【保育フォト】保育園コレクション
「園長センセー、ファッションショーするから見に来て」と
招待状を持ってきてくれた 4歳児クラスの女子 2人。
喜んで見に行くと、ジョイントマットを T字型に組んだランウェイが。
BGMを流し、颯爽とウォーキング。
ポーズをきめては袖にさがり、入れ替わっては ウォーキング&ポーズ!
首をかしげたり、両手でハートを作ったり、2人でポーズを合わせたり、
3人で組体操の扇をしてみせたりと、延々と続きます。
そんななか登園してきた男の子が、支度も忘れて見入ってしまいます。
「可愛い女の子に みとれるのもいいけれど、お支度もして」と
お母さんにうながされるほど。
本当に 可愛らしいったら ないのです!!
2人で始めた ファッションショー。
1人、2人と加わり、24人の子どもたちが入れ替わりながら、
あそびの輪は広がるばかり。
でも不思議なのは、途中で誰が加わっても、どんなに人数が増えても、
全くトラブルが おきないこと。
“ランウェイは 一組ずつ歩くこと”
“前の組が袖にさがるまでは 入場しないこと”といった
あそびを楽しむためのルールが、暗黙のうちに守られているのです。
その整然とした姿に 感心しきり。
可愛らしさと、暗黙のルールを守ってあそぶ生真面目さに、時間を忘れて見入っていると、テラスから 5歳児クラスの男子から声がかかります。
「園長センセー、何しているの?」と。
「4歳児クラスの ファッションショーを見ているの~」と答えるより早く、お母さんから支度をするよう うながされていた男の子が、
「可愛い女の子に みとれているの!」と。
確かに みとれていましたが…。
なぁんかなぁ…
ちょっと…
ねぇ。