女帝/The Empress
映画を見ない絵を描く。
登場人物が出てくることもあれば、全く関係のない人が出てくることもある。
無理に映画の中の人を絵に引き込まない。
無理をすると、描こうとしてしますのである。
描こうとしたものは駄目である。
頭にあるものを取り出しただけでは駄目である。
知らないものが目の前に現われないならない。
知らないようで知っているもの。
目の前に絵の対象となる人がいてもそれは同じなのである。
彼女はうまくててきてくれたと思う。
少し色を使うというのも良いと思った。
色に惑わず、溺れに済む。