【愛着・AC 克服記録】Part 12 後日譚①
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「後日譚① ― 僕の身に起きたこと」
小目次
12-1. 精神の再起動
12-2. 脳の過回転
① 頭の回転速度が異常になる
② 感情が産声を上げる
12-3. いろいろ気づき始める
① 精神疾患って…原因これじゃね?
② 日本社会の "相互依存性"、宗教のメカニズムが直感的にわかる
③ ジョジョ、エヴァンゲリオンの作品メッセージが理解できる
④ あれ……これ、真理?
12-4. 新たな問題が… ― 僕、発達障害?
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12-1. 精神の再起動
僕は、2018.10.15 にアダルトチルドレン・愛着障害を完全克服する方法を見つけました。
特に、愛着障害の克服については、これまで人類が発明できなかったものを創り出すことができたのでは?と思っています。
そもそも、これらの苦しみは何だったのか?
僕は、「出生時から現在までの人間関係の歪み」がもたらす苦しみだと理解しています (証拠はないが、自信あり)。
さらに的確に表現するならば、
これまでの人生における、感情・欲求の抹殺の積み重ね
が原因です。
(普通は "抑制" と表現するんですけど、ニュアンスを的確に伝えたいので "抹殺" と書いています)
そして、アダルトチルドレン・愛着障害の克服は、
エラーを起こした PC を初期化するようなもの
・壊れたシステムの修復 = 自分の感情の再生
・不要なプログラムのアンインストール = 依存心などの排除
これをやって、PC のシャットダウン状態になったものが、「虚無」なわけです。
そして、自分軸 = 過去―現在―未来 の自己連続性を実感することが、精神の再起動になるわけです。
(自己連続性という言葉は最近知りました)
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12-2. 脳の過回転
では、精神の再起動をすると何が起きるのか?
この辺りは、本当は脳科学・神経科学的な記述をしたいところなんですが、あいにく僕はまだこの分野の勉強が不十分なので、とても感覚的・主観的な書き方をさせていただきます。
(勉強が追いついたら、改めて書きます)
正直、周りの人には「あぁ………違う世界に飛んでいっちゃたのね」と言われました (実際言われました)。
① 頭の回転速度が異常になる
克服してから3~4日くらいかけて、頭の回転速度が急上昇していきました。頭の中からアイデアが溢れ出くるし、いままで見えなかった身の回りのことの理解がぐんぐん進むかんじでした。
ジョジョ的に言えば、「最高に『ハイ!』ってやつだアアアア」な状態。
(覚せい剤ってこんな状態なのかしら)
この過回転状態は、克服1週間後くらいがピークで、そこから緩やかに収まり、1ヶ月くらい (11月半ば) でいままでと同じレベルに戻りました。
ありゃなんだったんだろうか?
仮に、脳内麻薬的なものが溢れ出ていたのだとしたら、ドパミンとかアドレナリンとかが、ガンガン出てたんでしょう。
② 感情が産声を上げる
ここが一番衝撃的でした。
なんつーんですかね………24時間テレビの徳光さんみたいな。
涙が止まらんのです笑
時期的に頭の過回転と同じピークと収束だったので、似たような原因だったんでしょう。
その間の感情エピソード
・先輩や後輩に "克服しました!" って話をしながら、突然大泣きし始める。
(理由は、別途コラムで書く「日本のやばさ」に気づいちゃったからです)
・いままでテレビや映画で泣いたことないのに、超感動しちゃう。
(『西郷どん』で、西郷さんが戊辰戦争の犠牲者の墓碑の前で慟哭する場面でめっちゃ泣いてしまった)
現在は、心の中でうるうるしちゃうレベルで落ち着いています。
(できれば涙を流したい…)
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12-3. いろいろ気づき始める
① 精神疾患って…原因これじゃね?
頭が過回転している時期にいろいろ気付きはじめるわけです。
まず気づいたのが、「主な精神疾患の原因は、"感情・欲求の抹殺" の積み重ねでは?」ということ。
そのへんの仕組みは note にも散発的には書いていますが、いつかまとめます。
僕が怪しいと睨んでいるのが、
うつ病、双極性障害、種々の依存症、解離性障害、統合失調症、摂食障害、自閉症スペクトラム障害 (ASD) etc...
特に、ASD については、回避型愛着障害との関連性を一度洗い直したほうが良い、と思ってます。
勉強しなきゃいけんので、時間はかかるでしょうが笑
② 日本社会の "相互依存性"、宗教のメカニズムが直感的にわかる
この辺はまだしっかりと言語化できてませんが、頭の中では「あぁ、そうゆうことね」と納得している状態です。
そのうちまとめます。
日本社会
端的にいえば、"相互監視社会" です。
何を監視しているかといえば、"人の感情・欲求" を監視して、それに沿った生き方をすることを妨害しているわけです。
これは現代に始まったことではなく、おそらく江戸時代の五人組制度とか、戦時中の隣組のようなシステムによって日本全体に蔓延したのではないか?と予想しています (要調査)。
宗教
僕が言っている宗教は、西洋のキリスト教、日本の神道、仏教です。
(他の宗教は知識がないのでよくわからん。新興宗教は…あんま触りたくない)
メカニズムは別途書くとして、"現代日本人の宗教観" だけ考えてみます。
そもそも、宗教を考える上では、2つの側面を分けたほうが良いと思います。
① 祭祀的側面
神様とか超自然的なものを崇拝する側面。こうゆうのがミサだったり、初詣だったり、生誕祭とかだったりします。
重要なことは、"非日常" であること。
一般に宗教というと、この側面ばかりが語られている、と感じます。
だから日本人は "無宗教" とか、"宗教に節操がない" となるわけです。
② 道徳的側面
こちらはむしろ、極めて "日常" 的な宗教の側面です。
(ここが、宗教の範疇にあることの認識が薄い!)
日本では、江戸時代から祭祀と道徳の分離が始まりました。
そして、道徳 = モラルが一人歩きを始めたわけです。
祭祀と道徳が一致している宗教では、生活の規範が教義によって定められています (イスラム圏とかそうですよね)。
そこが解離すると何が起きるか?
神様の目 = 教義ではなく、人々の目 = 道徳が自分を縛るものになるわけです。
僕が度々「日本人の宗教は "お天道様教" だ!」といってるのはそうゆうことです。
これが過度になりすぎることで、無宗教かつ相互監視社会、現代日本という状況が生まれるのです。
③ ジョジョ、エヴァンゲリオンの作品メッセージが理解できる
アダルトチルドレン・愛着障害について考えていた時に、
「あれ…?エヴァってまさにこの克服プロセスじゃね?」
と気づくわけです。
簡単に
エヴァのアニメ放送が1995年10月から。
この年に、米国クリントン元大統領が、アダルトチルドレンであることを告白して日本でも話題になったそうです。
AC の概念はその少し前から日本に持ち込まれていたそうなので、庵野先生がこの辺を題材に選んでエヴァという物語を作り、この時期に発表した、と考えるのが自然のように思います。
・エヴァ本体の正体は母親 = これはアダルトチルドレンのメカニズムそのものであり、毒親化した自分の理性という意味も込められている
・パイロットは15歳で、〇〇チルドレンと呼ばれている
・エヴァはアンビリカルケーブル (= へその緒) に依存しており、S2機関 (= 永久的動力) を求めている。→ 使徒がこれを持っているから、暴走して捕食しちゃう
・感情・欲求を抑圧してしまうのは、他人との間で葛藤が生じるときは、基本的にどちらかが折れる = 少なからず感情を抑圧するから。
これを根本的に無くすためには、人々の間で葛藤がなくなればいい、つまり一体化しちゃえばいい、ということになる。
「人類補完計画」ってのは、そうゆうユートピアを作りましょう!という計画なんです。
・アニメ版最終回のセリフたち (記憶だよりなのでおぼろげ)
アニメ版のラスト2話は、シンジ君の内的世界を描いているんです。
だから、なんか支離滅裂感や "なにこれ?" 感がある。
シンジ君はさまざまな葛藤を乗り越え、"自分の存在感" を獲得し、生きることの意味 = 無限に存在する選択肢を自分の意志で選んでいく、ということに気づく。
これが、精神の再起動、新たな人生の一歩になります。
だから、みんなが「おめでとう!」と言うし、シンジ君は感謝の概念を獲得します。なぜ、母だけ「さようなら」かといえば、アダルトチルドレンの根本原因は母子関係にあるので、精神的に母親から脱却する、という意味でさようなら、となります。
(シンジ君の場合は、エヴァ = 母親には乗らない・飲み込まれない、という意味や、母の死の受容、などの意味も含まれていると思います)
全てのチルドレンってのは、作中のセカンド・サードチルドレンだけでなく、現実世界のアダルトチルドレンにもメッセージを送ってるんです。
・新劇場版が公開され、「序・破・Q・シン」の形で新しいエヴァが作られているのは、庵野先生が "その先" に気づいたからでは?と内心にやにやしています。
・真希波、いますよね?名前なんでしたっけ?…真理 (まり) ですよね??
なんでこんな名前の新キャラを投入したんですかねぇ…
また、ジョジョの第5部が現在アニメ化されていますが、ここも「これアダルトチルドレンの話だ!」と気づくわけです。
僕の本職 (研究業) に目処がたったら、ジョジョ論を第1部から書いていく予定です。
(この辺は僕が Twitter でアニメ放映のタイミングでちょいちょい書いてるので興味があれば)
(ジョジョ第5部と、エヴァ放映は時期が全く同じなんですよ)
④ あれ……これ、真理?
正直、一番気づいちゃいけないというか、「あ、やばい」と感じたのがこれです。
↑ 真理とか、「別の世界いっちゃったのね…」と言われてもしょうがない
真理さんについては、改めて書きます。
端的に書いておくと、「気付き = 認識によって、螺旋が生まれ、それが新たな軸となる」といった感じです。
アダルトチルドレン・愛着障害でいえば、次のようになります。
・感情と理性という2つの自分が存在することに "気づく" (ここではまだ軸は生まれない)
・愛情と感謝というものは、2つで1つなのだと "気づく "
→ "自分の意志" で生きる "自分軸" が産まれる
・自分軸を獲得した上で、感情と理性の葛藤を乗り越える
→ "価値軸" が生まれる (価値とは、他者との関係性で初めて生まれるものです。だから、生きづらさの克服の話で "自己肯定感" とか "価値観" などの、他人を前提とした話にとどまっているうちは完全克服はできないっす。)
真理さんは、「たぶん」ガチ真理です。
「たぶん」と書いているのは、それを主張するためには、あらゆることに適応可能であることを僕が示さないといけないんですよ…
あらゆることってのは、人間関係だけじゃなく、生物・化学・物理・量子系の話・数学・工学・経済学・社会学・文学・哲学・宗教 (←ここやだ)……
全部やれとか、無理!
そもそも知識ないし笑
まぁ、がんばってやってみますが、共感する人がいたら手伝ってくれたらうれしい
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12-4. 新たな問題が… ― 僕、発達障害?
こうして、無事生きづらさを克服した酵母マンさん。
せっかく蘇生した感情さんを殺したくないので、なるべく自分の意志に沿う生き方をしようとここ2ヶ月やってきました。
そうすると、だんだん別の問題に気づいてきました。
あれ?
憂鬱感とか、対人恐怖とか、不安感は全く無い。
それはいい。
でも、
・色んなことに意識がぽんぽん移る
・予定を立てたり、計画通りに物事を進めることができない
・衝動的に動いてしまう
(身体を無性にくねくね動かしたくなる、突然ボヘミアン・ラプソディー見に行っちゃう、気づいたらお酒飲んでる etc...)
・じっとして、人の話を聞いていることができない。
(ラジオが趣味なんですが、"ラジオを聞いているだけ" という状況は耐えられない。必ず何か手を動かしていないと無理。講義を聞いたりするのも、聞いてるだけ、ってのは耐えられない)
これは………ADHD??
いままで、全く気付きませんでした。
幼少期の僕は、ASD 傾向が強いとすら思ってましたから。
ここからは、僕が ADHD 傾向 (診断されてないから) と格闘する記録を書いていきます。
タイトルは、【ADHD 克服記録】にします。
(もしかしたら、ASD 性も認められるかもしれないんで、そのときは考えます)
おわり