好きなことで生きていくためには？

2020年5月8日 18:45

高校生の皆さんはじめまして！
国際基督教大学教養学部1年の南安砂香です！🌱

高校2年間のカナダ留学を経て、現在は大学生として過ごす傍ら、フリーランスとして声を使ったお仕事とライターのお仕事をさせていただいています。
そんな私からのせんぱいボイス🎨です！

★こんな高校生にオススメ
・留学を考えている人
・フリーランス、個人事業主として活動していきたいと考えている人

カナダへの2年間の留学

声の仕事やライティングの仕事に関しては中学生時代からずっと興味がありました。

ただ、学業面などでの様々な目標との兼ね合いもあり、海外経験を通して人としての幅を広げようと決意してカナダ留学を決めました。

帰国してから受験勉強の末、無事に大学も決まり、そこから徐々に知り合い伝いでお仕事としていろんな案件をいただけるようになりました。

やはり2年間家族と離れて海外で過ごした経験は今の自分を支えてくれる大きな柱になっています。

言葉もうまく通じない環境で現地の高校生と同じ授業を受けなくてはならなかったので本当に苦しい時期もありましたが、カナダは第二の故郷と思える大切な場所です。

帰国して挑んだ大学受験も大きな挑戦で、これらの経験を通して自分がどれだけたくさんの人に支えられているのかを改めて実感しましたし、努力の結果何かを掴み取るという成功体験を積み上げることができたのは人生の財産だなと感じています。

困難を乗り越えていく強さ、国際的な視野、自分の将来と真剣に向き合う覚悟が身についたと感じています。

単純に語学の習得したことで関われる人が増えましたし、幅広い意見を取り入れることで物事を柔軟に考えられるようになりました。

現在個人でお仕事をいただけているのも、こうした経験の一つひとつが私の背中を押してくれるからです。

そして、こうした経験の積み重ねを人にお話しする機会も増えたので『自分はこれからどうやって生きていきたいのか』という自問自答を繰り返すようになりました。

何となくぼんやりとした毎日を過ごさなくなったことは自分の中でも大きな変化だなと感じています。

今できるアクションを私なりにまとめてみました⏬⏬

①深められる趣味を何か一つでも見つけてみる

→私はお芝居や歌や文章を書くことが（最初はぼんやりと）好きだったので、無料の音声投稿アプリをダウンロードして遊んでみたり、SNSなどで自分の思ったことを文章にして投稿していたりしました。

今のお仕事はそうした『無料で気軽に』始めたところから繋がっているので、まずはサクッとSNSの趣味アカウントで仲間を増やしながら楽しむことで、思いもよらない方向へ広がっていくかもしれません！

②オンライン配信講座を受けてみる

→今の時期、いろんなイベントがオンライン化していますよね。中には著名なゲストさんを招いて無料のトークイベントなどが行われたりもしています。交通費も参加費もかからないので、気軽に視野を広げられる場があちこちに用意されています。

自分の価値観を広げてくれるのは『人』なので、ぜひいろんな人の考え方に触れてみましょう！

③行きたい国について旅行感覚でまとめてみる

→特に留学を考えている高校生の皆さんは、ステイホームなこの時期だからこそ行きたい場所について調べてみてほしいなと思います。

例えば、私はずっとフランスとイギリスに憧れがあって、今は旅行プランを考える感覚でそれぞれの行きたいところをリストアップしています。

すると語学についてのモチベーションも上がって、最近はフランス語の勉強も始めました。

家にこもっていると気持ちまで塞ぎ込んでしまいがちですが、自分の時間がたっぷり持てる今だからこそ、コロナが収束した後の世界を頭の中で想像して楽しむというのも毎日を少しキラキラとさせてくれますよ。

④自分の人生マップを作ってみる

→高校生活で忙しいと、なかなか自分の歩んできた道を振り返る機会もないと思いますが、逆に今は時間を持て余してしまっている人もいるかもしれません。

今の自分は、過去の積み重ねでできています。

『あのときのこの出来事が今のこの部分に繋がっているな』と自分の人生を小説のように振り返る時間を作ってみてほしいのです。

過去と今のつながりに気づけると、今度は今と未来のつながりを想像しやすくなります。

なりたい未来から逆算していまをどう過ごしていくかが見えてくる方法なのでとてもオススメです。高校生の時からやっておけばよかったなと何度も思ったメソッドです。笑

私がこれまでの経験を通して感じていることなのですが、『今の自分を支え、変えてくれるのは過去の自分。未来の自分を支え、変えてくれるのは今の自分』です。

今は何事も『早すぎる』ことも『遅すぎる』こともない時代なので、『高校生だから…』と尻込みしてしまう必要は全くありません！

自分の中にある想いやアイデアを、どんな些細なものでもいいので形や言葉にして伝えてみてください。きっと、手を伸ばしてくれる人がたくさんいます！

自分の可能性を信じて。

あさかより