話題泥棒にならないためにできること 10分チャレンジ 18日目
「わかるわかる~!私もこの前さぁ~」
身近にこういう人はいないだろうか?
話したいことがあって話していたのに、気がついたら途中で
相手に話を取られてしまう。
特に話したい!と強い気持ちがない時はそれもいいかもしれない。
話題があっちこっちに飛躍して、それも盛り上がる要素になることもある。
ただ、仕事の話で落ち込んだとか、嬉しいとか、
「聞いてほしい!」と思っているときに、話題を取られると、
不完全燃焼で終わってしまう。
では、この話題泥棒にならないようにするにはどうしたらいいか。
「相手の話題に同感しない」ことだ。
ここでは、同感を「自分もその環状がわかると主張する」こととする。
わかるはずがないのだ。
全く同じ状況になることはないし、受け止め方も人それぞれ。
相手の気持や感じ方を「わかる!」と思うのは、傲慢だと思う。
じゃあどうすればいいのか。
「悲しかったんだね」「大変だったんだね」
あなたは、を括弧書きで前につけてみてほしい。
もしくは、その話を聞いて私はこう感じた、と思うことを伝えるのだ。
「(あなたは)嬉しかったんだね!」
「(私はその話を聞いて)大変だったんだろうなって思ったよ」
相手の感情は相手のものなのだ。
ここに一種の線引をすれば、話題泥棒にはならない。
この相づちをすると、相手はたいてい続きを話してくれる。
話したかったことを話して、スッキリして終わることができるのだ。
仕事の愚痴を聞いたりする場面は、このご時世で減っているのかもしれない。
ただ、もしそういう機会があったらぜひ思い出してほしい。
「この前、急にお客様から呼び出されて、訳の分からないことで怒られたんだよね…自分のやったことじゃないのにってめっちゃイライラした」
→「うわ~わかる!!私もこの前同じようなことがあってね」
→「うわ~大変だったね。自分のことじゃないっていうのが、またイライラする原因になったんじゃない?」
みたいな感じかな?
いつも意識すると疲れてしまうので、
「これは、きっと話したいことだろうな」
そう感じたときだけでも使ってみてほしい。