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➀日食月食と西洋占星術の関係➁占いは信じるものなのかを探る
皆様こんにちは!占い師のミライです🌌
今日の夜は、皆既月食と天王星食という、日本では442年ぶりの天体イベントがあります!🌑
珍しい天体イベントに、思いを馳せる方も、たくさんいらっしゃると思いますし、普段から満月のお祈りなどされている方はとくに意識しているのではないか?と思います。
実際、月の満ち欠けは、地球上に影響がありますよね?
しかし、西洋占星術で見る、個人への影響については、日食月食(エクリプス)が起きる位置が、産まれのホロスコープの重要な部分に影響しないと、強い影響はないと読みます。また、吉凶も、食であることよりも、関係する産まれのホロスコープの内容に左右されます。
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これは、今日の皆既月食の時間のホロスコープです!
満月ですから太陽◎と月☽が180度で、月と天王星♅が今回たまたま同じ位置にあります。
月と天王星と、もうひとつ、ドラゴンヘッドΩ(ノースノードとも言います)も同じ位置にあります。太陽側にドラゴンヘッドがあっても月食となります。
ちなみに日食は、太陽と月が同じ位置のとき(新月)に、ドラゴンヘッドも同じ位置にあるときに起きる現象です。
おうしorさそりの16度近辺に、ホロスコープの特徴がある方は、この時期の状況を観察してみると良いかもしれません!
占いオタクの話はさておき!
今日の本題に入ってまいります。
占いは信じるものなのか??信じるのは愚かなのか?
良い占いしか信じない!
自分の星座が、毎朝のラッキー星座だと、『よし、行ける!!』とか、思ったりしますよね?逆に最下位なら、『信じない!』とか『そうなのか(泣)』とか。
(※私は、こういうのは出せません。意味が無いので。)
良い占いは信じるし、悪い占いは信じない(というか、そんなの出してほしくない)のは、じつは、今日に限った事ではなくて。。
15世紀ごろのローマでは、とても力がある法王庁に、西洋占星術が科学に基づいたものだと認められた背景から、産まれた子に対して、運のよいホロスコープを占星術師に作らせるということが流行ったそうです。
ようは、本当の誕生日や時刻ではないホロスコープになるので、正確な占いが出来ないということが起こりました。
良い占い結果の人生を歩んでほしいですよね。親としては!!
信じる力は侮れない
『良い星の下に産まれている』と信じること。
しかも、運を見るプロからそう言われるならば、尚更信じられる。
『信じる力』は、非科学的で、単なる思い込みでしかないのか??
薬の開発をするとき等、作成した正規のものと、プラセボ(偽薬)を比較するそうなのですが、プラセボの薬は、とくに痛みなどについては、30%くらいの確率で効果が出るそうです。ときには50%とも言われます。
(新薬はこの、プラセボの強い効果を超えないといけない!)
占いは、とくに気持ちの部分が非常に強いですから、薬が効くのではないかと期待することで、実際に状態がよくなるように、良い結果を手にすることで、実際に状況が良くなることがあっても、全くおかしくありません。
占いは大きくわけて2種類ある
理論的な占いを勉強していくと、『(例えば西洋占星術ならば、天体の動きから読み取る天気予報なので)信じるものではない』ということがわかってきます。
結果を簡単に運命的に捉えず、活かすべきを活かし、ときに仏教的な意味での諦めのような視点も育ちます。(これは個人的な感想です)
『占い結果を信じたい』気持ちは、『良い運命』を信じたい気持ちに他なりません。
先ほどの、虚偽のホロスコープを作るのもそうですし、あとは例えば命名で良い画数をつけたり等は、『産まれに関わる運命的な力を信じる力』を使ったものですね。
占い鑑定をゲン担ぎ的に使うお客様も多いですし、占いではないですが、神社やパワースポットなどもそこらへんかなと。今日の月食や、新月満月のお祈りも、こちら側になります。
しかし、返す返す、信じる力は馬鹿にならないです、本当に。
まとめますと、占いには、自分の状況を俯瞰するためのものと、自分の意識を強く持つためのものと、2種類あると言えますね!
問題解決に本当に役立つのはどっち??
私はこの2つのうち、前者のタイプの占いをしますが、占いの世界じたいが好きなわけではなく、ひとの人生に強く興味があり、最終的にお役に立つようにと考えています。
(たまたま身に着けた占いの技術が、役に立てないのならば辞めてしまえと、常々思っています。)
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話が飛びますが、相談のプロ・心理カウンセラーの技法で大切なこととして、『クライアントの悩みを奪い取らない』というのがあります。
昔からある宗教も、悩みが全くなくなるのではなく、考えさせる道徳的な意味合いが強いですよね。
(だから、妄信させるカルト的なものは、一歩間違うと危険だという話です。)
(『信じる力』も、両刃の刃の部分があるのを知っておいたほうが良いです。)
たくさん共感しすぎたり、ああすれば良いこうしたら良いとアドバイスをしすぎるのは、よろしくありません。
相談者が色々考えたくない気持ちや、相談者を良くしてあげたい気持ちはわかるのですが、気づく力が、問題の解決に一番大切なポイントになります。
占い師というと『(占い師が)正しい方向に導く』イメージですが、占いだろうが何だろうが、答えは自分のなかの奥深いところに隠れていて、そのヒントや引き出しを引き出してあげるのが、相談される側の役割です。
鑑定のなかから『気づいて』『(自分で)導ける』のが目標です!
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また、カウンセラーは、問題を机の上に出して、お互いにそれを見つめるようなスタンスをとります。
私の鑑定では、それがホロスコープ(生まれた時と現在の天体の位置)や六十四卦(易で出た結果)になります。
結果を説明したり、ときに一緒に見ながら進めますから、お客様ご自身が自分の状況がわかる=自分でコントロールが出来る仕組みです。
自分で自分を把握出来るって、素晴らしい事だと思いませんか?
自分でしっかり状況を把握しつつ、同時に自分の力も信じられたら、鬼に金棒!ですよね!!両方ともだいじだからね!!
とりあえず、『プラセボ』に負けない占いが出来るよう、日々精進いたします!
ミライはみんなを応援しているよ!!
今日はここまで!
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次回は、また、講座内容をちょこっと書いてみようかなと思いますから、気になる方はぜひチェックしてくださいね♡
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皆様よく、『やはり習わないとわからないことが多い』と感想を仰います。
気になる方は講座もぜひご検討くださいね。
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