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【保育フォト】友だちだもん、ねぇ~
![](https://assets.st-note.com/img/1737833968-UVu5o2zstITbW90POvqhxLrA.png)
おでこをぶつけて泣いている 0歳児クラスの子。
だっこをして あやしている担任。
すると 友だちが、『だるまさんと』の絵本を持って来て、
「ハイ」と言うように、あやしている担任に手渡します。
その表情・仕草から、
自分に読んでほしくて 持って来たのではなく、
泣いている友だちのために 持ってきてくれたよう。
そこで、「お友だちに『これ読んであげて』なの?」
と尋ねると、気恥ずかしそうに モジモジするばかり。
気持ちを確認するために、
その子の前で絵本を広げても 見ようとはせず。
泣いている子に 読んであげだすと、
「うん うん」と その場を離れていきます。
やっぱり、友だちをなぐさめたかったみたい。
ありがとう。
別の日のこと。
絵本コーナーの横にある、
ダンボールで作られた ソファーらしき場所に入り込み、
絵本を読みだす 一人の 0歳児クラスの子。
その姿を見て「私も見たい!」と 隣りに座り、二人でいい感じ。
その情景を見てさらに、「ボクも!」と もう一人。
空きスペースを見て、
「三人座るのは無理かなぁ」と その子に伝える担任。
すると立ち止まり、
「ボクも見たいな~」オーラ全開で、友だちをみつめます。
その気持ちを察したのか、二人が少しずつ横にずれて、
後から来た子のスペースを作ってくれました。
驚くばかりの 5人の担任。
オーラを放った子は もちろん、大喜びで隣りへ。
三人仲良く「〇×#◇※▽ (⋈◍>◡<◍)。✧♡…」と
お喋りが始まります。
自由に歩けるようになり、ほんの少しだけ
自分の思いを 言葉で伝えられるようになったばかりの
9人の 0歳児クラスの子どもたち。
なのに友だちの思いは ちゃ~んと察して、
いたわったり、「どうぞ」としたり。
子どもって、どんなに小さくても、友だちの存在を
嬉しくも大切に感じているんですねぇ。