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ウィルキンソンソード
アマゾンのおすすめ欄を、よく見る。思わぬ掘り出し物に出逢えるからだ。
この前も何の気なしに眺めていたら、両刃カミソリの替え刃がおすすめされていた。ウィルキンソン・ソードというメーカーのものだった。
値段もそこそこだったので、買ってみた。
数日後に届いたものを開封し、使ってみたら、この刃の剃り心地が、殊の外いいのだ。
滑らかな肌触りと確かな切れ味が、うまいバランスの中で収まっている。
ところで、「セプテンバー11」という映画がある。
アメリカで起こった、9.11同時多発テロを題材にして、11人の映画監督が作品を作ったオムニバス映画だ。
その中の一つで、ショーン・ペンが撮った良い作品があるのだが、老人が、朝、バスルームで髭を剃るシーンが、冒頭部分で出てくる。
使っているカミソリは、両刃のカミソリだ。
この映画を観るまで、俺は両刃のカミソリというものを知らなかった。
それまでは、四枚刃のT字カミソリを使っていたのだが、その使い勝手には、あまりしっくりするものがなかった。なので試しに、この映画でみたのと同じような両刃のカミソリを買ってみることにしたのだ。
以来、現在に至るまで、ひげ剃りは両刃のカミソリを好んで使っている。
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