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文系ポスドクの生活

春の夜はサニーデイサービスに限る。お久しぶりです。長らく放置していましたが、今日から少しずつ更新しようと思います。今回は近況を。
①2020年度、無事、博士の学位を取得しました。
②引越しをしました。初、一人暮らしです。
……圧縮するとわずか2行になるのですが、4月に少し先立って、2月末から新生活が始まっています。

そんなわけで晴れて現代日本に高学歴無職がまた一人爆誕したわけですが、このnoteには今後、博士課程(後期)時代の生活と、博士学位取得後の文系ポスドク(「ポストドクター」)の生活について書いていこうと思います。主に収入源とか、研究計画書と実際の研究課程とか、学位取得後のキャリア形成とか。

このテーマを選んだのは、私自身がこういう情報を欲しかったからですね。収入源とか、暮らしぶりとか。昨年、一部(主に文系院生)で話題になったティファンヌ・リヴィエール(Tiphaine Riviere)のバンド・デシネ(フランスのマンガ)『博論日記』(花伝社)みたいなイメージですね。

院生にとって論文作成のイロハは確かに重要です。しかし博論の書き方とかは書籍など多く出ているので情報としての価値は乏しいし、まずは指導教授や先輩に聞こう!!!

また、たしかに理系の院生やポスドクで生活を書くブロガーはいらっしゃいますが、就職やキャリア形成、収入源という点では、理系院生の情報は文系院生にとってあまり参考にならない。一方、文系院生やポスドクで目に入るのは、あまりよくないニュースばかり……。

しかし今後も文系院生とポスドクは増え続けるだろう。それでは文系院生とポスドクは、どうやって研究生活をサバイブしている(いく)のか? 以上のような問題意識で、「生活」について、書いていこうと思います。

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