あの時の!
今の病気(脳神経内科)で
入院をしてた時の話しなんだけど🏥
骨髄穿刺という検査をしなきゃならなくて、
骨髄に針を刺して
髄液を採る検査なんだけど
それって
背中から針を刺すのよね
んで、ゆっくり慎重に針を奥に
差し込まれてくんだけど
1歩直ぐ近くに
神経線が通ってるから
それを傷付けたら
元気な人でも半身不随になる
危険な検査だったらしいんだけど😅
1回目の骨髄穿刺の時は
主治医の先生がされてて
私が緊張しないように
看護師さんと先生と私を交え
談笑しながらだったのよね😅
凄い先生でしょ
1ミリでもズレたら
超危険な検査を
談笑しながら
患者さんを和らげながらする!って
かなりの高度なテクニックだと思う
その後
治療が始まって
けど、私の場合は
治療の途中で
拒絶反応が起きて
治療を中止したんだけど
でも、もう一度
骨髄穿刺の検査をしなきゃいけなかったのよね
その時に
主治医の先生が見守る中
多分ですが、インターン上がりの先生に
その検査を任されたんです
(あくまでも主治医が常にそばに居ました)
そのインターン上がりの新人の先生は、
この検査がどれだけ難しくて
神経を傷つけたら
患者がどうなるか?も
かなり勉強されていて
だから、勉強されていたぶん
かなりの恐怖心との闘いだったんだと思います
たまたま、、、
やはり、、、?
手が震えてらっしゃったのか?
神経に針が触れてしまいました
(といっても、深く触れたわけじゃないので傷つけてはいないと思う)
直接、神経に触れられたわけなので、
当然ですが
私が「あ、。痛い」ってなりまして。。
その言葉に新人の先生は
「無理です!変わってください!」
と、主治医にバトンタッチ
主治医は様子を見ていて
「危険なほどでは無かったから、大丈夫だったけどなー」と
新人の先生に
再挑戦させようと
そう言われてましたが
新人の先生は
「ダメです!無理です!神経に触ってしまったから!患者さんが痛かったから!今の私の状態でしてしまうと、震えて患者さんを取り返しのつかない状態にするのが怖いです!」と
声も震わせながら
主治医にきちんと自分は
今は出来ない!と
はっきりと伝えていました
その後は主治医が交代をし
私へのフォローをしっかりしながら
緊張をやわらげつつ
無事に終了させ
事なきを得たことがあります
上司に対して
「出来ない」と
言えた新人先生の
震え声の勇気
私は凄く立派だと感心してました
(呑気な患者🤫笑)
入院中は、
その新人の先生も
なんどか
私の所に来てくださって
他愛の無い話を談笑出来るまでに
なっていて
私が「回復してくると、入院中ってヒマ過ぎて(ひ・ω・ま)笑」って話すと
新人先生「映画のドラえもん」の話しを
熱弁してきて🤣
ドラえもんはテレビではなく
映画の方が泣ける!あの素晴らしさを知ってくれ!!
と、やたら熱弁(笑)
そして
とうとう
自分の持ってるドラえもんの漫画本を
何冊も持ってきて
「読んでみて!マジで面白いし、感動するから!(`・ω・´)」と
置いていく毎日(笑)
確かに読むと惹き込まれていき
感動する場面もあり
私の中の
ドラえもんの世界が変わりました😅(笑)
そして、なにより
新人先生の
ドラえもん愛❤️(笑)
とにかく
「読んだ?まだあるでー!( ≖ᴗ≖)ニヤッ」と
ドラえもんの本を
持って現れる先生(笑)
退屈で苦痛だった
入院生活が
その先生のおかげで
(そして、ドラえもんのおかげ?笑)で
毎日、笑って過ごせました
あれから
数年、、、
数ヶ月に1回は必ず
通院を続けているのですが
今年になって
たまたま
診察室の表側に
先生たちの名前と
入ってる曜日&時間帯をみていたら
なんと!
あの時の新人先生の名前が
しっかりと書かれていました!
勝手に「ドラえもん先生」と
あだ名付けてましたが(笑)
今では
脳神経内科の先生として
診察室を受け持つまでに
なっていて🙌
骨髄穿刺の時
震えていたあの先生が🥲
と、感慨深いものがありました
あの時
もしかしたら
恐怖心で辞めちゃうんじゃないか?と思ったくらいだったけど
お医者さんって
やっぱり凄いですね
あの恐怖心を乗り越えて
お医者さんを続けようと
頑張ってくださって、、
そのおかげで
私たち患者は
救われてるんだなー
と
改めて感謝の気持ちが。。
✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。✰⋆。:゚・*☽:゚・⋆。
まだ
ドラえもん愛は続いてるのかな?
((̵̵́ ̆͒͟˚̩̭ ̆͒)̵̵̀)⸝o̗
私も
ドラえもん好きになりましたよ(笑)
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