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広告振り返り:ライト級~2024年8月~


・ドミノピザ

 ドミノピザはいつも通りのセールをやっているのだが、気になるのは一流ピザ職人が絶賛という文面。ここはジョブチューンという番組の結果を見ての広告だと思われるが、何故この番組名をぼかしたのか。
 ちょっと理由を考えてみるとこのドミノピザ特集があったのが2024年3月らしいので、商品ラインナップが異なるみたいな事情もあるでしょう。3月の放送の時はチーズボルケーノがあったけど、今は売ってないしね。

 同じ広告の動画バージョン。

・マクドナルド

 マックの広告と言えば、やはりこの広告は外せないでしょう。魔理沙は大変なものを盗んでいきましたってもう十何年前のブームよ。
 オタクはオタクカルチャーに擦り寄った広告が嫌いだ! という割にはこの広告はバカウケだったし、俺は一瞬オタクの事が信用できなくなっちゃったよ。その辺の謎に関して考えた件に関しては、以下の記事でもご覧ください。

 マックも生成AIを使ったのかよ……と失望の声が上がったのがこれ。
 でももう皆そんな事忘れてるよね。いちいち記録してる自分くらいしか覚えてないと思います。

 ちいかわのシールセットを紹介する広告。
 たかだかシールだと言うのに、そのいいね数、拡散数、表示数ともに爆発的であり、とても他のタイトルでは真似できないコンテンツパワーである。たかだかシールでこれってすげえよちいかわ。

 シールシリーズはトミカヒーローズジョブレイバーもあった。これは男子向けなんでしょう。

・ばかうけ

 ハリウッドザコシショウと東京スカパラダイスオーケストラをコラボしたオシャレな映像広告。
 バカをテーマにしているんだけど、ここまで清涼感があるのは中々面白いんじゃないでしょうか。ハリウッドザコシショウと言う役者を起用しないと出来なかった、オリジナリティある映像広告。

・スタイルバランス

 ノンアルドリンクかつ、機能性表示食品であるという飲み物。それはもうノンアルと称しなくても機能性表示食品の炭酸飲料で良いんじゃねえか。
 最初からアルコールが入っていない商品でも「ノンアルコール」と言っておけば酒気分になれる、というのはある程度大きな発見かもしれません。この理屈で行くとコーラだってノンアルコール飲料って言えるんじゃないか。コークハイのハイ抜きと言えば酒っぽさが増すし。

・アメリカンバトルドーム

 バトルドームが令和になって新登場。広告もまるで一緒で、しっかり再現してきやがっている。
 違うのは遊んでいた子供たちが皆大人になっただけです。

 元ネタはこれ。
 元ネタが良いんだから、その良かったネタをそのままやりましょう! と考えた采配は立派。変にアレンジをしないのも中々勇気がいるでしょ。

・デアゴスティーニ

 デアゴスティーニだが、よくテレビで見かけていたタイプのデアゴスティーニの広告とは全然違う。というかロゴも変わっているし、お決まりのサウンドロゴも無い。

・FURYU HOBBY MALL/エネフロ

 どうって事は無いフィギュアの広告なんだけど、注目すべきはRP、いいねを行えない事。しかし半透明で32RPされているのを確認出来るので、途中からRP、いいねが出来なくなってしまったのかもしれない。
 なんで出来なくしたかは知りません。本当に何で?

 似たような広告では、エネフロの広告も拡散出来ない広告をリリースしていた。
 こちらは最初から拡散出来ない、コメントできないような投稿を別に作っており、やはりコメント、拡散不可の広告自体は改めて登場したようである。
 Google Adsを経由しなくても記録できなくしやがってよ……

・BLUEMAN

 全身真っ青な人間がパフォーマンスをする、ブルーマングループの広告。彼らはだいぶ昔から活動してますよね? と思って調べてみたら、1991年に結成されたらしいんだからそりゃあ昔からやってるよねって感じる次第です。
 中々ユニークというか不気味というかという印象なんだけども、30年以上活動しているんだから固定ファンも充分にいるんだろうなと思います。見たことが無くて~って言うだけじゃなくてちゃんと見に行ったら面白いんだろうなあ。

・タイミー

 スキマバイトで金を稼ごう! みたいな広告。スキマバイトの広告なだけあって、6秒しか広告がありません。
 スキマ時間を上手につかっている。

・ファースト引越センター

 引っ越し業者の紹介広告。
 まあそれはよくあるもんなんだけど、タイトルが良い。「first-hikkoshi-jp様_1920X1080 (1).mp4」って、自分もこういうタイトル管理しちゃうよ。なんか複製したんだろうな。

・ライブドアニュース

 ライブドアニュースはAmazonのセールを広告していた。ちなみにこれは偽アカウントなどではありません。
 Amazonのセールを告知したいなら最初からAmazonのアカウントからやれよ、と思うのは自分だけなのだろうか。「#PR」をつけとけば何でも良い、「※この映像はイメージです」をつければ何でも良い、という免罪符的なワードが多くて面白いね。

・ワンピースカードゲーム

 ワンピカードの会シリーズ。ワンピースファンにアピールするような内容ですね。
 別にワンピースファンの方は普通に遊んでいるのでは? という気もしなくもないが、このワンピカードの会シリーズではワンピースが好きだけどまだやっていない人向きにやっているんでしょう。

・ウルトラマンアーク

 動画本編は削除済みです。
 最近はYoutubeを見ているとポケモンの本編が始まった~みたいな話は聞く機会もあったかと思いますが、この広告はなんとウルトラマンの本編が4話連続で流れていました。合計2時間の広告? 放送。
 何でわざわざ本編を流すのかと少し不思議だったんですけども、少し考えてみると子供はYoutubeの広告を飛ばさない(飛ばし方が分からない)傾向があって、しかも広告で映像本編を流せば自然と見てくれることを期待しているんじゃないか、と思いました。実際そうじゃなければポケモン本編やウルトラマン本編を流す意味はあんまり無いだろうし。
 しかし親御さんからしたら突然ウルトラマンの本編を見入り始めている子供には困っちゃうでしょうね。2時間もYoutubeを見せっぱなしにする気は無いけど、ウルトラマンの本編を消したらぐずるんじゃないか。そもそもこれ広告だから飛ばしたら飛ばしたで元の本編が始まるじゃないか。子育てにおいて意識すべき事が多すぎる。

・クレヨンしんちゃん

 しんちゃんってこんな声でしたっけ。
 2000話が自由に見放題という事で、これも夏休みの子供向け施策と言えるでしょう。2000話×30分のアニメプログラムがあれば約2500日分、大体6年と半年チョイはクレヨンしんちゃんを見させてお茶を濁す事が出来ます。そんなにしんちゃんを見せたいと思う親御さんも少ない気がしますけど。

・桜美林大学

 オープンキャンパスの広告。なんとなくテンプレ流し込み感があります。
 というか大学の広告にしてはBGMの悪そうな感じがすごい。なんでこんなHIPHOPのトラックみたいな音楽なんだ?

・東京都

 東京都の広告とかあるんだ。打ち水を推奨しているんだけども、効果的な打ち水をやったとて今年の夏の酷暑では焼け石に水なのでは。
 というかどうして打ち水で涼しくなろう! みたいなプロモーションは定期的に行われるんだろうな。もう冷房に頼らないとどうしようもないでしょ。

・Dynabook

 秋葉原で行われたダイナブックのイベント。
 AIを軸にしたイベントのようだが、何をするのかは広告だけだとよく分からない。そのための「詳しくは検索」なのだろうが。

・Google Japan

 Google Japanは坊主に案件を依頼。
 別に自分は坊主に案件を依頼しようが、案件で選手権をやろうが勝手にしろよって思うんだけど、インターネットオタクが嫌うタイプの人に案件を依頼すると「センス無さすぎ……」みたいなリアクションをされちゃうんだから大変だね。
 実際こんだけ色々言われる割に未だに坊主ってのは選手権をやってるんだから、世の人からするととてもユーモアにあふれたアカウントなのかもしれませんけど。あるいはGoogleがAIに聞いた結果が坊主を起用するのがベストだ、となった可能性もある。

・Instagram / Threads

 まるでテンプレ流し込み広告みたいだ。
 一応テンプレではない要素として「インスタグラァム……」と突然ボイスが入る所があるが、それを差し引いても広告はテンプレをそのままコピペしてきた感がすごい。

 ここでThreadsも紹介してしまうのは、映像の内容が大体一緒だからです。もうちょっと別のノリでも良かっただろう!
 テンプレに沿った物を出しているだけとは思うが、それにしてもだよ。

 アーティスティックな映像広告。
 全部これで良いのでは?

・X

 Grok2というXお手製のAIを使って広告を出そう! という広告。質問から投稿案の作成、市場調査や想定顧客の定義、構成案の作成まで全部やってくれるらしいぞ。
 実際X内で広告する分には便利っちゃ便利なのかもしれない。なんと4万円の広告を配信すると8万円の広告クーポンももらえるという事で、実質12万円分の広告も出来る。
 広告をしたい方はご一考ください。自分はやりません。

・2024年8月の広告ニュース

・Temu創業者が中国一の富豪から転落

 中国のEコマース大手「PDDホールディングス」の創業者で前会長の黄峥(コリン・ファン)が今月初めに中国で最も裕福な人物となったけど、8月26日に同社の株価が約30%下落したから約2兆円(約140億ドル)の保有資産を失って、中国で4位の富豪に転落したんだって。中国で4位ならまだ全然金持ちだろ。
 ちなみに中国は「農夫山泉」なるミネラルウォーターを売ってる会社の創業者が保有資産約499億ドルで上位1位だったらしいので、2兆円ってのはやっぱり大きな数字だと分かります。それにしても5兆円とか持ってる人がたくさんいるんだからすげえ話だと思いますけどね。
 ちなみにこの人、Temuを設立する前にXinyoudi Studioなるオンラインゲーム開発企業をやっていたらしいんだけど、どのゲームを作っていたんでしょうか。うっかり魔剣伝説とか開発していたらすべては繋がっているって感じがしてちょっと良いですね。

・アプリ版ドラゴンコレクションがサービス終了

 KONAMIが生んだソシャゲのご先祖、アプリ版ドラゴンコレクションが13年の歴史を持ってサービス終了したらしい。むしろガラパゴスケータイの時代からずっとサービス継続していた時点でバケモノなのでは……
 ちなみにブラウザ版はまだ遊べるらしいです。やりたかったらどうぞ。

・CEDECにて広告は目立たない方が良い事を紹介するプレゼンが公開

 広告の成果計測よりも実際に入ってくる人は少ないし、広告費をつぎ込んでも結果が出ていない、という話。その原因がサードパーティの計測ツールを鵜呑みにしてしまうのとコミュニケーション不足であり、計測方法を上手く誤魔化して成果を出しているように見せる手法が流行しているらしい。
 その代表的な誤魔化し方が「広告の成果を広告の表示時間に依拠する事を活かして目立たない位置に表示される広告を出す」ことらしい。

 要はこのpixivの広告みたいに、画面の一番下にちょろっと表示されてるのが最強! みたいな話です。あえて画面全体を添付してみましたが、こうすると画面最下部のビズリーチの広告はめっちゃ目立たないのが分かりやすいでしょう。
 なるほどそう言われてみると最近の広告とは見る側から否定的なアクションを取りづらくなっているように思う。古くからある×ボタンが小さな広告、Xのバナー形式でいいねもRPも出来ない広告、そして今回問題になっている目立たない広告……否定的な声を強引に打ち消したならば、それは否定されていない広告なのだろうか?
 少なくとも機械的な計測ではそうなるのだろう。

・問題のある広告が色々登場

 にらればという人の絵をi2iしてそのまま広告してしまったゲーム広告っぽい。どのゲームだかはわかりません。
 絵をAIに通せば別の作品だぜ! というやり口は普通に悪質だと思った。

 小島よしおが秘密を暴露してしまった、という偽ニュース広告。
 フェイクニュースで釣る広告自体は2023年9月頃もあったが、この対象がなぜか小島よしおになったのだろう。そりゃ面白いけどさ。

 だが9月の広告で最も話題になったのは、ブラウザの履歴をいじって戻るボタンを押すと広告が出てくるブラウザバック広告であろう。知らぬ間に広告に迷い込んでしまうので、不便だし技術者倫理に反するという反応を多数見受けられた。
 要は技術者として正しい物を作ろうと言う観点から、人間に不便な思いをさせるものを開発するのは倫理に背いているのではないかという解釈で反論出来るのかという話題から、そもそも邪魔だからやめろという話まで色々ありました。
 GMOマーケティングのTAXELやOutbrainという会社が主にやっているようで、サイトから離れようとしているユーザーに広告やレコメンド記事……オススメを掲示する事で、収益化やサイト内部の回遊に繋げるのが目的らしい。そりゃブラウザバック出来なければサイトから離れられないだろうけど、それは下手に脱走しないよう檻の中に閉じ込めるような行為じゃないか。出口を塞げば二度と帰る事は出来ないだろう! ってのはズルじゃん。

・2024年8月のVtuber告知

・月魅暁りりか

 ゲームが好きなギャル系Vtuberらしい。MEWLIVEという事務所に所属していて、既に声優やアーティストとして活動している人、あるいはゼロから活動したい人が所属しているんですって。表現者たちがリアルとバーチャルの架け橋になると。そうですか。
 ちなみに初配信が2023年12月26日でこの映像が出たのが2024年6月14日なんですって。改めて告知をして視聴者を増やそう、と目論んでいたんでしょうね。

・紅色レイズ

 7月に広告していたぽわり♡ぽわちなどと同じ事務所、910incに所属している新人Vtuber。
  魔法の修行のためにVtuberをやっていて、視聴者諸君は使い魔になってくれたまえ! という感じの魔法使いモチーフのVtuber。こういうのが好きな方は結構いそう。
 配信内容はミスドを食べる、鍋を食べて雑談する、焼肉を食う、月見バーガーを食う……と、食レポが多い感じ。赤身かるび周りを参考にしているのだろうか。ゲーム配信としてはAPEXや漢字でGO、マイクラなど無難な所から、FALL GUYSで視聴者との交流を図っているような側面もあるようです。

・ライアン・ロードス

 珍しい個人勢の広告。男声のメイドバ美肉Vtuberという事で、かなり個性は強めです。
 働きながら配信をしており、何だかんだ1年程度活動しているらしい。好きな方はどうぞ。

・まちかどの落武者

 男性Vtuberはコミカル路線になってしまう所はもうしょうがないんだろうな。美少女なりきりを本気でやってる男性Vtuberってのもあんま見ないし、男アイドル系のVtuberは皆事務所所属だし。
 こちらも個人勢のようだが、チャンネルメンバーもそれなりにいる結構な人気者。個人勢としてはかなり頑張っているタイプなのでは。そもそも広告をしている時点で頑張っているのは間違いないと思いますけど。

・アン・ショコラトル

 Shortタイプの広告。結構珍しくないですか。
 熱中症ってゆっくり言ってみて、ってお前小学生じゃないんだから……まあ、こういうのもたまには良いでしょう。

・四條八重華

 まだ準備中の方らしい。バーチャル平安貴族を名乗っており、普通に美少女感はある。
 また他の広告が出てくるかもしれないので、それを待ちましょうか。ビジュアルだけ見る分には可愛いって評価しか出来ないよ。

・カカ・エツボニール

 VebopProject2期生、コインランドリースカッドの一人。2024年2月に取り上げた迷電ワークスの面々が1期生になります。
 こっちの設定は地球侵略が目的(だったはず)の異人怪人の4人組とかなんとかってあるんだけど、多分この設定もあんまり使われないのではないでしょうか。

 花萌葱(はなもえぎ)スイハ、永久不滅(ふじみ)ゆるる、明鏡止水(きよらか)ふわりの三人も同タイミングで登場。漢字が読みづら過ぎるだろ!
 PVのメイン構成を同一にする事でユニット感を出すやり方は迷電ワークスと一緒。この辺のやり方はVebop Project定番の手法になったのでしょう。少しずつPVのテンプレも変わっており、配信切り抜き風演出から普通の自己紹介に変わっているのも見所。

・Vtuber登竜門

 マネーの虎的なVtuber番組。
 これが突然広告で流れてくるのは結構なんだけど、突然Part3から流されても困っちゃうよねえ。

・すとぷりwith

 すとぷりにもソシャゲとかあるんだ。
 「スペシャルボーナスカードを集めてランキング上位を目指そう!」というキーワードを見るに、まさかこれ現代では珍しい特攻持ちのカードを集めてランキングを走りまくるゲームなのだろうか。すとぷりが大人気とは聞いてたけど、なんか不穏な広告だなあと思ってしまった。

・メイプルストーリー

 メイプルストーリーは引き続きドリーマーシリーズの紹介を行っていた。
 そんなに書くことはないが、引き続き似たような広告をやっていたという事で。

・モンスターハンターNow

 モンハンNowはTVCMをわざわざShort形式にして出していた。そんなにShortって効果があるんだ。横の画面を無理くり詰め込んでよ。
 それでも多分普通に広告をするよりShortを併用した方が良いんだろうなあ。すんごい不自然に見えちゃうんだけど。

・オルタナヴェルト-青の祓魔師 外伝-

 青のエクソシストって久々に聞いたな。ジャンプ系だったよな~と思って改めて調べてみたら、確かにジャンプスクエアの漫画で安心しました。
 まだ事前登録段階のようなので、今後に期待といった所。画面だけ見る分には普通のゲームっぽいです。

・ふにゃもらけ

 いやなつかし~~~~~~。これガラケー時代から遊べたゲームですよ。PCサイトで漫画の更新も未だに行われているらしく、元気なコンテンツらしいです。
 実際ゲームとしては懐かしいんだけど、いざこれをやる気にはあんまりならないんですよね。というのもこういう世話をしよう! みたいなゲームでログインが途切れた時、ログインした瞬間にこういうキャラ達が死んでるんじゃないか、好感度が落ちてるんじゃないかというのが怖くなって見られなくなっちゃうタイプなんです。
 確認しなければ死なないだろうと言う思想もシュレーディンガーの猫じゃねえんだからって話ですけどね。

・七つの大罪リトルクロニクル

 成長が早い事をアピールしている。なんか昔の広告みたいなコミカルさがあって良いね。
 キャラクターがデカくなる演出も女性側はディアンヌで、男性側はエスカノールをイメージした演出になっているのも原作に沿っている。中々完成度の高いCMなんじゃないかなと思います。
 こういう広告はもっとやって欲しいもんです。強引に和訳されているせいか日本語が怪しいが、それもまた味。

 バナー広告。
 今度は日本語でお願いしますよ!

・キングダム頂天

 新しく登場したキングダムのソシャゲ……らしいですが、な~んか広告が以前見たブルーロックの映像と一緒じゃねえか? と思ったら、出している会社が一緒らしいです。広告の見た目で制作会社を判別するな。
 やっている事は大体同じでキャラが変わっただけです。

 キャラ紹介を主軸にした広告。数パターンあります。
 ゲーム内容を紹介しないってのはもうよくある事なんでしょう。とりあえずそのタイトルが好きな人は、新作ゲームが出たとなっただけでやるだろうと読んでいそう。

 なんとなくテレビCMっぽさを感じる情報の絞り方をしている広告。
 多分もっと色々情報を詰め込もうと思えば詰め込めそうだけども、あえてやってないパターンに見えます。

 プレゼントを紹介する。
 22連ガチャ、星3確定、星3キャラがもらえるがメイン。

・クローズ×WORST UNLIMITED

 ヤンキー漫画のクローズとWORSTがコラボしたゲームに、クローズLadiesという別の漫画がコラボしているらしい。ヤンキー漫画ってそんなにあるんですね。
 初手でおっぱいを出す事によってヤンキー漫画特有の男くささが薄れているが、ヤンキー漫画を読んでいる人は男くささを求めているのでは? と考えるならちょっとどうなんだって思う所はあります。まあ男くささにエロがついてきたら、とんかつ定食にハンバーガーがついてくるようなもんだから良いか……

・金色のガッシュベル!! 永遠の絆の物語

 キャラクターを紹介する広告……なのだが、紹介しているキャラがことごとくガッシュにわかには分からなくないか?
 ちゃんとガッシュを読んでいる人には分かるラインだと仮定するなら、そんな通には分かるキャラがここには登場しますよ、という事を広告出来ているのだと思います。

・メメントモリ

 メメントモリはこんな記事が出ていた。実際ゴールデンウィークではメメントモリの広告が多かった印象があります。
 自分が今回わざわざ気になったのは、「お茶の間が凍る」という表現がなされていた事。メメントモリの広告なんてそんな凍らねえだろというか、そもそもお茶の間が凍るって表現はいつから、どの広告から始まったのか? という所がかなり気になっている。
 pixiv大百科曰くパチンコのアクエリオンの広告が気まずくなる典型例らしいけど、別にアレそんなにだろって思うのは自分だけなのか。そもそもパチンコの広告も性処理用品の広告も、現代のテレビ番組では見かけなくなったように思う。
 というか、そもそも凍るお茶の間が現代に存在するのだろうか。あったとしてテレビでは見かけないだろうし、なんか使い古された、死語になっていく表現のような気がしてならない。

 メメントモリは本格的にかわいさを重視した広告になった印象がある。
 まあ昔からそんなに鬱屈とした広告ばっかりでは無かったけども、特にかわいさが増してきた印象です。鬱々としたのを求めるオタクは消費行動が弱いと見て普通にカワイイ女の子にしたのだろうか?

 ふざけた感じの広告もやっている。
 ガチャの爽快感はこれ! って話? もう割とガチャで当たるか当たらねえかってやるのは自分はうんざり気味だよ。
 無料ガチャの数は30連。まあ、こんなもんですな。

 若干カッコいいキャラ紹介広告。
 CVだけでなく歌手の方も紹介しているのは、メメントモリの個性を感じる告知になっております。

 その他いつものやつ。

・東方ロストワード

 なんかぼちぼち見る東方のソシャゲの広告。稼働当初はそれなりに広告を見た記憶があるんだけど、最近見てませんでしたね。
 しかし東方ロストワードというゲームは東方のモバイルゲームにしてはかなり長生きしている部類だと思います。まあ二次創作めいたキャラが大量に出てくるもんだから、中々原作原理主義的な人からすると抵抗感があるのも頷けるゲームではあるよね。
 とはいえこういう東方のキャラの見た目の色を変えて二次創作しちゃうのってニコニコ動画時代のmugenの神キャラとか思い出す出来だよね。鬼巫女、禍霊夢、本気霊夢、白麗霊夢の四人で世界四大霊夢! とか言ってはしゃいでた人はこういう二次創作は別にどうとも思わないだろうし、昔からこういう二次創作キャラが嫌いだって人は今でもずっと嫌ってそう。まあそもそもmugenという物自体、大人になってしまった現代オタクらからすると大手を振って肯定出来ない代物だと思うんですけど。

・Re:ゼロから始める異世界生活 witch`s Re:surrection

 リゼウィチのキャラ紹介広告なんだけど、一時流行った画像が横に流れるタイプの動画である。こういうの見るだけで「うわっ!」って声が出ちゃうのは、自分が過剰なアレルギーを持っているのでしょうか。
 普通に苦手なんだよなあこういうタイプの動画。でも皆見ているからこういうタイプの動画が流行っているわけだし、合理的と言えば合理的なのか……

・パワプロ 栄冠ナインクロスロード

 パワプロは大谷翔平とコラボ。野球ゲームは意地でも大谷翔平とコラボしたいよなあ。
 大谷が喋るのは最後の「今すぐダウンロード」だけ。でも大谷が「今すぐダウンロード」って言うのも中々貴重な気がします。

・あんさんぶるスターズ

 6秒のキャラ紹介広告。
 よくある感じのやつです。

・フェスティバトル

 コロプラの例の新作。昔は何にでも「モンスターストライク 〇〇」みたいな感じでモンストブランドである事を推していた気がするが、最近はそういうのやめたんですね。
 とりあえず美少女を並べておくのはいつものやり口。

 ★5確定ガチャチケット、好きなキャラが出るまでガチャ引きなおしし放題がこれらの広告の売り。
 メインは美少女売りな辺り、Xにいる人間の習性を分かっているように見える。画像広告にしても、メインは大体女性です。

 人気キャラが大集合! みたいな雰囲気の広告。
 そう言われても赤髪もアイリスもシャルロットも知らないんだよなあ。白猫シリーズを知ってる人からすると大盛り上がり出来るもんなのだろうか?

 でもこうして3Dで動いてるところを見ると、古くからのコロプラファンは結構嬉しいんじゃないかと思います。
 画像だけだと伝わらない事がいっぱいあるよ! ちゃんと動画も見せてくれよ!

 やられた後も敵を攻撃したり回復したり出来るらしい。ボンバーマンのみそボンみたいな?
 実際みんなで仲良く遊ぼうって話ならそういうノリでやっても良いですよね。

・メダロットS

 メダロットSは機動戦艦ナデシコとコラボ。もうそういう世代の方を狙い撃ちにしてるじゃん……
 逆にここまでしっかりターゲットを絞っているんだから大したもんだと思います。ブレずにこの路線を貫いてほしい。

・ドラゴンクエストウォーク

 雨の日でも遊べます! という広告。これをちょうど台風の日に見かけたので、さすがに台風の日じゃ無茶だろ……という感想を抱いてしまいました。
 実際雨の日でも出勤や通学はあるでしょうから、雨でも遊べるってのはそれなりに広告としての効果はありそう。

・ポケモンスリープ

 子供と一緒に睡眠計測をやろう! という広告。
 なるほどポケモンは子供人気も改めて取りたいだろうし、親御さんは皆ポケモンは知ってるだろうし、親子でポケスリをやってポケモンの入り口にしてね! という要領なのかもしれない。
 でも子供がスッキリ起きられないのって割と普通なんじゃねえかなあ。子供なんかナンボでも寝たいでしょ。何なら大人でもナンボでも寝たい。現代社会は睡眠時間を8時間も取ってる暇ないって。

・ポケモンユナイト

 ポケモンユナイトは3周年でホウオウが登場。リザードンのユナイトライセンスもプレゼントという事で、中々豪華なキャンペーンなんじゃないですか。
 何となく話題を聞かないなあというだけで、未だに人気は続いているんだと思います。最近のメインストリームの話題が強すぎるのが悪いよ~~~

・ポケモンマスターズ

 ポケモンマスターズは5周年前夜祭と新ストーリーの紹介。なっちのゲームチャンネルなるYoutuberに依頼したらしく、ポケモンが好きそうな人がポケモンを語っている。
 なんかポケモンのスマホゲームの広告ってこういうの増えましたよね。これが本当に良いか悪いかは分かりませんが、ポケモンユナイトでやっていたのがポケモンマスターズにも来た辺り有名配信者を起用した広告は今後も増えていきそう。

・ウマ娘 プリティーダービー 熱血ハチャメチャ大感謝祭!

 ウマ娘が家庭用ゲームとして登場したらしい。元ネタはくにお君らしく、ちゃんと開発はアークシステムワークスが絡んでおります。
 グラブルの格ゲーでご縁があったんだろうが、こういうのが好きな方は普通に遊べる内容なんじゃないですか。ガチャ要素のあるアプリゲームが嫌いな方はこちらをどうぞ。

・インフィニティニキ

 オープンワールドになったニキシリーズを紹介している。
 ゲーム内で様々な冒険が出来る、という所を紹介するのであれば、中々秀逸な出来だと言えるのではないでしょうか。
 割と自分も期待しております。

・Roblox

 若者に大人気のRobloxが広告で登場。映像も音楽もオシャレすぎる。
 色んな事が出来る事を示したいのか色々な映像を細かく表示しているのが面白いし、こういうオシャレ路線を極めてきたら割と唯一無二のポジションに居座れそう。

・ゼンレスゾーンゼロ

 ゼンゼロはボンプのうたという電波ソングで広告を開始。いわゆるテーマソング商法の派生系だと思われます。
 こういうテーマソングを出すにしてもクオリティが高いんだからたまったもんじゃないよな。実はテーマソングの中でもトップクラスのクオリティの高さなんだけど、いわゆる広告ソングっぽさはない。普通によく出来たテーマソングって感じだ。

 二次創作やShort版もリリースされており、これもまた大人気ソングらしい。
 まあゼンゼロクラスが歌モノ広告をやったらそりゃこれくらい話題になるよなあって気がしてしまう気がしないでもありません。そう考えると例のキノコ勇者って異常な流行り方だった……

 手描き動画も広告にしていた。
 これもよく出来たもんだ。

 以前もゼンゼロのファンメイドを広告にしていた経歴のあるkkomdastroの映像広告。
 相変わらずよく動くアニメーションだと思います。

 ネタ動画もある。
 kouichiTVもビッグになったなあ。しかしこういう動画群は普通に良いよねえって話に落ち着きがちで、こいつは感動したぜ! とまで行く案件動画って中々無いよね。80~90点までは確実に出てくる場合が多いので、案件動画ってのは優秀だと思うが。
 ちなみに広告に登場するゆっくりみたいなやつも、新キャラがモチーフになっています。

 紹介動画の中でも字がデカいタイプの広告。
 ここまで字がデカければ分かりやすいのだが、若干字が遅れて出てくるのは気になるかも。

 青衣というキャラ紹介広告。30秒から6秒、キャラ紹介まで幅広く用意していました。
 相変わらず映像の作りは一級品ですよね……

 キャラ紹介。このキャラがやっている遊びは中国の路上でも親しまれている象棋(シャンチー)という遊びで、実際に街中に碁盤があるんですよね。昔中国に旅行に行った時に見かけました。
 この辺は中華キャラらしい表現で良いですね。

 残り体力1からの大逆転、みたいな広告。
 出来たら楽しいよね、という所を広告で見せてくれているのは、スーパープレイが見たいと言う人にも優しい内容じゃないかと思います。

 まだ見たことが無かったキャラ紹介、ゲーム紹介系の広告。色んな広告があるもんだが、一旦まとめて紹介。言ってることが前と一緒だったり、切り抜くポイントが前と一緒だったりします。
 おんなじ紹介広告でもこんなにパターンがあるんだから大したもんだよ。


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