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『〇〇をすれば人生が変わる』という考え方では失敗する。

 こんばんは。 幸 福造 です。

 私は、人生を変えるため―不運や損ばかりの状況を打破するため―カウンセリングやコーチングを何年も受けてきました。そのカウンセラーやコーチが提供するワークシートに取り組むことで、自分の心の状態を改善し、やがて人生をよいものへと変えていく。私は、そうすれば人生が変わると本気で信じて取り組んできました。

 そのワークを終える頃には、笑顔や幸福感で満たされ、周囲の誰からも愛される人生を歩んでいるだろうと。

 しかし、状況はほとんど変わりませんでした。むしろ、より悪い出来事に出くわすこともありました。


 『あれ?変わるどころかより悪くなってるぞ。』『でも、そのワークを取り組めば変わるわけだし、続けるしかないか。』『新しいワークがでたなら、そちらに移行すればもっと早く変わるだろう。』


 そうしているうちに、何年も経ち、かなりの大金を注ぎ込んでいました。


自分の人生を変えられるのは自分だけである。

 そもそも、人生を変えるのは自分自身であり、ワークのような、自分の外側の何かが変えてくれるわけではありません。

 ワークなどは、あくまで「手段」です。
 手段である以上、自分が主体的に選び、使う必要があります。

 そのときの私は、それに気づいていませんでした。それゆえ、『ワーク』とその提供者に依存し、自分の人生の変化を他人に委ねてしまったのです。だから、何も変わらなかったのです。

 結局、私はその方と別れてしまいました。

 

 『自分の人生は自分で変える。そのためにカウンセリングやコーチングという手段を使うのだ。』


 そのような心構えが、本当の意味で人生を変える第一歩になります。


 それに気づいて以来、私自身、紆余曲折を経ながらも、自分の内面や考え方、身の回りの状況がよいものへと変わっていくのを味わうことができました。


 もし、カウンセリングやコーチングを受けるならば、あくまで手段と捉え、自分がどうしたいのか明らかにしてから受けることをおすすめします。

 時間とお金の浪費を避けるためにも。自分にとって有意義な時間とお金の使い方にするためにも。

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