【保育フォト】なにがあっても、いつものように
7月の末、猛暑日の夕方、突然 2階のエアコンが 全てダウン。
すぐに 修理を依頼したものの、早くても翌週の 火曜日になるとのこと。
幸い翌日は 土曜日。登園児数は定員の一割くらい。
1階のエアコンは無事だったため、全クラス 1階で過ごすことに。
土曜日。なんとか一日 しのげたものの、問題は 月曜日から。
土曜日のように、子どもの人数は減らないのに!!。
月曜日の朝、緊急対策会議。
午前中は水あそびで涼をとり、食事をすませたら 1階に避難することに。
昼寝は、0歳児クラスは事務所で。
3歳児クラスは 5歳児クラスと一緒にホールで寝て、
1歳児クラスと 2歳児クラスは 3歳児室で 一緒に寝ることに。
4歳児クラスは そのまま 4歳児室で。
職員総出で机や棚を移動し、子どもたちの荷物や布団を運び、
なんとか体制確保。
でも 暑い部屋での食事は、喉を通らないだろうな。
寝たことのない部屋で 眠れるわけがないよな。
泣く子がいても当然だよな と思いを馳せ、
「勘弁してくれ~」と こっちが泣きたくなる気分。
ところがところが、
多少 不安な表情はみられるものの、事務所に敷かれた自分の布団に、
静かに横になる 0歳児クラスども子たち。
そしてそのまま スーッと眠ってしまうではありませんか。
1歳児クラスと 2歳児クラスの子たちの様子を見に行くと…
やっぱり同じ。気がつけば 2時間 ぐっすり。
誰一人泣くことなく、おやつを食べ 夕保育へ。
明日は朝から、このままの体制で過ごすことに。
「大丈夫だね」と、なんだか余裕すら漂い始めます。
何事もなかったかのように過ごす 122名の子どもたちと、
誰に指示されずともテキパキと行動する 37名の職員たち。
加えて 迅速な業者の対応のおかげで、2日間で緊急事態回避。
ほっ! としたら、
なんだか アトラクションを楽しんだような気分にも。