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名簿の作成業務を削減【Query】
校外行事では、班名簿や係別名簿の作成を行います。
これまでは、紙や写真で記録した表をもとに名簿を作成していたと思いますが、
Googleフォームで登録させ、Googleスプレッドシートのクエリ関数を使えば、
この業務をだいぶ削減できるのではないかと考えており、次の行事で試みます。
具体的には、こちらは下準備をすれば、後は生徒が入力すれば完成した形になります。
次のような方法で実践してみます。
①フォームで生徒に入力させる
組
番号
班
役職(班長など)
名前
を入力させる。
②スプレッドシートにクエリ関数をいれる
サンプルとしてこんな形でデータを入力しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1642850097364-Y9o1DkBZNa.png)
そうしたら新しいシートを作成し、
=query(data!$A:$G,"select C,E,F,G where A is not null and C=1 order by C ,E asc")
と入れるだけで、1組の班順での名簿が完成します。
![](https://assets.st-note.com/img/1642850826262-4i393Ndtfi.png)
=query(data!$A:$G,"select C,E,F,G where A is not null and C=1 order by C ,E asc")
の C=1が1組を抽出していますので、あとは抽出したいクラスの分だけ、2,3,4・・・と別のセルに入力すればそのクラスの名簿が完成です。
ちょこっとクエリをいじったことのある初心者ですがこれだけでもかなり生産性が上がるのではないでしょうか。
③係別で名簿がほしいときは
あとは自分が欲しいデータを取り出せるように、この式を少し自分好みでいじったものも作りました。例えば、クラス毎ではなく、係別名簿が欲しいとき。
=query(data!$A:$G,"select C,E,F,G where A is not null and F like'"&$B$11&"%' order by C,E asc")
とすることで、「クエリからF列(役職)にB11の文字が含まれたものを抽出する」とすることができます。役職は仮に1.班長、2.保健、3.保健、4.会計、5.コース1、6.コース2とすると、「1」が含まれた班長のみを抽出することができるわけです。これで、係名簿を呼び出すことができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1642851357354-6kBlnFElyn.png)
実際にやってみたらなにか不都合が生じるかもしれませんが、そこからまた改善してばいいかーぐらいの気持ちでとりあえずやってみようと思います。
学年の先生にとっても、生徒にとっても負担は少ないと思うのですが、果たして結果は・・・。
行事が動き出し、感触がつかめたらまたNoteにまとめようと思います。