9月14日はセプテンバーバレンタイン 女性から別れ話を切り出してもよいとされる日。
今なら、「年収が800万円もないなんて最低!!!」とか、初めて「今日は割り勘で」と切り出されたとか、「オタク趣味最低」とか言われて女性から離別する所だろう。ご批判覚悟でいうが、男女間の問題は金があれば大方“けり”がつく。何しろ、人の離別に“金の切れ目が縁の切れ目”という言葉がある。女性を男性につなぎとめているのは“愛”ではなく、“金”だ。
さて、セプテンバーバレンタインの発祥はTBS ラジオの深夜番組「パック・イン・ミュージック」が1982年まで放送されていたのだが、この番組が発祥らしい。所以は、「ホワイトデー」から半年の節目に、女性から別れを切り出す日とされた。要するに、半年もたてば、ホワイトデーで交際を申し込んできた男性たちの品定めも付く頃だから、結婚に向けて“男の断捨離をしよう”というのが女性たちの本音ではないかと思われる。
だが、作法が定められている。紫色の物を身に付けて、白いマニキュアを塗り、緑のインクで書いた別れの手紙を直接手渡すというのがルール。今なら、紫のマスクにA4用紙に緑のインクで印刷された手紙を黙って渡し、走り去り(大規模や人通りの多い駅改札口あたりを待ち合わせ場所にするだろう)、インスタントメッセージアプリをブロック、その後、メールアドレスを変更し、親しい友人に新しいメールアドレスを知らせて、最後に携帯ショップに飛び込んでスマホの番号を変更する。しつこいようなら“接近禁止令”を出すくらいやるのではないだろうか?
でも、女性自身が大胆な行動に出たと思っている事でも、男性にとっては想定内という事が多い。その訳はSNSやインスタントメッセージアプリが普及し、情報が行き交っている今、交際女性が自分の目の届かないとこでどんなことを言いふらし、素行を取っているかはおぼろげながら解っているし、更に、女性が“私は、この目の前の男性に愛されているのか?”という疑問を持つように男性の方も“私は、この目の前の女性に愛されているのか?”という疑問を持つようになっている。何しろ、結婚式の日に女性側の両親は娘に「苦しかったら、直ぐにでも戻っておいで」と声を掛けるが、息子にも「ダメだと思ったら、直ぐに別れるんだ」と言うのが令和だ。