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不時着

言葉は不時着なのだ。

誰がとか、何にとかは言わないが、
毎日思うことがある。

1日の行動全てに誰かとの繋がりがあって、
その全てに感謝する。

産んでくれたのは両親のおかげだし、
健康なのはご飯のおかげだし、
好きな仕事が出来てるのは応援してくれた人のおかげだし。

もちろん自分の力もある。
最終的には自分が決めて動くからね。

けど、絶対それは1人ではなし得なくて、
全てに、全てに感謝をしたくなる。

本当に「有り」「難い」ことなんだなあと。

それを伝えたくて、伝えようとするんだけど
僕が思っているくらいの量と質で伝わっているのかなんて分からないし、
そもそも届いているかすら分からない。

時に言葉は不時着する。

伝えたい相手がこの世からいなかったり、
会話が出来る状況では無かったり、
時と場合によっては届けない方がいいことだってある。

それでも言葉を届けようとし続けるんだろう。

もう自己満足でいいから、
どこかの誰かに向かって、
今日も有難うを届けようとする。

そうやって生きて行こうと思う。

気付いて、届いて、受け取ってくれたらいいな。

僕のわがままな話。

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