【 保育フォト 】 カルタ? 神経衰弱?
年度末「カルタやる!」と 絵札を床に並べだす 2歳児クラスの子どもたち。
「私も!」と加わる 友だち4~5人で 絵札を全て 裏返して並べ始めました。
「メモリーカードと間違えてる?」と思いつつも、様子をみる 5人の担任。
絵札を並べ終わり、「読んでぇ~」と大人に字札を手渡します。
求められるままに 字札を読みあげると、そのたびに絵札を一枚ずつめくって当たり札を探しだします。
絵札を確認して、 違っていれば また裏返して戻し、当り札をみつだすと、「あった!」と手元へ。
22人のクラスの子どもたちが 入れ替わりながら楽しみます。
途中から参加した友だちも、なんの違和感もなく 仲間入りして。
くり返すうちに、裏返した絵札の位置を覚えた子は、字札が読まれだすと、サッと めくってゲット!
完全にゲームとして 成立しているではありませんか。
唖然。驚愕。ただただ 驚くばかり。
そうですよねぇ~。
あそび方に ‟決まり”なんて ありませんよね。
一緒にあそぶ者同士が 楽しめるのであれば、どんなルールだって
‟あり”ですよね。
大人は、自分が培ってきた あそび方やルールを、つい “正しいもの”として 伝えたくなります。
でも、正しいルールであそぶことで、楽しくあそべなくなってしまっては、本末転倒です。
正しさよりも、まずは 楽しさを優先しませんか?
とはいえ、広く流布しているルールには、多くの子が楽しくあそべる要素がつまっています。
長い時をかけて 磨きあげられてきたルールですから。
その一般的なルールで 楽しめるようになるまでは、今、ここにいる友だちと楽しんでいる “あそび方”や “ローカルルール”を 見守っていきたいなぁ。
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