広告振り返り:ライト級~2023年3月~
TwitterでもYoutubeでも、自分が見つけ出す変な広告以上に真っ当な広告の方が多いよなあと改めて思います。逆にあまりにも真っ当すぎるのは省いたりしているので、本当はもうちょっといるぞ。
省いた広告に関しては君自身の目で確かめてみてくれ!
・楽天ペイアプリ
楽天のCMもたまにはゆっくり見てみましょうか。
ビゼーのカルメン第一組曲をベースに、延々と赤色と黄色のデザインが出てくる。この色合いのごり押しパワー感がすごいというか、カラーデザインの暴力というか……
一流企業特有のパワフルな主張によって5秒で飛ばされたとしても問題ないデザインになっているのは流石です。僕は楽天使ってないんですけどね。
・ローソン
なかやまきんに君はローソンのからあげクン広告に出演。パターンはいつもの通りなんだけど、ちゃんとポーズを決めてボディビルダーっぽさを出している。
ちなみにこれは殆どのご当地ごとに別のポーズをとって、別のネタをやっているんだから大変な手間がかかっている。しかも延々と「パワー」と「ヤー」が背景で聞こえ続けているんだから、並の人間じゃおかしくなっちまうよ。
この4分間を完走できるのはなかやまきんに君ファンか広告フリークかのどっちかです。全てはパワーだ!!
・タップル
タップルの6秒広告、ボケる方向がよく分からないんだよなあ。
そもそも遠目じゃあキリンの雄雌って見分けられないYO!
6秒で何かを伝えようという努力がすごい。
2000人に無料でいいかもしても全員に会いに行けるわけないじゃんね。
タップルのカルーセル広告も安定感があります。
船舶免許を持ってる彼女って中々いないんじゃ……
彼女欲しいけど花粉症はイヤだ~って、そんな花粉を避けたいからってインドアにまでします? 自分も重度の花粉症だけどそこでワガママ言う気にはなりませんよ。
でも世の中には花粉症ケアしつつ彼女探ししたい方もいらっしゃると考えるなら、そういう花粉症対策を行いつつ恋人探しが出来るという触れ込みも無駄では無いのかもしれない。多分。
ひろゆき広告も映像自体は似ているけども音声が全然違います。
これがフロアでかかったら爆沸きしちまうよ。
・Pairs
Twitterの出会い系広告で1分58秒の映像を!?
というワケで「マッチングアプリで嫌われる奴」という広告をリリース。全部ひとりの出演者で、マッチングアプリで嫌われる奴の話を全力でやっている。
でも1分経過した辺りから先生の過去編に入るし、オチもつかずに「翌日」で終わっちゃうしで色々不完全燃焼。だったら4分58秒の広告でも良いからオチまで見せてよ!!
この広告は2分22秒の広告なんだって。何でスポーツ出来ないヤツでもモテるんだ! って、それはPairsがきっかけなんだって。
2分見て言っている事は一緒である。なぜかPairsの時だけそんなことが気になったが、そんな事はいちいち言う物ではないし、おねがい社長もメンズクリアも一緒だろう。そもそも広告を全部見る勢の方が少ないよ。
・with
ショートムービーみたいな出会い系広告。
中々エモい感じの雰囲気があるんだけども、カルーセル広告にする必要があるのかと言われると微妙な気がします。
短い映像をたくさん流すような広告の方が、1分の長い映像の広告よりも見てもらえるという認識なんだろうな。
・chocoZAP
服装自由だからって限度があるだろ。
そういう突っ込みで話題になったchocoZAPの広告だが、普段着でもOKというカジュアルさが人気となり、こんな小細工抜きでも話題になってしまった。
内容自体は真面目なのに格好が面白過ぎるよ。
・崩壊:スターレイル
原神でブイブイ言わせているMiHoYoの送る最新作、崩壊スターレイルの広告です。
……とはいえ、内容は停雲というキャラが歩いて帰るだけの内容。それでもちょっとだけ雰囲気が出ている感じがするのはMiHoYo贔屓でしょうか。
壮大な世界観を紹介する広告。
一応薄い字で「ゲーム内の画面」と書いてあるが、まさか天下のMiHoYoがゲーム内に登場しない風景を広告に使う事は無いでしょう。無いよね?
崩壊スターレイルはどうもTwitter広告の方が凝ってる気がするよ。
音楽と映像の噛み合いがとても良い。安定した出来の良さにビビっちゃうよ。
白露というキャラのPV。
安定感があり過ぎて特に書くことが無いぞ。キャラ紹介広告をやりたいならこれを真似しとけば良いんじゃないかなあ。
事前登録でもらえるらしいセーバルを告知している。
Twitter広告はテキストで紹介しつつ動画で補足を入れる様な広告を作りやすいのが良いなあとは思います。
Youtube広告が必要以上に動画のインパクト勝負に走ってしまう一因として、文章での補足を入れづらい所も一つの理由に感じられた。
・原神
げえっ、原神!
原神ともなればナヒーダという美少女を告知しつつ、彼女がフィールドを歩き回っているだけでも広告になってしまう。
原神はすっかりブランドが確立されているので、わざわざ画面端に「※実際のゲーム画面です」のような邪魔な注釈文を入れる必要すらない。大型タイトル特有の余裕ある映像だ。
ちゃんとフィールドをゲーム上に作っていれば、普通に移動するだけで広大なMMO世界を紹介する広告が作れてしまうんじゃ。
ギフトコードを広告に載せてはいるが、必要以上に強く告知しないのが原神の余裕だよな。ここで変なゲームなら「ギフトコードだけで無料100連ガチャ! あっという間にサーバー1位になった!」と大騒ぎしちゃうよ。
ギフトコードの表示時間は2秒しかないので、しっかり広告を見ていない人は見逃してしまう可能性もあります。むしろ見逃したからと最後まで広告を見てもらうことを狙っているのかもしれないが、だったら最後にでっかくギフトコードを表示してくれても良いじゃんね。
念のためギフトコードを書いておくと「GENSHINGIFT」らしいです。今時こんな情報は攻略Wikiとかで見つけるのかな。
・FFBE幻影戦争
かなり昔から広告を見かけていたゲーム、FFBE幻影戦争も改めて取り上げてみましょうか。というのもこのゲームまで200連ガチャ無料を押し出してきたのが原因で、いよいよ200連くらいならガンガン回させようという雰囲気が出来てきたのかもしれない。
あとこの広告の見どころは、演出が名将の復讐とそっくりである事。このメッシュみたいな背景に文字がフェードインしてくる広告って、そういうテンプレが存在するんだろうな。
それにしても広告界の新星である名将の復讐と同じような広告を出してくるのはどう評価するのが良いんだろうか。「新しい感性を持っている」と取るのか、それとも「名将の復讐と同じテンプレ使ってるのかよ」になるのか。
その辺は見る方次第という事で……
FFを知らなくても楽しめる! というのはやっぱりFFをやってる人はもう皆遊んでるから、そもそもFFをやってない人を引き入れたいんだろうなと思います。
スクエニが運営しているソシャゲという事で身構える人もいるかもしれないが、中々古いソシャゲなのでいきなりサ終するようなリスクは薄いんじゃなかろうか。「Lv99が最初からいる」はそんなに良いセールスポイントには見えないんだけども、レベル上げの手間を気にする人にとっては嬉しい物なのかな。
・大航海時代Origin
壮大な旅立ちを感じさせるコーエーの最新作、大航海Origin。
他のコーエーのゲームはミドル級に突っ込んではいるけども、大航海時代Originに関しては見た感じ真面目な広告がメイン過ぎてルーキー級だとちょっと浮いてたんですよね。よって、こういう広告だけ出している間はライト級に入れておくこととします。
コーエーはシリーズ30周年みたいな作品がたくさんあるのすげえなと思います。しょうがない所もあるけど、結構どこかのナンバリングでコケちゃったりするタイトルも多いじゃない。
何にせよこういうのが好きな人は一生できるんでしょう。
・モンスターストライク ミステリーレコード
先月に引き続きモンストはミステリーレコードの広告をリリース。
1問目は共通の問題だが、2問目だけ違う広告になっている。これはEVONYと対比すると面白い比較になるもので、ミステリーレコードは1問目を簡単な問題にするのに対してEVONYは2問目を使いまわしの簡単な問題になっているのだ。
ミステリーレコードが目的としているのはクイズを出すことであり、最初から難しい問題を出してしまうとその時点で折れて飛ばされてしまうリスクがある。それに2回目の広告まで見ている例は珍しいと考えたのか、まずは分かりやすい問題をいきなり出して成功体験を積んでもらおう、という目論見があると思われる。
対してEVONYの目当てはとにかく注目を集めることなので、1問目という摑みの時点で「以前見た広告だな」と思われてしまうリスクの方が大きいと捉えたのだろう。だから1問目は新作を出して、2問目は時間潰し的な既存の問題を提示している。
どちらも狙いをつけた上でこの広告に着地したのだろうから、どちらも良い広告だと思います。さすがによく考えられた広告だよ。
えっ! ミステリーレコードってアクション要素、協力要素もある謎解きゲームなんですか!?
この映像を見るとマジで面白そうだし、クイズだけの広告よりもずっと良い内容に見える。要は皆で遊ぶゼルダの伝説、あるいは謎解きのあるアクションゲームなんでしょう。クイズだけのゲームだと思われてしまうクイズのみ広告よりずっと良いように見える。
アクションかクイズどっちかだけやらせろよと思う人には不評になるのかもしれないが、そんなことは考えすぎってもんです。とりあえず他のゲームには無いようなことをちゃんと広告してくれた方が嬉しいよ。
急にシリアスな広告をやるじゃん。
世界観監修は今際の際のアリスの作者なんだからこういうダークな世界観になってもおかしくは無いのだが、ここまで明るい広告しかなかったせいでびっくりしちゃったよ。
シャワー浴びてたら突然お湯が水に変わった感じだ。
・モンスターストライク タワーオブスカイ
女性二人のプレイ風広告。
画像を用意して吹き出しをつけて喋らせる、というコスパに優れた広告になっており、これでゲームを普段やっていない一般層を取り入れたいという狙いが見えます。
無理に喋らせたり、動かしたりするよりもこういうシンプルな内容の方がやりやすいと踏んだんでしょう。コスパに優れた映像例。
遊び方を紹介する広告。と言っても、ひたすら積んだらスキルが出るという事しか無い。
それくらい簡単なゲームなのでわざわざ何か言うほどの事も無いのだが、何にせよ紹介しておくことは重要です。
・モンスターストライク スピードダッシュランナーズ
モンストのスピードダッシュランナーズはモルカーとコラボ。PUIPUIモルカーもすっかり話題を聞かなくなってしまいましたが、ゲームとの相性はかなり良さそうなコラボ。
モルカーブームってのもよく分かりませんでしたね。突然流行って突然聞かなくなった印象が強い。
・モンスターストライク
本家モンストは転スラとコラボ。
いずれはタワーオブスカイとか、スピードダッシュランナーズにも転スラコラボが来る未来があるのだろうか……
・パズル&ドラゴンズ
パズドラも広告とかやるんだ。遊戯王コラボの内容を紹介しているが、やっている人はやっているだろうし、今になって始める人もそういないような超古参タイトルの広告に驚きました。
それにしてもパズドラはマジックザギャザリング、遊戯王、デュエマの3タイトルとコラボ経験があるわけだから、パズドラ上ではあらゆるカードゲームが異種格闘技をやり始める可能性があるのはちょっと面白いかもしれない。
そんな事はわざわざ告知しないと思いますけど。
・GGGGG
妙にノリノリなテーマソングが楽しい良い広告。いわゆるTRAP MUSICってヤツですか。
音楽だけで全部持って行っているタイプの広告なんだけど、それもまた広告の正解です。良い音楽なんてナンボあっても良いですからね。
音楽がどれもこれもオシャレすぎるだろ!
ゲームとしてはダンジョンを潜ったり、バトロワをしたりするらしい。ちょっと面白そうじゃないの。
100人同時プレイを積極的に押し出しているが、スマホで100人同時プレイって結構しんどいんじゃないか。
とはいえ広告で実際の動作がどうかなんて話をわざわざ出す必要は無い。むしろここで変に「サクサク動作」なんて書いちゃうと、重くなった時に無用な文句を生む物である。藪を突かない良い判断です。
・イケメンヴィラン 闇夜にひらく悪の恋
新作の乙女ゲーム広告と申します。意外とYoutubeで見かける乙女ゲー広告はかなり昔の内容だったりするので、こうして新しい広告を見つけられただけで自分はかなり嬉しいですよね。広告は新しいうちが一番の旬。
本作も他の乙女ゲーと同じくイケメンがいっぱい出てくるんだけども、このゲームに関しては悪い男がたくさん出てくる。アブナイ恋愛をしたいよ、Sっぽいイケメンが欲しいよって人に向いてそう。
こうして考えてみると自分は乙女ゲーを一個もやったことが無いのに、新しい乙女ゲーの広告だけは希求していたというとんでもない間抜けだという事を思い知らされる。多分男性向け恋愛ゲームと女性向け恋愛ゲームじゃ考え方が違うんだろうし、その辺の細かい差を有識者に教えてもらいたいです……
この辺のヴィラン、言い換えれば悪役推しはツイステ辺りを参考にしているのかなと思います。
誰も彼もイケメンで良いもんだ。俺もこれくらいの顔だったら広告を見ていなかった可能性が高い。
・3月の広告ニュース
・google、広告透明性センターを提供開始
googleが「Ads Transparency Center」なるものをグローバルに立ち上げたらしい。広告主による広告の内容やターゲティングの詳細を目的にしていて、ユーザーにとって透明性のある広告体験を提供することが目的なんですって。
これによって広告主をより詳しく確認出来るらしい。ちゃんとgoogleも広告を管理しているらしく、昨年1年間で52億件の広告をブロックまたは削除し、43億件以上の広告を制限し、670万件の広告主アカウントを停止したとしているらしい。本当か?
俺なんかは濁り切った広告体験でも良いし、多分普通の人は広告体験=トイレに顔を突っ込む行為くらいの認識でしょうから、そんな事気にしてないんじゃないかなあ。要するに広告出す人は喜ぶだろうけど、視聴者からすると割と「ふ~ん」って感じの話に見える。
・「ステマ」10月から規制へ
広告主に対して、何が広告なのかをしっかりと記載しなさいという話らしいです。
一般の利用客を装って「オススメ」だのなんだのと書くのはやめよう、報酬を受け取って良いレビューを書くような行為も不当表示にあたる可能性があるからやめよう、という話。欧米に比べて対処が遅れていたから、その辺の不当表示をしっかり取り締まっていこうぜって話です。
Amazonとかのステマはまあまだわかるんだけど、Tiktokの広告に関してはあまりにも一般人の投稿と企業の投稿の区別がつきづらいから規制した方が良いと思いますよ。
・Youtube動画のオーバーレイ広告が2023年4月6日に廃止
動画の下部を隠すように出てくるオーバーレイ広告が廃止されるらしい。動画再生時に画面下に出てきていたバナーが無くなる、と言った方が分かりやすいだろうか。
実際アレをオーバーレイ広告だと言う名前だと知っている人も少なかっただろうし、広告を好んで見ている自分ですら邪魔だと思ってしまっていた広告のジャンルの一つなので、残念ながら廃止されて良かったタイプの広告だと思います。
あの位置にバナーが出てくると動画本編で画面下部に書かれていた文字が読めなくなる辺り本当によくない広告なんだよなあ。シンプルに見づらいわ、見づらいのを承知で楽しもうとしてもそんなに面白い広告が出てこないわで、良くない広告だったと思います。
・Voice Actors Planet
仕事を辞めなくても、未経験でも声優になれる! という触れ込みのオーディション企画。
ボイスサンプル、ボイドラ出演、オリキャラ制作という三種が挙げられているが、一体どんなボイドラなんでしょうか。ちょっと実績が分からないのが困るな……
何故出だしで舞妓が出てくるのかは不明。
・search/#サーチ2
自動音声が使われている真面目な広告なんだけども、全部の展開がデジタルプラットフォームで行われるという事で自動音声を使う理由がある作品になっている広告なのは好印象。
映画自体も中々面白そうというか、SNS映えする広告だなあと思う。この広告はテレビや映画館でも悪くはないと思うけども、やっぱりTwitterのスマホ画面で見るからこそ独特の臨場感が出る広告に見えます。
どうせならスマホで見る専用の映画みたいにしても面白かったんじゃないかなあと思いますが、きっとそこは映画館ならではの仕掛けがあるんでしょう。普通に見てみたい映画でした。
・シン・仮面ライダー
シン・仮面ライダーはシンシリーズの中でもかなり賛否両論な感じだったらしいけど、自分は見て来た感じすごく楽しめたので圧倒的賛寄りの意見です。迷っているなら見た方が良いよ。
広告自体はまあ普通です。
・にゃんこ大戦争
にゃんこ大戦争は『シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース』とコラボ。自分はよく知らなかったんだけど、シン〇〇系列の作品はフランチャイズ化して商品展開をやっていこうとしているんですって。
その中でも比較的新しめのコラボをOKしてもらえるくらいにはにゃんこ大戦争も名が売れたんだなあ、と思うとちょっと感慨深い所がありますね。
広告自体はいつものにゃんこ大戦争です。
・Lia
うわああああああ!! AIが広告してやがる!!
突然Twitterにプロモーション枠にこれが出てきて、人工音声の日本語でしゃべってくるもんだからビックリしちゃいました。
フォローすると何かが起こるのかもしれないが、普通に怖くてフォローしてません。AIを活用した広告は見ても、AIその物が出てくるとは思ってなかったね。
こっちはいかにもAIみたいなメガネをつけているのが余計にコワい。というか無表情な感じがキツイ気がする。
自分はまだAIとチャットして暇つぶしする気にならないんだけど、もう世の人はチャットで遊んでるってマジですか? チャットしないで広告ばっかり見てると時代に置いてかれちまうよ……
・オタ恋
オタ恋は画像広告にAI生成画像を使用して物議を醸した。一見すると現実にいそうに見えるが、このイラストなんかはスカートから手が生えていて、親指が溶けて合体しているような描写が文句のつけどころですね。
モデルの仕事がAIに取られた!! と話題だが、美人モデルが何かするとすぐに炎上して広告取り下げを考えないといけない昨今、不祥事を起こさないAIを使った方がリスクが少ない上に超安上がりだという発想は分からんでも無いんだよな。
全国民がゴシップ記者でありゴシップ読者にもなれる時代で、完全にリスクの無い人物を出したいとなったらもうAI生成以外無いですよ。それに現代はAIイラストを使うだけで一定数の人間が勝手に拡散して大騒ぎするので、AIを使用するのは大体ローリスクハイリターンの広告になるんじゃないですか。
AI広告ならパターンを作るのもカンタン。とにかく美人画を大量生産することによって高品質(に見える)広告を最速で量産し、話題をかっさらっていった。
この画像は比較的よく出来ているように見える。文句を言うなら服の構造はどうなっているのか、また腕がちょっと変な気がするくらいは文句のつけようがあるが、意外とそれ以外は気にならない。
歯並びが気になるというご意見もあったが、結構凝視しないといけない上にそんなに気持ち悪い歯並びかなあ、という気もします。言われてみれば汚い気はするけど、歯列矯正が必要なほどひどい歯並びには見えないレベルじゃないの。
このイラストはもっとよく出来ている気がする。相変わらず服のデザインは気になるが、そんなしょうもない要素はさておきそれ以外の広告はほぼ完璧な出来。
実際出来の良い物なら普通に広告になるし、出来が悪くてもAI広告黎明期の今なら話題に出来るしでマジで良いタイミングを掴んだなあと感心しております。
マッチングアプリのモデルまでAIに仕事を取られている!! と激バズりしていた広告の爆心地はここ。2023年3月の印象的な広告ニュースとしては間違いなくオタ恋の広告が出てくるでしょう。
この広告に関しては「手が溶けてる」という所が異様に突っ込まれていたけども、AIイラストかどうかを常に監視しているAIイラスト警察は本当にすごいなと心から思います。自分が前情報無しでこの広告を見ていたとしたら、「あ!! これAIだ!!」とは多分思いませんでしたからね。
実際、ボヤっと広告を見ていたら気にならない領域には達しています。将来的に手が溶けない、衣装の不具合が起きない、その他AIらしさが無い実写画像みたいな広告が出てきた時が、本当のAI広告時代の開幕です。
・オーネット
まさかオーネットもAIイラストじゃないだろうな?
絵のタッチだけ見るとすごいAI感があるんだけど、普通にこういうイラストを描いている人である可能性も捨てきれない内容。絵が破綻している要素も特に無いし、素人がAIだと判別する際に分かりやすい手元を上手いことテロップで隠しているのがね……
というか、そんなAIかAIじゃないかだけで延々と広告を見ているのも良くねえなと思うよ。でもAI活用広告黎明期の記録としてAIイラストかそうでないかを識別しておきたいしさあ。婚活系広告に限ってやたらAI活用広告が見当たるし。
いずれはAIイラストが広告に出てくるくらいじゃ大騒ぎしなくなる時代がやってくるでしょうし、騒げる間が華ってもんです。
・Rivera
簡単にAIイラストを作れます、というサービスも増えてきた気がする。
とはいえ別にこんなサービスに頼らなくても、ローカル版のStable Diffusionを導入できるならナンボでも遊べるんですけどね。実は自分も興味本位でローカル版導入までやってみたけども、色々手間がかかるんですよね。その手間さえどうにかすればイラスト作り放題です。
結局ある程度のパソコンじゃないとそもそもローカルに導入とか出来ないし、そんな熱心にAIイラストを使う気も無いならこういう広告で出てくるようなイラスト作成サービスに頼る人も当然出てくるでしょう。
ちなみに何でAIイラストを使おうかと思ったかと言うとこの広告noteのヘッダー画像にでも使えるかな~と思って色々いじっていたんですが、結局使いませんでした。ヘッダー作りをしている暇があったら広告を見ろ!
・Bondee
「メタバースSNS」なる物を告知したのはBondeeである。仮想空間を作って、そこでチャットするのがメタバースSNSの意味なのかな。
こういう事やるならMMORPGのマイルームに友人を呼んでボイチャするとかで良いんじゃね? と思ってしまったが、わざわざゲームを始めさせなくても良いのはメリットの一つになりそう。
とはいえ、そもそも交流にメタバースという存在が必要か? と問われるとウーンって感じだが……
中町兄妹なる配信者とコラボした広告。
ダブルタップするだけで告知するので、会話のきっかけを作りやすいとかナントカ。アバターで直感的な操作と交流が出来るってのがアピールポイントに見える。
忙しかったらメタバースで遠距離デートだ。
自分はどうもこの辺の魅力がピンと来ないんだけど、Z世代以下なら「うわ! 神機能じゃん!」って思うのかな。
むしろ相手の状態を24時間確認出来るって所がウケるのかな。本当に下の世代の人々がネット上に自身の座標をシェアする遊びがイケてると思ってるなら、その流れで24時間何してるか共有し合いたいという需要はありそうだよね。
「みんな好きぴとどんなチャットしてるの?」と問われた時、その好きピが一生チャットに対して屁で返してたらさすがに嫌いなんじゃねえかと思ってしまいます。
あるいは今時の若者は屁でコミュニケーションを取るのが普通なのか……? チャットをしている時点で時代遅れだったりします?
この広告に至ってはカップル揃って屁をこいているが、やっぱり今時の若者ってもう「デジタル? いいや『屁』が一番イケてるね」って感じ?
・cluster
clusterはバーチャルあべのハルカスなる場所を告知している。
こういうのを見ると「いや、実際にあべのハルカス行けば良いのでは……」と思われそうなものだが、その辺は現実のあべのハルカスで使える割引券の配布などでバーチャルとリアルの融合した経済圏を作りたいんですって。
試みとしては結構面白そうじゃないの。もともとあるサービス上のメタバースなら突然ドスケベアバターがcluster上を歩き回るようなことも無いでしょうしね。
クラスター本体の広告は好きな世界を作れますってところを告知していた。
作っているシーンも良いけど、出来れば実際にどんな部屋が出来るかも例示すると良かったんじゃないかな~とか思いました。素人の皮算用です。
2000Kcalのラーメンを作ろうというミニゲームを紹介している。clusterではこういうミニゲームを通してコミュニケーションを取ってくれって話なんでしょう。
実際友達とやればなんだって面白いですからね。よっぽどつまらない映画でも無ければ楽しいもんです。
・ソフトバンク
なにわ男子HOUSEと称して、メタバースでなにわ男子と近づこうぜ! という企画らしい。
空前のAIブームによってメタバースブームはどこかに吹っ飛んでしまった印象があるのだが、リアル寄りのメタバースって何でこうアメリカの人形風というか、ディスニーのキャラ風になるんでしょうか。これなら3Dモデルを追うよりもなにわ男子のプロマイドの方がイケメンなんじゃないか。
せっかくなら乙女ゲームみたいな超イケメンビジュアルの3Dモデルでも良いんじゃないかと思うんだけど、それはそれで違うって話になるんだろう。自分はこの辺の事情は詳しくないので、これ以上は喋らないこととします。
タップルはひろゆきのモノマネ芸人同士で議論させていたが、ソフトバンクともなれば本物のひろゆき同士で討論させることも出来る。論破王同士でぶつけあったらもうめちゃくちゃだよ~
割と面白い。モノマネ芸人では既存のコピーしか出来ないが、本人なら新しいパターンも出来ちゃう辺りがやっぱり良いんですよね。
・LINEMO
LIMEMOではなかやまきんに君がクリエイティブディレクターとして広告を作る側になってしまった。
広告の出演率からしておかしな話なんだけども、とうとう広告をクリエイティブする側に回ってしまったんだから一大事です。
この調子で行ったら日本全国の広告が全てパワーになっちまうぞ!
もうこの広告に至ってはパワーしかないじゃん。
様々な広告がどういう内容なら訴求できるか、よりクリックさせるにはどうしようかと試行錯誤している中で、なかやまきんに君だけが「パワー」ですべてを解決する不遜を許されている。
パワーのごり押しもいい加減にしろ!!
没ネタまで広告にするんだから結局没じゃないじゃん!
イラストでも良いんだったらもう何でもアリよ。
ムキムキつながるLINEMO。
これが没になった理由は何となくわかるな。無理にムキムキというよりも、ヤーとパワーでゴリ押すさまを見たいという視聴者根性。
ひたすらボケ続けるなかやまきんに君の馬力よ。
宣伝担当が突っ込みに回らざるを得ないのもしょうがないね。
・ロートZ
ロートZはスト2とコラボ。色々出来が細かいというか、スト2時代にはいなかったルークが背景にいる辺りが現代の広告を感じます。
ロート製薬はときどプロをスポンサードしている事もあり、ストリートファイターシリーズとの縁も深いんだよなあ。その辺をしっかりやっているのがエライ。
ちなみにこの音声はNOモーション。というストリートファイターシリーズのモノマネで有名なお笑い芸人が担当しています。こうしてゲーム画面に合わせられると全然違和感が無いぞ。
・Panasonic
推しの子とコラボした広告。確か3月時点だと推しの子がまだ放映されていなかったので、得体の知れないVtuberみたいなのが喋ってる広告にしか見えなかったと思います。
実際最初に見たときはごく普通の商品紹介広告にしか見えなかったし、広告だけ見る分には商品紹介だもんね。漫画から追っている人にとってはまた見え方が違ったのかも?
アニメ放映前からこういうタイアップをしっかりやっている辺り、PRに余念がねえなと思います。
・スマドリ
最初にこの映像を見た時、「酒飲みたい人は飲めば良いし、飲まない/飲めないなら飲まなくても良いよ」というクソほど当たり前の話を改めて広告する時代なんだなあと思いました。別に酒飲みたきゃ飲めば良いし、飲みたくないなら麦茶でも良いじゃんね。
それをわざわざ主張しているのは、少し前から起こっている「アルハラ」とか「飲み会忌避」の風潮を飲料会社からもどうにかしたいと思ったんだろうなあ。
ちょうどコロナも明けてきた事だし、飲み会をもう一回始めてほしいんでしょう。スマドリキャンペーンを今後もやるかは分かりません。
・ディアブロⅣ
「ゼッテーやるなよ18歳未満」からの「CERO Z」。18禁である事をこんなに力強く主張した広告がかつてあっただろうか?
ゲームの中身は全然分からないけども、逆にゲームの中身が分からないからこそ気になるって所もあるでしょう。過去のディアブロシリーズを知っている人というよりも、知らない人に興味を持ってもらいたい内容に見えた。
あえて細かく言わない辺りが力強くて良いですね。結構好きな広告。
・ブラック・クローバーモバイル 魔法帝への道
ジャンプの人気漫画作品、ブラッククローバーもゲーム化するらしい。
事前登録受付段階なので、とりあえずカッコいいゲーム映像を出しているのが特徴。それにしても最近はカゲマスくらいのイケてる3DCGは標準搭載なんだなあと思います。
何にせよ今後に要注目です。
・ハイキュー!! TOUCH THE DREAM
ハイキューのソシャゲとかあったのか……
すでにリリース済みらしいが話題を聞かないし広告も初確認でした。知らない広告がいっぱいだぁ。
・ドラゴンボールZ ドッカンバトル
ドッカンバトルは超サイヤ人ゴッドの孫悟空を告知。広告なのにずいぶんよく動くじゃないの。
野沢雅子ボイスまで使って贅沢なもんです。戦っている破壊神ビルスというキャラもそれなりに知名度が上がってきたと思われますが、実際ドラゴンボールファン以外にどれだけビルスって知られてるんでしょうね。意外と知らない人も多そう。
人造人間17号ってこんな強いキャラでしたっけ? と思っていたんだけど、ドラゴンボール超だとかなり強いキャラとして再登場していたんですね。セル編だけ知っている人だとそんな強いイメージ無かったよ。
その上ドラゴンボールGTにも17号が出ているという話を聞き、そういえばGTって全部見ていなかったなあと思いだす。ドラゴンボール世界の拡張性が高すぎるよ~
・はじめの一歩 ファイティングソウル
はじめの一歩はもうゲーム画面すら出さないでTiktok向け広告みたいな事をやっている。
これはこれでTiktokやYoutubeショートを見越した広告にしようというのであれば正解なんでしょう。パンチでろうそくを消せるか消せないかで注目を得られるもんなのか。
・バキ KING OF SOULS
バキはとうとう範馬勇次郎を広告。さすがに勇次郎を広告しないで何を告知するんだってレベルだよね。
10000闘石無料! という価値不明の広告も健在。結局10000闘石で何が出来るのかは分かりません。
闘石はあんのじょうガチャ用のアイテムなんだけども、結局何回ガチャを回せるかは分かりません。引き放題じゃなくて、具体的に何連ガチャを引けるのか言わないのはイメージを崩さないためでしょう。
いちいち(笑)をつけたり、泣きながら笑う絵文字をつけたりしているのが微妙に腹が立つ。個人的には最後の「やべ、強くなりすぎちゃった😂」が一番癪に障った。
最強死刑囚編の広告。ここも面白かったですね……
「こいつらに敗北を教えるのはキミだ!」じゃないよ。一般人じゃ無理だよ~
登場する敵を紹介。
ビスケットオリバが紹介されていて感動しました。個人的にバキで好きなキャラがビスケットオリバなので……
スロット風広告。
新ジャンルには見えるがリールが1列しか無いのはどうなんですかね……
誰で戦おうかな……からの範馬勇次郎でしょ! はあまりにも正解。でも正解過ぎてリアクションに困るよ。
範馬勇次郎が選択肢にあるならそりゃ誰でも勇次郎を選ぶよなあ。
・ブルーロック プロジェクト:ワールドチャンピオン
ブルーロックのガチャ広告。11連で出るとは思っていなかったけど凪が出てきて嬉しい~みたいな内容。
高レアが出やすいとは言うけど排出率に関しては具体的に言及していない。その辺をまじめに言及するのはオリエントアルカディアくらいのもんです。
キャラのステータスを併記してるルーレット広告。
一つ「???」を挟んでいるのが少年漫画らしくて良いですね。
初心者応援パックを買えば77連ガチャを回せるらしい。課金しないと77連ガチャ回せないのかよ! と毒された人は思ってしまうかもしれないが、金払わないとガチャが出来ない方が普通ですよ。
課金のタイミングはここがお得! みたいな事をもっと主張しても良いですよね。正直な話、無課金でのガチャバトルを海外ゲームに挑んでいくのは無謀だと思う。
「三苫もやってる」の一文のパワーよ。
シンプルイズザベストって感じの画像広告で好きです。
ブルーロックでも初登場1位とか告知するんだ。無限レーンとかが1位を取れて告知してるのは分かるけど、こういうゲームでも1位アピールをするのは中々珍しい気がする。
11連ガチャ無料というのは普通の広告って感じで良い。普通はこういうもんだよ。
短スパンカルーセル広告もあります。
テンポよくキャラを紹介するやり口としてすっかり定着した感がありますね。
・炎炎の消防隊 炎舞の章
ソウルイーターとか百年ぶりに見たわ。
確か炎炎の消防隊もソウルイーターも作者が同じだからコラボしているはずだけども、自分がよく知っているのはソウルイーターの方でした。懐かしい面子が勢ぞろいです。
ぶっちゃけそれだけと言えばそれだけなんだけど、それだけ「知ってる作品が出てくる」というだけでポイントは高いので……
・テルマエ・ロマエ ガチャ
見るからに古いゲームだと思ったら11周年を迎えるらしいテルマエ・ロマエのソシャゲです。知らなかった……
そもそもテルマエ・ロマエをソシャゲにしていたことすら知らなかったんだけど、どこかのタイミングで漫画内での広告をやっていたりしたのかな。どういう事情でこの時期に広告をし始めたのか分からないけども、何にしたって世の中には知らないゲームが山ほどあるなと思い知らされました。
・陰の実力者になりたくて!マスターオブガーデン
カゲマス特有の動画サイズが小さい広告も相変わらずである。
もう動画サイズが小さい=カゲマスって感じになってきたし、そこまで狙ってやってそう。イベントの広告らしいです。
アニメソシャゲ特有の着せ替えで喜ぶオタクがよ~。
何でもかんでも「てぇてぇ」とか書いとけば良いと思うなよ! 広告においてはそれで良いけどよぉ!
以前投稿していたデート動画に倣って、ベータと言うキャラを全面に推す広告。カゲマスはこういう広告が得意だよね。
オタク君が好きそうなキャラは墓場まで擦れ。現代オタクコンテンツの鉄則ですよ。
ちゃんと原作っぽい必殺技を使っているパターン。
こういう広告の方が自分は好きです。
・転スラ「まおりゅう」公式
このレベルが上がっていって必殺技を使う演出、どこか海外の偽広告っぽい雰囲気が……?
後半のゲーム映像はちゃんとゲーム本編でも見られるような内容だと思いますけどね。何にせよ人気キャラの必殺技も擦り得ってもんです。
・ソードアート・オンライン ヴァリアント・ショウダウン
キリトを紹介する広告。昔はキリトがマジでイケてる主人公だった時代があって、あらゆるオタクの中高生がスターバーストストリームのモノマネをしていたと思うんですよ。それが今じゃ話を聞かないんだから時代の流れの残酷さを感じます。
というかキリトは主人公なんだからわざわざ紹介しなくても皆知ってるだろうと思っていたんだけど、もう10年前の作品じゃ知らない人は知らないから広告する必要があるんだよ。ニコニコ動画も元気でさぁ……
・ゆるキャン△つなげるみんなのオールインワン!!
1分20秒もの間、ひたすらキャンプし続ける広告。一見ゆるいように見えてなんて硬派な内容!
というのも、こういう広告なら絶対変にナレーションを入れたくなったり、テロップを入れたくなったりするでしょ。そこでひたすらゲーム映像を流し続けるってのは出来そうで出来ないことだと思いますよ。
そういう徹底した広告をきっちりと完遂しているのが本当にエライ。これで変にテロップやナレーションがあったら台無しですからね。
・ブルーアーカイブ
多分前からあったんだろうけども、初めて見る広告なので確認してみましょう。放課後スイーツ部なる面々のキャラをまとめて紹介する広告です。
よくTwitterで二次創作を見かける面子とはちょっと違う気がするけど、そういうキャラはちゃんと公式から広告をするのは良いですね。ここから知名度を伸ばして人気キャラを増やしたいという魂胆を感じます。
でもちゃんと調べたら二次創作が出てくるかもしれない。最近二次創作は主人公の顔がPか、落書きか、Tでしか判別できていなくて、申し訳ありません。
黒崎コユキというキャラの紹介。
コユキも何だかあんまり話題を見ない気が……バニーガールのトキの話はめちゃくちゃ見るのにな……コユキも可愛いと思うんだけどな……
・アークナイツ
アークナイツの新作広告も久々に見た気がする。
キャラ紹介広告として期間限定イベントも含めて告知しているっぽいけど、内容はかなり普通。最後のイラストがバカカッコいいよねってところが見どころです。
小山力也の激渋ボイスを楽しみつつアニメまで見られちゃういい広告。
一回は見ておくと良いでしょう。
・ヘブンバーンズレッド
テーマソングを紹介する映像。こんなクロスフェードみたいな映像を作れるくらいには音楽がある、ってのがすごいよね。
それもこれも2月の時点で告知されていたライブモードで遊べますよ、という所も含めれば効果は2倍以上に膨れ上がるでしょう。
この命吹雪というキャラに関してはかなり好み。ガスマスクをつけている美少女キャラは最高。
必殺技でガスマスクを外しちゃうのは演出の都合上仕方ないとしましょう。
・メメントモリ
セリフの無いメメントモリの広告。
これはこれでエモいから良いですね。セリフは要らなかったってワケ。
・神姫PROJECT
Youtubeを見ている時あるある、突然カッコいいPVが流れてきたと思ったらDMMゲームというパターンです。
このテーマソングも飛蘭が歌ってるんだから間違いないよ。とりあえずテーマソングだけは聴いて帰ってください。
・れじぇくろ!
れじぇくろはダ・カーポⅡとコラボ。少し前のオタクであれば必修科目レベルでやっていたらしいですが、自分はやっていないのでよく分からない。これだから浅いオタクはさぁ……
実際このコラボが刺さるような人に向けてれじぇくろは作っているんだろうなと思います。刺さらない人で、申し訳ありません。
世代ならこの掛け合いを見るだけで泣けたりするのだろうか。
無知は罪。
・DXブーストマークⅡレイズバックル
仮面ライダーの変身ベルトの広告もshortに進出する時代なんだなあ。実際に仮面ライダーのベルトを欲しがるような子供もYoutubeを見ているんだろうし、当然Short動画も見るし広告も見るんでしょう。そしたらこのベルトの広告を見てママにせびるんですね。
でもYoutube広告を導線におもちゃをせびるってのは合理的だよね。テレビだとそれを見てからスマホで調べなおさないといけないけども、スマホでこの広告を見たらそのままgoogleに行ってAmazonだのメルカリだので買えば良いんでしょう。詳細を知りたければすぐリンクに飛べるしさあ。
今時はアマプラでも仮面ライダーが見放題とのことで、令和世代の子供たちはパパのアマプラで一緒に仮面ライダーを見ているのかもしれません。時代も進んだもんだ……
・【トランスフォーマー/ビースト覚醒】新おもちゃシリーズ登場!
3月はデュエマ関連の調べ物をしているうちにタカラトミー関連の広告を色々見ることが出来て良い味変になりました。いつでも変な広告ばっか探してるわけじゃないからさぁ……
映像は「SAY!覚醒!トランスフォーマー ビースト覚醒のうた」と、トランスフォーマー製品の紹介、映画の紹介を続けて行う形式。5分程度の映像だけども、広告と言うよりは5分間のショート番組みたいな感じで楽しめるようになっているのが良いですね。ひとえに変形すると言ってもリバーシブル変形や、3ステップでの変形を楽しめるパパパっとチェンジ、変形を忠実に再現したデラックスクラスなど、色んなおもちゃがあるらしいです。
こんなん見たらトランスフォーマーを買いたくなっちゃうキッズもたくさんいるでしょ。商品を紹介しつつ楽しめる、童心に帰れるいい広告。
・デュエルマスターズ
ファー!!!甘い甘い!!いけー首領竜ゴルファンタジスタ!力こそ頂点!全てを蹴散らすぜ!五文明五種族で決闘せよ!種族って革命なんだ!アビス・レボリューション第1弾双竜戦記
このミーム化してしまったくだり本当に好きなんだよな。広告のリリース当初はこんなにネタにされていなかったはずなのに、4月になって急に話題の広告の仲間入りである。
ジョーのデッキは52枚に比べるとだいぶ遅効性の広告ではあったけども、実際ネタになるだけのポテンシャルはあった広告だよ。
何でこんなにファー!!!甘い甘い!!がネタになっているのかと言えば、公式大会で延々この広告が流れていたせいらしい。
コメントでもこの広告が流れるたびに大騒ぎになっており、楽しまれている広告になって良かったなあと思います。コメントが荒れた時もゴルファンタジスタのおかげで平和になったんだ。
でも実際こういう公式大会の場で流すCMほど、ちゃんと話題性を生みそうな物にしてあるのはさすがタカラトミーだなあと思いますよ。カードゲームをやってる層が擦りやすいようなネタをしっかりと取り入れている。
デュエマはやっぱり対象年齢がちょっと高めだよね、というのも他のタカラトミーの広告と見比べてみると気付けると思います。
・UNION ARENA
ハンターハンターや呪術、ルルーシュや鬼滅など、様々な作品のカードを活かして戦うカードゲームらしい。
少し前からワンピースカードゲームなどの大型作品がTCGに派生してバカ受けしている作品が増えていることから、それに乗っかろうとしているのかな。
こうしてアニメ作品のカード化が増えてくると、猫も杓子もカードゲームになっていた時代を思い出します。あのボボボーボ・ボーボボだってKONAMIがTCGにしていた時代があったんだよなあ……
・仮面ライダーバトル ガンバレジェンズ
仮面ライダーのアミューズメント施設向けカードゲームの話。タイトルを変えているのは知ってるけど、最初のガンバライドシリーズから時代も進んだもんだ。
時期的にシン仮面ライダーもやってたし、新しい仮面ライダーも毎年登場し続けるしで、仮面ライダーの展開はナンボでも出来ちゃいますよ。
アミューズメント施設がある限りはこのタイトルも安泰な気がします。問題はアミューズメント施設が怪しいんですけども……
・機動戦士ガンダムエクストリームバーサス2 OVER BOOST
エクバシリーズ最新作が夏に登場。JAEPOでやろうかと思ったけどオバブブースはマジで人が多くて遊べなかったんだよなあ。結局スト6アーケード版を遊んで、大戦MAXの公開収録を遠目で見て、ボンバーガールのグッズを買い、BPLのDDR部門プレ大会をチラ見して、かずのこプロとどぐらプロのスペシャル座談会を観覧し、最後にBEMANIスペシャルライブを楽しんでフィニッシュしてきました。楽しかったね。
実はクロブもそれなりに遊んでいたんだけども、オバブからピョン格ズサが無くなるとか、V覚醒で即落下出来るとかいろんな情報が流れていて面白かったですね。でもクロブから始めた身としては割と頑張ってピョン格覚えたのに使えなくなっちまうのか~という感想はあります。まあ消えてしまう物はしょうがないし、ロケテでは消えていても本稼働では復帰しているかもしれない。
とりあえず次回作はシナンジュ辺りから触ってみてもよろしいでしょうか……
・ガンダムエボリューション
ガンエボはガンダムヘビーアームズ改を紹介。そもそも「ガンダムヘビーアームズ改が登場!」と言われて「オッ! へビアが登場するなんてツウだねぇ~」となる人がどれだけいるのか。
逆に言えばへビアが広告に登場するような事は今後中々見られないでしょうから、ヘビアファンはこのバナーを保存しておくべきだと思います。以前あったハイペリオンの広告もマニアックすぎるきらいはあったように感じたが……
・アイドルマスターズ シャイニーカラーズ
シャニマスは5周年という事で、明るい所からダークな場面に切り替えていく分かりやすいインパクトで攻めてきた。
全体的に明るい広告が多い中で、こういう広告を出したのは中々挑戦的だなあと傍から見ていて思います。そもそもアイドルゲームの広告でこういう暗い一面を出すという事自体、一定の賭けではあるでしょう。
そこでちょっと暗い広告を出せる辺りがバンナムの手腕です。
・森永チョコレート
しれっとシャニマスは森永チョコレートとコラボ。
そんなに小難しいことはせず、各キャラごとに一言ずつセリフを話してもらうような内容。変に捻ってもしょうがないので、こういうので良いんじゃないですか。
・エグゾプライマル
3月にオープンベータテストをしていたエグゾプライマルのPVです。テーマソングがオシャレ過ぎるな……
ゲームとしては恐竜を倒しながら味方と協力してステージをクリアして、最終的に相手チームよりも優れた結果を出すのが目的……みたいなゲームだったはず。コンピュータとの対決パート→対人+コンピュータ戦をやるパートの二段階で進むゲームなので、ちょっと独特でした。
ネットではあまり良い評価が無かったんだけど、実際リリースされたらどうなんでしょうね。現代はあまりにもゲームが多すぎるのでベータテストで悪評が色々出ちゃった時点で結構苦しそうなのは大変だよ。
・バイオハザードRE:4
バイオは相変わらずこういう広告をしている。人形劇をやったり、世界名作劇場をやったりさあ。
なんというかバイオは話題になりやすそうな所を掴むのがうめえなあと毎回思ってしまうんだよな。このモヤモヤなんでしょうね。いや、素晴らしい出来なんだけど素晴らしいよね~で終わる感じ。ホラーゲームなんだからちゃんと怖い広告を擦れよ! という気持ちと、でも話題になっている方が正義なんだからこれはこれで正解なんだよなという気持ちがミックスされちゃうよ。
何にせよ映像自体はすごいです。日本アニメーションなる会社に制作協力いただいているらしいので、時間があるときにどうぞ。
普通の広告はコチラ。
カッコいい映像だけで良いならこれでOKです。
・ロックマンエグゼアドバンスドコレクション
あの頃は良かったよなあと思う人も多いんでしょうけども、実は小学生時代にロックマンエグゼを通過しておらず、申し訳ありません。小学生時代は買ってもらえるゲームが少なかったので、当時やっていたのはポケモンやピクミン、カスタムロボなど任天堂系のゲームがほとんどでした。
とはいえコロコロコミックを購読していたので、ロックマンエグゼへの思い入れはそれなりにあります。かつてのコロコロコミックのカラーページはロックマンエグゼかデュエマかって感じだったし、漫画まで行くとでんじゃらすじーさんもポケモンもケシカスくんもあった。あるいはボクらの太陽も読みごたえがあったし、良い時代でしたね……
こういうシンプルなリメイクってのも良いもんですね。100万本売れたってのも納得だし、良い広告だと思います。
・ポケモンマスターズEX
ボールガイに声がついたのも面白いけど、まさか関智一が担当するとは思っていませんでした。
なんかボールガイは東方二次創作で出てくる罪袋みたいな雰囲気があるんだよなあ。ボールガイはちゃんと原作に登場するんですけども。
・ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
えっ!? マリオが配管工を!?
スーパーマリオの配管工設定ってもう忘れてる人、いやそもそも知らない人も多いんじゃないですか。
アーケードゲームのマリオだとちょっと配管工感があるけども、その辺が分かっていないとそもそも何でマリオは土管に入って別の場所にワープするねんってところが分からないでしょう。
まずマリオを映画化するにあたって、この配管工設定をちゃんと出してきた時点でちょっと期待していたんだよなあ。良い広告でした。
・メダロットS
メダロットSはメダTuberなる存在を紹介している。
実際ロボ好きの方的に、この美少女ロボのロボ率はちょうど良いものなんでしょうか。なんか露骨にカワイイ所を狙いすぎでそうじゃないんだよな~って言われそうだと思ったんだけど、実際これくらいの可愛さがちょうど良い層だっているワケじゃない。自分も初見で結構かわいいなと思いましたしね。
ケモナーが獣と人間の混じり具合で一家言あるように、ロボ娘もロボと人間、ロボと可愛さの混じり方でオタクごとにそれぞれ好みがあるじゃないですか。曲線の多いロボの方がスケベだと感じるのか、あるいはもう完全に人間で耳に金属パーツついてるくらいじゃないと可愛いと思えないのか。
ちなみに自分は、カスタムロボバトルレボリューションのアルテミスがちょうどよくスケベな感じで、かわいさという面ではバギーとかディフェンダーが好きです。皆もコメントに一番良いロボ具合を書き込んでくれよな!
でもこのシュシュポップ2ってのも中々カワイイな……
・シャドウバース
シャドウバースも久々に広告を見た気がする。広告をしたとしてもコラボスキンの広告をメインにするのは賢い。ボイスも全部ボーカロイドなので、その辺はコスパの良い広告です。
今のシャドバがどうなってるのか分からんのでコメントが非常にしづらい。というか一時期のDTCGブームはどこ行ったんだ。猫も杓子もDTCGだったのが、どんどん紙のカードゲームに戻っているのではないか?
新カードパックは学校がテーマらしい。ストリクスヘイヴン? 学校男? デュエルアカデミア?
どんなカードがあるかを紹介するだけの分かりやすい広告。こういうので良いんだよな。
・スマスロ北斗の拳
大してスロットをやっていない人でも知っているだろう名作中の名作、北斗の拳が復活したそうです。ケンシロウが歩いてる所とか、ほとんどスロットをやっていない自分ですら知っているんだからその知名度は相当よ。
とはいえ自分は悔しいことにパチスロ北斗の拳をよく知らない世代です。自分のようにパチスロ北斗を知らない人は、実際によく遊んでいた芸人であるかまいたちのパチスロ北斗の拳の動画を参照すると良いでしょう。
実機をわざわざ購入して遊んでいる辺りパチスロの名作性を感じる物なのでしょうし、本当に遊んでいた世代としてはたまらない広告、たまらない名作だったんだろうなと笑顔で見られる映像です。
大して知らない人でも楽しめる映像になっているんだから、芸人ってのはやっぱりすげえなと思います。
そんなパチスロ北斗の拳ファンのかまいたちが北斗の拳のCMに出演している事を考えると、中々エモい所があると思いませんか。自分は感動しました。
これも文脈がわかると楽しめる広告の一つなんだけど、ネタが分からなくてもそこそこ面白いんじゃないですか。よっぽどかまいたちが嫌いでも無ければ評価出来る良い広告だと思ってます。
・愛知県豊橋市
生活満足度第1位という実績を誰にでもフィットするガラスの靴にかけ、「シンデレラフィットシティ」なるスローガンを掲げる豊橋市。
一時期愛知県にいた時期もあったけど、結局豊橋の方に行った事はありませんでした。一回くらい行っとけば良かったかな。遊びに行く分には名古屋のコムテックタワーに行ってたというか……
・統一地方選挙PR動画
各地ごとに特色ある地方選挙の広告をリリースしているので、3月頃は選挙の広告を各々の地方で見たことでしょう。
横浜市の地方選挙の広告は松坂大輔と柳沢慎吾を出演させている豪華な仕様。公的機関が作った広告だけど色々と凝っていて好きです。
埼玉県の啓発動画にはなかやまきんに君がいる。もうこのnoteがなかやまきんに君のファンnoteみたいになってないか?
どこ行っても筋肉だからすごいぜこの時代はよ……
・MILK POWER チャレンジ
なかやまきんに君が牛乳の飲み方を広げるようなチャレンジをやるらしい。コーラと牛乳を混ぜるってのはどういう発想なんだ……
ホクレン農業協同組合連合会が牛乳の飲み方を広めようとしてなかやまきんに君を採用したらしいけど、もうなかやまきんに君は何でも広告が出来る人物になりつつあるな。
一時期は「なかやまきんに君を筆頭とした筋肉広告」というカテゴライズをしていたけども、最近のなかやまきんに君ラッシュを見ているとどうもなかやまきんに君が特別強いんじゃないかという結論になってくるんだよな。
シンプルな筋肉だけを推す広告は昨年でブームが終わった感があるけども、なかやまきんに君に関しては広告の露出回数が増える一方でしょう。単なる筋肉となかやまきんに君の差はしっかりと検討すべき1テーマに感じますね。
これで2023年もきんに君だらけだったらさすがになかやまきんに君がすごいって結論になります。今後も期待。
・日本乳牛教会
な~んか3月は牛乳の広告が多いなあと思って見ていたんだけど、そう言えば牛乳の廃棄が大変だ、しかし食糧不足が危惧されるからコオロギ食を推進しようみたいな動きに反発する風潮が3月にはありましたね。
さすがに乳業も牛乳廃棄の流れに対して手をこまねいている訳にはいかぬという事で、牛乳関係のプロモーションを厚めに取って来たんだろうなと想像しています。