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研究主任、アンケート集計の自動化ソフトを作る #15

大型連休最終日の朝活。つい、夢中になっていたのが研究アンケートの自動集計ソフトの作成。これは働き方改革につながるのでは?と思いnoteに綴ってみます。

校内研究の楽々アンケートシステム。
フォームとスプレッドシートで

それぞれの先生にGoogleフォームで教科アンケートを取ってもらう。
※このこと自体ハードルが高い先生もいるが、この際研究の一環で便利さに触れてもらう。

担当はフォームのスプレッドシートのアドレスをアドレス集約シートに入れる。

あとはこのアドレスをIMPORTRANGE関数で全教科分取り入れれば良い。

つまり、教科担任はアンケートを行うだけ。
こちらはリンク貼り付けと、IMPORTRANGE関数を教科分継ぎ足すだけで良い。楽ちん!

校内研究は負担。アンケート集計が散逸。楽に楽しくできないか。

現在アンケートはフォームを使う事が多い。ついアンケートをして満足してしまいがちだが、データを集めたら分析しなければ意味がない。
昨年度、フォームで取ったが、その集計は従来のエクセルで行うという手間のかかる物だった。スプレッドシートのデータでそのまま集計、グラフを自動作成できれば、先生方のアンケートの負担感が減る=研究に前向きになるのではないか。というモヤモヤから今回のソフト作成のきっかけだった。

自動集計ソフトの構造はこんな感じ


シート1 QUERYとIMPOROTRANGEで全教科のデータを集約するシート
上の図だととりあえず3学年分の理科を集約している。
学年と教科を聞くことで、教科を抽出できる。
シート2 集約シートの結果を集計するシート。
上の図のセルは、質問1の選択肢Aを抽出している。
COUNTIFSで教科、学年を指定することでその先生のアンケート結果、グラフが自動で表示される
→教科実践報告にそのまま貼り付けて使えるように
  • 複数のスプレッドシートを縦に結合するためには;を使うこと。

  • 空白を含まない、複数のスプレッドシートをまとめるためには、QUERYで命令すること。where co1 is not null を入れること。

そんな初歩的なことに苦戦しながらもようやく完成。わかってしまえば造作もないことだった。。chat-GPT先生にアドバイスをもらうことで解決でき、AIを活用できたのも大きい。

校内研究を少しでも全職員で楽しくやるための手立ての一つに

研究推進委員の研究主任のミッションは、研究の推進力となること。このnoteが全国の研究担当の何か一躍になれば。

きっかけはコロナ禍

コロナ禍の在宅勤務期間、時間に余裕がある時にGoogleワークスペースが導入され、フォームやスプレッドシートを遊んでいたらQUERY関数とIMPORTRANGE関数に出会った。これは何かに役立つとの直感で夢中になっていじってきたが(何よりいじっていて楽しい)まさに今、有効活用できている。ワクワクや趣味の学びは無駄にならない。どこかで繋がってくると改めて感じた。

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