目に見えるもの見えないもの
家から遠くを見ると山が見える。
山の中までは見えない。
山の上から遠くを見ると
私たちの暮らしが見える。
一人ひとりの暮らしは見えないけれど
人の暮らしがあるんだなって見える。
そこには学校やビルや工場や
今生きている人々の暮らしが見える。
山の中は静かで、風の音と虫たちの声と木々の囁きだけ
大きく深呼吸
自然の香りに心癒される
右を見ても左を見ても
そこには山の美しさしかない。
見上げると太陽が優しく包み込んでくれる。
目を閉じると感じる。
優しい声や温もり。
普段は車の窓から見える風景も、家から自分の足で歩いてその場所に辿り着き、自分の暮らしを眺め、見つめ返すのも時には必要で、そんな場所がある事に素晴らしさを感じる。
日々の暮らしに感謝。
自然に感謝。
立ち止まる時、考える時いつも寄り添ってくれるのは山だったり、海だったり、川だったり、空だったり。そこにはきっと八百万の神様がいて力を貸してくれているのだとおもう。
いつもありがとうございます。