コピーは愛だ
スピッツは『運命の人』の中で「愛はコンビニでも買えるけれど」と歌っていますが、広告コピーの世界にも「愛」はそこかしこに溢れていて、特にいろんなものを「愛だ」と断言しているコピーは昔からたまに目にします。今回はその中から見たもの聞いたものをいくつかご紹介したいと思います。
ピザハット
LAVIE
KOMEHYO
pixivコミック
スカイライン
ちょっと違いますが、かつて『ザ・カクテルバー』というお酒の広告ではこういうコピーもありました。
一体何が愛なのか?は完全に見る側にぶん投げられている感じがしますが、ビジュアルの世界観と相まって妙に説得力のある、インパクトの強いコピーだと思います。
最近見たテレビCMで、「『R-1』は愛だ」というセリフを耳にしたところから「そう言えば、『〜は(〜って)愛だ』みたいなコピー、けっこう多いな」と思い、今これを書いている次第です。
さて、次は何が愛になるんでしょうか。逆に、愛じゃないものってあるんでしょうか。何に対しても言えてしまうことから、このフォーマットに手を出す際は細心の注意が必要な気がします。短く言い切れる誘惑に抗えない気持ちもわかりますが、あまりに乱立し過ぎて、愛という言葉に重みがなくなったりしないといいなと思います。なんつって。
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