【アパレルせどり】リペアは犯罪なのか?
こんにちは、ちっぷです!
先日このようなお問い合わせをいただきました。
「リペアは犯罪なのでしょうか?」
私も一瞬「え?どういうこと?」と思ったのですが、【リペア】と【リカラー】を混同されていたようなので、簡単に解説していきたいと思います!
📍【リペア】と【リカラー】の違い
【リペア】とは日本語で「修理」を意味するもので、例えば
✅シワがよっていたからアイロンをかけた
✅ボタンが外れていたから付け直した
✅シミがあったので染み抜きをした
ここらへんが該当すると思っていて、私はこれらをリペアと言っています。
対して【リカラー】というものは日本語にすると【再塗装】というものです。
内容は、ブランドバッグや財布の色を塗り直すようなことを指します。
例えば、元々黄色だったバッグをオレンジに塗り替えて転売をしていたケースもあったりしたので、一時期とても問題になっていましたね。
なぜなら【リペア】と【リカラー】の決定的な大きな違いがあって
【商標権侵害に該当するか】という点が重要になってくるからです。
📍リカラーの商標権侵害とは
ブランドというのは商標権を所持していますが、商品の元々の色を塗り替えて販売したりすると「模造品」や「偽造品」と見なされてしまい、商標権侵害ということで、損害賠償を請求されることがあります。
そう、これは立派な犯罪なのです。
このことを知らずに、ただスクールなどで教えてもらったままに状態の悪いブランド物を仕入れてきて、自分で色を塗り直して「美品!」という形で販売する人が結構多かった時期がありました。
他にも例えば、リーバイスのデニムを裁断してデニムバッグに作り替えられたりすることもありました。
これはリーバイスのブランド名が残るような形で作り替えられて販売されたら、商標権侵害に該当するわけです。
ただし、転売するのではなく自分用に作る分には基本的にはセーフということらしいですが、それをSNSやブログにアップしたりすると、問題視される可能性もある、ということを記載しているサイトもありました。
どちらにしても、外見を大きく変えて転売することは、「模造品」「偽造品」と見なされるので、やってはいけないことなのですね。
商標権を持っている側からしたら、「それコピー品じゃん!」ということなのです。
📍まとめ
通常の洋服を扱う分にはあまり影響が少ないですが、特にハイブランドを扱う場合には知っておかなければいけない法律というものがいくつかあります。
ハイブランドというのはコピー品がついてまわりますし、それらを見分ける真贋能力も必要になってきます。
なんの知識も持たない素人が手を出して良い分野ではないので、目先の利益につられないように気を付けたいですね。
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それでは、また来週~🚩