見出し画像

自己紹介

こんにちは
noteを始めてまだ日が浅い
クーデルカ レザーの鈴木 大輔と申します。

自己紹介をさせていただきます。

・東京出身 妻と娘の3人家族。
・大学卒業後、食品関係の会社に勤務。
・1991年〜97年まで、インディアンジュエリーの老舗 原宿goro'sの皮革製品製造元にて技術を修得。
・定番のサドルレザーによる財布、小物類、バッグ、ベルト、ディアスキン(鹿革)製品、カスタムメイド製品製作に携わる。
・1997年 、長年のgoro's製品製造の実績を買われ、複数のブランドOEM生産を請け負い、同時にオリジナルブランド Koudelka Leather(クーデルカ レザー)を立ち上げ、現在に至る。


ゴローズの革工房に勤め始め
当初は革のヘリ磨きのみを1年、翌年からカンナ掛けをやらせてもらい、その1~2年後に初めて厚縫用のミシンを扱えるようになりました。

goro's(ゴローズ)の高橋吾郎氏につきましてご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが 日本にてインディアンジュエリー ※
を初めて普及させた、私共からすると雲の上の存在になります。
現在も原宿のgoro's販売店は土日になると製品を求めて行列が出来ているそうです。

※)インディアンの名称は現在、不適切との意見もございますが 当時の通称として「インディアンジュエリー」とさせてもらいました。


ゴローズの革製品はサドルレザーと呼ばれるタンニン鞣し革と鹿革の二種類のみで
二世紀近く昔の手法にて作られてます。
(革の製法の具体的な説明は又 別の機会にお話させてもらいます。)

いわゆる現在の正統的な革細工とは違う手の込んだ作り方です。
よって 財布やバッグ、ベルトなども通常の革製品とはひと味もふた味も違った物となっています。
工房では一通り製造に携わり、時にはゴローズファンとして有名な俳優、歌手、コメディアンの方々のオーダー品の製作も手伝わせてもらいました。

そこで6年間勤め、1997年独立してkoudelka leather(クーデルカ レザー)を立ち上げました。
良かったことは
ゴローズさんの職人をしていたなら安心との事で、複数のレザー&ジュエリーショップさんや工房さんにOEM製造で卸させてもらう事となりました。
もちろん現在も長くお付き合いさせて頂いてます。

その後少しずつ クーデルカ レザーとしてのオリジナルアイテムを増やしていきます。

ビルフォールド(二つ折り財布)B-3a
ビルフォールド(二つ折り財布)B-2a
トラッカーズウォレット(長財布)w-1a

上記の三点が最初のオリジナル商品だったと思います。
現在も人気アイテムで当時のまま定番財布として販売しています。

職人さんというのは世界共通で長く勤めると師匠 、マイスターの作品にどうしてもデザインが似通ってしまいます。
上記写真のアイテムもお世話になったゴローズさんのラインに近くなっていますがサイズや中身の作りを変えてオリジナル仕様となっています。

実は何度か 「ゴローズのコピー品が作れないか? 」などと怪しい問い合わせが来たこともあります。
確かに何年も製品作りに携わっていましたので革の仕入先や種類、針や縫製糸の形式や番手、ミシンのピッチから返しのコマ数まで頭に入っていますので刻印以外のスーパーコピー品製造は可能です…  が、
はっきり申し上げますが どんなにお金を積まれてもコピー品は一切作りません。

クーデルカ レザーでは今ほどバックオーダーが過密でなかった1990年代のゴローズさんの、最も手間を掛けていた時代の手法をそのまま踏襲しています。

その中で、自分なりにクオリティの向上を目指して工夫してます。
ですので現在のゴローズさんとはちょっと違った仕上げになっていると思います。


長くなってしまいましたが
革製品の製造については修行時代を入れれば32年となります。
今後とも 何卒よろしくお願いいたします。


クーデルカレザーのショップはこちらから↓

#革製品 #革職人 #ゴローズ #インディアンジュエリー #革財布 #革バッグ #クーデルカレザー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?