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【保育フォト】ドキドキしたぁ~


お正月明け、120名の子どもたち 全員がホールに集まります。
そこへ、今年もお獅子が やってきました。
子どもたちが 少しでも 怖がらずにすむように、ゆっくり舞います。
センセーが お獅子の役をやっていることを 見せながら。

それでも、その大きさと形相に 身を固め、担任にしがみつき、
身を隠す乳児さんたち。そりゃぁ そうです。
 
一方で、回数を重ねている幼児さんたちの多くは、余裕で頭を噛んでもらい 得意顔。

でも 、怖い子は怖い。
「頭を噛んでもらうなんて 無理」と言う 4歳児クラスの子 三人。
「そうだよね」と 見守る担任。ところが

勇気をだして頭を噛まれに行く、3歳児クラスや 2歳児クラスの友だちの姿を見ているうちに、「よし、自分も」と、
二人の 4歳児クラス子が 頭を噛まれに行き、列に並びます。
残ったのは ただ一人。
 
「頑張ってみれば」と 背中を押そうかと迷う担任。
でも 二人の友だちの姿を じっとみつめている その姿から、
勇気を絞りだしていることを感じとり、ぐっとがまん。すると、
 
クラスの友だち二人が、頭を噛んでもらう姿を見た瞬間、
「行く 行くからセンセーもきて」と担任の手をとり、自ら列に並び、
怖さをこらえて 頭を噛んでもらったのでした。

「よかったぁ 黙って見守り続けて…」と 安堵する担任。
 
だって
“自分だけ勇気をふりしぼれなかった” という思いは させたくない気持ちと、
“きっと自分で 怖さをのり越えられる”という思いの狭間で、
激しく揺れていたから。

 「できた噛んでもらえた」と
誇らしげに、晴れやかな顔で はしゃぐ その姿をみつめる担任。
その顔は、子どもと同じ顔。
だって 子どもと同じだけ、ドキドキしていたのですから。
本当に、よかった。ほっ

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