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【保育フォト】ひと休み・ひと休み


天気のよい日。
心地よい陽射しに誘われて、こぞって園庭にとびだしていく子どもたち。
 
六月も下旬。すっきり晴れない日が多いこともあり、
職員も今日はチャンス! とばかりに、「お外であそぼう~」と。
園庭であそぶ 楽しそうな声が、事務所まで聞こえてきます。
 
はしゃぎ声が落ちついてきたころ、廊下に子どもの気配が。
様子を見に廊下にでてみると、顔も腕も真っ赤にした
2歳児クラスの子が 金魚を見ています。
そう、暑さでほてった身体を、涼しい廊下で休ませているのです。
 
そんな子どもの行動に出逢うと、「偉いなぁ」と感心してしまいます。
 
なぜって? 自分の体調を把握し、
体調に合わせて、自ら活動を調節しているのですから。
 
外で元気にあそぶことと同じくらい、
“ひと休み”することも 大事な活動ですよね。
 
ほどなく探しにきた職員が、
「暑かったの」「廊下は涼しいねぇ」「お茶飲む」と。
 
しばらく涼をとり 元気がでてきたころ、
「いなくなったから心配したよ」「黙ってお部屋に入らないでね」とも。

おそらくは、17人いるはずなのに 一人足りないことに気づき、
心臓をバクバクさせながら、あちこち捜しまわったのでしょう。
子どもと同じくらい、顔が赤らんでいましたから。
 
子どもの気持ちに寄り添いながらも、
安全に見守ろうとする気持ちの表われでしょうね。
子どもたちが いつでも、のんびりゆったり
“ひと休み”できる、保育園でありたいなと思うのです。

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