広告にしても本当にマジメな内容が増えた気がするんだけど、肝心のゲーム内容は微妙に分からないのはどうにかならないのだろうか。協力してボスを倒すようなシーンがあるからそういうアクションゲームなんだろう、というのは察するけども、この広告だけでは協力要素しか分からない。
じっくりタイトルを見てみると小さく「モンスターストライク」と書いてあるのでXFLAGSの新作だとはぼんやり分かる。だが、何故小さくモンストの系列だと書いたのか。どうせなら「モンストを生んだXFLAGの最新作!」とアピールするか、いっそモンスト要素を書かないかで貫いた方が良かったのでは。
一見真面目な広告に見えて告知したいポイントがぼやけている感じが強いのが、この広告を見た時のモヤモヤ感に繋がっている。
・ノアズハート
7月新作MMO枠として登場したのがノアズハート。普通の壮大に見えるMMORPGの広告なのでそんなに突っ込みどころはないが、映像の壮大さに関してはまあ間違いないです。
こういうMMORPGの広告では絶対にどこまでも広がる大世界、みたいなところをアピールするけども、実情どれくらいの広さなんでしょうか。
アイクぬわらや恭一郎などが登場する実写広告を3本連続で見られるリンクはこれ。
芸能人をたくさん雇って景気が良いが、その景気の良さがいつまで持つかは分からない。早速8月は広告を見かけなかったんだよなあ……
恭一郎を起用したインタビュー広告。
真面目な内容なんだけど、最後の間は何なんだろう……
新作MMO広告ノルマである「声優インタビュー」もそつなく達成。あとは200連ガチャだの、無双系茶番広告だのをやっていればコンプリートだったんだけども、それらの広告はやっていなかったようです。
まあ別に偽広告なんかやらなくて良いんですよ。むしろノルマじみて偽広告をやっていた方がおかしい。
もちろんノアズハートにも、主題歌『光よ』があります。
なんか壮大そうな音楽を流して、サビで戦闘シーンを流せばオープニングって完成するんじゃないかなあ。曲としては先月の『暁の夢』の方が好きだけど、カッコいい主題歌なんてナンボあっても良いですからね。好きな主題歌をブックマークに入れて楽しもう。
・Tower of Fantasy
これまた新作MMOの広告なんだけども、やっぱりプレイ画面だけ見せられてもリアクションに困りますね……
映像の美しさやアクションの豊富さは分かるが、傍から見ると違いが分かりません。タイトル画面無しでどのMMOの画面か見分けてくれってクイズを出されたら普通に間違えそう。
何やらシリアスな広告としてはこれ。
どんなキャラを告知したいのかはちょっと分からないが、大真面目な映像広告もたまには良いでしょう。
ゆっくり実況系広告もリリース。
なんか途中で話が切れちゃうのが気になる。その辺は「続きが気になる~」でプレイしてもらうのを狙っているのかな。
普通の実況広告。
内容自体はそんなに突っ込みどころはない普通の実況。いや、突っ込みどころなんか無い方が普通ですけど。
Tower of Fantasyの主題歌はmiletという歌手の歌う「clan」という楽曲。
他のMMORPGよりもしっかり洋楽みたいな雰囲気で主題歌を選んだのは差別化が効いていて良い。映像も中々イケてますよ。
・バキ KING OF SOULS
バキのソシャゲ。今日まで知りませんでした。
内容としてはありがちっちゃありがちな実写広告。どういうゲームかよく分からんけど盛り上がり方だけはしっかりしている。
ゲーム本体の絵面としては微妙だから、実況を乗せるようなやり方をしているのだろうか。とりあえず刃牙と勇次郎の鞭打のくだりってそんなに盛り上がる所でしたっけ……
レイドバトルらしき物を告知する映像。ちゃんとレイドバトルがあるゲームらしいので悪い広告では無い。
ゲーム映像をちょっと見た感じは何だか古い感じのゲームに見える。上手くゲーム内画面を見せず、ウソにならない広告を作るのに苦心した感があります。
・東方アルカディアレコード
東方アルカディアレコードはやっぱり西川貴教登場のコラボCMが一番の見どころでしょう。突然西川貴教に博麗霊夢のコスプレをさせるのはやっぱりインパクトがあるし、Yahooニュースだって話題にしたくなるというモノです。
やっぱり有名人は起用し得ですよ。
中華広告特有のメイキングムービーも完備。ワイヤーアクションもしっかり撮影して余念がありません。
話自体は随分前から、と言っているんだけども、もしかしたらアズールレーンの方の西川貴教CMを見た頃からこういうCMを作ろうと考えてはいたのだろうか。
そこまで前からこの話が進んでいたのかは知らないけども、西川貴教女装広告のブームは今後も続きそうな気がする。頑張ってください。
他の広告を見ていると内容は横スクロールアクションゲームなので、原作に近いと言えば近いのかな。
全部西川貴教に持っていかれているので他の広告はそんなに印象に残りませんね……
ゆっくりが霊夢と魔理沙になる広告。
最近はゆっくり=youtube界の池上彰と化しているので、こうも元ネタを推されると逆に新鮮な気がしてしまう。
ところで悠木碧って昔も東方のアニメで、魂魄妖夢の声当てしてなかったっけ? と思ったら、それは東方夢想夏郷でした。
昔よく見てたなぁ……
・小学館HugKum
小島よしおが「ぎなた読み」を紹介する映像広告。夏休み前の親御さんに向けた広告でしょうね。
教材としての出来は良さそう。これを購入するかは知りませんが、普通に良さそうだと思います。
このクソマジメな広告の後に最強でんでんの小島よしおを見せると、子供たちにお笑い芸人という職業のすごさが分かってくれると思います。
小学館の小島よしおと最強でんでんの小島よしおを交互に見ると良い感じに整ってくるのでオススメです。
・サントリー天然水
かいけつゾロリってのも久々に見たな。
サントリーもまめに広告を打っているけども、子供が見る様な夏休みシーズンに合わせてゾロリ、大人が見る時期はストリートファイターやらARuFaなんだからしっかり適切なタイミングに映像を出していてエライ。
そんなの普通だろうと言われたらおしまいですけどね。
・inゼリー
inゼリーも漫画広告とかやるんだ。未だにウィダーinゼリーと呼んでしまうんだけど、今じゃinゼリーだもんね。
内容は筋肉ネタの筋肉オチなんだけども、どうも最近の広告は筋肉オチに頼りすぎな気がするんだよな。なかやまきんに君のブームに始まり、Pairsの肉体人類超越コミュニティの漫画広告。そして今回のinゼリーの筋肉広告だ。
そりゃ筋肉オチって何となく面白いんだけども、何でそんなに筋肉が面白いのかという理由は自分も言語化出来ないんだよなあ。まあ、当分は多くの広告で筋肉が擦られる事と思います。
・アセムヒEX
先月はエムズーンで一発花火をあげた池田模範堂だが、今回はアセムヒEX、怪盗ヌルパンという新キャラをリリース。
エムズーンに比べるとかなり丁寧なギャグを出してくるので、池田模範堂のテクニックを実感しますね。
また、汗かぶれに関する細かな説明を入れているのもありがたい。
現在第2話までリリース済みなので是非。
かゆみを納めてくれる良い奴って事をちゃんと突っ込んでるのも面白いが、3話はいつ出るんですかね……
池田模範堂は股間気持ちe-sportsの祭典、股間カップ2022も開催して勢いが止まりません。股間チャンピォンってなんだよ。
エムズーンもちゃんと喋るし、ゲームも気が触れている。そのくせ実況の岸大河がプロなので見ていて面白い。池田模範堂の広告番外編としてチェックしたい一本。
・ふるなび
レトロアニメ風広告。ふるさと=田舎=レトロという連想ゲームでこの広告が出来上がったのだろうか?
映像の出来、音声の雰囲気としては満点の出来。好きな広告です。
・EVONY
出だしが妙に凝っているのが特徴。その後の1問目はよく見る問題だけども、2問目が新しい問題なのも目新しいポイントですね。
ちなみに2問目に関しては牛魔王に溶岩を落とす→水を解放して溶岩を固めるまでやれば後は適当にやってもクリア出来るでしょう。
溶岩のピンを抜く→水のピンを抜く→女性の足元のピンを抜くで正解になる。
「エンドレスモード」というひたすらピン抜きゲームをさせるモードの告知。そんなにピン抜きばかりしたい層っているんですかね?
映像がなんか変な切れ方をしている気がするんだけど、この辺もちょっと気になるポイント。「ゲームに夢中になってる」「でも……」から続く話が、「みんなも私のスコアに挑戦してみてください」は話の繋がりが弱くて不安になるんだよなあ。
・暁の天刃録
暁の天刃録も実写広告にチャレンジ。……だけど、この演者さんの演技が良いね。特に「うわー、すっげぇ、空飛んでるよ」辺りのアクセントが好き。
話題を取るならこれくらいの演技が良いような気はするけども、そこまで話題になっていない感。オタクってこういうの好きじゃなかった?
空を飛ぶ映像の遅刻回避パターン。てっきり妄想かと思ったのに、普通に遅刻しないで到着しているのは何なんだ……
そんなにギリギリじゃなかったのか、この人間はマジで空を飛べてしまうのか。何にせよ間に合って良かったですね。
暁の天刃録で見つけた運命の相手が、実は最初に別れた相方だった! という話。ありがちと言えばありがちに見えるが、たまにはありがちも良いでしょう。
しかしセット、あるいは椅子だけでも、もう一つ用意出来なかったのだろうか。多分同じ部屋、同じソファでやっているせいで相方が隣にいるままMMOをやっているように見えてしまうんだけども。
名刺交換みたいなノリでMMORPGの職業を伝える世界って魔剣伝説を感じますね。
ゲームで一緒に楽しめたから契約成立になったんだろうけど、これで一回戦犯したら契約が危うかったのかもしれない。出来るビジネスパーソンはゲームも上手い。
楽しそうなゲーム広告。
細かい話なんだけど、クリティカルが出た時にいちいち「会心率」って出てくるのは何なんだ。「会心」だけで通じるでしょ。
妙に臨場感ある演出が特徴的な偽ゲーム広告。何でもかんでも偽物だと思ってしまうのは完全に広告の見過ぎだけども、これはさすがに……
神の力を使い分けてステージをクリアするって、そういうゲーム昔あったよね。「輝け! ゴッド・トランスフォーマー!」とは言ってなかった気がするけど。
死の領主と戦ってアイテムを回収する広告。
こうして見ると普通のアクションゲームなんだよなあ。実際には出来ないんでしょうけど……
相手の弱点に対して属性を切り替えて攻略する広告。
内容はかなり普通なんだけど、ゲームオーバー時の画面が本編のテイストと違い過ぎるだろう。
google検索風広告。メイプルストーリーでもこういうタイプの広告を見かけたね。
おそらくメイプルストーリーのgoogle風広告から上手い事パクったつもりなんだろうけども、そもそもこのgoogle風広告というジャンル自体効果があるのか怪しいんじゃないか?
・Lumber Empire:Idle Tycoon
先月も登場した木こりの帝国の新作。船を強化して出来ない事を出来るようにする、クソほどシンプルな広告だ……
疲れた日常に優しい広告です。
・オリエントアルカディア
「おじ専推奨」と出だしで大きく表示する広告も中々珍しいですね。すぐ美少女が出てくる広告界隈ではおっさんばかり出てくる映像は目を引きます。
オリアカの広告って、とりあえず目を引くコピー→声優名→キャラ絵→ゲーム画面という流れで話が進むのも優れているように思う。広告の流れで困ったら参考にしても良いのでは。
ちょっとドラマチックな感じの広告。ちょいちょいフラグを立てているように見えるが、普通に勝つのは広告だからですね。
まあこの流れで対戦に負けて「FAIL」とか出てきたら逆に笑えてくるというか、パチンコで熱いリーチが来たのに外れた時みたいな脱力感がありそう。実際にどこかやってくれないかな。
オリエンタルラジオ藤森などが登場する広告も新作がリリース。
内容としてはかなり普通です。無難に良い広告。
オリエントアルカディアの温泉要素は以前にも広告していたんだけど、実際に温泉に入っている人が実況しているのはちょっと面白い。
温泉要素を広告したい場合は確かにこうすべきな気はするんだけども、発想が少し前のテレビ番組に見える。そこが一周して面白いというか、Twitter広告だとあまりやらないやり口だから良いって見方をしていますけどね。
赤兎アシスタントを告知する内容。赤兎馬から赤いウサギのキャラを作る発想は頭が柔らかいなあと感心してしまいます。
内容としてはいつもの忙しいタイミングでも遊びやすいゲームという所です。
・アリスフィクション
7月の新作、アリスフィクションはかなりド直球なゲーム内の紹介映像を出してきたのが特徴。
実際広告というのはこんなもんで良いと思うんですけど。
・ヘブンバーンズレッド
ヘブバンはマヂカルラブリー野田クリスタルを起用した広告をリリース。
内容としてはよくある感じなんだけども、なんかセットが凝っているのは注目ポイント。このでかい手のセットは掌の中でこれが遊べますという表現なのかな。
それ以外の背景はシンプルに抑え、実写シーンは印象に残るように工夫されているのも良いですね。割と好き。
ストーリーのさわりを告知する内容。
実際にこれが遊べるって言うのならばダウンロードする人もいるでしょう。Twitter広告はあまりにも広告の内容をそのまま遊べない場合が多いんだけども。
・Fate/Grand Order
FGOも7周年らしいです。よくもこれだけ長く続いたもんだなあ。
自分も少しだけやったけども、最近はすっかりご無沙汰です。広告ではたまに見かけるけども、FGOは広告がすごいというよりは口コミで勝手にトレンド入りしていくオタクの声の大きさが広告に直結しているタイプなので、広告本体にはそこまで見どころが無い。
その口コミだけでトレンドを取り、話題を作れちゃう状態は他の広告が羨んでやまない代物なんですけどもね……
・白猫プロジェクト
白猫プロジェクトはスパイファミリーとコラボ。
とはいえ今のオタクが話題にするアニメって、もうリコリスリコイルに話題が移っている印象があるんだけどもどうなんでしょうね。
むしろオタクじゃなくて一般層に向けた広告と見た方が良いのかもしれない。
・ニンジャラ
広告の数自体は相当多いと思うが、Twitter広告ではさほど見かけず、やっている人の話題もあまり聞かないニンジャラが東京リベンジャーズコラボを告知していた。
ニンジャラって一体何なんだろう。コラボの数自体は相当やっている印象があるし、広告の数も多い。しかしやっている人の話題だけは聞かない。
ニンジャラプレイヤーには申し訳ない話なんだけども、本当に広告だけはよく見るタイトルという印象なんだよなあ。コラボ広告も凝っているように見えるんだけど。
・Twitterマーケティング
今月のTwitterマーケティングはフジテレビのTwitter活用事例となっている。自分はそんなにフジテレビのTwitter活用事例を見た記憶が無いんだけども、それは最近家にテレビが無いせいですね。一時はテレビCMもチェックしていた時期もあったけど、普通にTverで見れば良いやってなりがちなんです……
前回はトレンドテイクオーバ―という施策を紹介していたけども、今回もちゃんと新技を紹介している。
今回紹介されている広告テクニックはタイムラインテイクオーバー。
タイムラインテイクオーバーとは、Twitterにアクセスした利用者が最初に見る広告を特定の広告に出来るという施策。これによって、FNS歌謡祭やミステリと言う勿れなどの知名度を上げる大きなきっかけになったらしいですね。
つまりTwitterを開いて最初に見るような広告は、Twitter側から指定して見せられている広告である可能性が高いという事。どおりで一日の最初にエバーテイルの広告を閲覧できないわけだよ。この機能の存在を知っておくと、Twitter上の広告ウォッチングもスムーズに進めやすくなるかもしれません。
一日で一番最初に見る広告は刮目して見よ。今日はこれだけ覚えて帰ってください。
colyという会社のマーケティング戦略も紹介中。
カルーセル広告にトレンドテイクオーバープラス、タイムラインテイクオーバーなど、これまでTwitter広告を見て来た皆さんならご存知の施策をフル活用するとやっぱり効果があるようだ。
「フルファネルの施策」とよく分からんカタカナ語を使っているが、これはシマウマ用語集曰く「消費者の商品購買過程を行動プロセスに分けてモデル化した「ファネル」の全体に対して、認知からCRMまで一気通貫で共通のマーケティング施策やキャンペーンで消費者にアプローチしていく考え方のこと。単一の施策ではなく、関連する複数の施策を密接に連携させて、途切れることなくアプローチする場合も該当する。」施策らしい。よく分からん。
要するに「Twitterで出来る事全部やったら効果がありました」という話だし、「想定される消費者行動に対して可能な全ての施策を実行した」とでも言えるんじゃないですか。
本当は「ファネル」だの「CRM」だのという言葉ももっと分かりやすく日本語訳してほしい。雑に外来語ばっかり使わないでほしいです。
なおいいねをするとハートが膨らむ以外の演出が発生するのは、「ブランドいいね」と言うらしいです。覚えておきましょう。
・Xbox
PS5が値上げして転売屋がなんだ、ゲーミングPCを買えだなんだという話題はよく見かけたが、「Xboxを買おう!」という声は見かけなかったな。告知もしているんだけども、すっかり日本ではXboxの話を聞かなくなってしまった。
ゲームハードの話はいつまでも終わる気配が無い。というのも今時のオタクはパソコンでゲームしている例の方が多そうだし、Xboxもまた少し前まで、ゲーミングPCというのが一般化する前のオタクのゲーム機って印象が強かった。そのオタクが皆ゲーミングに流れて、Xboxの話題はそのまま聞かなくなってしまったような感じがする。
最終的には好きなゲームを遊べるゲーム機で遊べよという話になるけど、昨今はあまりにもSteamで何でも遊べてしまうのが問題なんでしょうね。この趨勢を広告だけでひっくり返すのは相当難しそうだけども、とりあえず行動しないと話が始まらない。頑張ってほしいですね。
・ブルーアーカイブ
定期的にキャラのエロさやら性癖ばかりが話題になり、ゲーム内容の話題を全然見ない気がするブルーアーカイブも夏らしい広告をリリース。
しかし何だこの腑抜けた俳句は。水着は夏の季語だから俳句にはなっているんだけど、「うれしいね」というボンヤリした感情表現で下五を潰すな、と頭の中の俳句の先生がカンカンになっています。
でも中七の「100回無料で」で無料ガチャ施策を告知しているし、水着の女の子はちゃんとアピール出来ているので広告としては才能アリです。Yosterの俳句には参ったな!
ゲーム内のアクションをしっかり告知している広告はこれ。
「ゲーム広告なら美少女イラストだけじゃなくゲーム画面を出せ」と常日頃から言っている自分も大満足の広告です。やっぱり売れてるゲームの広告はちゃんとしているんだよな。
おねがい社長やエバーテイルのように自らの芸風を確立していたり、グランドマフィアのような老舗であったりしないのであれば、他所の広告はブルアカを参考に広告を作ってください。
・ドラゴンクエストタクト
ドラクエの実写茶番広告、好きなんですよね。やっぱりクオリティが高いし、元ネタもしっかりしていて、ゾーマの自虐ネタもゲームあるあるで面白いでしょ。
ド安定の出来。暇じゃなくても見る価値があります。
・パニシング:グレイレイヴン
おなじみになってきたパニグレの広告だが、広告らしからぬシリアスな雰囲気が素敵な映像です。
こんなにカッコいいシーンを広告にして良いの!? 良いんです。周りの広告がふざけてたり、変な広告だらけだったりする中では目立って見える良い広告です。
・Apex Legends Mobile
最近はVALORANTに押され気味というか、結局モバイル版Apexをやっているという声を聞かない気がするんだけど、それに反して広告はたくさん出ている印象がある。
ただそれにしても、レイスの立ち絵だけを表示しておく広告はシュールが過ぎるんじゃないでしょうか。何を思って広告にレイスの立ち絵だけを表示したくなったのか。
先月までは結構真面目な広告を出していたのに、今月は突然野心的な広告を出してくる態度にドキドキしちゃいます。今後も頑張って欲しい。
・バルクオム
バルクオムの広告久々に見たな。
かつてからその広告スタイルは全く変わらず、「バルクオムを買って後悔してるんだから!」からの「今ならバルクオムが無料でもらえちゃうなんて! 昔6600円で買っちゃった私、後悔しちゃった~!」という流れなので、見ていても「ああそうですか」という感想にしか至れないよ。
気になるなら買っても良いだろうけど、効果は知りません。
・GRAVITY
自宅に帰るまで一人で帰るのが怖いから、話し相手を募集して話しながら帰る広告。
平和なSNSの使い方で良いなと思う反面、GRAVITY自体に危険な人物がいるんじゃないか、と思ってしまうのはネットのやりすぎでしょうか。
実際今時は何事も物騒なので、こういう使い方が出来ますという告知自体は良いですね。
新機能を紹介する広告。共有スペースという機能で、アバターに自分のしている事をさせて現状報告を可視化出来るシステムのようです。
いちいちこれを設定するのはかったるそうだけども、GRAVITYに張り付いているような人間であれば結構便利かもしれない。
自分が時代についていけていないだけで、実は若者は皆GRAVITYをやっている説もある。Twitter自体いつの間にか中年オタクと政治オタクが毎日やいのやいの言っているだけの場所になっている気がしないでもないし。
アルコール消毒の小話。
こうして広告で見る分には知らねぇよそんな話ってリアクションが出てくるんだけど、実際に聞いている分には結構楽しそうではある。
いつものGRAVITYの広告なんだけども、コメント欄にアカウントのシェアを促すのはちょっと新しい気がする。肝心のアカウントのシェアは見受けられなかったけども、友達探しのきっかけとして告知ツイートを使うのは賢い。
役者の切り抜きが雑なのか、後頭部が震えているのに気づいてしまうともうそれしか見えなくなってしまう。
一見普通の広告なんだけども、声がずんだもんだったり、最後の「シェアしよう」が「シャアしよう」になっていたりと、露骨な突っ込みどころを多数用意した広告。
視覚的に分かるツッコミどころと声で分かるツッコミどころを両方用意しているのは上手いんだけど、いまいち話題になっていない模様。そんな事もあるね。
・Cluster
バーチャルSNSという事で、VRっぽい世界観で話が出来るSNSの対抗馬のようです。
今後のSNSはVRっぽい要素を付け加えていくのが普通になっていくのかなあ。別に喋るだけならVR要素要らないと思うんですけど。
・Weplay
Weplayはイカゲームのだるまさんが転んだ的なゲームを告知。イカゲームも散々流行っていた印象があるのに、もう聞かなくなってしまった気がする。
内容としてはそんなに悪くなさそうだけども、賞味期限の過ぎた流行りモノの厳しさを感じてしまうのは確か。
ゲームはamong usで、電話のエフェクトはドラえもんで、BGMは熱き決闘者たち。全盛期のスーパーウィザードみたいな畳みかけ方だ。
ナレーションも露骨にアレだし、これはやってるタイプの広告です。やっぱりTwitter広告は全然健全になってないじゃないの!! ちょっと見直したのに。
・水都百景録
何かを「栽培」していたら「中毒」になり、診察された結果適切な薬を処方されて快方に向かう広告。
まあ普通の広告に見えるけども、一体何を栽培して中毒になってしまったのか。まさかアヘンとかそういうヘビーな話題を突然持ち出してきたのか……?
ほのぼのした広告に見えて闇がすごい広告。
中々凝った出来のオープニングアニメらしきもの。
シンプル美少女系のアニメ広告が多い中でこういう画風はちょっと珍しいんじゃないですか。
美少女苦手な方にもオススメ。
・神獣伝説~エボリューション・ディバウア~
他のSNSでは違法広告だらけで大変だった神獣伝説だが、Twitterでは非常にマジメな内容の広告ばかりでビックリ、という調子だ。
「Twitter広告は健全化に向けて活動しています」みたいなアナウンスをしょっちゅうしていたが、もしかするとかなり真面目に広告の映像内容にチェックが入るようになったのかもしれない。
まあどんなにマジメに広告をしようが、広告本体のイメージが最悪なので誰も真面目な広告を評価しないんですけどね。自分は評価したいです。
ちなみに一時期の神獣伝説はいいねした際に大きなクジラが出てくるブランドいいねがあった。
こういうのってFGOクラスの大流行りゲームがやっている印象があったんだけど、やはり神獣伝説もそれだけの覇権ゲームを目指しているという事か。その心意気は見習いたいですね。
ちなみに他のSNSではこんな感じの雑な加工をした広告が流れていたらしいので、検閲をしていないとしか思えない。さすがにダメだろう。
・キングダムガード
キャラ合成を知らないおじさんにシャークトレードを仕掛ける広告。キャラ合成の文脈はトップウォーを感じるけども、その知識を用いて超有利なトレードをする辺りはちょっと新しい。
よく見ると表示上は★3つのフィギュアなのに画面左上には★が5つあるし、微妙な所で造りが荒いのも良いですね。細かいツッコミ待ちが上手い広告は好きです。
キングダムガードは結構ちゃんとタワーディフェンスらしい所を告知しているのは良い。
島合成っぽい所を最後にちょっと見せているのは何なのかよく分からないけど。
マッドサイエンティストがパックンフラワー……またの名をゾンビ人食い花を作ったり、モンスターズインクで見かけたような単眼モンスターとゾンビを合成して爆発するゾンビを作り出す広告。これは流石にアウト寄りに見えるが、何だかんだ生存している辺りセーフなのだろうか。
あとEAのPlant vs Zombieのパクリデザインがあるらしい。確かに最初のゾンビ人食い花は似ているけども、こうなるとEAからパクったのか、任天堂からパクったのかはもうよく分かりません。「口が頭についている花のデザイン」というモノ自体、どこがオリジナルなのか極めて微妙なラインなのかもしれない。
目が二つになる薬をサイクロプスに注射したら、独眼ゾンビに進化してしまった広告。
相変わらず合体要素はしっかり抑えた内容。
ゾンビを釣って救助し、合体させて敵を倒す広告。
このゾンビ博士も準レギュラーくらいのノリで出て来るね。
キングダムガードは合成するゲームだという事を伝えるゲーム。矢が貫通しても動いているスマホの方に目が向いてしまうが、内容としてはまあまあ真面目なのかもしれない。
「無限のアップグレードは無限に強力になります!」というセリフも分かるようで分からない単語を並べてきているね。そりゃ無限にアップグレード出来るなら無限に強力になるんでしょうけども。
毛が生えていないでかい毛虫を倒して肉を回収する広告。
毛虫のデザインが普通にかわいいと思うのは自分だけだろうか? 毛虫から牛肉みたいな肉がいっぱい落ちるのは放っておきましょう。
飲食店をやって儲けるゲーム。これさすがに本編には無いですよね……?
ジュースと言いつつゾンビ人食い花のゲロに黒い目玉を突っ込んだ代物だったり、ダブルチーズバーガーと言いつつもチーズ要素が微塵も無かったりと突っ込みどころがいっぱい。楽しい広告で結構です。
竜の卵を100円で買って大儲けだ! という広告。
それにしてもキングダムガードの広告を担当している声優は中々個性的な声で好きなんだけど、誰が担当しているんだろうか?
そう思って少し調べたところ、この女性の声は伊藤あすかという声優さんらしいです。実績豊富な声優さんを起用する辺り、キングダムガードはリサーチをしっかりとやったんだなあと思います。
見た目からして中々手のかかったアクションシーンが搭載された広告なんだけど、この広告でキングダムガード本編の面白さが分かるかと言われると怪しい所。
動きはいちいちコミカルで好きなんだけどね。RTが伸びているのもアマギフキャンペーンのおかげだと思うと、そこまで興味を惹けているかという所も疑問である。
地中を移動するゾンビの広告。
さすがにこれは失敗してもしょうがない、と思わせるようなギミックを登場させる失敗系広告はちょっと新しい気がする。初見殺しが初見殺しとしてちゃんと成立しているんだよなあ。
そこから合体系広告に移るんだけども、初手の失敗がちょっとありがちな感じを漂わせている、かつ初手の失敗を踏まえて成功している広告のおかげで見ごたえある内容になっていますね。感心しました。
キングダムガードも持っているキャラの戦力をファストパス代わりにして割り込みが出来る世界なのか……
その後の広告もノリとしては魔剣伝説感がある広告をカルーセルで掲載しているので是非。言っている事はほぼ魔剣伝説なのでわざわざカルーセル広告にする意味があったかは微妙。
・パズル&サバイバル
パズルが下手で上手くいかない事で有名なパズル&サバイバルだが、パズルをまともに解かないという方法で見事成功系広告をリリース出来た。パズルが下手ならパズルをしなければ良いんや!
途中まではこれまでも見たことがあるような展開なので一見使い回しかと思ったが、別に使い回しでは無かった。エライ。
一見泣いている女性に見せかけて実は恐ろしいゾンビだったという広告。
夏らしくて良いですね。こういう広告はステートオブサバイバルがマスクをつけた女性が実はゾンビでした、という内容でしばしばやっていた印象があるけど、その広告をより強くホラーに割り振ったような印象。
・最強でんでん
最強でんでんは大川ぶくぶとのコラボを実施。でんでんはコラボ戦線が止まらないね。
普通こういうソシャゲのコラボは痩せ馬の先走りパターンが多くて、最初の1ヶ月目は景気よく色々コラボをしていた癖に2ヶ月も経つととんと話題を聞かなくなるようなパターンがあまりにも多いんだよな。
そんな中ででんでんはいつまで経ってもコラボしている。ちょっと太った馬の先走りにならなければ良いが。
実写茶番広告なんだけども、一人二役やらせるのは良コスパに満ちていますね。
tiktokとかでも広告出してそう。確認出来ていないけど。
でんでんの実写広告はホームビデオ感がすごいね。
変に翻訳じみた役者を起用せずにちゃんと日本人の演者さんを使っているので、いわゆる海外声優がいまいち好きになれない人でも安心です。
可愛らしい女性が喋る広告。
内容としてはそんなに変な所は無いんだけど、文字の視認性の悪さはどうにかならなかったのか。丸文字で可愛くするのは良いんだけど、もうちょっと字を大きくしてくれた方が見やすいよ。
しっかり画面を拡大しても小さく感じるので、老眼になってしまったのかと不安になる。これを易々と読めるような若者に訴求しているのであれば良いんですけど。
声を聞き取りやすく、字幕も見やすい。良い実写広告だあ。
他の実写広告もこんな感じでやれば失敗しないんじゃないでしょうか。
コント風広告。この二人組が何者かは知りません。
最強でんでんはお笑い芸人というか、コントが好きだね。少し前の一発屋芸人から今時の若手っぽい人々まで色々出てくるじゃないの。
パズルゲーム風広告はこれ。
でんでんも最後に10連ガチャをするか、すごいでんでんの進化形態を出すかすればどんな内容であっても広告になるという事を気づいてしまったようだ。
終始情報過多な映像を作る、という意味では社長やエバーテイルに近しい所を感じますね。
やはり30秒の映像にミチミチと情報を詰めるのは変な広告の基礎教養らしい。
最強でんでんもHero Warsにチャレンジ。最強でんでんらしさを出す要素として、変に途中でしくじらずにガッツリ最強になってボスをボコボコにするのが特徴。
この辺の個性の出し方がでんでんらしくて好き。何でもかんでも失敗していれば良いというもんではない。
普通のガチャ広告っぽい物もリリース。
あまりにも普通過ぎるが、普通の広告はこんなもんなんだよなあ。むしろ「ガチャの為に50連貯めた!」というメッセージが無課金勢にはありがちすぎて良い。この辺のリアルさは良いですね。
割と真面目にバカゲーらしい所を告知しているのは良いんじゃないですか。実際のゲーム画面はこんな感じではなさそうだけど。
奉納イベントの雰囲気を伝えたかったのかなあ。
実際のイベントらしき物を公開している広告。
これはまさか実際の画面に見えるけどどうなんでしょう。もしもこれが偽広告だったらさすがにでんでんの広告偽装能力に完敗という所だが。
突然貞子が出てくるやん……
こんな凝った演出はちゃんと本編にあるのでしょうか。なんだか怪しい気がしてきたので念のため調べたところ、ちゃんと貞子がイベントで出てくるようです。でんでんは日頃の行いが悪いから調べる羽目になるんだぞ!
大川ぶくぶとのコラボイベントの割に大川ぶくぶ要素を広告に入れていないのも不思議。こういう時はてっきり大川ぶくぶを擦り散らかすモノだと思っていたんだけども。どっちかというとコラボイベントというよりも配信1ヶ月イベントという側面が強いのかな。
・スーパーウィザード
これまで散々変な広告を出していたスーパーウィザードが、突然ストーリーらしき物を紹介し始めた。邪悪なウサルに攫われたお姫様を助けにいくという王道の話なんだなあ。
王道のストーリーがある割にはこれまで散々邪道の広告を擦っていたのは何だったのか。今月もやってますけど。
いつものノリの広告はこれ。
最近メガロヴァニアをスーパーウィザードの広告でしか聞いてないよ。不健全な現代生活だね。
・ザ・アンツ
アリ一匹で林檎一個、チーズ一個、アイス一個を食べきってエネルギーを女王アリに献上した結果、大量の排卵を行ってしまう広告。もう突っ込みどころしかないけど、とりあえず女王アリはピクミンのクイーンチャッピーを真似し過ぎなんじゃないのって所はどうしても書きたかった。
そもそもアリ一匹で林檎一個を食って運搬するって、やっぱりこの世界のアリのサイズは現実世界で言うネコくらいのサイズがあるんじゃないの? やっぱりアリの姿をした何かの広告でしょ。
ぼんやり見るだけならアリがトウモロコシを取っていくだけ広告なんだけど、見れば見る程映像の違和感に鳥肌が立ってくる。
縮尺が全体的におかしいというか、「止まれ」の道路標示が小さすぎるんだよな。道路標示は車で見てハッキリと分かる程度のサイズなんだから、「止」の漢字の二倍以上のデカさがあるトウモロコシってそれは大きなトラックくらいのデカさがある。
そう考えるとこのアリが運ぶ先の下水道の穴もデカすぎるというか、この上を人が歩いたら落下するくらいの幅があると思うんですよ。当然アリも男子中学生くらいのデカさがあるし、道の隅にあるキャベツやジャガイモもプレハブ小屋くらいの大きさなんじゃないの。
一見すると普通のアリの生活に見えて、よく見ると異常でしかない光景を描写しているトリックアートみたいな広告。ずっと見ていると変な気分になってくるので、好きな広告でも3ループくらいに留めておいた方が良いでしょう。
流れはほぼ一緒でブドウを運ぶバージョンもあるけど、ぶどうの場合はそんなに違和感が無いんだよね。周囲の施設が全部自然物だからだと思うんですけど。
テントウムシがでかすぎるとか、ぶどう一粒をアリ一匹で軽々運ぶのは変とか、そういう話はこの際おいておきましょう。
イチジクを運んでいたら、巣穴がイチジクに塞がれてしまいFAILになる広告。いや、イチジクを運ぶ力があるならまずその巣の上のイチジクを運んでくれよ。
普通のアリなら巣穴が塞がると巣の位置が分からなくなるのかもしれないが、これまでさんざん超人的なアリを描いてきたアンツにおいて巣が塞がれたくらいの話でオドオドしちゃうのはちょっとイメージと違う。
そもそも今運んでいるイチジクも巣穴よりデカいだろ! という話もある。アンツ世界のアリの強さが現実基準だったり、フィクション基準だったりでブレブレなのよ。
アンツのアリの強さ問題としては、いかにもフィクションな見た目のアリはフィクションとして、普通の黒いアリの場合はリアル寄りの広告として見ればいいのかな。
この頭のデカいアリに関してはいかにもフィクションなビジュアルだもんね。巨大な蜘蛛に関しては現実にもいそうっちゃいそうなんだけど。
・三国志真戦
久々に登場した三国志真戦は、かなり具体的な課金額を提示した広告を出してきたのが特徴。
基本無料くらいで進めるのはよくある話だけども、月間パス610円だけでエース編成が組めます、VIPシステム無しで公平に遊べますという所で課金圧の低さをアピールしたのが特徴。
無料200連ガチャだの、好きなSレアもらえるだのと甘言をいくら並べようが、結局課金沼にハマると大金をつぎ込む羽目になるのは今や小学生でも知っている事実。そんなご時世では、下手に無料で最高レアとか言うよりも「最低610円で充分遊べます」とアピールした方が大人には合理的かもしれません。
それにゲーム会社としても1人に610万円を払わせるより、10000人に610円払わせた方が安定して儲けが出るし、それに加えて課金する可能性も考えたら長期的に見て安定運営が出来るという話ですもんね。中々ロジカルな広告で好きです。
縦画面モードを導入した事を告知した広告。
シンプルに遊びやすくなりました、という所を告知する良い内容です。広告ってのはこういうので良いんだよな。本来の広告って魅力的な新要素を伝えるために使える道具なんだよ。
縦画面モードを告知する広告ではこんなコミカルな物もある。それにしても机の下にスマホを隠してサボるって授業中の高校生かよ。
実際職場でサボって定時レイドとかをやりたいのであれば、トイレに籠城するしか無いでしょう。あるいはタバコ休憩とか言って喫煙所に行くとか。
100万貸して! からの金じゃなくて兵隊の事だよ~ってノリも久々に見た気がする。
しかしこの関所システムってのも意外と他では見ていなかった内容じゃないですか。ずっと地形広告ばっかり擦っていた真戦とは思えません。
南蛮をアピールした広告。南蛮兵とはまたシブい所を突くなあと思うんだけど、横山光輝三国志しか見ていないニワカとしてはぶっちゃけそんなに南蛮兵って強いイメージが無い。申し訳ないけど、諸葛亮孔明最強伝説を彩る人々みたいなイメージが強くて……
まあ藤甲兵という新しい兵種を告知したかったんでしょう。自分の勝手なイメージで弱そう、みたいな事を下手げに口走るもんじゃありません。
・ザ・グランドマフィア
悪い警官にボコボコにされた店員が8連ガチャを引いて逆転するいつもの流れ。悪い警官がやられた後のうなだれた態度が悲し過ぎるし、こういう奴には突然天からガチャが降って来ても誰も文句言わないでしょ。
ところでグランドマフィアって結構雑に逆転ガチャを引くよね。おねがい社長は毎回細かく理由を出してくる印象があるんだけど、マフィア側はとりあえず苦しい思いをしたらガチャを引かせて逆転させてくれる優しい世界です。
超面白そうなゲーム広告。これがスマホで遊べたら市場を席捲しちまうよ!
ちなみにゲーム画面的にはグランドセフトオートの強盗シーンが近い気がする。もしこのゲームに興味をもったら、グラセフをプレイすると良いかもしれないね。
マフィアボスが銀行強盗をして逃げたら散々な目に遭い、結局逮捕されてしまうという広告。別に強盗をするのは結構なんだけど、ボスともなったらこういう汚れ仕事は部下に任せるもんなんじゃないですかね?
その後の街中を馬で疾走するシーンも、馬に蹴られて吹き飛ばされるシーンも、水場に飛び込んで魚に襲われるシーンも、全部コミカル。マフィアボスの戦い方じゃない……
マフィアボスに取り入るために風船を腹に入れて妊娠したふりをしたら上手い事行ったんだけど、調子に乗って心音を聞かせようとしたら風船が割れて没落する広告。
普通にくすっと笑える感じのオチだし、風船をお腹に入れるだけで騙せてしまうこの女性の演技力もすごい。普通に面白い映像だった。
中華マフィアらしい人物が上手い事生き残り、殺されそうになったマフィアボスに復讐する広告。普通にありそうなマフィアの抗争で、世界観に合った内容だと思います。
しかしマフィアシティ系の広告でこういう事を書くのは禁句な気がするんだけど、頭の上にレベルを乗せたり、突然隠し8連ガチャを始めたりしなければ普通に出来の良いゲームに見えるんじゃないか。
「マフィア」と書かれている時点でネット民は警戒しちゃうから、そんなに意味が無いとみているのかな。
マフィアクイーンを助けてマフィアボスになる広告。
内容と言えばありがちっちゃありがちなんだけども、敵である場合が多い太ったチンピラが金を引き渡す役割をしているのが見どころ。広告をしっかり見ている人ほど珍しさが分かるスルメ系広告です。
ジョー・カーソー、ノラ・ナヤザ、神宮寺桜子の三名を紹介する広告。グランドマフィア本編に登場するかは知りません。
それにしても海外ゲームに登場する日本人女子高生って高確率で日本刀を振り回すし、マシンガンを撃つ気がするな。ステートオブサバイバルに出て来た七海も日本刀を振り回す女子高生だったもんね。
ベラ・ソコロワ、クインティーノ・ボッカチオ、ララ・エヴァンスの三名を告知する。カッコいい映像なんだけどこんな人々が実際に出て来るかは知りません。
なぜか「長身」タイプだけ一度使ったら消滅しているのが気になる。性別まで一度使ったら消滅するスタイルだと、話が続かないから途中でやめたのだろうか。
詐欺師の女が秘書になる広告はかつてにも登場していたけども、詐欺師から秘書になるまでの過程がちょっと違う。
また意地悪な美女が罰されるようなシーンが追加されており、かなりシンデレラストーリー寄りの内容。
女秘書にプロポーズしようと思ったらフラれ、別のみすぼらしい姿の女性を助けたらその人物がマフィア女王だった広告。
マフィア女王なら女王らしく、良い見た目をしていた方が良いんじゃないかなあ。ナメられるような見た目をしていたら部下が困りますよ。
妊娠している奥さんがマフィアボスに突き飛ばされたので、マフィアボスを懲らしめるか奥さんを助けるか選ぶ広告。ボスに媚を売ったり、見て見ぬふりをしたりは出来ないのか……
道理で考えるなら奥さんを助けるべきだと思うんだけども、このマフィアボスはレベル108なんだよなあ。普通の広告だとレベル50くらいなのに、これほどインフレしたマフィアボスに歯向かうのは無謀でしょう。
それでも選択肢は無慈悲にもマフィアボスに喧嘩を売るようなモノしかないので、このチンピラは相当義理堅い人物のようだ。この後は相当厳しそうだけど、頑張ってほしいです。
既存広告のツギハギなんだけども、ツギハギはツギハギでもこう違和感なく繋げてくるのはさすがに職人の技を感じますね。
映像ごとの登場人物に繋がりを作り、それぞれ適切なシーンにモデルを切り替える。そういう細かい仕事をしっかりとしている印象。さすが古豪と言える技ありの広告です。
マフィアが敵対組織に潜入し、内部情報を獲得して襲撃するような映像。これはマフィアというよりもヒットマンとか、スパイとかの仕事なんじゃ……
陰謀渦巻く裏社会的な所を表現したいのであれば中々出来が良い映像だと思うんだけど。
シャワーに入っている女性を選ぶ広告。どうでも良いんだけど、明らかに着衣で湯気だらけのシャワールームに入っているのは大丈夫なんですか?
この広告の場合、選ぶキャラに失敗すると死んでしまうのが特徴。社長だと破産で済んでいるのにマフィアだと死んじゃうんだから、その辺の厳しさがマフィアらしくて良いですね。
吊るされてオモチャにされているチンピラ目線で復讐するか許しを乞うか選ぶ。
こんなんマフィアなら復讐するしかない気がするんですけど。
チンピラが性転換して大逆転、という流れはおねがい社長で見たな?
ケツが妙に揺れているのはNIKKEリスペクトだろうか。色々リスペクトし過ぎだよ。
好きな看護師をチンピラが助けにいく広告。後半のチンピラのアクションシーンは必見です。
つーかこんなアクションシーンが作れるのはかなり成長を感じるなあ。マフィアシティ時代はこんなアクションシーン出来なかったでしょ。
マフィアボスに美女を取られてしまったので、8連ガチャを引いて逆転するであろう広告。
ガチャの形式が拡張パック形式なのは珍しいね。
倉庫を襲撃して大成功広告。これで銃器店を選んでいたら失敗していたのかもしれない。
勢力図を示す赤青の線の演出は分かりやすくて良いですね。
敵拠点を制圧していく広告。この合体して強化していくノリはトップウォーのパクリだな?
こうして色々なゲームの広告をパクリまくる様はさながら広告界のセル。このパクリ速度は全盛期社長を感じますね。
スパイを活用して敵組織をぶっ壊す。レベル100のマフィアボス同士の対決ではスパイのような飛び道具が大事になってくるんでしょう。
広告途中で出てくるメタリカのロゴ風の「AMERICA」も見どころ。完全にパクリにしない狡猾さこそが広告巧者の証拠だ。
・シャイニングニキ
シャイニングニキの美少女広告が帰って来た。少し前はコーディネイトに主眼を置いた広告だったが、今回はメイクに焦点を絞った広告になっており、やっぱり美少女に大変身して終わる正統派の良い広告です。
それにしてもシャイニングニキの安定感は良いな。これがプロジェクトメイクオーバーだと髪の毛にライターを当てたりし始めるから見てられないのよ。
いつものコーデで美人になる広告はこれ。
普通に元のコーデも良いと思うんですけど……
夏らしいコーデを一瞬で作り上げる映像。
5秒でこれだけのコーデを作るのは天才としか言いようがない。美人が過ぎるわ。
ダサすぎてクビになってしまった女性がコーディネートを変えて一発逆転という広告。
やはり眼鏡は外されてしまうか……
社内でいびられている女性がイメチェンして大逆転。
確かにスタイリストのような見た目だけども、オフィスでこういう服装をしてもOKな世界なのかなあ。OKなんでしょう。
イメチェンまでは良いんだけど、そこから浮気気味な彼氏を許すか無視かという所まで話が進んでしまうとおねがい社長っぽい傲慢さが出てきてしまうね。「えっ、何?」とコメントしている辺り、この女性は許してくれそうだが。
しかしこのコーディネート広告が良いのは、インナーからコーデを始めている点じゃないですか。男目線だと正直インナー時点ではちょっとダサい寄りなんじゃないかと思っていたんだけども、黒のアウターを着た瞬間にコーディネイトがぐっとまとまった印象を受ける。
こういう組み合わせが出来る方はすごい。
PVもシンプルに女の子の夢、って感じで良い……んですかね。
自分は女性的感性が無いのでアレなんだけど、「女の子ってこういうのが好きなんでしょ」の直球を投げている感じはする。これを女性から見るとどう思うのかは分かりません。これに燃えるのか、はたまた幼稚だと思うのか。
その辺のご意見は是非頂きたいポイントですね。
実況風広告なんだけども、こういうミニキャラを採用したYoutuberを選んだのは賢い。なつめさんちというYoutuberらしいです。
男性受けを狙った実況広告は色々あるけども、女性受けを狙った実況広告って中々無いよ。この映像に関してはしっかり「エロい」より「かわいい」を優先したモデルになっているので嫌悪感を抱きづらいし、良い広告だと思います。
なつめさんちがネイルアートを楽しむ広告。
楽しそうにやっている感じを出すのに成功している時点で広告としても見ていて気持ちが良い出来ですね。
つーかこうして実況広告を見ていると、シャイニングニキはかなり実況映えするタイトルだなあと思います。何度も擦れるテーマかは分からないけど、自分のアバターを作っていくって実況者の個性を出しやすいですよね。
8月も実況広告がリリースされているので、今後のシャイニングニキにも乞うご期待。
・PUBG MOBILE
PUBG MOBILEはBLACKPINKのインゲームコンサートを告知。BLACKPINKはyoutube広告などでもおなじみですが念のため紹介すると、世界的に人気なK-POPアイドルグループです。
そのフォロワー数は7,256,110人。おねがい社長の公式アカウントのフォロワー数108,046人と比較して、約67倍のフォロワーがいると考えるとその影響力が分かりますね(2022/8/31時点)。
……フォートナイトの真似をしてインゲームコンサートをやるのは結構なんだけど、実際こういうゲームのインゲームコンサート施策ってそんなに効果あるんですかね? 情報求む。
・荒野行動
荒野行動の実写広告も久々に見ました。こういう広告が好きで自分は広告ファンになったので、里帰りしたような気分です。
内容としては川でモリ突き漁が出来なかったので、鈴を鳴らして将軍を過去から呼び寄せて魚を取らせる広告。将軍は魚を食べながら荒野行動をするという交換条件も達成出来て一石二鳥でめでたしめでたし。
「涼しい渓谷で一緒に荒野行動!」というキャッチコピーはよく分からんけど、どうせ夏ならアウトドアをやりたいって気持ちは分かる。今年の夏も広告を見ているうちに終わってしまいました。
自動車学校に行ったと思ったら、荒野行動で運転教習をやり始める広告。全部オンラインでやるとしても、こんなに密集してやっていたらそんなにオンラインの意味が無いような……
しかし自動車学校に来たのに荒野行動ばっかりやっているんじゃあ運転免許どころじゃない。シチュエーションだけ見ると意味が分からないんだけども、荒野行動の実写広告らしいと言えばらしい。割と好き寄りの広告。
楽しげな茶番風広告。戦闘は大体馬男なのに、普通に置いていかれているのはかわいそうだと思った。
馬男がオチに使われる広告も久々に見た気がするわ……
結構普通に怖い感じのホラー広告。幽霊が撃てるのか、というのはこの際おいておくとしても、エバーテイルとは違うテイストのホラー広告で結構好きですね。
こういうノリの広告を単発に抑えられる辺りが良いですね。
ちなみに荒野行動は7月からSAOコラボもやっていた。ガンゲイルオンライン周りの話なら親和性がありそうだけども、それ以外の普通に剣技をやっているような時期のSAOとの相性はどうなんでしょうね。
何にせよ毎月毎月よくもビッグネームとコラボし続けるもんである。エンタメ業界の裏で暗躍しているんですか?
・魔剣伝説
ご無沙汰しております。
こっきり話題を聞かなくなってしまった魔剣伝説だが、今ではゲーム内での広告を主戦場に広告をしているようです。
キャンペーン内容にしても新種族で出すのが「オーク」というのはいささか迷走している感が否めない。これがもし美少女アバターだったら「オタクに媚びるなよ……」と思いつつも、広告としてはまあ納得できる範囲じゃん。それがオークだとどこに訴求したくて広告しているのかという話になる。
百歩譲ってオークでゲームをしたい層が美少女好きオタクより多いという調査結果があったとして、その後に出てくるアバターの候補が孫悟空と関羽だよ。俺だったら関羽でやるよ。
それにしても魔剣伝説の広告をTwitter上で見られなくなってしまったのは、やっぱりTwitter広告の検閲が厳しくなったのだろうか。
あるいはTwitter運営に届く魔剣伝説の広告へのクレームが多過ぎて広告をお断りするようになったのか。これまでの魔剣伝説ならもっと広告をしていたと思うんですけど。
単純にTwitter広告ではもう効果を見込めないと読んで、媒体を変えて来た可能性もある。まあ何にせよ、広告閲覧者に出来ることは魔剣伝説の広告が帰ってくるのを待つ事だけです。
・おねがい社長
美人の彼女を取られてしまい、借金創業するいつもの奴。
最近は中古車販売店を開くパターンがよくあるなあと思います。そこで塗装しただけで80万円から1000万円まで価値が伸びるってのはよく分かりませんけど。
・エバーテイル
謎の新主人公が登場。ポケモンと言うよりはデジモンみたいな主人公だな?
地縛霊、千眼の賢者、謎の眼など、おなじみのキャラが勢ぞろい。まるで同窓会みたいだ。
「彼を信用するな」と書かれたテントを確認した後に洞窟に入ると、謎のドッペルゲンガーが登場。そのまま主人公が乗っ取られ、どこかへと消えてしまう。
ドッペルゲンガー自体は他の広告でも登場しているけども、ここまで直接的に他者に乗っ取っている描写があるのは初めてじゃないですか。巨人を復活させたり、殺人事件を起こして冤罪を着せたりと回りくどい手法が多かったドッペルゲンガーの中でも、かなりの強硬手段を取っているのが特徴です。
このドッペルゲンガーにはそこまで慌てる理由があったのだろうか。
スティングレイというモンスターで波に乗り、ダイビングして洞窟に向かったら死んでしまった映像。
波に乗って水上を移動する描写自体は過去の映像にもあったけども、ダイビングして海中ステージに行く描写は初登場。海の中となると巨大な邪神などの登場もあり得るので、今後の展開にも要注目。
ギャルゲー風広告もあります。
ギャルゲー風広告に関しても少しずつ演出が良くなっているけども、果たしてホラー広告を超えるヒットを狙えるのでしょうか。
・今月の準MVP
・暁の天刃録
今月の暁の天刃録は実写広告に取り組んでいたんだけど、割と自分が好きなタイプの話が多くてかなり評価が上がってしまいました。
特にこの広告の「すっげぇ! 空飛んでるよ!」がマジで好き。7月のオススメです。
・キングダムガード
パックンフラワーのパクリ疑惑も含めて話題性があったんだけども、普通に広告の出来自体に見どころがあったり、茶番もまずまず面白かったりでアピールポイントの強い広告で良かったです。
7月で本格的に広告が多かった広告の中では出来が良い方なんじゃないですか。8月以降も頑張ってほしかったが、あんまり見かけなくなってしまった。
・三国志真戦
三国志真戦は月間課金を重点的に押し出した広告として、ソシャゲ広告の一つのターニングポイントになりそうな予感がある。
無料で欲しいURだの、引き直しが無限に引けるだの、色々無課金で遊べるアピールされても結局課金しないと楽しめないゲーム、あるいは課金した方が明らかに面白くなるゲームの方が多いのは間違いない。
そこで上手い課金の仕方を提示していくのは新しいアプローチとして良いと思います。実践的な課金を勧める広告のモデルとして要チェックでしょう。
一応魔剣伝説は初回課金でお得みたいな広告を早くにしていたんだけど、その内容が暴炎神龍セットで全サーバー1位という大袈裟ぶりだったからネタ扱いされてしまったんだよなあ。何が暴炎神龍セットだよ。
・今月のMVP
今月のMVPはザ・グランドマフィアです。
勢い衰えずに広告を打ち続けているのも驚嘆すべきポイントなんだけども、それ以上にパクリをやるスピード感と精度がすごいんだよね。その上セリフもほぼ使っていないし、日本語声優を使わずに数多くの広告をぶっ放しまくるアイデア力もエグイ。
2022年の新作広告としては最強でんでんも確かにすごかったんだけども、ことネット上の広告と言う意味ではグランドマフィアの勢いは間違いなく最強クラスでしょう。かつての魔剣伝説やおねがい社長、エバーテイルには間違いなく匹敵しているし、何なら勢いだけ見たら過去の三英傑を上回っているのではないか。
まだサービスを開始して日も浅いので今後も状況は注視すべきだが、このままずっと広告を出し続けたら最強広告メーカーとしての地位を確立する可能性は高い。
今後の動向にも要注目。