ギャンブル中毒になる3要素
❶ランダム性
❷感情のゆさぶり
❸先払い
これは、ギャンブル依存症になる3つの要素です。ギャンブルやってる人が周りに多いんですけど何であんなにハマってるのか知りたかったので、統計学の観点から調べてみました。
ちな、男性は「パチスロ」女性は「パチンコ」にハマりやすいらしいです。
❶ランダム性
人は規則的な報酬よりも《ランダムな報酬》に夢中になりやすいらしいです。
パチンコは機種ごとに当たる確率が違うらしく99分の1から399分の1まで個体差があるそうです。また、確率も独立試行が採用されています。独立試行とは1回ごとに確率が同じで、1回目も99分の1、2回目も99分の1の確率で進んでいきます。これはパズドラのガチャなどにも応用されていて、当たる確率がランダムだからこそあんなに躍起になって課金してしまうんですね。
❷感情のゆさぶり
パチンコには「確率変動(確変)」というものがあるらしくて、これは通常時は299分の1の確率の台であっても、確変が起こることでその確率が10倍とかに上がるらしいです。確変でのプレイを続けてると通常に戻るしく、これがグルグルと繰り返され続けます。
確変の時、脳はどうなっているかと言うとドーパミンが放出されて脳の中の報酬系回路が活性化します。これが起こると全能感や高揚感を感じてハイになるらしい。同時に前頭前野を鈍らせて理性で物事を考えられなくなる副作用もあります。
これはお酒を飲んだ時も同じらしく、大体通常よりもおかしな態度をとってしまうのは酔ってる時だなあと反省しました。。
パチンコでは確変時にドーパミンがドバドバ出て高揚感を味わい、通常時に戻ると「お金が無くなる」や「つまらない」というネガティブな感情に襲われます。このネガティブな感情に襲われたら、「この感情を脱したい」という気持ちが強くなり、確変を目指してパチンコを辞められなくなります。
❷をまとると、ハイになる状態とローになる状態を作り出すことで、その落差で中毒にさせているのがパチンコという事です。
❸先払い
行動経済学で「サンコクコストバイアス」というものがあります。お金や時間、労力をかけてしまうと、その分を回収したいという気持ちが働き中々損切り出来たくなる心理効果のことです。
パチンコ屋さんにも9時開店23時閉店なのにも関わらず、ずっといるお客さんは多いらしい。
これもお金も時間も投資したのだから負けても取り返そうという心理が大きいのかなと思いました。
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