「手」のしぐさが表す人間の心模様

他者から嫌われる「手」のしぐさ

「手」は僕たちの思いをより強く相手に伝える力を持っている反面、相手に不快感を与えてしまうこともあります。

人間が不快に感じる手のしぐさには、人を指差すしぐさや、まるで犬や猫を呼ぶように手招きで相手を呼ぶしぐさがあります。

会話中に服についたゴミを取るしぐさも、人に不快感を与えると言われています。

これら３つのしぐさは、失礼なしぐさとして有名です。

悪気はなくても相手に不快な思いをさせてしまうので、普段の生活では十分に注意しましょう。

「手」のしぐさから見える人の心理状況

手のしぐさには、その人の考え方、感じ方を理解する情報がたくさん隠されています。

例えば、親指を上に向けるポーズは、前向きな考え方をしている時によく現れるしぐさです。

全体的に指が上に向くしぐさはポジティブな心理状態を表しており、指全体が上を向く尖塔のしぐさは、強い自信を表しています。

その逆に指を隠すしぐさは、気持ちが後ろ向きになっている証だと言われます。

特に親指を隠すしぐさは、ネガティブな感情が秘められている場面でよく見られます。

ポケットに親指だけを入れるという男性に見られるしぐさも、地位が低い人によく見られる傾向があり、自身のない表れだと言われます。

僕たちの手は、相手の隠された心理状況を表現してくれています。

相手の心を読むヒントとして、しっかり覚えておきましょう。