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最近の記事

藤&西園寺 手合わせログ

※だいぶルールを緩甘にしてます。 [RP手合わせ部屋] 遠井 藤一郎(小藤) : 「政継、手合わせするぞ!」 と、襖開け入ってきて開口一番に言う [RP手合わせ部屋] 西園寺 政継 : 「急だな、随分と 怪我はもういいのか」 [RP手合わせ部屋] 遠井 藤一郎(小藤) : 「ああ、おかげさまでほぼ癒えた。 お前ももう大丈夫だろう?」 [RP手合わせ部屋] 西園寺 政継 : 「あぁ、こちらも問題ない。なんだ、じゃあ加減もいらないか?」 [RP手合わせ部屋] 遠井 藤一

    • 春煙

      まだ冷えるものの、もうすぐ春の芽が出てくる季節。 その夜は三日月が浮かび、冷たくも優しい風も肌を撫でる。 「五郎も惜しかったな。このような夜に限って早々に寝てしまうなど」 と、縁側に立っていた藤は背後の部屋で寝息を立てる五郎を見ながら呟く。 それも仕方ない。昼間に部屋の掃除をしていたらどうにも熱が入ってしまい、夕餉まで五郎に付き合わせてしまったのだ。自分も少し疲れたものの、何故か妙に目が冴えていた。 薄く雲を引き連れ欠けた月は何とも美しく、もし自分が平安貴族であったならき

      • 幸毒

        あの呪文を使い、精神の交換などという冒涜的な行為を瓜生と実行してから、一週間が経った。 鏡の前にあるのは紛れもなく、あの整った瓜生の顔。 顔を洗った後、洗面台に滴り落ちる水滴ですら聖なるものに思える。こんな綺麗なモノの中に自分のような穢れた魂が入っているだなんて。 ……ああ、それを認識する度に肌を掻きむしりたくなる。掻き出してしまいたくなる。しかし魂に実体はないし、掻き出した所で傷付くのは瓜生の身体だ。そうして手に取ったカミソリを洗面台にまた置き直す。 事実。この身体になっ

        • 御手玉

          暗闇、透き通る思考、何にも邪魔されぬ静けさ。唯一響くのは、衣擦れと神楽鈴の音。 早朝、まだ冷たいこの時間は、1番気分が落ち着くように思う。直立し揺らぐことの無い蝋燭が何者もこの空間を、この時間を乱せぬことを表している。 しかしどんな事柄にも終わりが来る。幼い頃から身についた感覚でその時を感じ、空気と共に分散させた意識を手繰り寄せ繋ぎ止めていく。閉じていた瞼を開き、息を深く吐く。 幼少期、離れの屋敷に閉じこもっていたあの日々から欠かさず続く朝の日課は、西園寺政継という者を形成す

          蛎下実 小説

          序章 本来なら母性を突き動かす、生きている証でもあるその泣き声は、冷たい金属の箱の中で反響していた。空腹を訴える悲痛にも聞こえる叫びは、誰の耳にも届くことは無かった。 ある、暗い瞳の少女以外は。 雨の降る5月初め、真夜中の冷えた空気の中佇む看板には、錆びた"コインロッカー"の丸い文字が見てとれる。電灯の電気の走る耳障りな音。雨に濡れたがたつくベンチに沿うように並ぶ煙草入れ。そしてコンクリートの匂い。30ほど並んだロッカーには、開いたままで空き缶やちり紙、丸められたチラシや

          蛎下実 小説

          庭師自作シナリオ 面会室RP

          [雑談] カニKP : んむ [雑談] カニKP : まあ、緩くやるんでね、RPなんで [雑談] 生城山 魁 : こわすぎるめう [雑談] みあの : こわいよぉぉ [雑談] カニKP : www [メイン] カニKP : んとではー 始めるかねぇ [メイン] みあの : イイイイイイン [メイン] みあの : お願いしましゅ………… [メイン] カニKP : ホントそんな身構えないで……www [メイン] カニKP : ちなみに、自作で回想として流すのは 多分主にセリフのみ

          庭師自作シナリオ 面会室RP

          春編む島 テストプレイ ログ

          メイン] かにKP : ではでは自作クトゥルフ神話TRPG「春編む島」テストプレイ開始しますー、よろしくお願いしますー [メイン] 四方木 春乃 : よろしくお願いします! [メイン] かにKP : まあテストだし、あとソロなんで ゆったりまったりやりやしょー [メイン] 四方木 春乃 : あいあいキャプテン [メイン] かにKP : 季節はまだ肌寒い春先。探索者達は毎日に追われる日々を送っているだろう。 [メイン] かにKP : あなた方はそんな夜に、日々の疲れを癒すために

          春編む島 テストプレイ ログ

          完全自分用 藤過去ログ+α

          [メイン] 語り手(藤) : ── 私の故郷は、上野国(こうずけのくに)のとある村だ。たいして大きな村ではないが、それでも優しい村人と美しい自然の風景のある、良い所だった。 [メイン] 語り手(藤) : ── 遠井家は武家としてその村にあり、私は父と母、そして2人の兄と姉が1人居た。 [メイン] お藤(小藤) : 「……兄さま!松一郎兄さま!」 [メイン] 松 : 『ああ、お藤。どうしたんだ?青柳と筆のお稽古をしていたのではなかったか?』 [メイン] お藤(小藤) :

          完全自分用 藤過去ログ+α

          R18G タン食うだけシナリオ

          [メイン] みあの : じゃあ9時も近いし、タン店オープンするか [メイン] シャオ(陳青龍) : わあい [メイン] みあの : クトゥルフ神話TRPG 「タンを食うだけ」 [メイン] シャオ(陳青龍) : よろしくお願いします〜 [メイン] みあの : よろしくお願いします!緊張! [メイン] シャオ(陳青龍) : ああー心の準備 [メイン] みあの : 【導入】 [メイン] みあの : シャオくんは目覚めると見知らぬ部屋にいる。 [メイン] シャオ(陳青

          R18G タン食うだけシナリオ

          ❌庭師げんみ❌庭師スピンオフ「ゼロごはん」生城山班ログ

          [メイン] カニKP : あい、ではゼロごはんはじめまーす よろしくお願いしますー [メイン] 生城山 魁 : よろしくお願いしまーーす!! [メイン] 萩村 馨 : 宜しくお願いします [メイン] 加藤リコ : よろしくお願いいたします [メイン] カニKP : あれから2年 [メイン] カニKP : 春先、まだ冷え込む中でも桜がつぼみを付け始めた頃 [メイン] 真柴龍太郎 : よろしくお願いします! [メイン] カニKP : 皆は猪狩の発案で、ご飯会という名目で集まる事と

          ❌庭師げんみ❌庭師スピンオフ「ゼロごはん」生城山班ログ

          面会室RPログ❌モンタージュげんみ❌

          [メイン] かに : ある夜。美澄は娘を寝かしつけ、自身も一緒に横になってウトウトしていた。 [メイン] かに : 今日は彼ら……範田と博也が亡くなってから四十九日の日。 [メイン] かに : あの日、棺の開かぬ葬式も滞りなく終わり、刑事達や遺族は泣いて旅立ちを見送っただろう。 あの異形との闘いの中継を見ていた者の中には彼らを無力だと囁く声もあったが、大半はその勇敢さを讃えていた。 そこから四十九日が経ち、忙しい日々が少し落ち着いた頃。 [メイン] かに : もうそんなにたっ

          面会室RPログ❌モンタージュげんみ❌

          クトゥルフ神話TRPG「迎えに来てよ」ログ

          [メイン] かにKP : ではクトゥルフTRPG「迎えに来てよ」を始めますー、よろしくお願いします [メイン] 多々見紬 : よろしくお願いしまーす!! [メイン] 四方木 春乃 : よろしくお願いいたします! [メイン] かにKP : えー、まず あなたがたにはオカルト好きの友人、上野という青年が居ます。まずは彼との話から始まりますね [メイン] 多々見紬 : ペドおじも共通の友達なんだ [メイン] かにKP : そういうことにします [メイン] 四方木 春乃 : どんな知

          クトゥルフ神話TRPG「迎えに来てよ」ログ

          庭師二次創作RP ログ (げんみ❌)

          [メイン] カニKP : あれから、数日が経ちました。 [メイン] 加藤リコ :  おねがいしますー [メイン] カニKP : あなた方はあの凄惨な庭師事件にようやく幕を閉じ、本当の形で相模原涼、そして南玲子の供養を終えました。 [メイン] 真柴 龍太郎 : 南無… [メイン] 生城山 魁 : ィ゛ン゛ッ [メイン] カニKP : 今日は相模原の葬式。 [メイン] 生城山 魁 : ィィィィッッ [メイン] 加藤リコ : choice[遅刻する,5分早い,時間通り] (choi

          庭師二次創作RP ログ (げんみ❌)

          (未通過❌)庭師生城山班ログ(メイン)

          [メイン] 泉 立夏 : test [メイン] 泉 立夏 : test [メイン] カニKP : 萩村くんのアップ画像の直し方が分からねえわ [メイン] 真柴 龍太郎 : できました!できてる? [メイン] 真柴 龍太郎 : CC<=50 【SAN値チェック】 (1D100<=50) > 38 > 成功 [メイン] 真柴 龍太郎 : おっできてる よかった [メイン] 生城山 魁 : CC<=85 【SAN値チェック】 (1D100<=85) > 62 > 成功 [メイン]

          (未通過❌)庭師生城山班ログ(メイン)

          最もにくらしい戦い

           フィールド、ラウンド・レフト。  周りに敵、多数。  フィールド内のオブジェクト、6。  内最も気にかけるべき特定危惧物質、2。  温度調節良好、視界調節良好。  敵A,Bが攻撃を開始、オブジェクトの争奪が開始。  敵Aは火の熱によろめき、隙をついて仲介。  敵Bオブジェクトに到達、警戒行為、掴み攻撃でオブジェクト半奪状態。  目的修正、特定危惧物質の守備を優先。  オブジェクトの変化に注意。  敵Cが特定危惧物質に接近、護衛に専念せよ。  作戦α、先手攻撃。  注意、オブ

          最もにくらしい戦い

          銀色の種

             小春日和の休日。まだまだ寝ていたい早朝に、チャイム音が鳴り響く。  布団の中で俺が睡魔に負けそうになっていると、ドアの向こうから俺の名を呼ぶ柔らかな声が響いてきた。その瞬間、布団を蹴り落とし玄関に向かう。  ああ、彼女だ、シャイでなかなか俺の家に遊びに来ない彼女が来てくれた。恋人を持つものとしてこれ以上の喜びがあるだろうか?ドアを開ける前に一息つき、彼女を出迎えた。  全く、こんなに朝早く来ることないだろう?こっちだって掃除とか色々あるんだから。  そう言うと、彼

          銀色の種