kouki@1記事3分で読める学べる

社会人4年目。希少ガンによる1年間の闘病生活を終えて寛解中。「ちょっと頑張ってみようか…

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社会人4年目。希少ガンによる1年間の闘病生活を終えて寛解中。「ちょっと頑張ってみようかな」「よりよい人生になりそう」と思える記事をお届け。1記事3分で背中を押しプラスの力を与えます😌 ☟Twitterでは成長する日々を投稿https://twitter.com/kouki2322

マガジン

  • 新卒3年目までの教科書

    社会に出ると何事も主体的に学ばなくてはなりません。そんな中、日本の社会人の1日平均勉強時間は5分。新卒のうちから社会人の基礎や成果を出せるノウハウを知ることで、圧倒的な差をつけられます。ともに成長していきましょう。

  • 共病文庫 ~残りの人生を全力で生きたい方へ~

    社会人1年目の冬、23歳で希少ガンが見つかりました。 まさかだった。まだ23歳。 こんなに若くして、自分が希少ガンになるなんて想像もしていなかった。 「まだまだ人生これからって時なのに…」 「もうすぐ死ぬのかな…」 「何で自分なんだ…」 そう思ったときもありました。でも、「誰だって人生は一度きりだし、いつ死ぬかは誰にもわからない。だから、今できることをしよう。今を生きよう。」とすぐに気持ちを切り替えました。 そんな中、自分にできることの1つとして「共病文庫」を作成しようと決めました。同じ病気で苦しむ人、それを支える家族にエールを送りたい。お互い病気に負けないように鼓舞していきたい。そんな想いをもって記事を更新していきます。 約1年間の闘病生活の記録を現在執筆中。

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まずは人柄を知ってもらいたい。私の生い立ち~現在に至るまで

よくテレビで、芸能人のデビュー当時の映像や、過去の辛い経験などが放送されているのを目にする。放送されている回数が多いのは、それだけその人の過去を知りたいという視聴者の需要があるからだと思う。つまり、人は何かに共感した時、ファンになった時に、その人の生い立ちや過去の経験が知りたいと感じる。なので「私は現在、社会人2年目の23歳です。」だけの情報ではなく、この23年間の人生を見ていただくことで、少しでも私に親近感を持ってもらえたら嬉しいなと思います。 人生のターニングポイント1

    • 第10章 闘病生活の終焉から社会復帰までの5か月間の軌跡

      約1年間の闘病生活を終え、ついに病院に通う生活を終えました。ここからの目標は「生きる」から「社会復帰する」に変わりました。社会復帰を目指して体力面、精神面のリハビリを行う日々を過ごしました。社会復帰を果たすまでの5か月間をどのように過ごしたかについて書いていきます。 リハビリ生活の始まり(2022年1月) 2021年12月末に闘病生活を終え、2022年の始まりと同時にリハビリ生活をスタートさせました。リハビリといっても、まずは普通の日常生活を送るところを目指しました。1日

      • 第9章 ついにたどり着いた最後の治療。新たな病院で臨んだ陽子線治療の全貌

        最後の治療が「陽子線治療」と決まるまで 2つ目の治療である幹細胞移植を乗り越え、3つ目の治療に進むことになりました。この時、2つ目の治療結果次第で受けられる治療が異なる状況でした。 1.治療がうまくいき転移が一切確認できなかった場合 現在の病院ではなく大学病院で「陽子線治療」を受けることができます。陽子線治療とは放射線治療の一種で、通常の放射線治療よりも照射部位を狭くして腫瘍に照射することができます。簡単に言うとより効果が高く、後遺症が残りずらい治療が受けられるということ

        • 第8章 1カ月の隔離入院で起きた2つの奇跡的な体験

          この章では1カ月の隔離入院生活をする中で、実際に体験した2つのエピソードについて話します。この体験を通じて「なぜそんなことが起こったのか」説明できないことも起こるんだなと知ることができました。今振り返ってみても不思議な体験だったので、ぜひ読んでみてください。 1.「もうだめかもしれない」と思った日に起きた不思議な出来事 1つ目の奇跡的な体験は前章でお伝えした「もうだめかもしれない」と思った日の出来事です。この日はもう体力的にも限界が来ていて、生きる気力すらない状態でした。

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        まずは人柄を知ってもらいたい。私の生い立ち~現在に至るまで

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        • 新卒3年目までの教科書
          18本
        • 共病文庫 ~残りの人生を全力で生きたい方へ~
          11本

        記事

          第7章 死を覚悟した唯一の瞬間。幹細胞移植による1カ月の隔離入院生活

          半年間の抗がん剤治療は結果的に成功しました。しかし現状では腰の腫瘍が残っているのと、肉眼では確認できないが体内に癌が残っている可能性がある状態でした。そのため2つ目の治療を行うことになりました。この治療はとにかく体に負担をかける治療のため、1ヶ月ほど体力をつける期間をもうけて、それから治療に望むことになりました。 治療までの1ヶ月間 これまで半年間続いていた薬の投与が無くなったため、次第に副作用が減っていき体の調子が良くなっていきました。次の治療は体力勝負ということを医師

          第7章 死を覚悟した唯一の瞬間。幹細胞移植による1カ月の隔離入院生活

          第6章 抗がん剤があるかないかでどのような1日を過ごしていたのか。入院生活の1日ルーティンを大公開

          この章では、入院中どのような1日を過ごしていたのかをお伝えしていきます。入院生活では治療や食事の時間がある程度決まっているため、ルーティンが出来上がります。今回は抗がん剤治療がある日とそれ以外の日に分けて1日のスケジュールを紹介していきます。 抗がん剤治療がある日 6:00 起床  毎朝6時半になると看護師が体温を測りに来るので6時に起きていました。あとはむくみがないかを調べるために、体重測定も朝一に行います。 もちろん起床時間は例外の日もあり、睡眠不足の時だったり体調が悪

          第6章 抗がん剤があるかないかでどのような1日を過ごしていたのか。入院生活の1日ルーティンを大公開

          第5章 半年間に及んだ抗がん剤治療。経験した身体的・心理的変化。そして感じた日常の尊さ

          この章では全6クール(約半年間)に及んだ、抗がん剤治療についてお話します。半年間の治療による身体的な変化とともに、長期治療による気持ちの変化についても綴っていきます。 抗がん剤治療期間の生活治療内容は過去の章でお伝えした通りです(下記参照)。 抗がん剤の投与は2週間に1回のペースで行われます。2種類の薬を交互に投与するので、1回ずつ投与したら1クール(約1カ月)が終わることになります。それを半年かけて全6クールの抗がん剤投与をしました。 私が治療していた期間、病院から一

          第5章 半年間に及んだ抗がん剤治療。経験した身体的・心理的変化。そして感じた日常の尊さ

          第4章 人生初めての抗がん剤投与。次々と襲ってくる副作用の発症

          ●入院生活初日 がん宣告を受けた日、そのまま入院生活が始まりました。 入院するとすぐに医師から「カテーテルを入れるからついてきて」と言われて、カテーテル手術が始まりました。小さい処置室みたいなところに仰向けで寝ていると、よく医療ドラマの手術シーンで見るような青いシーツを上半身にかけられ、切開する腕だけそのシーツから出した状態になりました。そのまま消毒液を腕にかけられ、麻酔の注射を打たれて、腕を少し切開して、数分後には腕に管が入っていて、糸で縫われている状態になっていました。気

          第4章 人生初めての抗がん剤投与。次々と襲ってくる副作用の発症

          第3章 私が生きるためにした選択。病気の全貌と選択した治療内容

          ●病気の全貌私がなった病気は「仙骨ユーイング肉腫+肺転移」というものです。ユーイング肉腫とは骨に悪性腫瘍が発生する病気で、日本では年間数十人しかならない希少ガンの1つです。また、10~20代がなる若年性の希少ガンで、発症の原因は不明でした。遺伝とかも関係ないそうです。あるデータによると、ユーイング肉腫の5年生存率は60~70%なのですが、転移があった場合は20~30%とかなり厳しいです。私の場合は肺に転移があるため5年後に生きている確率は20%くらいということになります。

          第3章 私が生きるためにした選択。病気の全貌と選択した治療内容

          第2章 病気を自覚し覚悟を決めた瞬間。闘病生活の始まりと心境の変化

          まだ23歳。 こんなに若くして、自分が希少ガンになるなんて想像もしていませんでした。 「まだまだ人生これからって時なのに…」 「もうすぐ死ぬのかな…」 「何で自分なんだ…」 当然、最初はそう思いました。でも、普段からポジティブな性格だったこともあり、「誰だって人生は一度きりだし、時間は平等に与えられているもの。いつ死ぬかは誰にもわからない。だから、今できることを精一杯しよう。今を生きよう。」とガンを宣告された病院内ですぐに気持ちを切り替えました。そして、「1%でも生き延びられ

          第2章 病気を自覚し覚悟を決めた瞬間。闘病生活の始まりと心境の変化

          第1章 23歳で突然のガン宣告。新卒1年目が死を強く意識するまでの記録

          私は大学入学をきっかけに、地元北海道から関東に上京してきました。私の大学生活を一言で表すと「何事にも全力」がピッタリな表現だったと思います。学業は経済学部で経営学やマーケティングを学びながら、部活動は体育会柔道部で活動をしていました。なので朝から夕方までは授業を受けて、夕方から柔道の練習に励む毎日が基本的な生活スタイルでした。また隙間時間や部活後にはアルバイトもしていて、居酒屋さん、県の柔道教室の先生、ブライダルなどを掛け持ちしていました。遊びや就職活動も全力だったので、大学

          第1章 23歳で突然のガン宣告。新卒1年目が死を強く意識するまでの記録

          第0章 ガンを公表することで与えられる3つの価値

          希少ガンを公表することにしました。公表しようと思った理由は3つ。 ”同じ病気で苦しむ人の役に立ちたい” ”闘病している人にエールを送りたい” ”闘病生活を支える方に少しでも有益な情報を届けたい” ということで、自分にできることの1つとして「共病文庫」を作成しようと決めました。自分が経験してきた闘病生活で得た役立つ知識をまとめて、1人でも多くの人に共有されることを願ってこれから記事を書いていきます。 この記事をきっかけにガンの早期発見に繋がったり、闘病者の役に立つことができ

          第0章 ガンを公表することで与えられる3つの価値

          効率よくかつ正確に。タイピングを上達させる3ステップを大公開

          半年間、毎日欠かさずタイピングの練習をしてきました。プラインドタッチを身に着けたことで業務スピードが格段に上がり、効率よく業務を進めることができるようになりました。 今回は、タイピングが上達する最短ルートをお伝えいたします。この順序で取り組んでいればもっと効率よくタイピングスキルを身に着けることができたなと自分でも思います。 これからタイピングスキルを身につける方、タイピングスピードがなかなか上がらない方、ぜひこの記事の内容を実践して、業務効率をあげましょう。 1.正し

          効率よくかつ正確に。タイピングを上達させる3ステップを大公開

          成果が出るTODOリストの作り方。明確にすべき4つのポイントとは

          目標を達成するためにすべき行動をまとめたTODOリスト。仕事だけでなくプライベートでもかき出している人が多いのではないでしょうか。今回は私が職場で実践しているTODOリストの作り方をお伝えします。この方法を身につけてから3カ月連続で営業の個人目標を達成することができました。皆さんもぜひ実践してみてください。 ツイート1:意識している4つのポイント ツイート2:具体例 上の4つのポイントを明確にしておくことで下記のミスを防ぐことができる。 ・手段と目的 →「リストに書いたこ

          成果が出るTODOリストの作り方。明確にすべき4つのポイントとは

          「勇気を出して断ってみようかな」と思える話

          人生は一度しかない。頭ではわかっていても意識して生活している人は少ないと思う。私も今まで日常が当たり前にあって、当たり前に年を取っていくと思っていた。でも病気になってみて、死を意識したことによって人生は一度だから後悔したくないという気持ちが強くなりました。 今までは周りの人に優しくしようと心がけて生活してきた。だから頼みごとをされると、自分にできることならなんでも「いいよ!」と請け負っていた。でも、仕事をするようになって手伝うよりまずは「自分の目標を達成すること」「業務量に

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          脱「三日坊主」。継続するために必要な3つのコツ

          よく3日坊主で何事も長く続けられないという話を聞く。私もそのうちの一人だった。最初はがんばってやる!という気持ちで計画を立てて、初日から全力で頑張る。しかし、気づいたらやる気がなくなっていてやめることになる。皆さんもこのような経験があるのではないでしょうか。 私は書籍や記事を読んで継続するコツ3つを知ることができました。そしてそれを実践してみると、何事も継続できるようになりました。実際にTwitterは1年半継続していますし、運動や読書なども継続できています。みなさんもぜひ

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