里親の映画「育ててくれて、ありがとう」
ネタばれを大いに含みます。
昨日、家族で「育ててくれて、ありがとう」という映画を見ました。
内容を簡潔に書くと
子どもを授かれなかった夫婦が里親として14年間育てた子どものところへ
生みの親が「一緒に暮らさない?」とやって来たが、里子は里親と暮らすことを選んだ。
という話です。
この映画の想定している観客は
里親
里親を増やしたい人(行政など)
なので、「生みの親より育ての親」という結末は納得なのですが、
私が考えていたのは、全く反対のことでした。
1才~15才までわが子のように育てた子を
突然現れた生みの親に返さなければいけない。
里親はいつ来るかわからないその「突然」を覚悟しながら
里子を育てなければいけない。
私は里親に登録していますが、預かったことはありません。
社会的養育の意義は理解していますが、
一緒に暮らした里子と突然のサヨナラが来ると思いながら、
生活するのは、辛い。養育里親がスタートでも、
養子縁組したくなる気がしてきました。