みそ汁の塩分は本当に悪者なのか!?
みそ汁は長年「塩分が高いから高血圧になりやすい」や「塩分を取りすぎてしまう」などと思われてきましたが最近はこの認識が真逆だということが判明しています。
なんと発酵していない大豆製品では血圧の低下は見られないのですが、発酵食品であるみその褐色成分(メラノイジン)が血圧を押さえてくれているとのこと。
メラノイジンはみその発酵、熟成が進む過程でアミノ酸と糖が反応して発生する褐色成分で高い抗酸化作用を持っています。
どんな効果かというと「コレステロールを減少作用」「消化酵素を阻害して血糖値の急激な上昇を抑制する作用」などがあります。
そうなると、みそ汁の塩分は悪者ではないですね!
1日1〜3杯なら血圧に悪影響を及ばないとのことです。
メラノイジンを意識したみそを選ぶ際の目安は熟成が進んだ濃い色のみそです!
ちなみに血圧が気になる人はカリウム豊富な具材か塩分を控えたみそを選ぶのがポイントです。
ミネラルの一種カリウムにはナトリウム(塩分)の排出を促す働きがあるのです。
カリウムが豊富な食材は
わかめ、ほうれん草、枝豆、ブロッコリー、大豆もやしなどです。
ただ塩分控えめだからといって使う量が増えるとそれなりに塩分が多くなってしまうので適量を意識しないとですね!
今回はわかめとねぎのみそ汁にゴマとごま油をひとさじ加えたものになっています。
ごま油と白ごまを加えるといつものみそ汁がスープみたいになって違う感じを楽しめます!
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