広告振り返り~2023年2月~
お待たせしました。一般に二月は最も短い月であるため収益が落ちると言われておりますが、広告を見る焼きそばはなんとこのタイミングでtiktok捜索編、Youtubeショート捜索編を経て過去最高クラスの物量を実現しました。
いかがわしい広告から正統派広告、アーティスティックな新顔まで多数取り揃えました。お楽しみください。
・スライム軍団
パズル系広告の新人として『スライム軍団』が登場。
卵スロワーなるユニットを軸とした編成を広告しているようだ。ルールも比較的分かりやすく、3マッチパズル形式でパネルを消す→パネルを消すとユニットが生まれる→パネルを消す……を繰り返して、最終的にやってくる敵を迎撃出来るか眺める感じ。
ルールとしては面白いし、広告も嘘をついていないように見える。それでも何だか胡散臭く見えてしまうのは怪しい日本語を喋る合成音声のせいだろう。
ノリノリな感じの広告。「ヒーローと敵と戦うのを手伝ってください!」という日本語が変な気がするのは句読点が無いせい、そして「ヒーローと敵と」で『と』が続いてしまっているせいなので、割と日本語は正しい。
今後AIが流行って来たら日本語訳の精度が上がって海外からの詐欺や広告がより流行るって説もあるけど、実際どうなんでしょうね。広告に関しては絵面が海外っぽいとかそういう理由でまだ識別が出来るけどさぁ。
でも「助けて ヒーローをマージする敵と戦え!」ってのはもう意味が分からないよ。多分「助けて」「ヒーローをマージする(味方を合体させる)」「敵と戦え」の三つの文章を一つに融合させたせいで解読しづらくなっているんでしょう。
日本語の奇妙さが際立つが、最後のあっけなく城が爆散するシーンがちょっと面白いのが見どころ。
「完凸ドラキュラ! 完凸ドラキュラ!」と連呼する出だしはなかなかインパクトがあってよい。それでスライムスタートかと思ったら結局宝箱から完凸ドラキュラが出てくるんだから、じゃあ最初っから完凸ドラキュラを出しとけよって気分になります。
ちなみにBGMはアンダーテールからのモロパクリです。MEGALOVANIAじゃなけりゃ良いってもんじゃないぞ!
・無限レーン
まるでパワポで作ったような広告だぁ……
やっていることとしては数を比べる偽ゲームなんだけども、絵面の魅力が薄すぎて面白いね。
何一つ面白そうに見えないしこんなゲームを本気で作ろうという会社もこのご時世では中々ないと思うのだが、その辺のチープさ、雑さもまた可愛げの一つだと思います。
かと思ったらこんな真面目に戦艦みたいな広告も出している。GTA5の映像をパクってきたものらしいです。
パクリと怪しいゲームと怪しい広告しかやっていないあたり王道のダメな広告で見ていて気持ちがよい。昔のクソ広告ってこうだったよね~という悪いところを全部やってます。
もうこの広告なんか露骨にGTAのUIを表示してないか?
偽装する手間すら省いたらおしまいなんだけど、なんだかんだ生き延びているあたりよく分からない。
豪華6本立てのカルーセル広告。変な広告をたくさん出すのは海外ゲームの特権だけど「加減しろバカ!」って気分になってしまうよ。
この動画のうち2本は使いまわしだと思います。他のSNSではバラバラに広告を出している可能性はあるけど、Twitterではまとめて広告出来るからって全部一気に放出しているのが欲張りだ。
そんな無限レーンもなんとApp storeで1位になったり、TOP3になったりしたんだって。マジで?
こんなランキングの順位のスクショなんてその気になれば捏造できるんじゃないの? と思わず疑ってしまうが、まあわざわざ広告するんだから1位を取ったと信じましょうか。
おめでとうございます。
・アズールレーン
元祖Yosterの大人気ゲーム、アズールレーンも見せ方がオシャレになったような気がします。
この辺の広告の技術、選曲はブルアカで学んだところをストレートに使っているんじゃないかな。いい広告です。
Yosterは各タイトルごとにテンプレになる形を作ってそこにキャラを当て込むような広告の作り方をガーディアンテイルズあたりから始めたので、アズールレーンもそのテンプレを見つけたような形か。
これで評判が良ければ似たような広告がしばらくは擦られると思われます。
こういうVtuber風の広告にもチャレンジしている。
どのキャラでもできそうな形式に見えるので、人気になったら他キャラ、他タイトルでも似たような広告をするんじゃないかなあ。
イベント用のアニメ広告。
相変わらずアニメもよく動く。YOSTER PICTURESを作ったYosterは先見の明があったんじゃねえかなあと思うけど、実際どうなんでしょう。
・ブルーアーカイブ
ブルアカの広告もこなれたもんだと思っていたら、いきなり既成の広告とは違う内容の映像が出てきた。桐藤ナギサというキャラへの入れ込みの強さがわかりますよ。
テンプレの広告を作っておくと、そのテンプレを崩した時のインパクトが強くなるのも良さの一つですね。とはいえテンプレを流している間に人が離れたらしょうがないので、結局ブルアカみたいな大人気ゲームが出来るテクであることには変わりなさそうです。
・執事眼鏡eyemirror
昔から見かけることには見かけていたゲームキャラコラボモデルの眼鏡広告。今回はブルアカとのコラボなので一緒に見ておきましょうか。
一之瀬アスナモデルらしいけども、ブルアカって確か眼鏡キャラが他にもいませんでしたっけ? そこを差し置いてこのアスナというキャラを選んだのはどういう意図なのだろう。
こういうのが好きなオタクは別に何であろうと買うとは思うし、そもそも眼鏡をしていないオタクには何の関係もない話ではあるんだけど、ちょっと気になりました。
・アークナイツ
アークナイツは火のキャラを多数登場させた熱い広告を出してきた。
寒い冬には目立ちそうな広告で良いね。いいコンセプト広告です。
・銃弾射撃 亡霊達の野望
次世代のHero Wars枠として現れた期待の新星、「銃弾射撃 亡霊達の野望」がYoutubeをメインに広告開始。今回の広告もどこかで見た事があるような銃弾の軌道を描いて、その軌道がどこかでぶつかって敵を一生倒せないよ~! みたいな内容に仕上がっている。
こんなん無理に交差するようなオシャレ軌道を描いてる方が悪いとしか言いようが無い。
全部どこかで見た問題が流れるスーパーカジュアルな広告。
こういうの見る度に最初にパズル広告を始めたHero Warsって偉大だったんだなあと思います。問題丸パクリでも広告になってしまうぞ!
跳弾を活かしたパズルゲーム広告って何か昔から無かったっけ? こういうカジュアルゲームの元ネタ探しって結構めんどくさいというか、主にHero Warsが無節操にパクりまくるせいで記録してないと全部の広告がHero warsが先祖なんじゃないかなって思っちゃうのよ。
そう思って調べてみたら、跳弾を扱うカジュアルゲームは「Mr Bullet」でした。やっぱり広告してないとどのゲームがどの広告をやっていたか忘れちゃうよ。
「「Help Me!!!」」ってハモってる救助先が面白い。何なら奇声を上げる謎の仮面族も面白い。
こういうカジュアルゲームの広告もあったような、無かったようなだが、確か弓矢を狙う場所を定めるのはこのゲームのオリジナルだった……はず。オリジナルじゃなかったらごめん。
延々と手裏剣を投げて失敗するバカ者の広告。
タイトルに「富士山建筑」とある通り、多分日本人向けなんじゃないかなあ。インチキジャパン感は否めないが。
こういう失敗広告にしては珍しく最初に成功例を載せている。
まあ結局失敗数のほうが多いんですけども……
・Rollic
バンパーで跳ね返して金を稼ごうというスーパーカジュアルゲーム。これまた実在しないゲーム広告である可能性がありますよ。
跳ねる度に「ポインポインポインポインポイン」と音が出て、落ちる度に「イーン」という声が鳴るのはちょっと面白いんだけど、ちょっと面白いだけです。やってることとしてはピンボールの台上部でバンパーにボールがぶつかり回っているのが面白いってのと同じだよ。
・Voodoo
カジュアルゲーム広告界の重鎮、Voodooもいまだに広告やってるんだからすごいよ。棒人間を増やして戦うアレです。
それ以上の感想はないんだけど、たまに広告を見かける程度にはまだカジュアルゲームをやっているんだねって感慨に浸っております。
・Popcore games
初手「ハァーン!?」の五重奏から入って見せるのが、よくある車を動かして脱出させるパズルゲームです。これまたカジュアルゲームだ。
カジュアルゲームの広告はどれもこれも同じように見えるので、市場調査でも無い限り変な要素を入れないと見てくれないという話でしょう。最初だけ面白いなと思いました。
・FROZEN CITY
2月というまだまだ寒い季節にはうってつけの新作広告、FROZEN CITYが初登場。3月くらいまでなら分かるけど、4月になったらこんな寒そうな広告は映えませんからね。
やっている事はまあトップウォーと一緒なんだけど、土を掘るよりは雪かきをしている方がイメージは湧きやすいよね。雪の中に埋まっている人を助けたり、雪の中で冬眠出来なかったクマに襲われている男を助けたりしているのもちょっとありそうなのが面白い。
そういうちょっとありそう路線で話を進めると雪に埋まっていた除雪車が暖機も無くいきなり動くのかという疑問はあるけど、まあそれくらいは許容点だと言えるでしょう。
街の中央に大きな焚き火を作って街を発展させる広告……と、ここまで見てピンと来た人もいるんじゃないですか。そう、Frostpunkのモロパクリ広告です。
実は自分もそんなにFrostpunkは明るくないけど、街の真ん中にデカい塔状の焚き火を作るってアイデアは誰が見てもパクリ認定するよ。あまりにもFrostpunkのアイデアが秀逸すぎる。
パクリをするのは結構だけど、あまり独創的なゲームのパクリはすぐにパクリがバレるから良くない気がしました。広告同士で共食いするようにタワー育成広告をパクり合っている方がパクリ指摘に関しては安全ではあるよ。注目を集められるかはまた別だけど。
内容は違えどこれもやってる事は一緒よ。病院を建てるか、製材所を建てるかの好みの問題でしかない。
巨大な焚火を作れずに多数凍死してしまう悲惨な広告もある。
パクリをしないと話題に火がつかない新作ゲームの悲哀を表現しているようだぁ……
・Survivor Warriors
ヴァンパイアサバイバーリスペクトであり、ダダサバイバーやスーパーウィザードの三番煎じに見えるゲームです。広告の内容もそんなに目立ったことをしていないので、広告マニアでもなけりゃ見逃しちゃうね。
こういうゲームって本当に人気だよね。パソコンを持っているなら本家ヴァンサバを買えばいいのでは? という話になってしまうのだが、多分パソコンを持っていない場合はこういうゲームに需要があるんだろうなあ。
・ダダサバイバー
なんか妙にフィクション感があるダダサバイバーの広告。ゲーム内の映像を使っているならもうちょっと敵がたくさん出てきそうというか、こんなにキャラだけをピックアップしたような内容にならないと思うんだよなぁ……
あくまでどこか偽物感があるというだけで、完全にニセモノ認定をするには早いように思いますけどね。Tiktokではダダサバイバーの広告が多いという噂が多いから探してみたけど想像よりダダサバイバーの広告は見かけなかったし、Twitterで浮上している広告を取り上げるほか無かった。
でもTiktokでも「ダダサバイバー 裏技」みたいなサジェストが出てくるあたりで実際にプレイしている人の多さは感じるんだよなあ。とりあえず今後に期待。
・ブレイド育成
放置系ゲームの新作として登場したのが「ブレイド育成」。でもTwitterアカウントには「BladeIdle」と書いてあって、最後のキャッチ画像では「Blade」なんだからタイトルが安定しません。
なんか海外からやってきたゲームにはこういうのありがちだよね。タイトルがブレまくる感じ。さすがに1広告で3回もタイトルが異なるのは避けた方が良いんじゃないかなあ。
・Jmin Games
存在しないゲーム広告をこすり続けるJmin Gamesの新作です。今回の新作存在しないゲームは戦国武将を美少女化した放置ゲームらしい。
画面内にいるのは秀吉と書いてあるが、画面外の眼帯の人物は誰だろう。素直な見方をすると伊達政宗かなと思うけど、秀吉とセットで出したいのは信長だよなぁと思うと候補が絞り切れません。
戦国放置系RPGというアイデア自体、もうどこかで出てきそうなアイデアだよ。1月のアイデアの方がよかったかなあ。
こっちは結構カワイイ気がする。でもこれはFateの巴御前じゃないの、と言われたら否定が出来ません。
ゲーム画面には相変わらず魅力が無い。
悪龍を退治し村を守るハンター育成RPG。RPGなんだ?
ハンターが出てくるとてっきりモンハン的なアクションゲームなんじゃないかなと思うんだけども、別にそんなゲームでは無い。画面を見た感じ昔ガラケーで出てたモンハンみたいな印象があるんだけど。
ハンターが登場するのにRPGってちょっと違うんじゃないかと思うけど、それは自分がモンハンに毒されているだけだと思います。
ハンターRPGの画像ではこっちの方が好きかもしれない。このプレイ画面なら違和感なくRPGだと認識できますよ。
でも改めて見返すと画面レイアウトはどれもこれも一緒じゃんね。やっぱり好きなAIイラストは何? 以上になるのはVtuber育成シミュレーションみたいな特異なアイデアくらいのもんです。
極道の世界で少女がテッペンになる広告。龍が如くの美少女版的な内容ですか?
この画像は何をするRPGなのかがよく分からないのが一番の問題な気がする。ブルアカみたいなノリで強盗をやらかすゲームにも見えないしなあ。
悪霊退治!祓魔師育成RPGということで、エクソシストが登場するゲームなのだろうか。絵面はちょっと原神っぽい。
キャラだけ見せられてもゲーム内容はよく分かりませんよ!
古風育成RPG。商人放浪記みたいな雰囲気だね。
何を育成するかは分からないけど、多分町を育成するのかなあ。結構面白そうだけど、既存のゲームが面白そうなだけだろうと言われたらそれはそうです。
絵面はシノアリスっぽいなと思って調べてみたら、アリスがまさに同じようなイラストであったのでシノアリスのパクリでした。
相変わらずパクリで調査するのはやめないのか……
これは無期迷途かな?
こういうパクリ広告の意図は調査のためなんだろうけども、わざわざ無期迷途という比較的新しいタイトルから選んできた理由はよくわからない。
これは多分放置少女の絵面と画面をパクってきたんじゃないか?
以前もJminは放置少女をパクっていたし、もうそういう芸風を目指したいんだろうなと思います。
・誓約少女
誓約少女は先月と同じくクイックスの広告を続けているが、この広告に関してはクイックスのルールがガバガバになってしまっている。一度書いたところの上から線を書くんじゃあない!
多分実際のクイックスをやったことが無い人が作ったんだろうなと思います。でもクイックスをやったことのある人ってもう大概おじさんだし、こんな広告を見る若者からするとそんな変なところとか気づかない方が普通かもしれない。
パクリも元ネタをわからないとパクリではないし、粗悪品も元を知らなければ粗悪だとは言われません。
・X-ヒーロー:犬を助けろ!
めちゃくちゃ凝った「家」を一筆書きしている。
広告の尺丸々使ってまで書くほどのものか!? と思うが、結局失敗例をたくさんやるくらいなら一つ大作を書いた方が注目されるかも、という目論見自体はわからんでもないです。
「家」を描く広告二世。
こんだけギチギチに描いておきながらハチが出てくるとプルプル震えだすの面白過ぎる。
鉄球を歯車につけて犬を助ける、という新作偽ゲームもリリース。なんだこれ? ルールも面白味もよく分からなかったが、とりあえずチャレンジするのは良いことだ。
異様に強いハチ広告と比べるとインパクトは弱め。
もっとちゃんと塞いでくれよって毎回思うんだけど、ちゃんと塞ごうとすると「家」になっちゃうんだもんな。
難しいもんだわ。
女を助けろバージョン。
毎回思うんだけど、埋まった棒を引っこ抜くような動きをするハチは一体何なんだ?
棒人間に金玉つける人初めて見たわ。
この後も花人間や中指を立てる人間など、ろくな棒人間が出てこない。珍しく全問正解している広告なんだけど、描いているイラストの内容がことごとく不正解という珍しい広告。
実写シーンから始めるのは中々インパクトがあって良いですね。
そのあとに描くのがウンコなのも小学生並のネタながら面白い。やってることが広告じゃなくてお絵描き大喜利なんだよなあ……
・Lumber Empire:Idle Tycoon
一発屋かと思いきや粘り強く広告を続けているLumber Empireシリーズ。失敗シーンを30秒で3種類も搭載している気合の入った映像です。
3問目に至ってはPoly Bridgeのパクリじゃないの。でもPoly BridgeはHero Warsもパクっていたし、なんとなくパクりやすいアイデア、見栄えする絵面なんでしょうね。
木材を流れるようにしつつ、上ではトラックを走らせるような橋を作ろうとする広告。
そもそもこんなに木が流れるような状態なら橋を組み替えるより前に木を処理しろよ、というのは言っちゃいけないんでしょう。
交通整備をしてうまいこと混雑しないように工夫する広告。
これはこれで楽しそうだな。Lumber Empireは手堅く新しい絵面の広告を出してくるのがすごい。
既存の同じネタを擦りまくる広告とは一味違いますよ。
・忍者マストダイ
忍者マストダイはカラコの失敗広告から、使い方を教えるような流れにつなげている。
失敗系広告に見せかけてちゃんとゲーム内容を紹介しているように見えるのはフォローが効いていて良いですね。失敗しっぱなしなら別に誰でもできるので、失敗だけでなくそこから成功するために手筋を教えろって話になるのよ。
単に失敗すりゃ良いってもんでも無いことが、ある程度共通認識になりつつあるようです。
忍界最も注目される武器ランキング。要は最強ランキングってワケね。
武器のエフェクトも面白いから見ごたえがありますね。真実のランキング広告に見えるよ。
・三国志真戦
お久しぶりです。確認する範囲では2022年8月ぶりの新作かな? と思っていたら普通に先月に出てた。広告の記憶が無くなって……
なんか広告の印象が薄いなと思っていたら、ゲームさんぽとのコラボだったので広告というよりも映像を楽しんで見てしまったのが問題だったかもしれません。
広告の内容としてはパソコン、タブレット、スマホの3デバイスでデータを共有出来るという内容。以前もこういう広告はあった気がするけど、こういう機能は何度周知しても良いですからね。遊びやすさアピールは大事。
関羽が魏所属って三国志エアプか?? という突っ込みに対して、「いや、関羽は一時期曹操に仕えてたんですよね」で切り返す三国志論議。ファンならそれなりに有名なエピソードだと思うけど、大体日本人の三国志知識ってどれくらいが平均値なんでしょう。そもそも魏・呉・蜀の三陣営がある事とか、関羽は劉備、張飛と義兄弟の契りを結んでいた事とかは皆知ってますよね?
この広告のミソは、そもそも関羽が蜀所属だという事を皆が知っているのか、そして関羽が魏に所属している事に疑問を抱ける人が関羽千里行エピソードを知らないのかという知識の問題になってきます。中々知識を要求される広告だ。
登用令というゲームシステムを告知するのは初めてのはずです。このシステム自体は良いですね。元々タダで出来る物でもとりあえず「でもお高いんでしょう?」のくだりをやっておくのもオシャレ。
個性セット一つお願いします~って、個性セットは店長のおまかせセットみたいなノリで出すもんなの?
それで出て来るのが「ニセ孔明」なのは結構センスあると思うんだよね。3月以降もニセ孔明は登場するので、三国志真戦にとってのゆうと/きもすけ/関西ボンゴレポジションになっていく可能性があります。
告知内容は個性というスキルツリー的な要素。告知内容自体は真面目なのが好感が持てるし、皿の上にスマホを乗せて「さすが真戦だ!」とやっている小ボケも挟んで隙がありません。
ニセ関羽とニセ曹操が登場する広告。お前ら偽物ばっかりじゃねえかよ!
内容は兵士の士気に関する広告。真戦はどんなにふざけてもゲーム内容を伝えようという意思があるので安心感があります。
大統領さんのインタビュー動画。大統領さんが誰なのかは知らんけど、なんかオンラインゲームだとありそうなニックネームですね。
内容はいつものVIPシステムなし、戦略が大事なゲームって奴です。こういうので良い。
大統領さんはこの広告でも登場している。やっぱり三国志真戦のイメージキャラ枠はニセ孔明と大統領さんなんだなあ。
これは夏侯惇を紹介する広告になっており、テンプレ編成を組めなくても大丈夫って感じの内容。実際にそうかは知らないけど、多分夏侯惇って三国志ゲームで大体強キャラに描かれるからそりゃあ強いだろうなって想像はつきます。
なんか実際にプレイしていそうな乱世・本物と、寿っちゃんという人物が登場するインタビュー風広告。
広告していること自体は変わりないんだけども、実際のプレイヤーの顔らしき物を出す事によって信憑性を高めようとしているようです。まあ、広告だけ見る分には実在しない役者である可能性も捨てきれないのだが……
三国志真戦は比較的真面目に広告をやっている分、こういうインタビュー風広告でも実際にやっている人を呼んでいそうな気はするけどね。これがモリノファンタジーなら「役者乙」で終わりですよ。
シミュレーションゲームで夜も眠れないよ~という心配に対して、夜間は攻撃出来ないように閉城出来ますという気遣いをしてくれる広告。
これはスマホのリアルタイム戦略ゲームに対して生活が壊されそう、という不安がある人は嬉しい広告なんじゃないですか。まあ、別にどんなゲームでも本気でやったら生活は壊れちゃうものだけども……
この広告でも告知しているのは負けても何とかなるという内容なので、一回押し切られたらおしまいなんじゃないかという不安をケアしにかかっているのが印象的。
こういうスマホストラテジーゲームは色々出た後だからこそ、既に似たジャンルを遊んでいて負けて折れてしまった人、夜まで遊んで生活がぐちゃぐちゃになった人などが多数いて、そういう人達にもう一度やってもらいたいという意思を感じます。
かの諸葛亮は志当存高遠(志はどこまでも高く掲げねばならない)という言葉を残したが、誰もがゲームへの志をどこまでも高く掲げられるかと言ったらそんな事は無いですからね。志が低くても、忙しくても遊べますという所はどれだけ告知しても良いでしょう。
いつもの兵種相性の広告なんだけど、土地に表示される部隊は最後に停留した部隊が参照されるというシステムを活用した高度な戦略を紹介する広告。
これ良いですね。さすがに1年も擦れば兵種相性の広告も食傷気味になってしまうんだけども、こうして新しい要素を追加されるとなかなか面白い駆け引きのように見えてきます。
長期間にわたって同じような内容の広告をしたい場合は少しずつ見ている人のレベルに合わせて内容を変えていく。こういうマメさが良い広告の一要素になります。
・名将の復讐
名将の復讐は織田信長を告知しつつ、ガチャ1000回を告知している。3月に登場したダークテイルズも1001連ガチャを告知していたので、これはもう時代が変わったと言って良いのかもしれません。
魔剣伝説の無料200連ガチャに始まったガチャインフレはいよいよ4桁台に突入し、2023年は1000連ガチャからが基本になりそうな雰囲気がある。その上で名将の復讐は10連ガチャで星5武将確定なんだから、もう無料ガチャ数のインフレが止まらないというか、ガチャ内容のデフレが止まらないというか……
こっちはIpadやMacbookなどのプレゼントを告知している。こういう懸賞企画も3月に登場したダークテイルズと一緒だし、もしや会社が一緒かと思い確認したら違うところでした。ダークテイルズは魔塔転生を出しているYUANLONG NETWORK LIMITEDで、名将の復讐は空の勇者たちを出しているYOUNG & FUN NETWORK TECHNOLOGY CO.LIMITED。
でも会社名がメチャクチャ近いし、ひょっとしたらかなり近い筋でやっているのかもしれない感はあります。
これ以外の広告は3月以降のリリースなので、後の広告の紹介は3月にとっておきましょう。
CMソングの化身の獣なんだけど、かつて十二大戦なるアニメのエンディングテーマだった楽曲らしい。つまり、公式Youtubeに音源まで上げておきながら無断利用の可能性があります。
正直自分もそこまで把握していなかったし、こうして音源を上げているという事はまさか公式で用意したCMソングだろうと自分も思っていたんですよ。これが無断利用となるとさすがに大胆どころの騒ぎじゃありません。一応Youtube側にはライセンス表記まであるしまさか公式に許可を得ているのでは無いかと思うが……
・Dislyte~次世代ネオンシティ~
3月から本番勢としてはDislyte~次世代ネオンシティ~が挙げられる。
映像としてはなかなかカッコいいんだけど、実際にそんなにカッコいい映像がバシバシ出てくるのか、という話になってくると目をそむけたくなってきますね。
実際3月から登場した広告も、こんなカッコいい映像より変な映像のほうが多い気が……
・サマナーズウォー:クロニクル
サマナーズウォーシリーズの新作が登場。これもまた3月から本番勢なので、カッコいい映像だけご堪能ください。
やっぱりリリース前はこういうカッコいい場面だけ見せるもんだよなあ。
この映像を見ている感じ、MMOにでもなったのかなと思います。
こういう「広大な世界観!」みたいな広告も割と定番っすよね。この広告でそういう世界観を伝えたいなら良いんですけども。
リアルタイムバトル、協力など言っていることも大体定番のそれ。
総じてかなり普通の広告。普通を恥じることはない。
・エースレーサー
3月からガチ勢の広告としてはエースレーサーもいる。
久々のNeteaseの新作はレースゲーム。ハチャメチャかつリアルな車が登場するのがウリっぽいが、2月時点の広告だとカッコいいだけで何かほかの情報があるって物でも無い。
まあこれまた3月から本番だから……
・崩壊:スターレイル
原神でバカ受けしたMihoyoの新作、崩壊:スターレイルも3月の新人だと言えるでしょう。
とはいえMihoyoともなると、別に小細工せずPVを流しているだけでいい感じの広告になってしまうんだからしょうがない。わざわざPS5をプレゼントしなくても勝負できるって話。
映像はカッコいいので、興味がある方はどうぞ。
・Albion Online
これまた映像は超カッコいい、というかセンスのある内容。世界各所でアルビオンオンラインが登場したことを示す剣が現れ、世界中の人々が目を奪われていく。
でもこの映像の見どころはやっぱり日本パートでしょう。「お前たち、何をやっているんだ!」から始まるステレオタイプな日本中年上司が最高に面白い映像です。
正直日本パートだけ見ればOKって感じなんだけど、最後のCパートも多分何かしらの意味があるんだろうなと思うと自分の浅学ぶりに泣けてきます。なんでオーストラリア人はアルビオンオンラインが来ても釣りに熱中しているんだろうか。ジョークがわからないのは辛いのう……
・天地英雄伝
これって広告の映像がファミコン版天地を食らうの丸パクリじゃないですか?
ゲーム本編には天地を食らう要素はほぼ無いようであり、広告の映像だけファミコン版天地を食らうからもらってきつつ、ちょいちょい編集を加えているような形らしい。もしもしカプコン?
事と次第によってはスーパーウィザードよりひどいんだけど、わざわざ広告を記録している人も少ないので現状お咎めされていないようである。ちょっと編集を加えているからOKみたいな理屈なのかもしれないが、それにしてもその編集の手間をかけるくらいならもうちょいコスパの良いやり方があったんじゃないかと思わざるを得ません。
・カバラの伝説
12月ぶりに取り上げるカバラの伝説です。海外でも話題になっていることを伝え、色んな所にシームレスに行ける所を紹介する。MMORPGの王道的なPVに仕上がっています。
撮影しているかと思ったらカバラの伝説のキャラを眺めていただけ、という映像。
「はい、チーズ!」とまで言っておいて写真撮影してないのはひどいんじゃないか?
カワイイ女の子がたくさんいる広告。
全部見たけど結局最初のアジサイが一番好みでした。サンシキスミレもまあまあ好き。
2022年スマホゲーム最高傑作らしい。本当か~?
なんか画質の良いシーンを多数出しているので、広告への気合を感じます。
これは自由自在に世界を走り回るようなニセ広告に見えるね。
でも戦闘シーンが無い分自由自在に広い世界を走り回る感は出ている。MMORPGのニセ広告にありがちな戦闘シーンって実はいらないんじゃないか?
・AZUREA -空の唄-
ちょっと前に広告をしていたAZUREAがアップデートのタイミングで再参戦。カッコいいドラゴンと人間が闘うカッコいい広告です。
それ以外の情報はよく分かりませんでした……
・いけー!放置戦士
いけー!放置戦士も2022年4月ぶりに見かけたね。かつては音楽の無断利用をやってヒンシュクを買っていた記憶があるが、世の広告は多過ぎるせいで1年も経てばナアナアで広告を再開出来ちまうんだ。
今回は流星の王なるキャラとギフトコードを告知する広告。何か強いキャラらしいが、一体何が強いかはよく分からない。このゲーム映像は嘘くさいが、画面左端には「注意:イメージです」と書いてあるので物言いへのケアは出来ているね。
「まさに六角形戦士!」という誉め言葉は何を言いたいのかが分かりづらいのだが、六角形グラフで全部MAXの六角形です、完璧ですみたいな表現をしたかったのかな。何にせよ分かりづらい表現だ。
・Ashtale -風の大陸-
お前とは初めて会った気がしないぞ、と思ったら2019年にリリースされたゲームの新作広告でした。4周年直前で広告を再開したのか、それともまだまだ新規のプレイヤーを増やしたい感じか……
このみーちゃんという配信者に見覚えがあるのかと思ったけど、こういう女性配信者も色々いるので誰が誰だかも中々判別をつけづらい。実況広告にしても、MMORPGのアバター作成広告にしても、同じようなパターンでは判別がつかなくなってしまうという話の実例に見える。
・Toon Blast
エバーテイル広告Tiktok捜索編の副産物です。広告を探すためにTiktokを始めた人というのもなかなかいないと思うんだけども、実際Tiktokは頭空っぽにして見られるから楽しいんですよね。人がダンスしているのを見て平和を感じられるいいSNS。
ぶっちゃけTiktokの広告だからと言ってそんなに特殊なことはしていないように見えるし、ごく普通のパズル失敗広告です。ついているコメントだって「こんなのもクリアできなくてなにができんねん」「連打しとけ」とぶっきらぼうなコメントが多数あり、その辺の文化圏の違いもいいですね。
日本におけるTiktok広告の攻略記事はどうも海外のTiktok情報が多いような気がするのは気のせいだろうか。アメリカ方面の広告でこういうのが成功しましたよ、というものは多数流れてくるんだけど、肝心の日本ではそういうタイプの広告を見られていないんだよなあ。
広告を発見するのに適したアカウントのフォロー方法、探し方等もあるのかもしれないけど、最近は普通にYoutubeの広告の方が面白くてYoutubeでの広告捜索にお熱です。Twitterの広告は最近パンチが弱くなってきた気がするんだけど、やっぱり社長が変わってから変な広告をする広告主すら逃げ出してしまったのだろうか?
そうは思ってもしばらくしたら改善しているかもしれない。気長に広告を見ていくこととします。
・Merge Mansion
Tiktok民に好評っぽい広告がこのMerge Mansion。後述するおねがい社長やToon Blastと違ってこの広告には比較的好意なコメントが寄せられており、いいねの数も44万とかなりの好評寄り。ちなみに社長は2000いいねで、Toon Blastは1500いいねです。
Merge Mansionは単純な失敗広告ではなく、何となく続きが気になるドラマ調になっていて面白いんですよね。確かインスタグラムでも話題になっていた記憶があるので、シンプルな失敗広告ではウケないというところをよく分かっている。
ぶっちゃけ社長も隠し10連ガチャを使った方が良いと思うんだけど、自分が確認する範囲ではTiktokで隠し10連ガチャをやってねえんだよなあ。オタクにしかウケねえと思ってるのか。
・ヘブンバーンズレッド
ヘブバンは1周年突入。おめでとうございます。
さらにAngel Beats!とのコラボも開催し、麻枝准ファンを完全に摑みに来た形だ。
周年のタイミングでこういう広告が出来ると良いですね。
エンジェルビーツはそんなに詳しくないけど、このBGMにそれなりの郷愁を覚えている時点でもっと詳しい人はヘブバン始めちゃうんじゃないの?
でも熱心なエンジェルビーツファンはとっくにヘブバンもやってそう。どちらかと言えばソシャゲ嫌いな人への最後の一押しくらいに考えてるのかな。
人気投票で人気だったらしいキャラが登場する広告。
人気投票ってやっぱりゲーム会社的にもメリットがデカいんだろうなあ。やってる人に売れ筋を直接聞けるわけじゃん。
名シーンの切り抜きみたいな広告。
やってる人だったらこの広告を見て感動できるんだと思います。自分はやっていないので、ふわっと感動した気になってしまい、申し訳ありません。
ヘブバンまで音ゲーのミニゲームを実装。どのソシャゲもミニゲームの一つも実装しないと始まらないような、空前のミニゲームブームが始まってらっしゃるよ。
ミニゲームを実装したうえで広告にするのは、遊べないミニゲーム広告をやっている海外広告よりは良いんじゃないですか。こうしてミニゲームブームが来ているのを見ると最初に棒人間ランニング大作戦をやった超次元彼女の先見の明が光る……のだろうか?
・ウマ娘プリティダービー
ウマ娘も2周年を突破。1日1回10連ガチャということで回せるガチャ数で張り合った場合は全然引けないように見えるが、これが普通であることを忘れてはいけない。1000連ガチャってのがおかしいんだよ!
思えばウマ娘が登場した当初はもっと二次創作警察みたいなのがたくさんいたし、魔剣伝説が200連ガチャをアピールして勝負していたし、おねがい社長やエバーテイルが独自路線を告知していたのが印象的でした。それが今じゃウマ娘の警察的な人々は多分ブルアカに移動して警察を廃業したように見えるし、2021年広告三英傑も同期で活躍しているのはおねがい社長がほとんどになっちゃったもんね。
思えば登場した当初の広告はかなり衝撃があったというか、露骨に意識したような広告は結構多かったなあと思います。ソネットオブウィザードなんかは露骨な例だと思いますけども、ソネット以外も突然育成ゲーム風の偽ゲーム広告を作っていた辺りは影響力のデカさを思い知らされましたね。
ウマ娘リリース直後、2021年の広告もまとめているので気になる方はそちらもご参照ください。
三女神って初期から像だけ出ていたと思うんだけど、これがちゃんとキャラとして出たのが2周年の目玉なのかな。
とはいえウマ娘ってさらに有名どころな元ネタ自体があるのかなって思います。何かの間違いでディープインパクトが出てきたら大騒ぎになりそうだが……
普段のウマ娘に比べるとポップで凝った広告が多数登場しているのも印象に残ります。
さすがに2周年のタイミングでは淡白なキャラ紹介だけでなく、楽しげな映像をたくさん出すもんです。新キャラもちゃんと紹介して隙が無い。
ツインターボも待ち望まれたキャラでしょうから、こういうタイミングでの告知に出しがいがあると思います。
3周年目以降もウマ娘の広告から目が離せません。
・プリンセスコネクト!Re:Dive
プリコネはなんと5周年ですって。ウマ娘が2周年でびっくりしてたらプリコネはそれより3年もかかっているんだから大変な話ですよ。
それで出す広告も巨大な猫が町中を歩き回る映像なんだから、もうどこか広告という物を攻略しきっている感があります。下手にキャラを紹介するよりも猫を出した方がよっぽど話題性が取れるよね~という打算がすごい。
・ドラゴンボール ドッカンバトル
ドッカンバトルは8周年ですって。集英社のモンスタータイトルは格がちげえや……
8周年というタイミングで出てくるのはやっぱり「孫悟空」。主人公しかありえないってワケよ。でも主題歌はドラゴンボール改のDragon Soulなんだね。どうせならCHA-LA HEAD-CHA-LAを流してほしかったけど、Dragon soulもそれはそれでカッコいいから良いか。
そんなことを思っていたらちゃんと孫悟飯の方でCHA-LA HEAD-CHA-LAだから良かったね。
やっぱりドラゴンボールはCHA-LA HEAD-CHA-LAなのよ。
・陰の実力者になりたくて!マスターオブガーデン
カゲマスの全画面広告。普段は小さな画面の広告ばっかりだからこういうデカい画面の広告ってだけで感動しちゃうよ。
最初に「音あり必須!」と書いているのはファイルーズあいのボイスが入っているからです。音あり必須という日本語はかなり変な気がするけど、まあ良いでしょう。
この広告に関してはイラストの後にゲーム内の演出を紹介している。
マジでよくまとまったカッコいい広告になっているんだよなあ。せっかく凝ったアクションがあるんだから活かした方が良いじゃんね。
ベータとお家デートしてみた! という形で3Dモデルをよく見せる広告。
こういう広告で良いんだよな。別に3Dモデルの出来が粗悪ってワケでも無いんだから、どんどんデカい画面で見せりゃ良かったじゃない。
良い広告です。
私服デートはアレクシア編もある。
マジで良い広告。あと半年はこういう動画で広告を作れそう。
一応小画面広告が好きな人向けに小画面広告も残っている。
改めて小画面広告を見るとこんな小さい画面で動画を見ていたのかよって気分になるぜ。
・サカつく
サッカーゲームもいろいろ出たもんだけど、サカつくは王道のサッカーゲームとして遊びやすいんじゃないですか。
でも登場するのが銀河系最強のサッカーチームで、特徴が「銀河の支配者」って言うのはイナズマイレブンじゃないのかって思います。
・メダロットS
メダロットSはサイボーグクロちゃんコラボをスタート。どちらも90年代後半から2000年前半の流行りなので、もう完全にその辺の世代にロックを集めている事がバレバレです。
むしろその辺の世代にやってもらいたいという意思がわかりやすい分良いコラボであるとも言えます。令和最新コンテンツと無理にコラボするよりこっちの方が喜ばれるでしょ。
・NIKKE
突如現れた大人気ゲームNIKKEであるが、その広告の内容といえばかなり臭い内容で知られている。とはいえ、NIKKEだって四六時中しょうもない広告ばっかりやっているわけではないんですよ。実際、今回の広告ではかなりまっとうにゲーム内容とキャラを紹介しております。
むしろこういう広告だけをするのが普通だろう、というのは言ってはいけません。
ゲーム画面を見せ、揺れるケツを見せる真面目な広告。
顧客はケツが見たいということをよくわかってらっしゃる……
NIKKEの楽しい広告はこれを見よう。日本人のおじさんたちにも女神がいるし、どんなお堅いおじさんにだって女神がいるってこと。でもこれで上司と心の女神がダブったら若干気まずいよね。
というかコンビニで突然部下の会話に割り込んできて「馬鹿な!紅蓮こそ最強だ!」とか言ってくる時点でちょっと……って感じはありますよ。
NIKKEのメイントピックスはPC版リリースという所なのかなと思います。
「片手で簡単操作」というキャッチコピーにはやや反する気はするが、マウスで遊びたいみたいな層がいるのかな。需要はよくわからんが、オタクは皆ゲーミングPC持ってるみたいなところがあるから大丈夫か。
話題のチェンソーマンコラボもやっていました。
マキマのケツが揺れないということで一話題取ったのは記憶に新しい。
楠木ともりのインタビューもあります。
NIKKEでも出演済みだとこういう時にコラボ先、コラボ元を絡めながら話せるのが強い。
カッコいいコラボムービーはこれを見てください。
荒野行動並に凝ったコラボ映像で良いですね。むしろコラボなのに凝った映像を用意してなかった剣魂とかがおかしいのだが……
・白猫プロジェクト
白猫プロジェクトは鬼滅の刃とコラボ。鬼滅も完結したのにずっとコラボしていてすげえなと思います。実際こういう最近の完結作品のコラボラッシュっていつまで行われるんでしょうね。一般層がいつまで同じ作品をしゃぶるかのスパンが分からない。
次の流行りのタイトルが出てくるまではずっと鬼滅がしゃぶられる可能性が高い。あと1年くらいは鬼滅コラボを見続けることになるんだろうなと思います。
・CARAVAN STORIES
キャラバンストーリーズという見たことの無いゲームに、あやかしトライアングルという知らないアニメだか漫画のキャラがコラボしていた広告。結構いろいろ漫画もゲームも見てきたつもりだったけど、世の中知らないものは知らないもんだ。
いい機会だと思って調べてみたら、あやかしトライアングルはTo LOVEるを描いた矢吹健太朗の新作だったんですね。また賢くなってしまった。
まあそれはさておきこの広告なんだけど、実際知らない漫画と知らないゲームでコラボされていると本当にリアクションに困るんだな、という発見があった。コラボというのはどちらかを知っている人にもう片方のを始めさせることができるのが良いのであって、どちらも知らない人は広告を見ても反応に困る。
思えばこれまで片方くらいはどこの誰か分かっていたのは、継続的にゲーム側が広告をしているか、あるいは自分が知っているようなよっぽどの人気所とコラボしていたんだなあ、と実感します。
こっちの広告の方がなじみのある矢吹健太朗の絵で安心しました。
・コトダマン
コトダマンでもブルーロックのキャラが登場。コラボ広告としてはかなり無難な出来です。
ブルーロック自体もゲームを出したので、とりあえずそのサッカーゲームの方とは違うぞという所をアピールできていれば十分でしょう。その辺はブルーロックの広告では使っていないSDキャラをたくさん出しているので、差別点は分かりやすい方だと思います。
・天啓パラドクス
天啓パラドクスはエルシャダイとコラボ。今更「鼻★塩★塩」とか若者は知らないよ。
公式フリー素材だからって何やったって良い物なんでしょうか。良いんでしょう。例のPVをいじり散らかしているのも平成のネタだし、これで喜ぶの昔のニコ厨だけだろ。何ならオタクは昔の黒歴史を思い出して恥ずかしくなっちゃうまである。
コラボ自体は結構真面目な内容みたいです。
・ドルフィンウェーブ
少し前までオタクが喜んでやっていたドルフィンウェーブも話題を聞かなくなってきた。そろそろ安定期に入ったんですかね。
相も変わらずドルウェブはデカい胸で分かりやすく攻めてくるよな。こういうのはどれだけ分かりやすくても良いです。
・パニシング:グレイレイヴン
パニグレでは珍しい気がするSDキャラが多数登場する広告。
8等身のカッコいいキャラが多数出てくる広告が多い中で、こういうシンプルな可愛さメインの広告は目新しく感じる。
全体的に2月のパニグレは可愛い寄りの広告が多いし、このエデン文化祭というイベントのテーマソングもさわやか、かつカワイイというバランスの良い広告。
でもこの音楽自体はすでに昨年出ていたんですって。知らなかった……
やっぱりどんなに優れた楽曲やキャンペーンでも広告されないと分からないもんです。このキャンペーン楽曲であるDancing Tonightは超名曲なので皆聴いてください。
2023年のPVは2022年キャンペーン以降に登場したキャラで改めて作成しているみたいだ。
PVはこちらでどうぞ。
あまりにもカッコいい。普段のイケてるパニグレを見たい方はこれ。
・魔女のふろーらいふ
商品内容は特に告知していないが、とりあえず女の子が足湯に入っているだけの映像をリリースしたのが魔女のふろーらいふ。
告知なのに1分30秒足湯に入っているだけ。まあ、最後になって突然「魔女のふろーらいふ! 3月10日発売!」みたいなジングルを入れられても興ざめなので、こんなもんでよいのかもしれない。
広告が嫌われる現代、過剰に広告しない、商業感を出さないというのはどこでも重要なテーマになるのだろうか。
・ゆるキャン△つなげるみんなのオールインワン!
しまりんがたき火に当たるだけの広告。2月はこういう無味無臭の広告が多すぎる話!
広告が嫌われているからこそこういう主張薄めの広告が好かれるのかもしれないけど、タイミングによってはすごい偏った感じに広告が出てきそうだよね。魔女のふろーらいふからゆるキャン△にコンボされたら広告が存在しないインターネットになっちまうよ。
でも世の人間はそれで良いんだろうな、と思うとこれまで積み上げてきた広告の業を感じます。
・メメントモリ
先月までオタク君を釣る方向で動いていたメメントモリ、突然謎のお笑い芸人を登場させてしまう……
「到着ー!!」という男の声から始まり、キャラのイラストを強引に喋らせてコントをさせて、最後にオチらしいことを言って「到着」したら踊り始める。どうなっちゃってんですか!!
先月まで妙にポエムみたいなことを書いていてオシャレ野郎だな~と思っていたのに、突然大学の陽キャノリみたいな広告が出てきたんだから衝撃はデカすぎるよ。シンプルなクソ広告というよりもバスケットゴールにチーズナンを叩き込んでくる書道家みたいな場違い感がある。
真面目にメメントモリをやっている人は阿鼻叫喚の地獄絵図であるし、真面目にメメントモリをやっていない人ですら困惑するほか無い広告。方針転換をするにしてももうちょっと手心というか、ニーズの方を考えてやらないとまずいんじゃないかと思いました。
・トワツガイ
2022年12月ぶりに登場となるトワツガイは、いよいよ正式リリースということで雰囲気のある広告をリリース。
広告の出来としてはなかなか良いように見えるが、問題はスクエニ運営ということでかなり悪評が強まっていること。リロメモ、ダイの大冒険と最近のタイトルが連続で潰れているせいで不信感が強くなるのも当たり前なんだけどね。
広告だけ見る分には王道のダークファンタジーというか、暗い世界観を描けていると思うんだけども、肝心の本編が盛り上がらないことには広告も盛り上がりませんぞ。メメントモリみたいな雰囲気をぶっ壊す広告さえやらなければイケそうな感じがするんだけど、こればっかりは本編をやっている人間が気に入らないとうまく行きませんからね。う~ん。
このカルーセル広告は画像それぞれにカップリングを掲載しているので、ゲーム本編の盛り上がり方がしっかりしていたら話が変わっていたんじゃないかなと思うともったいない。
広告はマジで良いんだけどな……
・鋼の錬金術師MOBILE
ハガレンの広告も結構見る気がするけども、これもまたスクエニのゲームなんだよなあ、と思うと広告を見る機会ももう少ないのかもしれないと思っちゃうよ。
これだけ凝った映像が作れるのに肝心のゲームがつまらなくなってしまうのは、もう悪評のせいなのかソシャゲの限界なのか分かりません。
・モンスターストライク タワーオブスカイ
1月から多数登場しているモンスト系列のゲームの新作。石を積み上げるパズルゲームっぽいです。
パズルが崩落するたびに塔の実写崩落シーンが出てくるのはちょっと面白い。この辺のセンスは突然実写男性が出てくる海外のmeme引用広告の雰囲気を感じます。
具体的なシステムを紹介した広告はこれ。
「積む」という所に着目したゲームは案外ないかも。大概のパズルゲームは消すために積むので、高く積むのがメインの目的なのはちょっと新しい気がします。
問題はこれがどこまでウケるかなんですけど、その辺は広告だけじゃどうしようもないですね。
・ミステリーレコード
ミステリーレコードなるクイズゲーム。これまた見覚えのあるドラゴンがいると思ったら、やっぱりモンスターストライクの系列じゃないの。
モンスト系列のゲームはいくつあるんだろうね。自分が知らないだけで実は大量のモンスト派生形のゲームが生まれては消えて行っている可能性があるよ。
・Final Fantasy15 War of Eos
天下のFFにしては胡散臭いCMだ、パクリゲームか? と思ったら、なんと割と前からあるFFのソシャゲらしい。Youtube広告には疎くて、申し訳ありません。
有識者の解説曰く、FF15本編の展開が終わった後も外注のこのソシャゲだけ生き残ってしまったんですって。いろいろあるもんだ。
それにしてもFFらしからぬ安っぽさというか、胡散臭さがあるのは何なんでしょうね。画面のレイアウトが放置ゲームでよくある形式になっただけで、ここまで見るのがしんどいものになるとは……
・GUNDAM EVOLUTION
ガンエボの広告なんだけど、これはキャラチョイスがまず面白いよね、という所は見ておくべきでしょう。人気どころのエクシア、ニューガン、ユニコーン辺りは広告としてわかるけど、ここにハイペリオンが並んでくるのはガンエボくらいのもんです。
最近出た新キャラもガンダムヘビーアームズ改らしいし、キャラチョイスが一々シブい。その影響で広告までほかのガンダムゲームとは一味違う所を見せている。
・ライザのアトリエ3
ライザがオタクに大人気なのは知ってたけど3作目まで出てたんですね。
世間では太腿の太さばかりが取りざたされるが、ゲームとしても普通に面白そうだから困る。アトリエシリーズを昔からやっていたら自分も触っていたのかもしれないなあ。
・クレイヴ・サーガ 神絆の導師
「男たちの絆が紡ぐ新たなる英雄譚」ことクレイヴ・サーガというゲームの広告が初登場。ゲイ向けのR18ブラウザゲームってありそうでなかった方針じゃないですか。
こういう形の男性愛を主軸にしたゲームが登場して、さらに堂々とYoutube上で広告が出来ているのは時代を感じます。このジャンルのゲーム自体は過去にもあるだろうけど、Youtubeなど他メディアで広告出来た例は少ないと思われる。
こういう広告が流れても素直に「いろんなゲームもあるもんだ」と思うのが多様性だろう。過去に無いアイデアとして需要もありそうだし、今後も見る機会はあるはずです。
色々調べてたらインタビュー動画もあったので、気になる方はこちらもチェック。
ゲーム内容は割とシンプルな物みたい。まあ目当てはスケベシーンだろうしな……
・Ewa Learn Language
英語を対訳しながら学べるらしいアプリの広告。まあ効果はありそうに見えるが、この広告だけだと英単語をメインに学ぶように見えるんだよなあ。
別にそれはそれで面白いとは思うけど、日本人がひっかかるのは文法じゃねえかなと思う節もあります。
実際の映画やらドラマから持ってきたらしい映像から言い回しを学ぶ広告。
手法としては良いと思うんだけど、これらの映像を広告に使用する許可とかは取ってらっしゃる?
・Appqueen編集部
普段自分は広告の直リンクだけ探しているんだけど、一時期エバーテイルの新作を探すべくyoutube Shortを探し回っていた時期の副産物です。
ゲーム好きあるある3選と言ってあまりにも薄い内容のゲームあるあるを喋っているのが印象的。こんなん1000回は擦られたあるあるじゃないの。
ちなみにAppQueenというサイトは本当にあるんだけど、「おすすめアプリ20選!」みたいな薄い記事だらけです。GMOグループのメンバーらしいので、気になった方は見ても良いんじゃないですか。
・麻雀格闘俱楽部SP
アーケード麻雀ゲームの王道、麻雀格闘倶楽部がスマホで登場。別にこのゲーム自体は昔からあっただろうけど、広告をやっているのは初めて見ますね。
内容は普通の広告です。美人ではなく普通のおじさんを出しているのが特徴である。
アーケードの麻雀ゲームと言えばMJも忘れてはいけません。MJもコラボを開催していることを告知中です。
逆に言えば麻雀ゲームの広告ってコラボとプレイ人口とキャラ以外何を言えば良いんだろう。こういうゲームの場合とにかく人口がいます、というのが直接的な価値になるように思うが。
・ダイの大冒険 クロスブレイド
ダイの大冒険のアミューズメント施設向けカードゲームの紹介。ドラゴンクエストモンスターバトルロードの後継機ですね。
Youtubeの動画で下のボタンをタップとかやっていると「大丈夫? 簡単なアンケートとか出てこない?」と思ってしまうが、それは完全にジョモタンら脱毛クリームの広告の悪名です。まさかタカラトミーアーツはそんな事しないでしょう。
ちなみに動画概要文には「映像チェック用限定公開」の文字があるけど大丈夫? 普通に広告枠に出てたぞ?
・コリラックマのねじ巻きレンジャー
カワイイイラストからの「タワーディフェンス」。ゆるキャラなのに硬派なジャンルを選んで……
逆にタワーディフェンスゲーム特有の世界観が暗い感じとかが苦手な人にとってはリラックマが福音になるかもしれない。かわいいってのは強いよ。
・東京リベンジャーズ ぱずりべ
初っ端マイキー構文から入る印象的なスタートが見どころ。これ以外にも「日和ってるヤツいるぅ!? いねーよなぁ!」というセリフが連呼されるので、擦り得ワードを全力で擦っている感じがあります。
流行語なんてナンボ言っても良いですからね。流行語を言うのに日和ってるヤツいるぅ!?
着せ替えを楽しむ映像。
こういうソシャゲは着せ替え見たさにガチャ回させるのが常套手段だからしょうがないね。
・逆転オセロニア
逆転オセロニアにも東京リベンジャーズが登場。
ふと思ったけど、コラボする先のゲームもずいぶん候補が少ないもんだよね。人気の漫画は引っ張りだこだけどそれ以外の漫画は全然引く手が来ないみたいな、そういう厳しさを感じる。
でも昔からそんなもんかなと思います。同じような広告を見ているからそう思うだけです。
・バキ KING OF SOULS
バキのソシャゲは10000闘石をもらえるというキャンペーンを実施。その10000闘石で何ができるかは分からない、いつものやつです。
ゲーム画面は見せないでアニメの映像を切り抜いているあたり、なるべく見栄えのする映像で固めようという意思を感じます。ちょっと凝っているポイントとしては映像の始めと終わりを同じ画像にすることで違和感なく映像がループするように仕上がっているが、見どころはそれくらいか。
ゲーム画面が映っている広告はこれ。
ドリアンとスペックを出してくるのは、まだその辺りのキャラしか出てきていないせいなのか。ビスケットオリバとか欲しいよ。
・ブルーロック
シンプルにキャラを紹介するタイプの広告。
あまりにもシンプルなので特筆すべき点はないが、特別悪い所もないです。本来の広告はこんなものでしょう。
サポートカードガチャを紹介しているのがこれ。
それにしてもウマ娘2周年付近のタイミングでブルーロックが出たのはいろいろと準備があったというか、ウマ娘のシステムが噛み合うアニメを狙っていたんじゃねえかと思わざるを得ません。
ブルーロックは急にガチャ要素をガンガン出してきたのはどういうことなんでしょうね。
別に1000連ガチャみたいなガチャバトルを挑んでいるわけでも無い。単にキャラを紹介しようと思ったらこういうガチャを意識した広告の方が都合が良いって話なんでしょうね。
・Vジャンプ編集部
ドラゴンボール超シリーズの告知……らしいが、もう何が何だかよくわかりません。最初のドラゴンボールシリーズとは随分遠い所まで来てしまった。
ドクターヘドって誰だろうと思ったら、なんとドクターゲロの孫なんですって。あのゲロにも孫がいるって話自体初耳だし、それがイケるならもういつまでも新シリーズが出せるじゃねえかって話になってくるよねえ。
悟天主人公がきつくなってきたら悟飯の息子とか出せばまだまだ続けられるんだろうし、それこそドラゴンボールに願ったんじゃないかというくらいに延々と横展開出来るんだろうなと思います。その気になれば不老不死のコンテンツになりそうだが、果たしてどこまでドラゴンボールは続くのでしょうか。もう皆が摩訶不思議アドベンチャーを知らなくなっても続いてそうでこわいよ。
ナルトも次世代のBORUTOだの、サスケ側の外伝だのがVジャンプで描かれている。既存の人気作の続編っていっぱいあるんだなあ……
BORUTOの噂は聞いたことがあったけどサスケ列伝は初耳でした。大人気作品は完結後も延々話を続けなくちゃならんのは大変だね。好きなら良いけど、作者自身が嫌いになっていたら半ば呪いみたいになってきてしまう。
・カウンターサイド
カウンターサイドはホロライブとコラボ。今回コラボしたのはholomythというグループらしく、神話をモチーフとした人たちなんですって。がうるぐらくらいは知ってたけど、彼女って地上へやってきたアトランティス一族の末裔だという事は初めて知りました。Vtuberの設定を全然知らない男で、すみません。
カウンターサイドというゲームも随分前のゲームだった記憶があるが、このゲームも2021年リリースのゲームなんですって。どおりでふわっと名前は聞いた事があるけど広告は見た記憶が薄いくらいのタイトルで……
何にせよオタク向けコラボとして、出し惜しみせずにホロライブ一派と組んだのは良いんじゃないですか。
・志摩スペイン村
志摩スペイン村は周央サンゴなるVtuberとコラボ。誰だこの配信者はと思って調べてみたら、登録者数45万人で志摩スペイン村のファンである配信者らしいです。
そういう熱狂的なファンであるインフルエンサーと施設がコラボして広告するのは自然な流れであるし、ファンも広告主もハッピーな例の広告だと思いました。
自分はこのくだりを知らずに見たので「ま~た何かどこの馬の骨とも知らねえVtuberが早口広告やってるよ」と最初は思ってしまったことを白状します。どんなに利害が一致していて良い広告であったとしても、大して関心が無い場合はそんなもんなんだなあと再認識する。
・ヤクルト
大人気配信者、壱百満天原サロメも広告に引っ張りだこだ。
人気配信者はとりあえず出しておけば話題性が獲得できる辺り、一昔前の芸能人くらいのパワーがあるのすごいよ。
内容としてはそんなに言う事が無い。形は違えど芸能人推しの広告とテイストは一緒なので、オタクが喜ぶか一般人が喜ぶかの違いしか無い。
・株式会社ノーリツ
お風呂を沸かすアプリの広告。ボタンを押すと「お風呂が沸きました」という音声を鳴らせる。
当然自宅ではそんな延々と風呂を沸いた時の声を聴くためにボタンを押せないので、そういう普段できない体験ができるプロモーションとして作ってあります。
Twitterでのシェアも前提になっている広告なので、ツイートだけでは真価がわかりづらいです。そこはしょうがないね。
・nosh
宅食のナッシュ、メニューを擬人化し始める。
シンプルな広告だけど結構良いんじゃないですか。日本人は擬人化が好きだし、キャラクターにして個性付けするのは有効な手段だと思います。
noshはコラボ無しでもこういう広告が出来るんだから中々やり手だよ。
・赤城乳業
解散してしまったピスタチオの伊地知を起用したピスタチオバターアイスの広告。この芸風も懐かしいよ。
なんだかんだ元気にこの人もやっているのを見て安心しました。ちなみに今も芸能界で頑張っているみたいです。
・あすけん
インフルエンサーを軸にしたダイエットアプリの広告。
中々便利そうではあるんだけど、実際他にもありそうっちゃありそうなアプリ。アプリの内容よりは、こういうインフルエンサーの強さを前面に押し出した広告だという所に着目したいですね。
最近のTwitter広告は変な広告率が減り、逆にこういうインフルエンサーを主軸にした人気者戦法が強くなりつつある。そもそも変な広告で悪評まみれのRTを受けるよりも、人気者に乗っかって拡散してもらった方が好印象をバラまける分良いんでしょうね。
でもこういう人気者戦法は無難な広告が多いから見ていてあんまり面白くねえとは思います。まあ普通は広告に面白さなんか求めねえし、ふわっとRTしてもらえるくらいの落としどころを狙った方が良いよ。
・トヨクモ
オシャレな画面レイアウトの広告。4枚のイラストで一枚の絵にする広告の発展形だけど、こういう見栄えするレイアウトの広告は特に遠慮なく秀逸だと言えます。
強いて残念な点を挙げるとnoteに転載した際にレイアウトがぶっ壊れてしまう点があるが、そんなのは推奨環境以外でツイートを見ているこっちが悪いので仕方がない。本家Twitterで見てください。
・僕のヒーローアカデミア
昔のTwitterでよく見たタイプの画像でも、改めてやられるとこれはこれで良いもんですね。現代において話題になるデザインは広告になるデザインです。
普通にいい広告。
・ヒューマントラスト
やだ……カッコいい……
内容としては「近道って、そんなに偉いか。」というメッセージを表示するだけの広告。概要文を見るともうちょっと詳しい内容が書かれているけど、突然これだけ広告が出てくるのでインパクトは絶大です。
概要文はこんな感じ。
この概要文があると「あぁ~……そういうメッセージね?」と分かった素振りができるけども、概要文抜きだとあまりのオシャレさに圧倒されるほかありません。
俺が好きな広告ってこういうもんだったかもしれねえ。SEOだのマーケティングだのというシャラクサイことを言わず、ただただ映像一本槍で勝負してくる。それでいて狙い過ぎにもなっていない絶妙なバランスを感じて自分は超気に入りました。傑作広告です。
だからと言って全広告がこれになるのもダメで、Hero Warsやよくわからん芸能人推しの6秒広告の中でこの映像が出てくるところに味があるんだよなあ、という所は付記しておきます。
・ピックアップ~2月の広告ニュースなど~
・AI音声によるフェイク広告が巧妙化
TiktokにてAI音声でHIKAKINがしゃべっているような体でやせ薬を紹介している広告が出たことが問題になったらしい。そういう問題広告はすぐ削除されるせいで中々見られないので、自分もチェックしきれませんよ。
と思っていたら、なんと公式から問題の広告を見せてくれました。さすがトップYoutuberだ!! Tiktokの自動音声機能を無断利用して、あたかもHIKAKIN本人が紹介しているような広告を作っていたらしい。
自分のチャンネルで実物提示教育を行い、やめてくださいと警告しているあたりがプロだと思いました。実際の映像を見せて、手口を推測して、そういうのやめろよって警告をしっかりやっていくのは大事ですよ。
それにしてもHIKAKIN自身魔剣伝説の案件をやったり、自ら広告パロディをやったりで広告ネタをしっかりやっているんだよな。
魔剣伝説の案件動画は見返しても割と面白いし、今後もHIKAKINの広告ネタを期待しております。
・Daman ka Creze | Sarthak Chaudhary-GOMUSICGO
Youtube広告で突然流れてくる海外の神曲シリーズです。
何言ってるのか分からないけど心地よい楽曲。歌なんて飾りなんだよなぁ……
・【漫画】その日に10万円稼げる副業
そもそもの話、ショート動画ばかりのこの時代に3分48秒もある長編ストーリー広告を出してくれた事に感謝したい。そして真剣に3分48秒広告を見ていた感想としては、「3分48秒ある広告って長いな……」という事です。
昔は5分40秒の広告も短いように思っていたのに、48秒のshort広告に慣れてからは4分の広告って長いよ。話の内容も死ぬほど薄っぺらく、「どんな状況でも諦めるのはまだ早い」という事を伝えたかったと言い始めた辺りで3分48秒変な映像見せられたなと思ってしまいました。
ただ冷静に見ると、そういう「諦めるのはまだ早いです!」という事しか言わないってのは本当に追い詰められている人からすると嬉しい所も少しあるのかなと思ってしまう。いきなり儲け話ばかりやられるとさすがに疑うけど、寄り添ってくれているような雰囲気がこういう甘い儲け話の入り口として最適なのかな、と思います。
とりあえずうまい話は全部ウソってワケ! 夫を亡くした富豪の未亡人などこの世にはいません。
・つみたて副業
初手タバコで火事になってしまい、保険の更新をしてなくて妻と子供に実家に戻られてしまう悲惨なスタート。でもこの事件の発端は主人公のタバコの不始末という自業自得感が強い原因であるお陰で、これまでの副業広告よりはライトな気持ちで見られるんじゃないですか。
夫が浮気してたとか、夫が死んだみたいな副業広告は内容が重いから見ていて気が滅入るんだよな。その点これは死者も出ていないおかげで内容もすんなりと入ってくるんじゃないの。ただでさえ短い広告の掴みで、わざわざ暗くなるような内容を出して来るのは結構不快度高めですからね。
内容はいつものLINEで副業みたいな広告。成功率93%で毎月50万円とか素晴らしい話を紹介している割に、画面右下にでっかく「効果、成果を保証をする物ではありません」と書いてあるのはおかしいよなぁ!
俺も対価や労働なく毎月50万円くれる親切な人はいつでも募集しております。
・REVERSE
REVERSEはこれまでの人形劇形式からスタイルを転換し、かわいい感じの女の子が登場する広告になった。こっちの方が見栄えは良いんじゃないですか。それにしても内容の胡散臭さは一切変わらないし、1日5分の投資で月30万円というお話も変わりません。
その日に10万稼げるにしろ50万稼げるにしろ、この辺の金額設定のラインは難しいところな気がしますね。100万円だとあまりにも嘘感がすごいけど、10万円ってのもケチでしょう。だから30万くらいが比較的乗っかりたくなるラインじゃないですか。50万円はさすがにさすがにって思います。
ま、どれにせよそんな5分で10万なんてウマい話はあり得ないでしょう。そろそろ「話題のAIチャットシステムを使った最新の副業システムです!」みたいな広告も出てきそうだけどどうなんだろうな。ちょっとだけそこは期待しているんだけど。
5分のロング尺茶番広告もあります。こっちは奥さん目線で、浮気をしていて怠け者の横暴な夫から副業という副収入を得て逃げ出すというストーリーです。
こういうのに共感する奥さんも結構いるんだろうなと思うと見ていてしんどいです。でも子供を育てなきゃいけないからイヤイヤ付き合わなくちゃ~みたいな話があるある広告になってるのどうかしてるぜ!
画面左下には「※成果を保証するものではございません」の一文を添えて失敗した場合の保険もバッチリ。いい加減にしなさい。
・Brightness
トレードの世界大会、ロビンスカップなる大会で首位独走中の日本人から投資の技術を学ぼう、という広告。
この広告はいくつかの具体的な話を繋いで話を作っているのがミソ。過去の優勝者であるアメリカの有名投資家ラリー・ウィリアムズが1万ドルの口座を111万ドルに増やして優勝したという伝説が実績のように語られているが、肝心要の日本人投資家がいくら儲かっているかは紹介していないし、具体的にいくら儲かるとも言っていない。
でもこの話の中で登場するロビンスカップは実在しているし、ロビンスカップで首位だったらしい日本人投資家のコウスケという人物もTwitterアカウントがある事は真実。肝心の投資法だけが分からないという広告なので、信じる人は信じるだろうなという印象です。巧妙に別の話を接ぎ合わせて一つのもっともらしい話を作り上げている職人肌な広告。
それで人生一発逆転じゃなくて手堅く副収入を得る方法です、という文句まで入っているので、他の副業広告ほどシンプルなウマい話に見えないのがまたコスいなあと思いました。「俺は詐欺広告に騙されねえぜ!」という人ほどコロッと行きそう。
・1いいねが1万円になる副業
この副業に至ってはいいねを1回タップするごとに1万円が稼げるというとんでもない副業。やってる事が5億年ボタンのショボい版じゃん。
もうこれに関しては理屈からして意味不明なので、AIに投資を任せるとかLINEで副業情報を聞くみたいな話がよっぽどリアリティがあるように感じてしまう。
ここまでの副業情報を全部やると理論上は毎日15分くらいの労働で95万円稼げる。さすがにそんな地獄みたいな発想であらゆる副業をやろうとする人は……いないと信じたいですね……
・キャッシング総合センター
Youtubeのキャッシング広告なんてワンパターンの極みなので今更何を書くかという話なのだが、この動画に関しては動画タイトル「ABテスト_エフェクトA」という所は注目しておくべきでしょう。
つまりABテスト_エフェクトBという動画がどこかで流れているはずであり、多分その二つの動画でどちらのエフェクトの方が効果的か検証しているんでしょう。キャッシング広告の主張はさておき、ちゃんとキャッシング広告側もトライ&エラーを重ねているんだなあと感動出来ます。
大体クレカの審査に落ち、他社で借りてて、リボ払いも溜まっているような人に貸すって事は……この辺にしておきましょうか。
・借金減額診断
中田敦彦のYoutube大学スタイルの広告第二弾。2022年11月バージョンは男が喋っていたのに、今回は女性が喋っているバージョンです。
内容は大して変わらないんだけど、女性になっている分絵面がちょっと変わっている。前のYoutube大学がウケたから味を占めた感じだ。
・ALPHAOS
超痩せてる女性が歩いている映像をバックにALPHAOSなるマッチングアプリを紹介するショート広告。
何を言いたいのか分からんけど、ショート動画の場合はこんなもんで良いのかもしれない。セクシーな女性を出して終わり。ショート広告は広告に見えないような内容が良いとは言うが、これで正解なのかはよく分かりません……
・精の命
精力剤の広告。こんな雑誌の裏にあったような広告がYoutubeまで!? と思うかもしれないが、動画リンクを保存できなかっただけで以前からあったよ。
出てくる男性が全員中年男性である時点で、まだまだプレイボーイでありたい男の願望を感じます。まあ元気が無いよりは良いのかなあ。セクハラも昔は「老いてなお盛ん」くらいの扱いだったのが、今じゃ逮捕だから中年男性にはつらい世の中なのかもしれません。
・メンズクリア
以前から脱毛器プレゼントだの体験料金の大幅値下げだのを敢行していたメンズクリアであるが、とうとうアマゾンギフト券30000円分がついてくるようになってしまった。980円で体験脱毛すると実質170000円儲かるような現代の錬金術なんだけど、いったいどういうカラクリなんだ……
多分通ってもらえるようになれば全部チャラになるくらい儲かるような内容になっているんだろうけど、こんな何でもかんでも配っていたら採算が取れるまでの時間も長くなってしまう。素人目にはハイリスクローリターンに見えてしまうのだけれども、わざわざ広告しているということはうまい具合に取り返す手段があるんだろうなあ。
・Xscan
在籍カードや保険証などをPDF化できるアプリらしい。……大丈夫ですか?
こんなどこの馬の骨とも分からないアプリでスキャンしていたらデータをどこかにパクられそうで不安だよ。
まあそれが不安だというならこういうアプリをそもそも使うなという話ですけどもね。
・タップル
タップルは相変わらずひろゆきの物まね芸人、しーしーしょうまを起用して広告している。
まあどこにいるか不安定なひろゆき本人よりも、ほぼ確実に国内にいる物まね芸人の方が何かと撮影はやりやすいだろうなと思ってしまいます。
短スパンカルーセル広告からのギャグ描写のキレもいつも通り。さすが。
このスタイルの漫画広告は完全にタップルの独壇場だと思います。
・Dine
アカウント名は「マッチングアプリ紹介切り抜き隊」だが、おそらくDineの手の者だと思われます。Tiktokの場合こういう風に一般人に擬態することによって企業の広告だと思われないことが結構大事なテーマになるので、その意識でアカウント名を調整していると思われる。まあ、Twitterの場合はそういう工夫より内容をどう捻るかの方が重要な気がするが。
ところでTwitterのオタク的に一番気になるのは、「何故この女性は顔面にポツポツと白い点をつけているのか?」という点だろう。正直自分もこれに関しては何が可愛いのかよく分からないんだけども、Tiktokのエフェクト「キラキラワン」のような白い点が多数つくような画面効果が存在することは知っています。これは俗にグリッターエフェクトと呼ばれ、Tiktok界隈では「盛れるエフェクト」として一定の人気があるんですって。
tiktokで広告を探している時にこのグリッターエフェクトが目に入ることは当然あるが、その可愛いとされる理由を理解するまでには至っていません。まだまだTiktok経験値が足りない人間の推測で申し訳ないが、おそらくメイクをしていなくても可愛く見える、それこそメイクの時間抜きで可愛さアピール出来ちゃうというタイパに優れたエフェクトとして人気を得ているんじゃないかと思います。
でも僕は正直オタクだからそもそも自撮りが無いTwitterの方が居心地が良いです……
・BIGO LIVE
現実の人物をアニメ風のイラストにできるのが特徴っぽいライブアプリの広告。いわゆる日本アニメではなく、ピクサー系の顔になるのがBIGOの特徴っぽい。
でもピクサー系の顔ってあの3Dの中だから良いのでは……? と思ってしまう所もあります。8等身の人間にデカい目はちょっと不釣り合いに見えるよ。
・Gravity
Gravityも例のインパクトある画像広告を再開し始めた。結局こういうインパクト重視の画像広告でウケるならそれで良いんだよなあ。
Twitterは毎日変なツイートばかり流れてくるので、やさしさを交換できるSNSの需要はデカそう。
しょうもない話だけ出来れば良いんだから政治だの意識高いカタカナだのを持ち込んでくるんじゃねえよ! という人々は多そう。逆に政治、ビジネス談議だけしてOKという地獄みたいなSNSとか登場しねえかなあ。でもそれがTwitterなのかな……
相変わらずいいイラストだと思いました。
中々味のある絵だが、味が濃すぎて拡散されづらいのかな。
・cluster
メタバースを意識したアプリらしい。
以前からこのSNSの広告自体は見かけていたけど、今回殊更に取り上げたのは最近メタバースという言葉をめっきり聞かなくなったよなあ、という所です。
対話型AI、イラストAIの方が今は流行りになってしまい、ネット上に仮想空間を作って交流しようという流行は一般人からは忘れられてしまったような気がしますね。
それでもVRでのチャットが好きな人はそちらで残るだろうし、案外注目されないでひっそりと続けていた方が面白いものが出来上がるかもしれない。改めてメタバースは熟成を待つ時期になったかと思いますね。
clusterはこういうサービスの割に一人で遊べるミニゲームを紹介しているのも見どころ。
とりあえずなんでも良いから人を増やしたいんだろうなあ。友達がいないからメタバースとか関係ないし~と思っている人間を呼び込もうという魂胆ではなかろうか。
・G123
ビビッドアーミーで悪名高いG123だが、いよいよそのイメージを払拭しようと大量の有名タイトルで攻勢を仕掛けてきた。ゴブリンスレイヤー、ウィクロス、クイーンズブレイド、百花繚乱など聞いたことのあるアニメタイトルのセンターを飾るビビッドアーミーの圧よ。
最近のバナー広告では異様にクイーンズブレイドが出てくる傾向があるけど、それもビビッドアーミーの枠が全部クイーンズブレイドになったと思えば納得ですね。
事前登録タイトルとして銀英伝、トランスフォーマー、宇宙戦艦ヤマトがいるんだからこの後のメンツもすごい。
これだけの素晴らしい役者がそろう中にビビッドアーミーがいるの本当に面白いな。
・下町ドリーム
広告マニアの中では次世代のおねがい社長と噂されるタイトル、下町ドリームが参戦。なお、ゲームを出しているのはおねがい社長とは関係のなさそうな会社です。
一枚絵広告なのは結構なんだけど、どこから生えているかわからない手がかき氷を持っていたり、ソシャゲの広告の割には熟女っぽいイラストを起用していたりと、他の広告よりも目立つような内容にすべく工夫したかったらしい画像に見える。
下町ドリームで話題になっていたのはこの広告。懐かしい車をメインにした広告です。
こういう懐かしい車を捩ったような広告はそりゃウケるよなというか、昔ながらの車ファンなら元ネタ全部言いたくなるような魅力があるんじゃないですか。この目の付け所は結構好きです。
「選択? 大人は選択などしない!」という海外らしい変なキャッチコピーも添えて、車ファン以外に訴求する文言も完璧。この広告は良かった。
レインボーギーニはさすがにランボルギーニだとわかるけど、それ以外の詳しい所は自信をもって元ネタを言えない。BMMはBMWで、マツバはマツダで良いんだよな?
こういう時にコメント欄を見てみると、ちゃんと車種を網羅しているオタクのコメントがあって助かります。車マニアだったらもっとこの広告を楽しめたと思うと勿体ない思いをしたな~と後悔しちゃうぜ!
下町ドリームはYoutubeショートでも広告をしていた。
横画面を無理やりショートで流しているので、特に最適化等はやっていない。それでもショートの方が効果があると見込んだんだろうなあ……
最初期のTwitter広告。「癒し系レトロシミュレーションゲーム」を名乗っておきながら広告は主人の浮気から始まるの、さすがに詐欺広告なのでは?
その後離婚してちゃんと成功しているっぽいのは良かったですね。どこぞのファミリーファームなら凍死オチだったよ。
実写広告。例の雑誌をくれ! と言われて売らなかったら道徳が上がり、美少女からの雑誌を買っていたら兄貴にカチコミされて経営失敗。じゃあヤンキーにエロ本売れって話かよ!
普通に警察呼んで終わりの話に見えるが、そんな事は無いらしい。このヤンキーは警察に強いパイプがあったりするんですか?
実写紹介広告もある。超面白いレトロゲームと言うけど、これは新作ゲームだよなあ。
「今ダウンロードしたら限定キャラ、サンドイッチマン、チアガール、スーパーモデル、三輪トラックもゲットできるんだって!」とか言ってるんだから面白い。その限定キャラに脈絡はあるんか。
・商人放浪記
なんと2年ぶりの登場となる商人放浪記だが、スタイルはそう変わっていない。というか、おねがい社長フォロワー的な欲をかいたやつが破滅する内容の広告なんだよね。隠し10連ガチャなんかもやりません。
ちなみにこの広告だが、なんと先述の下町ドリームの公式アカウントから投稿されている。同じ会社が運営していても俺は良いけど、その辺の使い分けはもうちょっときちんとやりましょうよ!
ちょっとした不思議ポイントとしては商人放浪記を運営しているのがTOP INCREASE GLOBAL LTDで、下町ドリームを運営しているのがG-CON NETWORKと会社が違う点が挙げられる。コメントでは37GAMESが運営しているという返信も来ていたので、もうどこが元凶なのかわかりません。
・猫とスープ
いつもの猫が出てくる癒し系広告。
毒にも薬にもならない勢の先祖として頑張ってほしいです。
毒にも薬にもならない系と見せかけて、キャットタワーと変な強調の仕方をしているせいで毒になっているパターン。
でも誤字脱字無しで違和感のない広告をやるって結構難しいんだよなあ。日本の広告でも誤字脱字をあえてやる手法もあるし、話題性とストレスは紙一重であると思う。
・Top Eleven
ワールドカップからしばらく経ったタイミングでサッカーゲーム、Top Elevenが登場。ブルーロックのゲームが登場したけど、結局漫画原作よりこういうリアル寄りのゲームの方が好きな人はそれなりにいそう。
それにしてもなんで外国のスポーツはコーチや監督がやたらキレ散らかすんだろうな。こういうのも視聴者を楽しませるパフォーマンスの一環なのか、シンプルにストレスを発散するうえで物に当たったりキレたりする方が早いのか……
選手交代が功を奏して優勝する広告。
実際ペナルティキックでどっちに蹴るかってわざわざ監督が指示するもんなんですか? 野球は監督の指示があるけど、サッカーの場合監督の指示を汲み取り続けるのは難しそうに見える。
何となくうまく行かなかったのでフランスの選手と契約したら一旦はランキングが上がるものの、何故かFC Redsのランクが上がってきて首位陥落し怒り出す広告。
何で突然FC Redsが上手くいったかはよく分かりません。外部から優秀な選手を取ってくるだけがマネジメントじゃないとでも言いたいのだろうか。
・パズル&サバイバル
飲酒運転を検挙しに来た警察に対して突然「私には建築速度+100%のスカーレットがいる!」って言い始める女性、普通に危ない薬をやってらっしゃるよ。
それでそう言われたら言われたで警察側も「こっちはスカーレットだけじゃなくSSヒーローのオーストンやアマンダがいる!」って言い返せるのもすごい。やっぱり警察たる者、多少戦力が無いと仕事が出来ないんだなあ。
この世紀末の世界で100日以上生存している奴はやる事が違う。その後に喋っている「最初は刑務所に閉じ込められた星5英雄アマンダを救い出す」というワードも嘘くさくて良いですね。
車がぶつかりそうになった時に戦力で喧嘩を始めるのは完全に広告の乗りです。地下駐車場の真ん中で戦力やバフの自慢をしている暇があったらまずは車を邪魔にならない位置に寄せんかい!
こういう広告の時に限ってすべての問題に正解しているのも突っ込みどころの一つ。普段しょうもない失敗ばっかりしてる癖によ~
「あなたがサーバー1位のRoger777!?」って驚いてるけどランキングにはまさき777って書いてあるのは何なんだよ。ロジャーって言うよりもまさきって書いた方が顧客に訴求できると思ったのか?
パズル&サバイバルは上手く奇襲戦略を使えば強者になれるらしいが、それって別のゲームなんじゃねえかなと思わざるを得ません。面白そうなストラテジーゲームの画面は延々出て来るけど、パズル要素はちょびっとしか出てこない。
そう考えるとこれまた詐欺広告のレッテルを張られてしまうんだろうけど、さすがにこれは詐欺と言われてもしょうがないな。最近はTwitter広告の締め付けも激しそうだから、こういう盛ってる広告はYoutube側に移動してきている気がします。
全サーバー1位になれば月給100万の仕事も貰える。実際それくらいゲームをやり込める人って割合優秀である可能性は高そうだよね。問題はその全サーバー1位の価値がeスポーツタイトル並なのか、はたまた魔剣伝説の広告並みに安売りされている全サーバー1位なのかというところだと思いますけど。
広告内容としてはたった5日で戦力2000万、どんなゾンビも楽々つぶせるというもの。そんな簡単な全サーバー1位でもとりあえず取っておけば箔がつくみたいなところはあるのだろうか。
地味に字幕が全体的にガバガバなのも見どころ。1000万だのオーストンだの……
ケツでフラフープを回す天才美女。
それ以降の映像は全部一緒です。
ファミリーファームの冒険みたいな広告。パズルに失敗するまでは板切れ一枚突破しないで待っていてくれるゾンビのやさしさが沁みるね。
そういえばファミリーファームの冒険って広告もずいぶん見なくなったもんです。あの失敗系広告はそんなに好きじゃないので見なくなってもそんなに困らないが……
お前も「パズルゲームの広告にうんざりしていませんか?」って言うのか。パズサバはEVONYとかと違って実際のゲームと違う筆頭みたいな広告じゃないの。
実在する広告を上手く切り貼りして成功広告に見せたり、失敗広告だけにしたりしている辺り偏向報道を感じます。ずっと広告を見ている人間ならこれ全部ウソだってすぐに分かっちまうよ……
「しかし、このゲーム『だけは』違います」とまるで他のゲーム広告は全部ウソだけどパズサバだけは全部本当みたいな言い方をしているのも狡猾。他を下げるな!!
パズサバの春らしい広告。日本風の街を歩いているせいか、このモヒカンもちょいちょい日本語を喋ります。
それでもパズルをミスるのは一緒。「俺、死にたくねえよ……」という悲壮感溢れる最後の言葉と、あまりにも簡単なパズルをまじめに間違えている間抜けぶりに涙が止まりません。
・State of Survival
ステサバのインタビュー風広告。777連ガチャや美少女、ギフトコードなど欲しい広告要素は全部詰め込んだような映像だ。
ちょいちょい日本語が怪しかったり、「スカーレット」さんと「Scarlet」さんが別人として登場したりと突っ込みどころがきちんとあります。よく見たらガチャの演出もハースストーンのガチャ演出をパクっているくさいし、そういう著作権破壊ノルマまで達成していく強欲さは本当にすごいね。
最後の男性が言う「ガチャを引きすぎて手がまだつってる!」はそこそこの名言。777連ガチャ程度で指がつってるようでは、1000連ガチャを引いたときに指が疲労骨折しちまうぞ。
コインを集めて基地をデカくする広告。
基地を育てる広告の元祖ではあるけど、もうちょっとカジュアルゲーム的なノリで基地を育てるようになりましたね。
その辺の表現の変化は見どころ。そもそもステサバの広告自体最近見かけなかったけど……
・Age of Z
Age of ZもYoutubeを主戦場とするタイトルなので、アプデ前は随分探しづらかったですね。最近は本当に広告が探しやすくなって何より。
それで見つける広告と言えばFPS風の映像から始まってトップウォーで終わる広告よ。トップウォーは対人戦的な要素が見どころだったが、こっちはゾンビとの闘いなのでCPU戦をひたすら回すような雰囲気があります。どっちにせよ確かなのは、こんなゲームは出来ないという事です。
ところでAge of Originsとタイトルをちょっと変えたのは何か意図があるんですかね。Age of Z Originsが正式タイトルなのでZだけ抜いた題名になっているんだけども、Age of Zと言うと最初から嘘広告だと思われちゃうから避けたいみたいな理由なのかな。
3Dグラフィックで描かれるヴァンパイアサバイバーみたいな広告。実際に出来たら楽しそうだけど、これだけ大量のキャラをグイグイ3Dで動かすのは難しいんだろうなと思います。
むしろ元ネタはドット絵だからこそワラワラと敵を登場させられていたんだろうなという感想もある。
そもそも数が増えるゲートをくぐるまでに銃撃戦をやらなくちゃいけないパターンってけっこう珍しいなと思いました。
何にせよ最後はボスに破壊されて終わりなんだけど、数が増えるゲート広告特有の味方がインフレし過ぎて後半どうしよう問題を解決する方法として銃撃戦をやらせてゲート自体を減らすのは結構スマートに見えるよね。
これなら自分から数が減るゲートをくぐりに行く間抜けな主人公も出さなくて済むって話。結構好きなアイデアです。
数が増えるゲートくぐり広告のアイデアはこれまでも擦られてきたアイデアだけども、キャラの数ではなく時代の今昔で強化、弱体化が決まるのは中々クールなアイデアだと思いました。16体兵士がいる状態で×3のゲートとか絶対通らねえだろって見る前からバレちゃうからな。
装備が変わるようなゲートくぐり広告もあるけど、目新しさと絵面のインパクトという面で言えばこれがかなりアツい。もちろんMMOの場合は装備が変わるゲートくぐり広告でも良いと思うので、ゲートをくぐると何が起きるかでまだまだ研究の余地があるテーマだと言えます。
さいころを射出してゾンビを撃退する広告。
内容は面白そうなんだけど、いかんせんゾンビが多すぎる。こんな物量じゃ何やってもFAILになっちゃうよ~
・Rise of Kingdom
タワーディフェンスゲーム的な内容の広告。
これはこれで面白そうだけど、確かライズオブキングダムってそういうのじゃないっすよね?
戦力200万のクレオパトラがダンスで刺殺をまぬがれる。素晴らしいリズム感だ……
エジプトは初期で強くて、弓兵も強いんだってさ。ふわっとゲーム内容を教えてくれるのはまあ良いんだけど、この摑みに対して紹介内容はなんかボヤっとしている感じがあります。
戦力100万だと飛行機にすら乗れない過酷な広告世界を描いている。逆に言えば戦力さえ高ければファーストクラスどころか個人ジェットだって乗り放題なんじゃねえか。プロゲーマーの立場が総理大臣みたいになった世界だ……
広告はバイキングという兵種の話。最初の茶番パートが終わった後はフーンって感じのオチになってしまうところまで一緒。
戦力1000万以下の人間は予約できない席。ずっとこの戦力至上主義の社会を見ていると、どんなに金を持っているビルゲイツだろうと金にものを言わせて予約できないあたり面白いシステムだなあと思いました。まあビルゲイツだったら戦力社会になったとしても戦力5無量大数くらいまで行きそう。
告知している内容はエジプトで攻略した戦力8000万の女性が見どころ。結構ちゃんと攻略してるっぽいあたりで課金ゲーじゃないよ、というところを主張したいように見えます。
・プロジェクト・メイクオーバー
汚いシャイニングニキことプロジェクトメイクオーバーも久々の登場。出だしから親友が医者の旦那に屁をぶっかけるプレイをしている時点でマニアックすぎるよ。
意味もなく丸刈りする失敗をしているのもいつも通り。もうちょっと考えてくれ!
体から泥があふれ出てくる能力者の広告。シャワーで流せるようだが、こういう体質だといったんシャワーで流しても次から次へと泥が出てきそう。
そのあとの変身パートも眉毛を片方だけそぎ落とす、ピエロみたいな服を着せる、髪の毛はよく分からん角みたいなポニーテールにするとセンスが最悪である。むしろここまで外したセンスの物を作れるのもすごいよ。
・きらめきパラダイス
シャイニングニキ二世こときらめきパラダイスも相変わらず部屋を作る広告をやっている。まあ部屋作りもできるのがきらパラの特徴ですからね。
最初の茶番パートに声が入っていないのが気になるかもしれないが、ここで変に合成音声を入れてイメージを壊すよりは無言の方が良いという判断かも。
・ポンボール
2021年11月に初登場し、あまりにもセンスの無い失敗広告をやっていたポンボールが1年ぶりの復活。どこからどう見ても×5だけのゲートしかない真ん中ルートよりも左側の×10、×140ゲートがあるルートを選ぶだろ!
第一問目では計算が出来るのに最終問題になって計算が出来なくなるのはあまりにも不自然。140倍もするとフリーズしそうだからって遠慮してらっしゃる?
・Hero Wars
Hero Warsは相変わらず豪華三本立て形式。
1個目はモンスターに襲われる姫を助けるべく、カードを選んでジョブを決めよう的な広告。この主人公らしからぬ隠密行動や剣を扱うスタイリッシュアクションを決めるが、結局調子に乗って死ぬのは一緒。なんやねんお前!
2本目は過去の使い回しで、3本目は自分は初見。なんとこの広告では戦力5の主人公が戦力7の敵にステルスキルを決めているので、Hero Wars世界にも隠密ボーナス的な物が存在する可能性が浮上した。どういう理屈だかは知らないけど、戦力が上の場合でも工夫次第で倒せるという事は覚えておくと他の広告ウォッチャーに差をつけられる要素じゃないですか。
ただし3本目の広告はそれ以降も彼の頭の上についた戦力は5のままなので、数字を変更するのがダルかっただけ説もあります。そこの数字を変えるのがHero Warsの面白い所の一つだったじゃん!
9999のドラゴンの胃の中にいるモンスターも150のミミックって、ちょっと体内のレベルが低いんじゃないか? 食い物なんか腹に入っちまえば何でも一緒って事?
その後のタワー育成、戦力30000のゼウスと戦う広告、箱状の空間で戦う広告は全部一緒。最初だけ他の映像と違った物を用意しようってやり方はおねがい社長スタイルですね。
戦力6457832のサイクロプスに突き落とされ、戦力906090の女神にビームを撃たれ、戦力9999の雷霆に打たれ、戦力999のドラゴンに骨にされてしまう。
この骨の主人公は普段とは違ったテイストでちょっと面白いですね。結局最後は死ぬけど。
・荒野行動
2月の荒野行動はKOF98とコラボ。オロチのアバターを出すのは分かってるというか、いまだにカッコいいキャラをしっかり選んでくる辺りセンスありますよ。無に帰ろう……
馬男を主役にした電車アクション広告。
こういう電車内でやるガンアクションってタイムクライシス2の2面を思い出すんだよなあ。
荒野行動なのにレースみたいなことをしている。
思えば荒野行動でランボルギーニとかとコラボしていた時点で、エースレーサーで実在の車を出したレースゲームを作ってくれという打診があった可能性は高そうだよね。
そう考えると荒野行動のコラボラッシュで外部と多数のつながりを持っていたのは荒野行動以外にも大きな意味を持っていたのかもしれない、と思います。NetEase、恐ろしい子!
2月になってからというもの露骨に車が登場する広告が増えている気がするので、やっぱりエースレーサーのリリースが近い影響は少なからずあるんじゃないかと思います。
何ならTPS要素を紹介する広告の方が少ない気が?
・モリノファンタジー
嫁方のお父さんにあいさつしに行ったらモリノファンタジーで俺を超えてみろと父親が言うので、魔竜騎士で全サーバー1位になって超えていく広告。縁談ってそんな方法で決まっていいものなのか……
相変わらず画面下では無料200連ガチャ開催記念キャンペーンなるものを紹介しているが、さすがにガチャ数でインフレに置いて行かれている感があります。最近じゃ700くらいは超えてこないと「ふ~ん、まだそこ?」って言われちまうよ。
二年前はまさか200連ガチャで少ない方になるとは思っていなかったなあ……
一定以上戦力が無いと通してくれないというので軽くレベリングして戦力5000万になる広告。よくあるやつだね。
やっぱり強くなる手段にレベリングをするのはMMOらしいですね。ライズオブキングダムは戦略が必要になるじゃん。
戦力20万のやつにはゴミ拾いのボランティアしかさせてもらえない。厳しい世界だ……
そのゴミ拾いですらなんだかんだ魔竜騎士になれているんだから優しい世界だと思います。ダーク魔法攻撃とかいう安直な名前も好き。
酒場のID確認って顔認証でやってるんだ。
それで顔認証が出来ないんだけど、という流れから形態変化が出来る魔竜騎士の告知、そして全サーバー1位につなげるのは普段だと見かけないオシャレな流れだと思います。
ちなみにモリノファンタジーはミニゲーム実況広告をリリースしている。
これ、なんとゲーム内で実際に遊べるミニゲームになっております。この辺の遊べないとみせかけて実際に遊べるミニゲーム広告を取り入れるレスポンスの速さはさすがと言ったところ。実際に遊べるからといって微塵も面白くなさそうな辺りも楽しいです。
乗り物のスキンらしい広告。
もうちょっと世界観にあった物を最初は出した方が良いんじゃないすかね……
実況者シリーズもたくさん出しているもんだ。
エルフっぽいコスプレの人を登場させているのは意外と珍しいかも。こういう実況広告って私服のパターンの方が多い気がするんだよね。
どこかで見たことあるけど誰だっけ……と思っていたら、gamewithのしろという実況者でした。以前もモリノファンタジーの案件をやっていたなあと思うんだけど、案の定です。けど名前は忘れちゃうのよ。
この人はモンストで有名らしく、モンスト動画だと安定して再生数が10万以上行っているのにモリノファンタジーや暁の天刃録だと再生数が1万くらいしか無いんだよな。そりゃそうだというか、逆にモンストの再生数をモリノファンタジーが抜き始めたら一大事だ。小中学生がモリノファンタジーの広告で大盛り上がりしている時代、普通にイヤでしょ。
内容はいつもの案件切り抜き広告なのでそんなに言う事が無い。
・ザ・アンツ
アンツは突然アリを擬人化した広告をgamewithに依頼。アリを活用した広告ならいくらでも作れそうなものだが、何故アンツはgamewithに広告を委託したのか?
おそらくアンツ単体だと擬人化抜きでいくらでもアリ広告を作れてしまうので、こういうアリを美少女化してナントカ~みたいな初心者向け広告は逆に作れなくなっちゃったんじゃないかと推測しています。
硬派なアリ広告だけでなく、一応擬人化も試してみようというチャレンジ精神はさすがといったところ。
アンツはなんとアリの実写広告をリリース。これはマジで良いアイデアじゃないですか。
芸能人とコラボするとコラボ先の芸能人が文春砲を食らった時がこわいが、アリならスキャンダルはあり得ませんからね。しかもギャラを払わなくていいし、その辺で捕まえてくればいくらでも替えが効く。なんて合理的な実写広告だろうか!
強いて難点を挙げるなら冬頃は役者を捕まえづらい所があるが、そのタイミングではいつものCGアリを使えばOKなので隙が無い。AIモデルはスキャンダルが無いから使い勝手が良いとか言ってる業界人、もうアンツはその領域の先を行ってるぜ。
雪の降る洞窟の中で女王アリが寒さに凍えるさま、絶対に現実じゃ見られないよ。木の板でちょっと穴を塞いだからって、こんなくそ寒いところではアリも生存不可能だと思うんですけども。
アリを生んでも結局水に押し流されて終わってしまうあたり、結構悲惨なオチです。
ただアンツのチャレンジとして面白いのが、途中まで全く同じ映像を使っているのにオチだけ違う映像をリリースしているところ。
これによって一回広告を通しで見て、「ああ、失敗広告ね……」と思っていたら突然成功し始めて度肝を抜かれます。広告マニアほどびっくりする通好みの内容です。
真面目な話をすると成功パターンと失敗パターンでどちらが見られるかを確認しているのかなあ、と思います。ぶっちゃけどっちでも大差ないと思うよ。
喧嘩でちぎれたトカゲのしっぽを食わせてより強いアリを育成する広告。でもその強いアリもトカゲに食われてしまい、自業自得って感じのオチに収まっています。
トカゲのしっぽを食べたアリの割に、アリにトカゲ要素が全然ないのはどういうことなんだ。普段のアンツならこういう時トカゲとアリが合体したようなキャラを出してただろ!
だからと言って実際に蛇のしっぽを持つアリを出されても普通にキモイから勘弁してほしいなと思ってしまった。
蛇ってしっぽから毒を出すもんでもなさそうなのに、しっぽを振り上げて攻撃しているのが印象に残る。そのしっぽを上げる行動の意味は一体?
砂漠地帯でサソリのアリを生み出して無双する広告。アリ同士を合体させる描写はトップウォーリスペクトかな?
アンツは失敗広告と成功広告のバランスが良いので、見ていて飽きないのが良いですね。絶対失敗するでも絶対成功するでもつまらない。バランスよく失敗も成功もあるから面白いんだよなあ……
アンツらしく狡猾な漁夫の利を狙って成功するクレバーな広告。アリは実際にこんな賢くないと思うんだけど、これはこれでアリ界隈のなろう系広告って感じで面白いですね。
獲物を持ちつつトカゲからの撤退戦を演じ、見事トカゲに逆襲するがアリクイに狩られてしまう広告。
そういえばアリの広告なのにアリクイがこれまで出てきていなかったのは盲点だったね。アリクイはあまりにもアリ特攻が過ぎるから出さないようにしていたのだろうか。
しれっとアリクイとアリに対しての縮尺がおかしいのも見どころ。最後のシーンの木とアリクイを比較してみるとその異常さがわかりますよ。
・放置少女
放置少女はYoutubeショートで広告をリリース。
もともと放置少女自体キャンペーンが無いときはYoutube広告だけで、芸能人とコラボしているタイミングだけTwitterに浮上してくるようなサイクルを作っていたけども、その生息域がショート動画に変わったんでしょうね。
Z世代はタイパが良いショート動画やTiktokを好むらしいが、正直その辺の動画サイトのどこがタイパが良いのかよくわからないんだよな。そもそも動画サイトで動画を見ている時点でタイムパフォーマンスとしては最悪なのでは? という疑問がどうしても頭を離れません。
まあショート動画でタイパが良いと思っているならそうなんだろうし、広告を出す側も主戦場を変えるってもんです。Twitter広告がオワコンと言われてしまう日も近いような気がしますよ。
・おねがい社長
おねがい社長、Tiktokに進出。
めちゃくちゃ短い広告だし普段のキレのある漫才は欠片も見当たらないが、とりあえずTwitterから脱出を図っているように見えます。
おねがい社長はTwitter特有の雰囲気ゆえに流行っていた感があるので、Tiktokという異国の地で流行るのかは疑問です。まあきっと、彼ならうまくやってくれるでしょう。
助けた女性をカスタマイズする広告。
胸がデカくてケツがデカい、けど太ももは細い女性が社長は好きなんだって。日本のオタクはここで太腿までデカくし始めるよ。
・今月の準MVP
・名将の復讐
名将の復讐はやっぱり1000連ガチャという大台に乗せてきたことが一番の特徴だと言えます。
もちろん三国ドライブは3594連ガチャというより多くのガチャ数勝負を仕掛けているけども、三国ドライブよりも名将の復讐の方が初動で大量の豪華景品を配るという方針で一貫している分告知としてはインパクトが強いと思うんだよな。これに乗っかるように3月にはダークテイルズが1001連ガチャをやっているわけだから、もう今年以降は無料200連ガチャは「甘え」と言われる広告新時代がやってくるかもしれません。
AIはガチャ数を盛れないが、人間は無限にガチャを盛ることが出来る。インパクト勝負に賭けた名将の復讐は本当に好きです。
・ヒューマントラスト
ヒューマントラストはここ最近の広告では珍しい、ただただカッコいい広告です。それでいて他の妙にメッセージ性が強すぎてくどく感じるような広告と違い、ストレートなメッセージで勝負する武士の広告だと思いました。
そう連打されてもインパクトが薄れるので、また1年後くらいに新作が欲しい広告だと思いました。まーじでカッコいい。単純に見えて簡単に真似できない個性がある広告です。
・ザ・アンツ
アンツも工夫が多いというか、アリが主役であるという強みを十二分に生かしまくる戦法がはまっていると思います。
2月のアリの実写広告というアイデアの時点でさすがに発想では群を抜いているし、何なら旧広告三英傑よりアイデアの発想力は凄いんじゃないの、と思います。
毎月期待しているタイトルの一つです。頑張ってほしいね。
・今月のMVP
今月のMVPは三国志真戦です。
三国志真戦はゲームシステムを紹介する広告を真摯に続けていることは知っていたんだけども、いよいよその紹介がマニアックになってきて面白くなりましたね。
ゲームシステムを紹介する広告はその薄っぺらさから嫌われる、見ごたえの無さを感じてしまう例が多かったけども、その辺のジンクスを見事に打ち破ってくれたと思います。
この調子でゲームシステム紹介広告を極めて欲しいですね。1分でコミカルに情報をまとめるスキルも優れていて、見ごたえがあるのにサクッと楽しめる傑作広告だと思いました。
実はもう一つ2月のMVP候補があってそれとどちらをMVPにするか迷ったんだけども、迷った挙句やっぱりちゃんと広告としてよく出来ている方を評価したいなと思って三国志真戦を選びました。裏MVP候補は各自考えてみてください。