【過去は変えられる】時間は未来から過去へ流れているという考え方
こんにちは。
習慣化コーチの中やまです。
時間は、過去から未来へ流れていると
思いますか?
それとも、
未来から過去へ流れていると
思いますか?
では、もうひとつ質問です。
過去は変えられると思いますか?
それとも、
過去は変えられないと思いますか?
私は、
時間は未来から過去へ流れている
と思っています。
そして、
過去は変えられると思っています。
あの天才、西野亮廣さんも
このように言っています。
未来は変えられないけど、過去は変えられる。
私が、なぜこう思っているのかを説明していきます。
過去の出来事自体は変えられない
「過去は変えられる」
といっても、
過去に起きたこと自体を
変えることはできません。
例えば、
大学受験で第一志望に落ちてしまった。
大好きな彼女と別れてしまった。
仕事もロクせず、フラフラしていた。
などは
今さら変えることのできないことですよね。
過去の出来事の意味合いは変えられる
過去の出来事自体は変えられないけど
その出来事が、
どういう意味があったのか、
は変えることができます。
だいたい過去というのは
感情とセットで記憶されています。
楽しかった、
うれしかった、
つらかった、
悲しかった、
痛かった、
怖かった、
など。
そういう感情で記憶してるので、
プラスの感情の記憶は
いい過去として存在しているし、
マイナスの感情の記憶は
悪い過去として存在しています。
でも、
その悪い過去は、本当に悪い過去だったのでしょうか?
その経験があったからこそ
プラスになったことはないでしょうか?
先ほどの例でいくと、
大学受験で第一志望に落ちてしまった。
⇒代わりに行った大学の人たちとの出会い
大好きな彼女と別れてしまった。
⇒新たな出会いの始まり。次の彼女は絶対に幸せにしようと精神的に強くなった。
仕事もロクせず、フラフラしていた。
⇒遊んでいた時期があるから、今頑張れる。いろいろな経験が出来た。
など。
マイナス感情の過去の中にも
何かひとつでもプラスのことを
探すと、
悪い過去
だったものが
いい過去
に変わります。
今からでも過去を変えられるというのは
こういう意味です。
時間は未来から過去に流れている
私は、時間は未来から過去に流れている
という持論を持っています。
こんな事例をあげてみましょう。
あなたは、
大好きなラーメン屋さんに
電車で1時間かけ、
さらにすごい行列ができているので
2時間並びました。
しかし、
なんと次が自分の番というところで
スープ切れで閉店となってしまいました。
なんて運が悪いのでしょう。
どう考えても、悪い過去
になりますよね。
しかし、続きがあります。
どうしてもラーメンが食べたかったので
近くの行ったこともないラーメン屋さんに
入りました。
すると、その初めて行った店の
ラーメンが
今まで食べた中で一番おいしいラーメンでした。
はい、
こうなると
最初に行った店のラーメンが食べれなかった
という過去はどうなりますか?
悪い過去だったものが、
未来の出来事によって、
いい過去に変わってませんか?
だって、
最初の店のスープが切れたおかげで
もっとおいしいラーメンに出会えたんですから。
このように、未来の出来事によって、
過去の出来事の意味合いが変わるんですよ。
だから、時間は未来から過去へ流れてると思うんです。
この考えをどう生かすのか
大事なのは、
過去は変えられると知ることではなく、
知った上でどう生かしていくかです。
・プラスの感情のシェアを高める
・トラウマを減らす
この2つに生かせるのではないでしょうか。
人間は、マイナスの感情が多いと
疲れてしまいます。
精神的に病んでしまうこともあります。
当然、プラスの感情のシェアが高い方が
健康にもいいし、何より楽しいですよね。
悪い過去と記憶されている
出来事が実はいい過去だった
と認識できれば、
マイナスの感情が減るのではないでしょうか。
また、
トラウマというのは、
過去のつらい経験から、
同じ思いをしたくないという気持ちになり
常に不安であったり、怯えであったり、
マイナスの感情がつきまといます。
また、
行動に移せなかったりしますね。
でも、
過去は変えられると知ることで
そのトラウマと思っていることが
本当にトラウマなのかを
問うことができます。
トラウマだと思っていたことを
減らすことができます。
まとめ
要は、
物事は捉え方ですべて変わる。
ということです。
起きた出来事に振り回されるのではなく
どう捉えるかで、
自分が主体となって生きていくことができるんです。
主体性を持つと生きるのが楽になりますからね。
あなたも過去の出来事を
一度振り返ってみてはいかがでしょうか。