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【保育フォト】映される 心模様
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運動会の翌々日。
一昨日の ワクワクやドキドキ・楽しかったことを 描き始める子どもたち。
「ここで走って~」「ママが ここで見てて~」と、
まるで実況中継のように お喋りがとまらない 23人の年少組さん。
相槌を打ちながら、一緒にお喋りを楽しむ 三人の担任。
だって子どもたちにとって描画は、お喋りの延長ですから。
お喋りをしながら 描かれていく絵を見ていると、グルグルの線からも、
点々からも、小さな丸からも、込められた思いが伝わってきます。
かけっこ 楽しかったよね~。
自分のことだけじゃなく、“恥ずかしがり屋仲間”を 一緒に描く子や、
憧れの 年長組の競技を描く子がい~っぱいの 24人の年中組さん。
子どもたちの はじける思いに触れ、担任二人は にやけるばかり。
そんななか 画用紙のほぼ 8割に、約25㎝ x 18㎝の
大きなおおきな赤い縁取りの四角と、
その横に 3㎝ x 1.5㎝ほどの 小さなちいさな人影を描く子が。
「なにを描いたの?」と尋ねると、
「大きな戸板 登った!!」と。
それは 戸板というより、もはや断崖。
そんなところを 駆け上っていたんだねぇ。
楽しさと嬉しさが、目に飛び込んでくる絵ばかりの 年長組さん。
バルーンの鮮やかな彩りに負けない、25人全員の ピカピカの笑顔。
躍動感あふれる縄跳び。
2分間も跳び続けたから「楽し~ぃ!」の絵と「疲れた~」の絵、
両方とも描かれています。みごとな コントラスト。
自分の背丈の 5倍もある跳び箱を描く子も。
それはもはや ビルディング。
描いたのは、普段、誰よりも確かに 5段を跳べる子。
それでも 当日はこんな思いで 挑戦したんだねぇ。
一人ひとり違う 心模様が描かれている絵。
一枚々々が 味わい深いのです。
そんな絵を、見続ける担任二人。目尻を下げて。