見出し画像

■私の仕事             ~オンラインイベントをつくりあげること~

はじめまして、
(株)スプラシアのディレクションチームに所属する茂野です。

イベント会期前で毎日追われている中、簡単ですが私の担当している業務、最近感じていることを書いてみました。
正直初めてのブログ投稿になるので、お手柔らかに(笑)

◆これまでの経歴

2019年に新卒でスプラシアの親会社である博展に入社し、
リアルイベントのディレクション業務等をおこなってきました。
そして2020年10月にご縁がありスプラシアへ出向となりました。
いまはオンラインイベントの進行/納品を担当しています。

◆オンラインイベントを作り上げる仕事の流れを紹介

まずはオンラインイベントをサポートさせていただく上での
流れを紹介させていただきます。
ざっくり書くと下記になるかと思います。

①     要件定義
②     デザイン作成
③     コーディング
④     各種テストと調整
⑤     クライアント側の受入テスト
⑥     OPEN

これだけ?と思った方もいるかもしれませんが、良いものを作り上げる、
クライアントの要望を叶えてあげることを必死に考えながらこなしていると、1つ1つの工程にそれなりに時間を要します。
 
①     要件定義フェーズではクライアントの与件に対して、どんなページが必要となってくるか、どんな機能が必要かというような骨組みをクライアントと一緒に決めていきます。この段階で決定したことは後から変更することは基本的に難しいとクライアントに伝えながら進行していくことが大事だと思っております。

②     デザイン作成
基本的には要件定義段階で作成していくワイヤーフレームに沿ってデザイナーにデザインを作成してもらいます。この次の工程であるコーディングに入ると、基本的にページ上のレイアウトの変更は難しくなるため、デザインの段階でレイアウトを決定させることが重要です。
 
③     コーディング
デザイン(レイアウト)も決定し、実際にWebページ上で見てもらうために開発チームにコーディングを進めてもらいます。クライアントと常に認識合わせや確認を行なっていれば、この段階での確認事項は減ってきます。
 
④     各種テストと調整
全てのページのコーディングが完了次第、まずはクライアントに見せる前に社内でテストをします。(結合テスト)要件定義で決めた通りに動いているか?デザイン通りに表示されているか?表示崩れが発生していないか?Windows、Macなどブラウザや環境によって変わっていないか?
ログはしっかり取れているか?をテストします。
 
この工程はなるべく多くのメンバーに協力してもらいながら、
第三者目線(ユーザー目線)のフィードバックをもらうことも重要だと
個人的に思っております。
 
色々なブラウザ、環境で同じことを繰り返しながらチェックをしていくので、正直飽きたり、集中力が切れ中途半端になるのは「あるある」かもしれませんが、後工程を考えた上でもクライアントに見せる前のとても重要な作業です。中途半端にクライアントに見せてしまうと修正点が多く、「ちゃんとテストしたの?」となってしまい、クライアントからのマイナスなイメージを持たれることも。。
 
⑤     クライアント側の受入テスト
社内のテスト(結合テスト)が終わり次第、クライアントに最終チェックをいただきます。リリースしてOKか?機能要件は正しいか?挙動など要望通りになっているか?その辺りをリリース前の最終チェックとして見ていただきます。
 
⑥     OPEN
クライアント側の受入テストが終われば後はリリース(OPEN)です。
事前にイベント当日(リリース)の工程をクライアント側、サーバー担当、開発チームとすり合わせをしておくことが重要で、当日誰が何の作業を行うのかを明確にしておきます。
 
また、イベント当日までにどのようなトラブルが起こりそうか、
トラブルが起きた際の対応をまとめておくことがめちゃくちゃ重要というか、それを決めておくだけで当日何が起きてもテンパらずに対応ができます。

例えばライブ配信時に地震が起きた際にWebページには
「ただ今スタジオ内で地震が発生いたしました。しばらくお待ちください」というような蓋絵を用意しておくだけでも、もし本当に発生した場合その蓋絵さえ表示できれば印象が変わると思います。
 

いかがでしたでしょうか?
このようにざっくり書くと6つの工程が必要と考えておりますが、
あくまで一例ですので、配信がある場合は③と④の間くらいに同時並行で撮影/収録があったりする場合もあります。
また、スケジュール通りに進まないことももちろんあります
(スケジュール通りにいかない方がほとんどかも。。)
ただ、そこをどう調整して納品するかがディレクターの見せ所、
仕事であると思っています。

◆この仕事を通して得られること、成長を感じること。

新卒で博展に入社し、当時はコロナウイルスの影響もありませんでしたので、展示会やポップアップなどのディレクションをしており、
正直スプラシアで働くとは想像もしておりませんでした。
今では出向という形からスプラシアでオンラインイベントのディレクションを担当させてもらい、1つの案件進行においてもWebの知識だけでなく撮影/配信周りの知識など本当に幅広く、毎日新しいことを学ぶことができるところはやりがいと成長を感じます。
 
ただ、今までWeb(システム)関係は触れたことはなく
いわゆる初心者でした。。
スプラシア(博展グループ)は本当に良い人ばかりで開発チームの先輩方、
営業の先輩方に助けられながら日々奮闘中です。(One Team!)
 
ある程度案件をこなせるようになってきた今、意識していること
(しようとしていること)とは
「クライアントからの要望を俯瞰して考える。」です。
案件進行においてクライアントからの要望が多くある中、
1つの要望に対してその案件のどこに影響が出るか、
その要望を叶えてあげることで他への影響はないか、
目の前の要望をただ開発チームに依頼するのではなく、本当に意味があるのか、一歩引いて俯瞰して見ることが重要だと感じています。
(最初は分からないことだらけで、とりあえず開発チーム頼りだった、、)
 
こんな感じで、日々奮闘中の私ですが、 普段助けてもらっている開発チームの先輩方、営業の先輩方にいつか「成長したな」と思わせるのも一つの目標として、引き続き日々奮闘したいと思います。

◆どういう人がこの仕事に向いているか。

個人的に思うのは何事にも挑戦意欲がある人、やる気がある人
であれば、最初はWeb知識がなくてもすぐに知識は追いついてくると思いますので、向いていると考えます。
後は同じ作業(決まりきった業務)ではなく、それぞれの案件においても進め方、クライアントの要望が違うので、臨機応変に対応していくことが重要だと思っています。
 
 

以上、
まだまだ若手かつWebディレクターとしての経験は浅いですが、
今感じていることを書いてみました!
 


いいなと思ったら応援しよう!