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ミックスバーのお兄さんから学ぶ、多様な価値観と心構え

ミックスバーのお兄さんがとてもオープンでイケメンでした。

先日初めて新宿二丁目に足を踏み入れました。よくオネエの人が多いとして知られている街ですね。
友人と入ったお店は「ミックスバー」と呼ばれているそうで、何も知らない僕が「ゲイバー」ですかと質問すると、違うとキッパリ訂正されました。そんなミックスで出会ったお店のお兄さんがオープンで、自分のことを赤裸々に笑いながら話していることが印象的でした。


◆赤裸々に語る金髪のお兄さん

ノリのいい金髪のお兄さんでした。お兄さんは男の人が好き。一緒にいったガタイのいい友人を気に入ってました。

僕はちょっとビビりながらも、なぜ男の人を好きになったのか、そのきっかけに非常に興味があったので、ストレートに聞きました。

男の人を好きになったきっかけは何ですかと。

すると何度も聞かれて慣れているのか、普通に赤裸々に話をしてくれました。

◇同性を意識し始めたきっかけ

自分がいつ同性のことを意識し始めたのかなど、拍子抜けするくらい普通に話してくれました。

男の人は女の人を好きにならないといけない
女の人は男の人を好きにならないといけない

このこと自体に元々違和感を覚えていたようですが、自分自身が恋をするまでは気付くことはなかったようです。そしてお兄さんは向井理を見て、胸がドキドキしたと話していました。

それは中学校の時に初めて訪れた感情で、高校生くらいになると、自分が正確に男の人が好きなんだと自覚したようです。

遠慮なく話するんだと驚きました。本人は普通よ、みたいな感じで受け答えしていました。そもそも、自分のセクシャリティを公言しにくい日本で、思いっきり自分を表現していることが凄くカッコいいなと思いました。本人的には可愛いって言ってほしいそうな。

◆そもそもLGBTQとは?

LGBTQとは、それぞれの頭文字をとったものです。

LGBTQとは、Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)、Gay(ゲイ、男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー、性自認が出生時に割り当てられた性別とは異なる人)、QueerやQuestioning(クイアやクエスチョニング)の頭文字をとった言葉で、性的マイノリティ(性的少数者)を表す総称のひとつとしても使われることがあります。
※Qを表す「クイア」は、もともと「不思議な」「風変わりな」「奇妙な」などを表す言葉で、同性愛者への侮蔑語でしたが、現代では、規範的な性のあり方以外を包括する言葉としても使われています。「クエスチョニング」は、自らの性のあり方について、特定の枠に属さない人、わからない人等を表す言葉です。 日本におけるLGBTQの割合は、調査機関・調査方法によってデータにバラつきがありますが、現在では約3%〜10%と言われています。

引用:東京レインボープライド

最近は「LGBTQ」というワードも耳にすることが多くなってきました。同性婚も認めている市町村もありますね。少しずつ時代が追いついてきたという感覚も僕も感じます。

僕の友人にも「LGBTQ」の友達がいて、最近カミングアウトしてくれた友達もいます。その友達は僕と同じ地方出身なので、地元でカミングアウト
することはやはりハードルが高いと感じていました。
僕は正直に伝えてくれたことが本当に嬉しかったですし、今までの関係が変わることはありません、仲のいい友人です。

◆多様性を受け入れる

グローバル化で外国人も今では当たり前のように日本で仕事をしていたり、旅行に来たりしています。その分、たくさんの文化や価値観が混在しているように僕は感じます。

郷に入っては郷に従え

この考え方ももちろん必要ですが、一概に相手の言動が、日本の慣習やマナーに合わないからと言って頭ごなしに否定するのは違うなと僕は思います。なぜならその言動が相手の文化圏では「普通、日常の習慣」だったりするからです。なぜやっているのか、その背景の理解が大切です。

そのため、いろんな考え方、価値観、文化を受け入れることも、僕は今後必要になってくると感じています。ジェンダーのこともしかり。

受け入れる際には違和感があるかもしれません。それが考え方のギャップなのです。そこを埋めていくようにお互い歩み寄るから、理解につながっていくと僕は信じています。

ではまた!






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