灯油とおじさんと私

急に訪れたお休み

明日よりも今日のうちに買い物を済ませてしまおうと地元野菜がたくさん売られているお店まで買い物に出かけました。

旬は白菜！！一個丸ごと買ったり、みかん🍊を買ったり。泥付きのネギだってこうゆうお店じゃないと買えないんですよねぇ。(実家は常に地面に植えてありました🤣)

買い物終えて、そうだ、灯油、灯油といつものセルフのガソリンスタンドに行く予定だったのですが、通りがかりの小さな昔からあるスタンドに行く事にしました。

昔ながらのガソリン入れるノズルが天井から降りてくるタイプのお店です😆

私の前にお客さんが1人いて、おばさんの店員さんがガソリンを入れはじめたので待っていると…。

中からおじさんが1人出てきました。

「何ℓいれるの？」

「18ℓです」

「寒いねぇ」

「そうですね、今日は風が冷たいですね」

「ちょっと待ってろな」

おじさんは灯油缶を持って奥の方へ行きました。

私はお金を準備して手に持ち待っていると

「おー、ほらいれてきたぞー」

「あっ、ありがとうございます。おいくらですか？」

おじさんは灯油缶を車の中まで運んでくれ、何故か入れながら、

「今ならこのまま帰れば金払わねぇで帰れるぞ」

「ほら、帰っちまえ、ひひひ」

おじさん楽しそうにそんなことばかり言います。

私も苦笑い。

「えっと… いくらかなぁ」

払う意思を見せている私におじさんが

「おらぁ、この店の人じゃねぇからわかんなぁなぁ、おっと待ってろ、おい、これいくらだよ」

おばさんはもう1人の方の対応しているのに焦らすおじさん。

笑いながら見ている私。

(おもしろいおじさんだなぁ)

おばさんもおじさんの対応に慣れているようで、冷たく遇らうこの感じ。面白い。

おばさんに確実にお金をお支払いし、「ありがとうございました😊」とお店を去りました。

おじさんもぺこりと頭を下げ、なんだかほっこりしたなぁとあったかい気持ちになりました。

セルフという便利な世の中になってはいるけれどやっぱり人と人と触れ合うこの感じもいいなって思いました。

おじさんのキャラクターも最高✨✨✨

おじさんは一体誰なのか？

近所の暇なおじさん？

おばさんの彼氏？

旦那さんではなさそう。

色んな推測が帰りの車の中でよぎりました。

まぁ、おじさんは私をからかって遊んだんだなよねぇって思いながら、

こんなおばさんでもおじさんには子どもみたいな感じでからかって面白がっていたんだろうなって。

こんなやりとり久しぶりだよねぇって。

そして、また行ってみようって思いました。

　　　　　　　　　　　　人っていいなぁ。